何やら有名らしい谷川岳馬蹄形を走ってきた
- GPS
- 07:36
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,747m
- 下り
- 2,842m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:28
天候 | 朝晴れ、その後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立体駐車場は7時まで開かないようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は谷川岳登山指導センターに提出。土合橋に下山してからここまで下山届を出しに坂を登り返すのは面倒。 ベースプラザが開く7時までは登山指導センター以外トイレなし、ルート上も営業小屋が少ないので、トイレ近い人には厳しい。 行程1/3の茂倉岳までは滑りやすい岩なので、走らない人も注意。行程2/3のジャンクションピークからは、グリップのいい風化花崗岩なので下りも比較的安全ですが、急降箇所で落石しないよう注意必要。 西黒尾根上部と白毛門から下は岩場に多くのロープ・鎖が出ています。岩場は全体に手掛かりがいいので、私自身鎖等を持ったのは西黒尾根登り5つめくらいの短い鎖場、白毛門下りのロープ上部の2箇所だけですが、一般ルートとしてしっかり安全が確保されている印象。 |
その他周辺情報 | 広大な露天風呂で知られる宝川温泉が比較的近かったので寄ってみました。3つの露天風呂(女性の場合は4つ)を楽しめますが、日帰り入浴1500円と高いので1日遊ぶ人にはいいですが、登山の汗を流すだけの短時間滞在には不向き。 |
写真
装備
個人装備 |
バックパック サロモン XA ADVANCED SKIN12
アッパー スキンズA200ロングスリーブ
ボトムス CW−Xレボリューション+TNFショートパンツ
グローブ 自衛隊迷彩+イスカGTX(携行のみ)
シューズ サロモンFELLRAISER
ソックス DEXSHELL防水ショート+Tabio5本指トレイル(携行のみ)
OMM イーサージャケット(スタート直後まで着用)
モンベルプラズマ1000ダウンジャケット(携行のみ)
モンベル トレントフライヤーパンツ(携行のみ)
ポール BDウルトラディスタンス
水2L(1.3L消費)
携行食(ショッツ3+トレイルバー2(▲1)+クリフバー1(▲1)+大福5(▲1))
ファーストエイドキット
携行トイレ2(▲1)
ライト PETZL RXP
iPhone5S
エネループ モバイルブースター
ソニーDSC-HX30V
日焼け止め
虫除け
|
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備考 | バイザーを忘れ、日焼けが怖くて俯き走行(笑)。それでも耳と首は守れないか(笑)。 |
感想
体育の日3連休は苗場山+佐武流山、鳥甲山を予定していたところ、日曜が雨予報だったため、日帰り向きのより近い山に変更。手頃な距離の環走コース「馬蹄形」があると知った谷川岳をターゲットにし、前夜GPSデータをダウンロード。160km、ハイオクガソリン20L以上お得。
谷川岳で事前に知っていたのは、西黒尾根、トマの耳、オキの耳、一ノ倉沢、死者数世界ダントツ1位と森田勝(神々の山嶺の影響)だけですが、黒戸尾根オタクとしては、当然、日本三大急登の1つと言われる西黒尾根が気になります。
(西黒尾根〜茂倉岳)
夜明け直前のまだ暗いうち、ヘッデンを点けて勿論西黒尾根から入山。樹林帯から岩場へと急登が続く高度が稼ぎやすいルートで、オキの耳まで所要時間1時間50分。黒戸尾根と比べると、標高差・距離ともスケールがだいぶ小さく、楽でした。
ランナー1人を含む僅か5人程パスしただけの静かな山行で無人のトマの耳、更に誰とも会わずに先行者1名のいらしたオキの耳に到着。
この先行者の方から「馬蹄形ですか?」と聞かれます。その先々ですれ違う複数のハイカーにも馬蹄形かと聞かれます。何だか有名だったんですね。
天候は前半快晴。バイザー忘れたので、陽射しが気になりました。遠景が霞んでよく見えないのは残念でしたが、ここから稜線を連ねる山々がきれいでした。あいにく馴染みのない山域なので、山座同定できないものが結構ありましたけども。
トレイルは、茂倉岳を降るまでは滑りやすい岩が続くので、岩の出ている箇所は、下りも歩き。
紅葉はピーク過ぎ。笹が多いのでトレイル周辺は緑優勢。
(茂倉岳〜ジャンクションピーク)
茂倉岳を降りると、厳つい武能岳はありますが、清水峠までは割とフラットなトレイルで、走れます。スピードと低視力が相まって、ディテールがよく見えない代わりにトレイルが赤や黄の通路になるのが気持ちいいです。
武能岳を越えると入山から3時間半弱、丁度いいところに蓬ヒュッテがありますが、トイレを借りようとしたところ、小は小屋から離れたその辺でしてくれ、だそうでした。その辺と言われも、、、携帯トイレ1つ使用。携帯トイレを使うと、水を飲んでも荷物が軽くならないのが痛いです。
更に緩いアップダウンを繰り返しながら清水峠に向かいます。ここは、JRの送電線が越える峠ですが、最凶の酷道291号が走る、酷道・廃道好き、ヤマイガファンの私には憧れの峠。まさかトレランでここに来るとは思いませんでした。尤も新潟側の通行不能箇所に降りたわけではありませんが。
この辺は標高が下がって紅葉が綺麗です。
ここからジャンクションピークは、西黒尾根を除くとこのルート最大の標高差の登り。なかなか手応えがあるなか、ダックスフントと、その後間もなく本日2人目のランナーとすれ違いました。
(ジャンクションピーク〜土合登山口)
朝日岳周辺からすれ違い、追い越しが増えます。ということは白毛門経由朝日岳ピストンが多いんでしょうか。紅葉にはそれがベストな選択だったと思います。あとは天神平ロープウェイなどもよかったんでしょうかねえ。
ジャンクションピークから先は、下りでも滑りにくい風化花崗岩のトレイルですが、白毛門から下はかなり急でした。疲れてくると厳しいですね。
この辺りから雲が多くなり、総じて日差しが弱くなったので助かりました。
(ゴール)
土合橋の登山口は、第二駐車場より下。下山届の用紙を持ってくればよかったんでしょうが、ここにはなく、第二駐車場にはポストすらないので、登山指導センターまで戻ります。ロードの登りはトレイルより嫌い。走り出すもすぐ歩きに切り替え、歩いてゴール。
そのあと、谷川岳山岳資料館をちょっとだけ見学。森田勝の登山靴等が展示されてました。神々の山嶺、いつ公開されるんでしたっけね。
ヤマレコの記録とは少し違いますが、iPhoneのランメーターによるログは、
総計7時間36分
距離25.38km
登り2914m
下り2511m
でした。
計画書作成時のデータやヤマレコのログを読んでいると結構掛かりそうでしたが、距離と標高差からすると白峰三山縦走よりは楽なルートと予想、グロス8時間くらいと見込んで入山しましたが、実際8時間掛からず、疲労度からしても予想通りでした。
ここ3年、富士、白峰三山、甲斐駒ケ岳、箱根外輪山と組み合わせて60〜80kmぐらい山を走ってきた体育の日3連休、日曜日を挟んで12日は富士山須山ルートを考えていましたが、雨で案の定富士山は初冠雪、だいぶ下まで白かったようなのでトレランは不能と判断して見送り。トレイル僅か25kmそこそこと、自宅滞在の2日間のロード合計15km程でおしまい。
健康診断に向け、例年より重いのが心配。
今回も気持ち良くすれ違い、追い越しをさせていただいたハイカーの皆さん、ありがとうございました。
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オキの耳でお会いしました(^^)
kazeameと申します。
七時間半で廻られてしまったんですね!
トレランの平均タイム九時間より一時間半も早い。しかも写真をしっかり撮りながら。凄すぎます。
この日は馬蹄形縦走された方がかなり多かったですがABi-Rさんが一番速かったんじゃないでしょうか?
私はその倍近くの時間をかけて縦走達成しました(^o^)
天気、景色も良く、楽しかったですね(^^)
kazeameさん、こんにちは。計画より短時間で無事完歩されましたね。
結果8時間以内に収まるコースの短縮率は60%くらいなので、速いかどうかはわかりませんが自身の標準でした。入山間も無く追い越したランナーに追い付かれたらヤだなあとはだけは思っていましたが(笑)。
写真は、、、目が悪いうえに走っているので、kazeameさんが撮影されているような花など近景はかなり見落としていると思いますが、主に景色をたくさん撮ります。今回も200枚以上撮って苦労して絞っています。ランナーの投稿はスキップされがちで見てくださる方は少ないでしょうけども、自分の記憶を整理することにもなるので。確かに写真撮影だけで30分以上立ち止まっている計算ですけどね。
天気、景色、あと静かさですね。遅く入山されたり反時計で回られた方々のレコを読んで、時計回りで良かったと心底思いました。
オキの耳に写っているのkazeameさんのはずですので、持って行ってください。今週いっぱい原寸写真置いておきます
またどこかでお会いしましょう。
写真ありがたくいただきました
遠景で自分が映っている山行写真は貴重なのでうれしいです。
またいつか会えることを楽しみにしています。
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