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Yamareco

記録ID: 7427306
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

金剛山、深まる秋/妙見谷〜山頂〜水分道〜村役場前

2024年10月27日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 大阪府 奈良県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
11.1km
登り
684m
下り
1,078m

コースタイム

日帰り
山行
8:40
休憩
0:00
合計
8:40
9:00
160
12:30
30
13:00
60
14:00
20
14:20
100
16:00
60
17:00
ゴール地点
天候 晴れ〜曇り
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JRと南海電車で河内長野駅へ
河内長野駅前〜金剛登山口:南海バス
千早赤阪村役場〜富田林駅前:4市町村コミバス
近鉄電車とJRを乗り継いで帰宅
コース状況/
危険箇所等
●妙見ノ滝手前までは、林道と踏み跡がある。妙見ノ滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見ノ滝は、左岸に巻き道あり。妙見ノ滝から上流は、沢歩きとなる。標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。
●2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。
●上流部の標高860m辺りから、倒木と土砂や小石が堆積した上に水が流れる、やや幅の広い、開放的な谷となる。頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。
●標高920mに、崩落した谷の跡が現れる。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。しかし、手前にトラロープが張られ、ここから先に行くなと無言の内に警告している。
●このトラロープの右側に、ややか細いながら、水の流れる谷の入口が見える。実は、こちらが本流だ。これを、登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。
●妙見谷は、途中に土石流の跡らしきものや、上流部の、浮石の多いガレた谷を登らねばならない。大雨の降った翌日などは、崩落の危険があるので注意を要する。
金剛登山口バス停から、舗装路を歩く。東條山への尾根と青空・・
2024年10月27日 10:25撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 10:25
金剛登山口バス停から、舗装路を歩く。東條山への尾根と青空・・
妙見ノ滝・・昨夜来の雨で、水量が増している。
2024年10月27日 11:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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10/27 11:01
妙見ノ滝・・昨夜来の雨で、水量が増している。
妙見ノ滝上流の暗い谷・・樹林を見上げる。
2024年10月27日 11:08撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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10/27 11:08
妙見ノ滝上流の暗い谷・・樹林を見上げる。
頭上に、わずかの青空・・
2024年10月27日 11:21撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:21
頭上に、わずかの青空・・
最初に出遭う滝4m・・
2024年10月27日 11:31撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:31
最初に出遭う滝4m・・
流れの左から這い上がる・・
2024年10月27日 11:33撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:33
流れの左から這い上がる・・
滝の水流を見下ろす・・
2024年10月27日 11:35撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:35
滝の水流を見下ろす・・
4m滝を這い上がると、目の前に、2段7mの滝・・
2024年10月27日 11:35撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:35
4m滝を這い上がると、目の前に、2段7mの滝・・
正面に廻って見る7m滝・・
2024年10月27日 11:37撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:37
正面に廻って見る7m滝・・
落ち口辺りを見上げる・・
2024年10月27日 11:38撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:38
落ち口辺りを見上げる・・
滝つぼに目を落とす・・
2024年10月27日 11:39撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:39
滝つぼに目を落とす・・
流れの左の岩に取り付き、這い上がりながら、横から滝を見下ろす・・
2024年10月27日 11:42撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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10/27 11:42
流れの左の岩に取り付き、這い上がりながら、横から滝を見下ろす・・
7m滝を這い上がると、すぐ目の前に、崖のような滝5m・・
2024年10月27日 11:43撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:43
7m滝を這い上がると、すぐ目の前に、崖のような滝5m・・
左岸を巻いていく・・
2024年10月27日 11:46撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:46
左岸を巻いていく・・
滝の落ち口の上に立ち、下を見下ろす・・
2024年10月27日 11:48撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:48
滝の落ち口の上に立ち、下を見下ろす・・
上流は、左岸(文殊尾側)がみごとな自然林・・
2024年10月27日 11:54撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:54
上流は、左岸(文殊尾側)がみごとな自然林・・
2〜3mの小滝を、いくつか越えていく・・
2024年10月27日 11:56撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 11:56
2〜3mの小滝を、いくつか越えていく・・
標高800m辺り、6m斜瀑・・苔むした岩に枯葉が散り敷く・・
2024年10月27日 12:15撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:15
標高800m辺り、6m斜瀑・・苔むした岩に枯葉が散り敷く・・
流れを攀じ登る・・
2024年10月27日 12:16撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:16
流れを攀じ登る・・
滝の上段へ・・
2024年10月27日 12:17撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:17
滝の上段へ・・
水流がほとばしる・・
2024年10月27日 12:18撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:18
水流がほとばしる・・
滝の上段・・落ち口が横を向く・・
2024年10月27日 12:18撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:18
滝の上段・・落ち口が横を向く・・
足元の水流に目を落とす・・
2024年10月27日 12:19撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:19
足元の水流に目を落とす・・
さらに上流へ・・
2024年10月27日 12:33撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:33
さらに上流へ・・
左岸の自然林、緑が眩しい・・
2024年10月27日 12:33撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:33
左岸の自然林、緑が眩しい・・
標高850m辺り、倒木にたくさんの茸・・
2024年10月27日 12:35撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:35
標高850m辺り、倒木にたくさんの茸・・
目の前に、倒木の突き刺さる滝・・
2024年10月27日 12:36撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:36
目の前に、倒木の突き刺さる滝・・
近づくと、荒々しい岩肌・・
2024年10月27日 12:37撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:37
近づくと、荒々しい岩肌・・
滝を乗り越えると、目の前に、なだらかな斜瀑・・
2024年10月27日 12:40撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:40
滝を乗り越えると、目の前に、なだらかな斜瀑・・
足元の渓流に、散り敷く落ち葉・・
2024年10月27日 12:41撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:41
足元の渓流に、散り敷く落ち葉・・
頭上を蔽う、緑に癒される・・
2024年10月27日 12:42撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 12:42
頭上を蔽う、緑に癒される・・
標高850mを越えると、おだやかな広々とした谷・・
2024年10月27日 12:54撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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10/27 12:54
標高850mを越えると、おだやかな広々とした谷・・
標高900m近く、滑滝のような流れ・・
2024年10月27日 13:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 13:01
標高900m近く、滑滝のような流れ・・
頭上がぽっかり開けて、青空が覗く・・
2024年10月27日 13:08撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 13:08
頭上がぽっかり開けて、青空が覗く・・
秋空に、浮かぶ雲・・
2024年10月27日 13:10撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 13:10
秋空に、浮かぶ雲・・
振り返ると、谷の狭間に、遠景の稜線と秋空が覗く・・
2024年10月27日 13:10撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 13:10
振り返ると、谷の狭間に、遠景の稜線と秋空が覗く・・
透きとおるような秋の空と雲・・
2024年10月27日 13:11撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 13:11
透きとおるような秋の空と雲・・
詰めの谷を、喘ぎながら這い上がると、美しいブナ林の中へ・・
2024年10月27日 13:36撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 13:36
詰めの谷を、喘ぎながら這い上がると、美しいブナ林の中へ・・
山頂売店で昼食の後、青崩道から下山。少し色づいたカトラ谷の樹林、遠景の稜線は、岩湧山辺り・・
2024年10月27日 14:39撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 14:39
山頂売店で昼食の後、青崩道から下山。少し色づいたカトラ谷の樹林、遠景の稜線は、岩湧山辺り・・
カトラ谷、斜面の自然林・・
2024年10月27日 14:41撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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10/27 14:41
カトラ谷、斜面の自然林・・
セトを過ぎて、青崩道には、至るところに、サラシナショウマが咲く・・
2024年10月27日 15:22撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 15:22
セトを過ぎて、青崩道には、至るところに、サラシナショウマが咲く・・
長く伸びたオシベに、花びらは隠れている・・
2024年10月27日 15:22撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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10/27 15:22
長く伸びたオシベに、花びらは隠れている・・
ここから、水分道へ・・ほぼ20数年振りに歩く・・
2024年10月27日 15:57撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 15:57
ここから、水分道へ・・ほぼ20数年振りに歩く・・
植林の尾根道・・
2024年10月27日 15:59撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 15:59
植林の尾根道・・
町石道の道標が、整備されている・・奥赤坂山777mピーク手前・・
2024年10月27日 16:21撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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10/27 16:21
町石道の道標が、整備されている・・奥赤坂山777mピーク手前・・
樹間から覗く葛城山の山裾・・
2024年10月27日 16:25撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 16:25
樹間から覗く葛城山の山裾・・
一時、なだらかな道・・
2024年10月27日 16:26撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 16:26
一時、なだらかな道・・
最初の鉄塔・・
2024年10月27日 16:46撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 16:46
最初の鉄塔・・
標高600mを過ぎて、甲取坂・・
2024年10月27日 17:07撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 17:07
標高600mを過ぎて、甲取坂・・
足谷を挟んで対岸は、坊領ルートの尾根・・
2024年10月27日 17:09撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 17:09
足谷を挟んで対岸は、坊領ルートの尾根・・
林道まで下りて来た。令和の町石道の高札・・
2024年10月27日 18:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 18:02
林道まで下りて来た。令和の町石道の高札・・
長い林道を歩く・・河内平野が覗く・・
2024年10月27日 18:04撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
10/27 18:04
長い林道を歩く・・河内平野が覗く・・
谷の斜面に、棚田と、草を燃やす煙が見える。秋の夕が暮れていく・・夕方5時、千早赤阪村役場バス停に着いた。
2024年10月27日 18:17撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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10/27 18:17
谷の斜面に、棚田と、草を燃やす煙が見える。秋の夕が暮れていく・・夕方5時、千早赤阪村役場バス停に着いた。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

 今日も、妙見谷から金剛山頂へ向かう。なかなか秋らしい冷気を感じられない今年の秋だが、それでも、詰めの谷入口辺りの樹林が、所どころ色づき始めている。
 金剛山からの下山路として、ずっとモミジ谷を愛用してきたが、金剛バスの運行廃止によって、交通量の多い長い国道歩きを強いられることになった。これを避けて、水越側に下山しようと思えば、とにかく、バス停のある所まで、山道を歩かねばならない。そこで、20数年ぶりに水分道を下ってみようと思い立った。これなら、車のビュンビュン走る国道歩きをしないで済む。
 久しぶりに歩いた水分道は、令和の町石道として整備されていた。だが、それでも、暗い植林の山・・それもほとんど展望のないそれは、歩いていて快適とは、やはり言えない。それでも、車の通る国道歩きよりは、ずっといい。こんどは、坊領ルートも歩いてみようか・・

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