富士山、無念の撤退
コースタイム
- 山行
- 11:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:15
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
七合目以上積雪&アイスバーン。八合目以上積雪30cm以上、アイゼン&ピッケル必携。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ポール
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感想
今年最後の富士登山。
前々日までの天気予報では登山指数『C』が、前日に『A』に。
もしかして登れるかな?ということで、佐藤小屋に予約を入れて向かいました。
小屋では関西からの山岳会の団体20名ほどが先着。話を聞くと天候も良く登頂できたとのことで、日曜は登れそうという。
予報ではまた午後から天気が下り坂なので、早めに向かった方が良いという結論になりました。小屋では冬の富士登山のDVDが流れていて、とにかく厳冬期に限らず富士山は『風がキーポイント』ということが強調されていました。
翌朝目覚ましセットし忘れて4:30起床、急いで支度して5:00に出発。しかし小屋を出るなりいきなりガスの中、、、。視界が全く取れない、、。これではどうしようもないので、しばし待機しているとガスが晴れてきたので5:30に出発。
いつもより1時間以上ので遅れとなりました。
その後順調に登って七合目までは、さほど気温も低くなく微風状態。フリースで快適でした。しかし徐々に風が強くなり東洋館前で防風対策でアウターシェル&バラクラバ装着、まだ雪もそんなにないのでアイゼンは未装着。
しかし8合目から全面積雪なのでアイゼン&ピッケル装着、頂上を目指します。
八合五勺御来光館から、断続的に突風が吹くように、、、。ちょっと吹いては収まるので、ジリジリと登る。ガスも出てきて、さっきまで見えていた頂上も次第に見えなくなり、登山道のロープも場所によっては積雪で埋もれていたりで、さてさてどう登るか思案。普通だったら階段状の登山道も、雪に覆われた斜度40°のアイスバーンは、初心者には無理です。頼りの最後の白鳥居も全く見えず、たぶんあと70Mくらいで頂上のはずなのにガスのせいでホワイトアウト状態、、、どこが斜面でどこが空なのか全く分からない上、風の強さは増すばかり。天気予報はドンピシャでした。
10分ほど登るが、この時点で通常より1時間遅い出発に加え、1時間以上時間がかかっている。これでは帰りのバスにも間に合わない。
何よりもこれ以上時間をかけても滑落の危険が増すばかりなので、ここで無念の撤退決定。技量の未熟さを実感しました。
ということで、今年の富士登山はこれにておしまい。
雪の富士山は来年に持ち越します。
いい勉強になりました。
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