金剛山／妙見谷のシラネセンキュウ、秋の花

2024年09月23日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.8km
• 登り: 590m
• 下り: 590m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:50

8:20 金剛登山口バス停
9:10 妙見滝
11:50 九合目（千早本道）
12:00 金剛山山頂トイレ
12:50 山頂広場
14:20 ツツジオ谷下降点
14:30 ツツジオ谷入口
14:40 黒栂谷道分岐
15:10 金剛登山口バス停
15:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JRと南海電車で河内長野駅へ
河内長野駅前〜金剛登山口：南海バス
帰りも、同じバスと電車で

コース状況／危険箇所等

●妙見滝手前までは、林道と踏み跡がある。妙見滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見滝は、左岸に巻き道あり。妙見滝から上流は、沢歩きとなる。標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。
●2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。
●上流部の標高860m辺りから、倒木と土砂や小石が堆積した上に水が流れる、やや幅の広い、開放的な谷となる。頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。
●標高910mに、崩落した谷の跡が現れる。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。しかし、手前にトラロープが張られ、ここから先に行くなと無言の内に警告している。
●このトラロープの右側に、ややか細いながら、水の流れる谷の入口が見える。実は、こちらが本流だ。これを、登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。
●妙見谷は、途中に土石流の跡らしきものや、上流部の、浮石の多いガレた谷を登らねばならない。大雨の降った翌日などは、崩落の危険がある。

写真

9/23 11:46

標高710m、妙見谷最大の滝、7m2段の滝・・

9/23 11:47

1段目の上に立ち、上段の滝を見上げる・・

9/23 11:53

7m滝を乗り越えてすぐにある、5m滝・・上流を見上げる・・

9/23 12:29

標高790m、6m斜瀑・・苔むした滝の最上段を見上げる・・

9/23 12:40

標高810m、大岩が転がる谷・・左岸は美しい自然林・・

9/23 12:48

倒木の突き刺さる滝の、上流を見上げる・・

9/23 13:01

標高880m、なだらかな渓流・・美しい自然林が頭上を蔽う・・

9/23 13:09

明るく開けた滑滝の畔に、イナカギク・・

9/23 13:11

開き始めたアケボノソウ・・

9/23 13:12

きれいな花・・

9/23 13:14

小石の堆積するガレた谷に・・シラネセンキュウ・・

9/23 13:14

シシウドに似ているが、一つひとつの花が、繊細で美しい・・

9/23 13:16

漢字で、白根千芎と書く。沢沿いを好んで咲く・・

9/23 13:17

小さな5枚花びらの、花の塊り・・

9/23 13:19

なんて可愛らしく、

9/23 13:19

可憐な花だろう・・

9/23 13:25

標高920m、7年前の台風の崩落の跡・・

9/23 13:25

見上げる秋の空が、青い・・

9/23 13:29

詰めの谷の入口に、ミカエリソウ・・

9/23 13:43

標高1000m近く、露に濡れるアキチョウジ・・

9/23 14:01

回数登山掲示板の広場に、ミゾソバ・・

9/23 14:04

小さな花が、開いている・・

9/23 15:43

下山路の、タカハタ道の尾根に、ノササゲ・・

9/23 16:27

ツツジオ谷入口の林道に、ジャコウソウ・・

9/23 16:27

ほんのり赤紫の花・・地面に、たくさん散っていた・・

9/23 16:28

明るい紫の、アキギリ・・

9/23 16:44

まるで、釣り糸を垂らすように、長い雌しべが、花の先から垂れる・・

9/23 16:45

きれいな花だ・・

9/23 16:49

下から順に、弾けるように咲くツルボ・・

撮影機器：

DMC-FT4 Panasonic

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ 折りたたみ傘 ゲイター 軍手 ストック

感想

arajin

　秋の冷んやりした空気に蔽われた、秋分の日の月曜日、もうすっかり、私の金剛山への定番ルートとなった、妙見谷を歩く。
　沢の気温は16℃、気持ちいいと思っていた滝の水しぶきが、もう冷たく感じる。たくさんの滝を乗り越え、気持ちのいい自然林に蔽われた緩やかな渓流を遡ると、明るく開けた最上流の、小石の積み重なるガレた谷に、シラネセンキュウやアケボノソウ、ミカエリソウなどの秋の花が咲く。
　詰めの谷の入口で、見上げる秋空が、どこまでも澄み渡り、清々しかった。