男衾自然公園から天神山
- GPS
- 01:49
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 157m
- 下り
- 168m
コースタイム
- 山行
- 1:49
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:50
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、全体的に土質が滑りやすそうなので転ばないように注意が必要です。また、東武東上線の踏切やベイシア周辺、特に国道254号を渡る場所(天神山登山口・スナック南部前)では、トラックなどがたくさん走っている割にカーブで見づらいので、車に注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 小川町方面に進むと、国重文の吉田家住宅があり、蕎麦などが食べられるようです。(ただし、月・火曜日は定休) http://yoshidake.okoshi-yasu.net/ |
写真
感想
またまたお昼前後にちょろっと時間が空いた火曜日、一瞬にして行って戻って来られる場所はないかと、最新の「新ハイキング」12月号を見ていたら、関越道の花園インター至近の、男衾自然公園・天神山が出ています。高速道路に乗ってる時間入れても、登山口までそれなりにある地元の山に行くより近いということで、飛び道具でひとっ飛びし、駐車場も備えた男衾自然公園へと向かいました。
男衾(おぶすま)という地名は奈良時代まで遡り、天皇が即位する際の神事で使用される布団のことらしく、古くから麻布を税金として物納した場所のようです。(調布、なんて地名とも由来が似てますね)中世には秩父氏一門の武士が住み着いた由緒ある場所ですが、今は国道沿いなどに「男衾郡がかってあった」という標識を目にするか、東武東上線の駅名に残る程度になってしまっています。
この変わった(失礼)地名を頂いた男衾自然公園、山頂は標高171mしかないのに眺望は抜群で、鄙びた里の風情もまた最高でした。お隣の天神山は標高174mと、こちらもまさに里山ですが、北側が開けていて、晴れていれば上州や日光の山々が一望できるようです。今回はこの二つの山を繋げて歩きましたが、金勝山から東武竹沢駅へと歩いたり、さいたま川の博物館や鉢形城を歩いて寄居駅まで向かうのも楽しそうです。(竹沢駅からのコースは、下記 marcyin8000kさんの記録に詳しいです)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-605977.html
寄居町には他にも鐘撞堂山という魅力的な低山もあり、手作り感といえば、旧児玉町には稲沢・河内ハイキングルートもあります。しかるに手作り感のある群馬の里山といえば、太田金山八王子トレイルや、富岡市郊外の神成山などがありますが、地元民が自ら先導してコースを開拓するケースは、なかなかないような気がします。自然トラストとか古民家保存とかにも熱心な埼玉県、そういうのは当たり前で金や時間を払わない群馬県民も見習わないと・・・と改めて思いました。
コメント
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男衾は埼玉の駅名でも難読漢字だそうです。男衾自然公園は横を何回か車で通ったことがありますが里山感たっぷりのいい場所ですね〜^^
男を「お」と読ませるのはもちろん、衾という字に至っては単独でも難読ですもんね。
自然公園は言われてみれば花園橋通る際に何度か通過したような気もしますが、
今回初めて歩いて、ほんわかした手作り感に愛着を覚えました。
こういう人の営みが足下で感じられる里山はこの辺りならではですね。
冬枯れた季節に最適で、電車でも行けますので、ぜひ歩いてみてくださいませ(^^)
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