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Yamareco

記録ID: 720625
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

錦秋の剱岳、立山

2015年09月18日(金) 〜 2015年09月20日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:24
距離
22.1km
登り
2,179m
下り
2,182m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:28
休憩
0:09
合計
2:37
11:05
6
11:11
11:11
13
11:24
11:24
6
11:30
11:31
7
11:38
11:38
6
11:44
11:48
79
13:07
13:11
31
2日目
山行
4:44
休憩
3:49
合計
8:33
5:29
5:31
21
5:52
5:54
19
6:13
6:21
47
7:08
7:20
12
7:32
7:37
20
7:57
8:10
5
8:15
8:46
7
8:53
8:55
4
8:59
9:27
4
9:31
9:34
3
9:37
10:00
4
10:04
10:20
21
10:41
10:47
7
10:54
11:04
47
11:51
11:56
17
12:13
12:37
36
13:13
13:52
5
3日目
山行
4:05
休憩
1:44
合計
5:49
7:30
8:00
37
8:37
8:38
35
9:13
9:38
10
9:48
9:48
3
9:51
9:58
14
10:12
10:45
32
11:17
11:18
42
12:00
12:07
2
12:09
ゴール地点
天候 初日:曇り時々雨、二日目:霧雨のち晴れ、三日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
アルペンルート立山から室堂まで
コース状況/
危険箇所等
剱岳の登山道はすべて危険といえば危険、無理に一泊二日で歩こうとしないほうが良い
予約できる山小屋
かがやきで富山まで2時間10分、はやい!
2015年09月18日 08:26撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/18 8:26
かがやきで富山まで2時間10分、はやい!
否が応でも盛り上がる…
2015年09月18日 10:48撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/18 10:48
否が応でも盛り上がる…
室堂は意外なことに晴れ!
2015年09月18日 10:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/18 10:51
室堂は意外なことに晴れ!
すでに美しく色づいている
2015年09月18日 11:30撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/18 11:30
すでに美しく色づいている
雷鳥沢ではもう霧雨模様
2015年09月18日 11:36撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/18 11:36
雷鳥沢ではもう霧雨模様
秋真っ盛り
2015年09月18日 12:06撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/18 12:06
秋真っ盛り
剱御前小屋
2015年09月18日 13:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/18 13:09
剱御前小屋
剣沢に到着、まだ閑散としている
2015年09月18日 13:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/18 13:40
剣沢に到着、まだ閑散としている
静かな午後
2015年09月18日 15:07撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/18 15:07
静かな午後
翌朝、霧雨が続く中、天候回復を見込んで剱岳へ
2015年09月19日 05:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/19 5:51
翌朝、霧雨が続く中、天候回復を見込んで剱岳へ
前剱、ここからが本番という感じ
2015年09月19日 07:13撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/19 7:13
前剱、ここからが本番という感じ
厳しい岩場が続く
2015年09月19日 08:01撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 8:01
厳しい岩場が続く
鎖場は大体こんな感じです
2015年09月19日 08:08撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/19 8:08
鎖場は大体こんな感じです
立って歩くところは大体このような感じです
2015年09月19日 08:10撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 8:10
立って歩くところは大体このような感じです
風で霧雨が吹き付けられて、手が凍えそう@カニのタテバイ
2015年09月19日 08:14撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/19 8:14
風で霧雨が吹き付けられて、手が凍えそう@カニのタテバイ
頂上直下で急に天候が回復!
2015年09月19日 08:48撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 8:48
頂上直下で急に天候が回復!
ご褒美の虹!?
2015年09月19日 08:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 8:51
ご褒美の虹!?
頂上へ…
2015年09月19日 08:55撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/19 8:55
頂上へ…
登頂
2015年09月19日 09:03撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6
9/19 9:03
登頂
岩また岩
2015年09月19日 09:10撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 9:10
岩また岩
虹のかかった剱岳山頂
2015年09月19日 09:17撮影 by  iPhone 6, Apple
2
9/19 9:17
虹のかかった剱岳山頂
稜線は鋭い岩峰が続く
2015年09月19日 09:28撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 9:28
稜線は鋭い岩峰が続く
下山開始時には暖かいくらいに!
2015年09月19日 09:38撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/19 9:38
下山開始時には暖かいくらいに!
立山方面
2015年09月19日 09:45撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 9:45
立山方面
ヨコバイの終了点、よく見ると、背びれのような岩のリッジに人が見える
2015年09月19日 09:59撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 9:59
ヨコバイの終了点、よく見ると、背びれのような岩のリッジに人が見える
頂上方面
2015年09月19日 10:35撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 10:35
頂上方面
剱山荘まで降りてくるとまた霧
2015年09月19日 12:08撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/19 12:08
剱山荘まで降りてくるとまた霧
安全地帯に到着
2015年09月19日 12:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/19 12:31
安全地帯に到着
さわやかな秋晴れに
2015年09月19日 13:07撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/19 13:07
さわやかな秋晴れに
剣沢小屋、缶ビールを買い込む
2015年09月19日 13:13撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/19 13:13
剣沢小屋、缶ビールを買い込む
剱岳も全景を覗かせた
2015年09月19日 14:21撮影 by  iPhone 6, Apple
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9/19 14:21
剱岳も全景を覗かせた
野営管理所からの剱岳
2015年09月19日 14:21撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 14:21
野営管理所からの剱岳
全部干す!
2015年09月19日 14:24撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 14:24
全部干す!
すっかりテントが増えたな〜
2015年09月19日 15:48撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/19 15:48
すっかりテントが増えたな〜
終わってみれば素晴らしい日でした
2015年09月19日 16:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/19 16:43
終わってみれば素晴らしい日でした
雪渓の上だけ霧が出ている。静かな夕暮れ。
2015年09月19日 18:03撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/19 18:03
雪渓の上だけ霧が出ている。静かな夕暮れ。
翌朝、真っ暗なうちからヘッドランプの行列が稜線に続く
2015年09月20日 04:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 4:46
翌朝、真っ暗なうちからヘッドランプの行列が稜線に続く
朝焼けの剱岳、登山日和のため立山を回って降りることにする
2015年09月20日 06:27撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/20 6:27
朝焼けの剱岳、登山日和のため立山を回って降りることにする
ブロッケン!
2015年09月20日 07:24撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 7:24
ブロッケン!
別山にて
2015年09月20日 07:33撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 7:33
別山にて
剱と立山の間に見える後立山の稜線
2015年09月20日 07:42撮影 by  iPhone 6, Apple
9/20 7:42
剱と立山の間に見える後立山の稜線
今回のベストショットかな
2015年09月20日 07:44撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 7:44
今回のベストショットかな
立山に続く穏やかな稜線
2015年09月20日 07:49撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 7:49
立山に続く穏やかな稜線
後立山の稜線
2015年09月20日 08:34撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 8:34
後立山の稜線
立山の三つの峰
2015年09月20日 08:47撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 8:47
立山の三つの峰
白馬岳〜鹿島槍
2015年09月20日 08:53撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 8:53
白馬岳〜鹿島槍
富士の折立へ
2015年09月20日 09:27撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 9:27
富士の折立へ
不安定な岩場でした、注意!
2015年09月20日 09:29撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 9:29
不安定な岩場でした、注意!
超ミニミニ登攀
2015年09月20日 09:37撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 9:37
超ミニミニ登攀
黒部湖が見える
2015年09月20日 09:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 9:51
黒部湖が見える
大汝山。プレートがかわいい…。
2015年09月20日 09:54撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 9:54
大汝山。プレートがかわいい…。
雄山へ
2015年09月20日 10:00撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 10:00
雄山へ
今回は参拝
2015年09月20日 10:16撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 10:16
今回は参拝
身体安全を祈願
2015年09月20日 10:22撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 10:22
身体安全を祈願
雄山神社を後に
2015年09月20日 10:33撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 10:33
雄山神社を後に
大きな雪渓、背後は針ノ木岳
2015年09月20日 10:39撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 10:39
大きな雪渓、背後は針ノ木岳
立山からの北アルプス南部の全景
2015年09月20日 10:44撮影 by  iPhone 6, Apple
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9/20 10:44
立山からの北アルプス南部の全景
槍・穂の山々も見える
2015年09月20日 10:41撮影 by  iPhone 6, Apple
9/20 10:41
槍・穂の山々も見える
雄山の頂上へ続く登山者の行列は驚異的な長さ
2015年09月20日 11:00撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 11:00
雄山の頂上へ続く登山者の行列は驚異的な長さ
一ノ越の小屋
2015年09月20日 11:17撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 11:17
一ノ越の小屋
錦秋、です
2015年09月20日 11:42撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/20 11:42
錦秋、です
室堂平まで戻ってきた
石畳が意外に歩きにくい
2015年09月20日 11:54撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 11:54
室堂平まで戻ってきた
石畳が意外に歩きにくい
草原は赤く染まっています
2015年09月20日 11:57撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 11:57
草原は赤く染まっています
到着〜
2015年09月20日 11:58撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/20 11:58
到着〜
さらば!
2015年09月20日 12:11撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/20 12:11
さらば!

装備

MYアイテム
Highland
重量:-kg
個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット
備考 秋真っ盛り。夏用シュラフで不安を感じ、ダウンのパンツと中綿入りの防寒ジャケットを持ったが、結果的にはちょうどよかった。

感想

岩と雪の殿堂、剱岳に行ってまいりました。

初日は東京を早朝に出て富山を経由して室堂に11時頃に到着。北陸新幹線「かがやき」は早いですね〜。トイレもウォッシュレットですよ!

室堂に着いたその時点では晴れ間もあったのですが、すぐに霧〜小雨といった天気に。久しぶりのテント泊、たいして重くもない荷物が重く感じるのは、乗り物で2400mまで一気に上がったからか…。

淡々と歩き剣沢に到着。一日ずらしたからか、テントもそれほど多くなく、好きな場所に自由に張れる。雨が降り続いたため、読書などしながら時間を過ごす。晩御飯はアルファ米とドライフードのカレー。味はかなりのハイレベル。今回は生卵を持参したため、スクランブルエッグも作ってみたが、やはり美味しい。

夜になるとぐっと冷えてきたため、冬用のダウンの防寒パンツと中綿入りのジャケットを着こむくらいでちょうどいい。やはり夏用シュラフでは少し足りなかったようだ。

翌日は雨はだいぶ収まったが、霧雨模様。予報によると、日中に回復するらしく、あまり早く出ても仕方なさそうなので、少し明るくなった5時30分頃に出発。

雨の中、剱山荘を通過。一つ目の鎖場を通過したところ、上から3人の女性軍が現れる。どうもルートを誤ったようだ。偶然の出会いだが、この後、頂上から剱山荘まで一緒に行動することになった。一服剱、前剱と全くの霧の中だが、徐々にコースは厳しさを増してくる。平蔵のコルのあたりから風があたるようになり、岩だから、と思って手袋を外していたため、タテバイでは素手が凍えそう。タテバイを通過すると、今回もっとも驚愕した事態が…。

先行していた60代くらいの夫婦連れのうちの女性が、滑落!!

縦回転でもんどりうちながら4mくらいは落ちたろうか、すぐ上で落ちる勢いは止まったが、それでもず・・ず・・・とずり落ちている。私と女性軍のトップが駆け寄り、何とか停止させることに成功。ヘルメットも着けていなかったので、大けがをしていてもおかしくない落ち方だったが、少し腰を打って顔の擦り傷くらいで済んだのは超が付く幸運と感じた。後で聞いたことだが、今日中に下山したいために急いでいたということであり、やはり無理な日程の重圧は怖いものだと感じた。素手だったので握力もなくなってしまっていたのだと思う。数分で問題ない様子になったため、再び登りだす。

ここで、すぐに天候が回復基調に変わり、青空に虹が出る中、頂上へ向かう。祠が見え、頂上に到着。意外に暖かく、上着も脱げるくらいだ。青空の下、雲海の上に高い峰が顔を出すような光景は見飽きない。

女性軍の時間の制約もあり、割とすぐに下山開始。視界が効くようになると、あらためて高度感を感じる。ヨコバイから平蔵の頭を過ぎて、前剱への間で、さきほどのご夫婦に追いつく。改めて無事を喜び合い、女性軍はナミダナミダで抱き合っていた。

疲労の色が濃い女性軍となんとか剣山荘に到着。今日中下山組の女性軍とはここで別れ、テン場へ帰る。連休初日ということで剣沢のテント場は打って変わった賑わいぶり。すっかり晴れた夕方には美しい雲が出た。いろいろあったが終わってみれば素晴らしい日になった。

次の日は、朝から素晴らしい登山日和。真っ暗なうちからヘッドランプが剣の稜線に行列を作っている。ピッケル、アイゼン、ロープなどの登攀用具を持っている人たちも多い。自分も次は長次郎雪渓を上がりたい、できればスキルを磨いて八ツ峰に行くとしよう。

別山から立山を回って帰ることにする。テントをしょっているが体調も良く、さくさく上がれる。別山からは剱岳が七支刀のような全景をさらしている。たぶん、ここが異界との境界だったのだろうなぁ…などと思いつつ記念写真を撮りあったりする。

今回の第二のびっくりは富士の折立。頂上に小さな岩峰が聳えているが、岩はかなり不安定。人の後ろも怖いので、小鞍部から直登していると、大きな声と音!

踏みあとのルート上の一抱えもある岩がいきなり崩れたとのこと…!

ここでもけが人はいなかったが、それも単なるラッキー。だれもが当然のように登るのも少し危ないのではないかと感じた。立山の稜線上からは、白馬〜針ノ木への後立山の稜線もすべて見える。そして、槍・穂を中心とする北アのほぼ全部が見え出す。素晴らしい天気と眺めでかなり気分良し。

いろいろあったので、前回は飛ばした雄山神社に参詣していくことにする。500円で境内に入ると、しばらく待ってから雄山の頂上に立つ小さな祠へ。そこには神主さんがいらっしゃって、身体安全祈願の祝詞をあげていただけ、お神酒も一滴飲める!

雄山から一の越への下りは大渋滞。といっても下りが混んでいるのではなく、下から頂上までの上りがほぼ繋がっているような混雑だ。石を落とさぬよう、なんとかルートを繋げて降りると一安心。ある意味、ここが一番疲れたかもしれない。

この後は、秋晴れの中、錦のような紅葉を眺めつつ室堂へ戻った。次はバリエーションルートから登りたい、と強く思った剱岳登山だった。

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コメント

色々あったんですねー!
北陸新幹線、しかもかがやき! めっちゃうらやましいです☆ミ

しかし滑落とか大きな岩が崩れたとか…やっぱり一般ルートでも劔ってコワイですね><。。人助けのあとのご褒美虹、納得です(^_-)☆

Highlandさんなら一泊2日、あるいは日帰りでも可能な気がしますが、念のため2泊ってオトナの選択ですね! ゆったり行程なら私も行けるので機会あったら
こんな高度なお山じゃなくてもご一緒してくださいねー^^

ケド、Highlandさんって長文お描きになるイメージなかったです。あちらでしか知らなかったので(笑)

ビール買い込むってコメント見ました(笑)お好きなんですねー^^ お写真拝見する限りぜんぜん太ってらっしゃらないです!! 室内の後飲みましょ^^b

ブロッケンもすごいショットですー!! 
Highlandさんなら池ノ谷も長次郎谷も八ツ峰もチンネも行けます! その時のレポ楽しみにしています♪
2015/9/24 9:48
Re: 色々あったんですねー!
最後までお読み下さってありがとうございます。

リポDのCMほどダイナミックな感じじゃなかったんですけど、あんな滑落を見るのも初めてでしたから顔色変わってたと思います、たぶん。レスキューも一度どこかできちんと勉強したほうが良いかな?なんて思いました。

一般ルートなので、誰でも登れる・・というのが落とし穴ですね。私も日帰りはとても無理で、一泊二日はあくまで小屋泊で元気な人の日程かな・・と感じてます。というか、剱岳、弾丸登山は少しもったいないと思いました。すぐにまた行ってもいいと思う山もめったに無いのですが、剱岳の場合はまた行きたいという山でした。

ご存知のとおり、筆不精なのですが、ヤマレコは沢山書くと「情報量S」とかになるので、むりやり沢山書いている面はあります(笑)

そのうち山や飲みをご一緒できるといいですね!
2015/9/24 13:07
Re[2]: 色々あったんですねー!
そうですね、弾丸登山もったいないですね! 景色をじっくり眺めないとですね、めったにこれる場所じゃないですもんね。劔はまたすぐに行きたいと思った山…。おー!そんなこと聞くと私も行きたくなっちゃいます!でも怖い。。でもきっと来年行きます^^b はい、山や飲みご一緒できる日を楽しみにしています。私はもっと体力つけなきゃなのでトレーニング登山がんばります(^−^) 今夜発で常念〜蝶〜上高地いってきまーす

そうなんですよね…山行記録書かないと、山行記録の検索もさせてもらえないんですよね…(>_<)。。私向きじゃないので(笑)ココでは記事まったく書かないですー
2015/9/25 19:44
Re[3]: 色々あったんですねー!
劔御前小屋とか別山あたりから眺める劔の迫力は素晴らしいですから。オススメです。

常念山脈、行ったことないんですよね〜、裏銀座も行ったことがないです。羨ましいですね〜。天候に恵まれ、良い登山になりますように!
2015/9/26 21:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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