東京から房総へ (1) 北千住〜柴又帝釈天〜市川
- GPS
- 07:47
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 8m
- 下り
- 6m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:08
(その間も立ち止まって撮影するため、実際には5.1〜5.2km/hくらい?)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
GOAL……JR総武線 市川駅から乗車。 途中、東武牛田駅、京成関屋駅、堀切菖蒲園駅、お花茶屋駅、高砂駅、柴又駅、江戸川駅をIn/Outに利用出来ます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありません。 途中たまに、歩道が無く路側帯を歩く2車線路がありますので、クルマにはご注意下さい。 |
写真
感想
東京から房総半島の最先端まで、房総の低山を巡礼しながらヤマレコ赤線で結ぼうという、何とも酔狂としか言い様のない長期プランを進めようと思いついてしまったのですが、実際に取りかかってみようとするときに悩むのが……低地におけるルートの選択です。フツーに千葉街道をテクテク歩いて、やがて小湊鐵道沿線に到達するというのが一番無難でしょうか。あるいは途中で枝分かれして成田山新勝寺に至り、さらに九十九里方面を経由して外房に向かう「関ふれ」を進むという選択肢も当然ありでしょう。
しかし……房総の山裾に至るまで、あるいは「関ふれ」の千葉県ゾーンに至るまで、ひたすら街道筋を歩くのなんてイヤ過ぎます (爆)。もちろん、分かりやすく、速く歩けるという点では街道筋に軍配が上がりますが、決して旧街道の閑静な道があるわけではなく、怒濤のように車が流れる主要道に化けてしまっており、そこを排気ガスと騒音に巻かれながら歩くというのは、忍耐と苦痛以外の何者でもありません。同じ車が行き交う下道でも、出来ればより一層閑静で、生活感が漂って来るような細い道を選んで歩きたい……。
そこで、東京23区東部から千葉に至る地図を「良さげな道はないものか」と眺めているうちに、ある発見に至りました。なるべく京成の線路に沿って歩くのが一番良いのではないか……と。京成は古くからの下町っぽいところをつないで走っており、総武線や千葉街道のように「とにかく真っ直ぐ!」というわけではありませんが、それだけに徒歩旅にも都合の良い沿線なのかも知れないということが、地図からムンムンに漂って来ます (実際、乗ってみても総武線とは全然雰囲気が違います)。しかも京成線に沿う場合、東京からの最初の関門である荒川の橋は千住界隈を通るということで、既に延びているMyヤマレコ赤線 (東京から那須岳に向かうため千住界隈を通過済み) とつなげることが出来ます。これがまぁ、都心からダイレクトに平井大橋などを経由して千葉方面へ赤線を延ばそうとすると、途中のビル群やクルマが余りにも多すぎて面倒臭すぎることこの上ないわけで……。
そして、千住界隈から京成沿いに歩くとなれば、途中柴又帝釈天や矢切の渡しに立ち寄り、江戸川の堤の上を歩くというメニューを加えることも出来、赤線延ばしの下道忍耐旅に面白みが大いに加わるというものです♪
というわけで、こんな感じで作成したプランを、「午前中で仕事が終わり」「爽やかな好天」の二大条件が重なったタイミングで実行に移してみました。途中立ち寄った柴又帝釈天では、この先無事に房総の先端まで到達出来、途中楽しい山旅ができるよう、帝釈天の加護を願いつつ……。そして江戸川の堤防歩きでは、美しく暮れゆく雄大な都市風景を眺め、幸先の良い房総赤線延ばしスタートを喜ぶひとときとなったのでした♪
一つだけ遺憾、と申しますか不覚だったのは……デジカメの替えの電池を持って来るの忘れた! (滝汗) どうせ下道修行、大して写真は撮らないだろうとナメていたら、いつの間にかあれこれ撮ってしまい、楽しみにしていた江戸川からの夕景展望はスマフォで撮影……。まあ、レタッチのうえ画像サイズを落としたことで、何とかほどほどに見栄えはする……かな?
今後は市川から、本八幡〜船橋〜津田沼〜京成千葉線沿い〜千葉市街〜蘇我〜ちはら台〜市津湖 (長柄ダム) までを、地獄の下道歩きとして予定していますが、さて、他の山歩きや下道赤線伸ばしと両立しながら、実際に房総の山々に到達するのはいつのことやら……(笑
以上、下道修行の街歩きレコではございますが、ご覧頂き誠にありがとうございました! (カテゴリは「トレーニング」とさせて頂きます)
コメント
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bobandouさん、こん○×は(^o^)/
千葉に手を、いや、脚を伸ばしたんですね 中央〜南へ下る感じで行くようですが、小湊鐵道や大多喜の町並み、梅沢渓谷など寄り道しながらゴールは野島崎灯台かな
それとも東京湾岸を下るのか、太平洋側を…
う〜〜ん、どちらにしても結構時間がかかりそうな感じですが、千葉の山と逝ったらあまり知らないので楽しみにしています
mamepapa
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
神奈川県民にとって、千葉、そして房総というところは、海を挟んで目の前にありながら余り行く機会がないところだと思います。フェリーもアクアラインも、圧倒的に千葉県民が利用する乗り物だと思われるわけで……。というわけで私も、飛行機に乗るかローカル私鉄に乗りに行くか、ということでなければ千葉にはほとんど用事がなく、とりわけ山に関しては土地勘ゼロ。最近まで、どれが富山でどれが伊豆ヶ岳か……ということも全くわかりませんでした 。
しかし……ヤマレコ旅で三浦半島の高いところに立つようになって以来、とりわけ今年の1月に三浦海岸から剣崎に向かう途中の高台の大根畑から、屏風のように (?) 立ちはだかる房総の山々をまじまじと眺めて以来、どうしても房総を縦断しなければならない……という欲望というか勝手な使命感に駆られました 。
とはいっても、やっぱりどう歩いたら良いのか訳がわからず、『新・分県登山ガイド』を買ってきても、個別の山の周回コースは載っているものの、そのあいだをどうつないだものか……さっぱりお手上げ 。実は、今回歩いた時点でも、千葉までの道程はだいたい決まっていたものの、千葉から先はどう進むべきか、とりわけ養老渓谷に着くまでの進み方は全く白紙でした。
そこで、ついに歩き始めてしまったからには研究しなければイカン!と思いまして (笑)、「みんなの足跡」を眺めたところ、低地を進んで小湊鐵道沿線に進むよりも、まず京成のちはら台駅から市津湖へ進み、権現森〜笠森観音あたりは「関ふれ」に合流し、古き良き街並みが残るという鶴舞に出る、というコースが浮上しました。
というわけで、現時点では↓こんな感じでプランニングしております。
(2) 市川〜八幡神社〜法華経寺〜船橋大神宮〜京成津田沼 約15km
(3) 京成津田沼〜稲毛浅間神社〜千葉県庁&本千葉駅 約15km
(4) 本千葉駅〜千葉寺〜八剣神社(上総下総国境)〜ちはら台〜潤井戸 約15km
(5) 潤井戸〜市津湖〜権現森〜笠森観音〜上総鶴舞駅 約30km
(6) 上総鶴舞駅〜(小湊鐵道撮り鉄ハイク)〜養老渓谷駅 約15km
(7) 養老渓谷駅〜梅ヶ瀬渓谷〜大福山〜上総亀山駅 約15km
(8) 上総亀山駅〜三石山〜元清澄山〜金山ダム〜安房鴨川駅 20数km
(9) 安房鴨川駅〜(海沿いの早春の花ハイク)〜千倉駅 約30km
(10) 千倉駅〜野島崎〜洲崎 約35km
伊予ヶ岳・富山などなど、いっぱいあるピークにつきましては、安房鴨川の手前で枝分かれして赤線を延ばすことを考えていますが、まだルートは全然決まってません。多分、歩いたところから出たとこ勝負でルートが浮上することでしょう……
とにもかくにも、線路沿いを除けば全く土地勘はありませんが、それだけに……低山ならではの風景がどんな感じで展開するのか、今からワクワクしております
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