車山ご来光からの光環とブロッケン現象

2025年01月11日(土) [日帰り]

• GPS: 01:48
• 距離: 3.6km
• 登り: 121m
• 下り: 122m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:11
• 休憩: 0:36
• 合計: 1:47

距離 3.6km 登り 121m 下り 122m

6:42 車山肩駐車場
6:53 6:53 休憩所
7:15 7:47 霧ヶ峰
8:11 8:16 休憩所
8:28 8:28 車山肩
8:30 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　車山方はスタート時約4割到着時、ほぼ満車でした。雪のため駐車できる台数がだいぶ減っています。道路は圧雪路です。
　国道20号線の滋賀の交差点から県道424号線で霧ヶ峰を目指す場合、採石場から牧場までの間が凍結路となっていて、非常に路面が滑りやすく危険な状態でした。ここを下ったとき、スタッドレスタイヤでもちょっとハンドルを急に切ったり、ブレーキを強めに踏むだけでスリップしました。

コース状況／危険箇所等

　登山道は全て雪に覆われていて、グリーンロープは雪の下になっていて見えません。吹き溜まっていてトレースがはっきりしないところを踏み抜くと太もも辺りまで雪に埋もれてしまいました。
　トレースがはっきりしているところも、昨日までの登山者がつぼ足で踏み抜いたところがかなりあり、注意深く歩くか踏み抜いたところに足を置くようにして登りました。
　第一カーブのところから通常の登山道が吹き溜まりで歩きにくくなっていたせいかトレースは積雪期のルートとなっていました。こちらは積雪がそれほどでもなかったので、歩くのにあまり困りませんでした。
　自分はツボ足にチェーンスパイクで登りました。スノーシューかワカンの方が登りやすいかなと思いました。8名ほどの登山者と出会いましたが、スノーシューを履いている登山者は1名で、それ以外は自分たちも含めてつぼ足でした。

写真

1/11 6:56

第一カーブの岩がかなり雪で埋もれてきた。朝焼けの雲の下の富士山が美しい。

1/11 7:01

第一カーブを曲がりきった。ところで登山道が完全に雪に埋もれており、トレースも冬道の方に切ってあったので、その後を追って登って行った。

1/11 7:03

夏道では見ることのない。斜面と蓼科山。

1/11 7:05

振り返ると富士山と南アルプス

1/11 7:10

冬道を示すであろうポールに霧氷(粗氷）

1/11 7:26

車山の頂上にある車山神社の御柱の間からのご来光。今回もサンピラーを期待してご来光登山を行ったが、残念なことにサンピラーを見ることはできなかった。

1/11 7:26

浅間山方面

1/11 7:28

雪の上にはこんな大きな霜の結晶が発達しており、太陽の光を反射してキラキラしていた。

1/11 7:41

八島ヶ原湿原。その向こうに見えるはずの北アルプスは雲に追われていた。

1/11 7:46

山頂を堪能し帰ろうとした時に、太陽の前を次々に薄いガスが横切って行った。その時に光環が見えた。肉眼だと目を傷めるので、太陽を手で遮って見るので手が邪魔して円形には見えない。画像でこんな綺麗な円形の光環を見ることができた。

1/11 7:50

こんな冬道を下って行った。

1/11 7:53

ふと右手を見るとブロッケンが見えていた。太陽の前を霧が通過するとブロッケンは薄くなるので、太陽の光が強くなるタイミングを待って撮影した。

1/11 7:59

冬道の部分はまだ雪が浅いので歩きやすかった。

1/11 8:02

雪の上に大きな霜の結晶がある。

1/11 8:04

樹氷とグライダーの滑走路。

1/11 8:14

振り返ると雪道を下る相方の姿

1/11 8:50

登山を終えて車に乗って帰る途中、樹氷のすすきが太陽の光を受けて銀色に光っていてとても綺麗だったので八ヶ岳とともに撮影した。

1/11 9:00

踊り場湿原の木の樹氷が太陽の光を浴びて銀色に輝いていた。

撮影機器：

Pixel 8a Google

感想

nefu

　予想される天気図、天気、気温の条件が揃ったので、サンピラーを期待して車山に登った。残念なことに雪の結晶は舞わず、サンピラーは見られなかった。残念。しかし、ガスによる光環とブロッケン現象を見ることができたので、とても良かった。
　雪道をツボ足でズボズボしながら苦労して登ったがそれもまた楽しく、青空に映える樹氷もあり、光を反射する霜の結晶もあり、とても美しい車山を堪能することができてよかった。

コメント

alex37

駐車場でコース状況を教えて下さったお二人ではないでしょうか？（人違いだったらごめんなさい）
情報ありがとうございました。おかげでワカンを持っていく気になり、後半は楽が出来ました。
日の出に合わせて登られたということでしたが、やはりサンピラ―狙いだったのですね。

nefu

alex37さんコメントありがとうございます。多分私たちだと思います。山行記録に車山山頂でのサンピラーの写真を載せようと登ったのですが、出ませんでしたね。またチャレンジしようと思います。