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Yamareco

記録ID: 7246448
全員に公開
沢登り
金剛山・岩湧山

金剛山、妙見谷/秋雨と花

2024年09月15日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 大阪府 奈良県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.8km
登り
597m
下り
604m

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
0:00
合計
6:30
9:20
150
12:40
100
14:20
30
14:50
ゴール地点
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JRと南海電車で河内長野駅へ
河内長野駅前〜金剛登山口:南海バス
帰りも、同じバスと電車で
コース状況/
危険箇所等
●妙見滝手前までは、林道と踏み跡がある。妙見滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見滝は、左岸に巻き道あり。妙見滝から上流は、沢歩きとなる。標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。
●2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。
●上流部の標高860m辺りから、倒木と土砂や小石が堆積した上に水が流れる、やや幅の広い、開放的な谷となる。頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。
●標高910mに、崩落した谷の跡が現れる。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。しかし、手前にトラロープが張られ、ここから先に行くなと無言の内に警告している。
●このトラロープの右側に、ややか細いながら、水の流れる谷の入口が見える。実は、こちらが本流だ。これを、登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。
●妙見谷は、途中に土石流の跡らしきものや、上流部の、浮石の多いガレた谷を登らねばならない。大雨の降った翌日などは、崩落の危険がある。
妙見谷林道で、雨に濡れるハグロソウ
2024年09月15日 10:42撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 10:42
妙見谷林道で、雨に濡れるハグロソウ
ハナタデ
2024年09月15日 10:42撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 10:42
ハナタデ
ミズヒキ
2024年09月15日 10:45撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 10:45
ミズヒキ
キンミズヒキ
2024年09月15日 10:51撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 10:51
キンミズヒキ
小雨降る、妙見ノ滝・・
2024年09月15日 11:18撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:18
小雨降る、妙見ノ滝・・
左岸の巻き道から、妙見ノ滝、落ち口へ・・
2024年09月15日 11:20撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:20
左岸の巻き道から、妙見ノ滝、落ち口へ・・
妙見ノ滝上流の、両岸に山の迫る細い谷
2024年09月15日 11:26撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/15 11:26
妙見ノ滝上流の、両岸に山の迫る細い谷
渓流の畔に、イヌショウマ
2024年09月15日 11:41撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:41
渓流の畔に、イヌショウマ
大きな滝が見えてくる所から、谷が広くなる。
2024年09月15日 11:42撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:42
大きな滝が見えてくる所から、谷が広くなる。
4mの滝を、流れの左の岩に取り付き、這い上がる。
2024年09月15日 11:44撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:44
4mの滝を、流れの左の岩に取り付き、這い上がる。
7mの滝
2024年09月15日 11:48撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:48
7mの滝
滝の下段から、見上げる7m滝
2024年09月15日 11:50撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/15 11:50
滝の下段から、見上げる7m滝
滝の右岸から這い上がり、横目で滝を見下ろす。
2024年09月15日 11:52撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:52
滝の右岸から這い上がり、横目で滝を見下ろす。
7m滝を登り切ると、すぐ目の前に現れる5m滝
2024年09月15日 11:53撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:53
7m滝を登り切ると、すぐ目の前に現れる5m滝
左岸を巻いて、滝を見下ろす。
2024年09月15日 11:57撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:57
左岸を巻いて、滝を見下ろす。
滝の落ち口に立つと、2つの滝の下まで、一気に見下ろせて、足がすくむ。
2024年09月15日 11:58撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 11:58
滝の落ち口に立つと、2つの滝の下まで、一気に見下ろせて、足がすくむ。
50m上流に、3つの滝がつづく。
2024年09月15日 12:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:01
50m上流に、3つの滝がつづく。
岩肌も、滝の畔のシダ類も、
2024年09月15日 12:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:02
岩肌も、滝の畔のシダ類も、
雨に濡れて、しっとり光る・・
2024年09月15日 12:06撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:06
雨に濡れて、しっとり光る・・
両岸に岩の迫る斜瀑・・
2024年09月15日 12:09撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:09
両岸に岩の迫る斜瀑・・
登っていく・・
2024年09月15日 12:09撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:09
登っていく・・
滝の上流のなだらかな谷に、ウドの花・・
2024年09月15日 12:14撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:14
滝の上流のなだらかな谷に、ウドの花・・
標高770m、3段の滝
2024年09月15日 12:16撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:16
標高770m、3段の滝
雨に濡れるアキギリ・・
2024年09月15日 12:20撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:20
雨に濡れるアキギリ・・
少し上流に・・
2024年09月15日 12:24撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:24
少し上流に・・
6m斜瀑
2024年09月15日 12:27撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:27
6m斜瀑
右岸の岩に取り付き、
2024年09月15日 12:28撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:28
右岸の岩に取り付き、
這い上がる・・
2024年09月15日 12:28撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:28
這い上がる・・
滝の最上段・・落ち口にほとばしる水と、苔むした岩・・
2024年09月15日 12:30撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:30
滝の最上段・・落ち口にほとばしる水と、苔むした岩・・
渓流に散る落ち葉にも、秋・・
2024年09月15日 12:39撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/15 12:39
渓流に散る落ち葉にも、秋・・
標高830m、倒木の突き刺さる滝
2024年09月15日 12:43撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:43
標高830m、倒木の突き刺さる滝
滝に近づく・・
2024年09月15日 12:44撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:44
滝に近づく・・
滝の落ち口の上流を見上げる・・この辺り、美しい自然林だ・・
2024年09月15日 12:44撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:44
滝の落ち口の上流を見上げる・・この辺り、美しい自然林だ・・
左岸の岩から滝を巻いて上がると、目の前に、なだらかな斜瀑・・
2024年09月15日 12:46撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:46
左岸の岩から滝を巻いて上がると、目の前に、なだらかな斜瀑・・
流れの中を、登っていく・・
2024年09月15日 12:47撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:47
流れの中を、登っていく・・
なだらかな流れを遡ると・・
2024年09月15日 12:58撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 12:58
なだらかな流れを遡ると・・
ぽっかり、明るく開けた場所・・
2024年09月15日 13:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 13:01
ぽっかり、明るく開けた場所・・
両岸に草の生い茂る、幅広の滑滝を・・
2024年09月15日 13:08撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 13:08
両岸に草の生い茂る、幅広の滑滝を・・
遡っていく・・
2024年09月15日 13:09撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 13:09
遡っていく・・
右岸に、アケボノソウ・・
2024年09月15日 13:11撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/15 13:11
右岸に、アケボノソウ・・
きれいな花だ・・
2024年09月15日 13:13撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/15 13:13
きれいな花だ・・
渓流に、シラネセンキュウ・・白い小さな花の集まり・・
2024年09月15日 13:15撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/15 13:15
渓流に、シラネセンキュウ・・白い小さな花の集まり・・
ヨシノアザミ
2024年09月15日 13:17撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 13:17
ヨシノアザミ
倒木に掴まって、這い上がると・・
2024年09月15日 13:20撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/15 13:20
倒木に掴まって、這い上がると・・
7年前の台風の崩落の跡・・
2024年09月15日 13:21撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/15 13:21
7年前の台風の崩落の跡・・
ここから右、詰めの谷へ向かう・・
2024年09月15日 13:22撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 13:22
ここから右、詰めの谷へ向かう・・
詰めの谷の入口に、ガンクビソウ
2024年09月15日 13:23撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 13:23
詰めの谷の入口に、ガンクビソウ
ブナ林が頭上を蔽う・・
2024年09月15日 13:40撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 13:40
ブナ林が頭上を蔽う・・
2024年09月15日 13:45撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 13:45
笹ヤブの中に、トリカブト
2024年09月15日 13:48撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 13:48
笹ヤブの中に、トリカブト
回数登山掲示板の広場に、ミゾソバ・・
2024年09月15日 14:00撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 14:00
回数登山掲示板の広場に、ミゾソバ・・
ゲンノショウコ
2024年09月15日 14:04撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 14:04
ゲンノショウコ
紅白のゲンノショウコ・・仲良く並ぶ・・
2024年09月15日 14:05撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 14:05
紅白のゲンノショウコ・・仲良く並ぶ・・
アキチョウジ
2024年09月15日 14:07撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 14:07
アキチョウジ
ハナタデ
2024年09月15日 14:46撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 14:46
ハナタデ
下山路の、タカハタ道の尾根に、ヤマジノホトトギス・・
2024年09月15日 15:15撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 15:15
下山路の、タカハタ道の尾根に、ヤマジノホトトギス・・
松ノ木ルートの尾根から、ツツジオ谷入口へ・・
2024年09月15日 15:52撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 15:52
松ノ木ルートの尾根から、ツツジオ谷入口へ・・
林道脇に、ジャコウソウ・・
2024年09月15日 16:20撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 16:20
林道脇に、ジャコウソウ・・
ヒガンバナ・・
2024年09月15日 16:26撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 16:26
ヒガンバナ・・
尻尾のくるんとしたツリフネソウ・・
2024年09月15日 16:27撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 16:27
尻尾のくるんとしたツリフネソウ・・
2024年09月15日 16:27撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 16:27
フシグロセンノウ
2024年09月15日 16:30撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 16:30
フシグロセンノウ
ヒヨドリバナ
2024年09月15日 16:31撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/15 16:31
ヒヨドリバナ
ほんのり紫の、ツルボ・・
2024年09月15日 16:35撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 16:35
ほんのり紫の、ツルボ・・
シュウカイドウのピンクも、そろそろ終わり・・
2024年09月15日 16:38撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/15 16:38
シュウカイドウのピンクも、そろそろ終わり・・
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ 折りたたみ傘 ゲイター 軍手 ストック

感想

 金剛バスが運行廃止となり、電車とバスで山歩きする者にとっては、水越側の登山道は、何かと不便になり、ハードルが高くなった。そこで、人の多い千早側で、静かに歩けるルートを探すことになる。
 15年振りくらいに歩いた妙見谷が、7年前の台風で谷は荒れ、ほとんど人の寄り付かない静かなルートになっていた。それまで愛用していた石ブテ東谷に代わって妙見谷が、私の金剛山への定番ルートになりつつある。
 雨の日曜日、静かな秋雨の降る中を、妙見谷に入る。沢を歩いていると、滝の水しぶきで濡れているのか小雨で濡れているのか、分からなくなってくる(笑)。次々と現れる滝を乗り越え、静かな渓流の音に耳を傾け、美しい自然林が頭上を蔽う谷を遡っていくと、谷の畔には、秋の山野草が花を咲かせ、目を楽しませてくれる。
 一人、静かに山歩きする幸せを、感じることができた一時だった。

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