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Yamareco

記録ID: 750343
全員に公開
トレイルラン
甲斐駒・北岳

サクっと甲斐駒黒戸尾根

2015年10月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
05:44
距離
18.9km
登り
2,495m
下り
2,486m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:27
休憩
0:17
合計
5:44
6:01
6:02
48
6:50
6:50
37
7:27
7:27
6
7:33
7:34
21
7:55
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4
7:59
8:00
20
8:20
8:21
25
8:46
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28
9:14
9:23
23
9:46
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14
10:00
10:01
17
10:18
10:19
1
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10:21
18
10:39
10:40
5
10:45
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22
11:07
11:07
33
11:40
11:40
2
11:42
尾白川渓谷駐車場
休憩時間が極端に短く見えますが、さすがにそんなノンストップで走っているわけではなく、チェックポイントに関係なく奇数時塩熱サプリ摂取、偶数時携行食摂取のため立ち止まっています。
天候 早朝快晴〜高層雲が多く出た晴れ〜お昼頃からは快晴も霞み。山頂は風が冷たかったものの、時期からすると異例の暖かさ。
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白州の駐車場は3時半頃1〜2割、正午頃は第2駐車場も満車でしたが、入場待ちの列はなし。通路上に駐めて「おじろ」のおばさんに注意されていた人がいましたけどね。川で遊んでいる人もなく、軽装の人が多かったので、多くは尾白川渓谷の紅葉散策か日向山でしょう。
コース状況/
危険箇所等
笹の平と刃渡りの間は落葉が厚く、トレースが若干不明瞭。基本黒戸尾根は一本道なので迷う危険は少ないと思いますが、木の根が多い区間なので、躓かないよう注意。
笹の平の、木の根元などの段差の大きい箇所は崩落が進んだ印象。
その他周辺情報 翌日箱根を走るつもりで、経路近くの「秘湯を守る会」施設に寄ったところ、日帰り営業終了でした。山梨の温泉は、総じて高いうえに公共系は内外価格差は大きいし、営業時間は妙に早く終わるし、と山形出身の温泉好きにはちょっと...です。尤も結局入ったところは、もっと高価で、一番の売りの景色も見えない時間で、、、と何していたかよくわかりませんが。
予約できる山小屋
七丈小屋
いつものキャラの横顔。
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いつものキャラの横顔。
尾白川渓谷の紅葉本格化にはもう少し。
尾白川渓谷の紅葉本格化にはもう少し。
笹の平。黄葉の先は快晴のよう。
笹の平。黄葉の先は快晴のよう。
笹の平からの急登が落ち着いた緩斜面の右コーナーは、小回りすると根に膝〜向こう脛あたりを打つので注意。通算3回くらいやってます。
笹の平からの急登が落ち着いた緩斜面の右コーナーは、小回りすると根に膝〜向こう脛あたりを打つので注意。通算3回くらいやってます。
七丈小屋着。今期の食事提供終了、もう冬モード入り。唯一の宿泊は自炊テント泊なので摂ったことないですが、美味しそうですね。20倍は水の消費が増えて困りそうですけど。小屋番さんは登りの際はトイレ掃除中、下りの際は梯子の支柱を溶接中でした。そういえば冬季用のマーカーもしっかり整備されていました。
七丈小屋着。今期の食事提供終了、もう冬モード入り。唯一の宿泊は自炊テント泊なので摂ったことないですが、美味しそうですね。20倍は水の消費が増えて困りそうですけど。小屋番さんは登りの際はトイレ掃除中、下りの際は梯子の支柱を溶接中でした。そういえば冬季用のマーカーもしっかり整備されていました。
森林限界を超えて8合目に向かう最中、9合目の岩場群を見上げます。
森林限界を超えて8合目に向かう最中、9合目の岩場群を見上げます。
鋸岳と烏帽子岳。
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鋸岳と烏帽子岳。
8合目ご来迎場から再度9合目を見上げます。
8合目ご来迎場から再度9合目を見上げます。
摩利支天と北岳。摩利支天に以前登った時はそんなに急だと感じなかったのですが。
摩利支天と北岳。摩利支天に以前登った時はそんなに急だと感じなかったのですが。
上部の紅葉は、この枯れ色がよかった。
上部の紅葉は、この枯れ色がよかった。
9合目を超えて巻道に出ると初めて山頂が見えます。
9合目を超えて巻道に出ると初めて山頂が見えます。
鋸岳、八丁尾根上部を見下ろします。三ツ頭への稜線上の三角形が中々いいのですが、通過中に気付いたことないです。
鋸岳、八丁尾根上部を見下ろします。三ツ頭への稜線上の三角形が中々いいのですが、通過中に気付いたことないです。
5合目からも見える甲斐駒ケ岳の一番白い部分。
5合目からも見える甲斐駒ケ岳の一番白い部分。
駒ケ岳神社から山頂。秋空に祠が映えます。
駒ケ岳神社から山頂。秋空に祠が映えます。
山頂着。通算16回目の甲斐駒ケ岳、同17回目の山頂。確かに雲がいい感じ。
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山頂着。通算16回目の甲斐駒ケ岳、同17回目の山頂。確かに雲がいい感じ。
裏側。知ってましたか、これ。
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裏側。知ってましたか、これ。
八ヶ岳全景。あっちも今日良さそうでしたね。
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八ヶ岳全景。あっちも今日良さそうでしたね。
仙丈ケ岳。
中央アルプスと御嶽山。
中央アルプスと御嶽山。
富士山と鳳凰三山。
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富士山と鳳凰三山。
北岳からの南オールスターズ。
北岳からの南オールスターズ。
1、2、3。
仙丈ヶ岳も入ったオールスターズ。
仙丈ヶ岳も入ったオールスターズ。
もう一丁富士と鳳凰三山。
もう一丁富士と鳳凰三山。
北岳と間ノ岳。プロフィール写真に使っている3年前の写真に似てます。あれは10月20日の写真。
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北岳と間ノ岳。プロフィール写真に使っている3年前の写真に似てます。あれは10月20日の写真。
下ってきました。大イルカの上から、左が黒戸尾根、右が坊主尾根。
下ってきました。大イルカの上から、左が黒戸尾根、右が坊主尾根。
小イルカを見下ろすと、こうなっています。
小イルカを見下ろすと、こうなっています。
8合目から見下ろす黒戸山と、その先は八ヶ岳と奥秩父。
8合目から見下ろす黒戸山と、その先は八ヶ岳と奥秩父。
黒戸山手前側には七丈小屋も見えます。
黒戸山手前側には七丈小屋も見えます。
5合目まで降りて振り返ります。朝よりこっちの方が色がよかった。因みに「下山道」標識の横からが一番よく見えます。
5合目まで降りて振り返ります。朝よりこっちの方が色がよかった。因みに「下山道」標識の横からが一番よく見えます。
滝と紅葉。
黒戸山巻道の5合目小屋案内標識は、微妙に5合目側にオフセットしているので、登っている人は普通見落とします。
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黒戸山巻道の5合目小屋案内標識は、微妙に5合目側にオフセットしているので、登っている人は普通見落とします。
5合目案内標識から30mくらい下山ルートを進むと、トレイルのすぐ下にトンネル。細い人はくぐれます。今回はしませんでしたが。
5合目案内標識から30mくらい下山ルートを進むと、トレイルのすぐ下にトンネル。細い人はくぐれます。今回はしませんでしたが。
刃渡り上部。紅葉はこの辺からかな。この山では少ないカラマツの色がいいですね。
刃渡り上部。紅葉はこの辺からかな。この山では少ないカラマツの色がいいですね。
分厚い落ち葉が気持ちいいです。
分厚い落ち葉が気持ちいいです。
下山しました。今までで一番のアップ。
下山しました。今までで一番のアップ。
道の駅はくしゅうの買い物袋。
道の駅はくしゅうの買い物袋。

装備

個人装備
バックパック サロモン XA ADVANCED SKIN12 アッパー TNF初代インパルスジャケット(スタート直後まで着用) モンベルプラズマ1000ダウンジャケット(携行のみ) スキンズA200ロングスリーブ ボトムス CW−Xレボリューション+TNFショートパンツ TNFバイザー+モンベル日除け TNFネックゲイター グローブ 自衛隊迷彩 シューズ サロモンFELLRAISER ソックス Tabio5本指トレイル ポール BDウルトラディスタンス ファーストエイドキット 水1.1L(0.5L消費) 携行食(ショッツ4(▲1)+トレイルバー1(▲1)+クリーム玄米ブラン1+VAAMゼリー1) 携行トイレ2 iPhone5S ソニーDSC-HX30V 日焼け止め
備考 晴れ予報のため、対雨装備は省略。

感想

今週末は、北日本が土曜夕方から雨、日曜日は全国的に低温予報、ということで、懸案の土曜苗場山+佐武流山、日曜鳥甲山をまたも取り止め、雨が降らない予報の西方面、甲斐駒ケ岳に変更。

このところヘッドランプ点灯スタートが多い山行でしたが、今日は単純ピストン予定で時間に余裕があるので、すっかり明るくなった6時前スタート。
笹の平までの登りで5組くらい、刃渡り周辺で5組くらい追い越しただけで七丈小屋に着く静かな山行。その先も少なかったかったです。小屋も今期の食事提供を終えて冬モードが始まっていますが、さすが10月末、3000m級への入山者は減ってきているということでしょうかね。実際紅葉のピークは笹の平より下。それより上は既に落葉中心でした。

9時15分過ぎ、予定より遅れて登頂。黒戸尾根から私より5分ほど前に登頂した人の他、私と相前後して北沢峠から複数名登ってきましたが、なぜか皆さん直登ルート経由。
山頂は、この時期にしてロングスリーブ1枚でちょっと寒い程度という好コンディション。但し、全体に霞んで遠景はあまり見えず。今日の天候なら北岳でも富士山でも行けたと思いましたが、北岳の白さを見ると、ここで正解。従妹に山頂での自撮り写真を送ったら「雲がきれい」と。そうか、横の景色と上は青さばかり期待していましたが、そういう楽しみ方もあったかと。

予定より遅い登頂となり、ゆっくりすると目標の正午までに下山できない可能性もあったので、そそくさと下山開始。
9合目付近、岩場を終えたところで、往路で追い越した七丈小屋からのご婦人2名とすれ違い。なかなかの健脚。
その後は、初めて大イルカ岩に登りました。この岩は斜度がないので、結構簡単。剣の刺さった岩に登っている人を見たことがありますが、それはさすがに恐いので遠慮。
剣の刺さった岩を巻く鎖場では、笹の平で追い越したトレラン2人とすれ違い。この山は初めてだったでしょうか、結構苦戦されてました。このルートの標準的な登りタイムがどのくらいか聞かれて、自己は3時間弱〜3時間15分、全体はヤマレコイメージで4時間くらいかな、と答えましたが、どれくらいで登れたでしょうか。
因みに私の経験での100%歩き最速は、登り4時間8分、下り3時間26分(同一日・日帰り装備)。せめて走る人はこれよりは速くないと、という感じでしょうか。
更に下りますが、すれ違い僅か。トレランも上述2人合わせて6人かな、入山者全部合わせても40人くらいでしょうか。刃渡りから下は、追い越し2人だけだったかな。
花もキノコもなく、紅葉もほぼ終わって見所が少ない時期になりましたが、この区間は落葉のトレイルがランナーには気持ちいいです。
登山口まで20分くらいのところで、今日最初にすれ違っていた下山者に追い付きました。昨日登頂・七丈小屋泊で今日も登頂してから下山を始めたとのこと。7時頃は快晴の素晴らしい天気だったそうです。そこが泊まりのいいところですね。
登山口が近付くと軽装の人たちが増えます。尾白川渓谷散策ですね。2人連れの後について吊り橋の渡り待ちをします。定員5名の吊り橋上には、向かってくる側の人たちが8人程。5人を超えて後から乗ったであろうハイカーの皆さんは、待っている我々に恐縮して通過、延々橋上にいた人たちは待っている人も眼中にない様子で去って行きました。

11時42分、計画通り12時前に下山。売店「おじろ」でソフトクリームを購入、あとは前回に続いて現金を忘れてきていた(免許証とともに登山用財布に常備している硬貨550円を除く)ので、ローソン白州店でキャッシングしてから道の駅で買い物して帰りました。クレディセゾンに余計な手数料を落としている今日この頃。
黒戸尾根を予定通りサクっと終え、一般道で箱根に向かいましたが、朝の冷え込みで走る気がすっかり失せ、結局走らずに帰宅。今年は怠け癖がついて、シルバーウィークの飯豊・朝日を除くと、2日連続でまともに走ったのは1月まで遡る怠けぶり。

RUNMETERによるデータ。
距離: 18.87 km
登り: 2,344m
降り: 2,334m
登り3時間16分
下り2時間19分
休憩含むトータル5時間44分
登りのタイムは平凡。荷物軽かったのでもう少し速く走れるかと思いましたが、笹の平までのスプリットの段階からイマイチで、更に段々遅れました。下りはベストからは結構差がありますがセカンドベスト。ゴール時も脚にはかなり余裕あり。

今回も気持ちよくすれ違い、追い越しをさせてくださった皆さん、いつもありがとうございます。
このルートは、トレランと見て声を掛けてくださるハイカーの方が多くいらっしゃいます。応援いただいて、励みになってます。

(追記)
写真とコメントがズレた箇所を、公開後に4箇所訂正。
プレビューで合っているのを確認してから公開しているのですが、どうして起きるんでしょうか。マックとの相性かと思いましたが、他の方の投稿でも散見し、秋の投稿増加時に悪化しているので、ヤマレコのサーバー側の問題なんではないでしょうか。

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