【高尾】八王子城山（太鼓曲輪尾根)⇒旧甲州街道（JCT西ルート）⇒日影乗鞍（小仏城山北東尾根）⇒小仏城山⇒510m圏峰(バリルート)⇒宝珠寺

2015年11月29日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.2km
• 登り: 759m
• 下り: 746m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:37

6:15 高尾駅
6:45 6:45 中宿橋
6:47 6:47 太鼓曲輪尾根取付き
7:26 7:26 第一堀切
7:32 7:32 片堀切
7:39 7:39 第二堀切
7:46 7:46 第三堀切
7:53 7:53 第四堀切
8:01 8:01 第五堀切
8:16 8:16 太鼓曲輪尾根分岐
8:26 8:26 北高尾山稜摺差BS方面分岐
8:57 8:57 旧甲州街道合流
9:05 9:05 日影林道入口
9:10 9:10 日影沢渡渉地点
9:38 9:38 446m峰
10:04 10:04 日影乗鞍
10:25 10:40 城山
11:19 11:19 510m峰
11:55 11:55 小仏バス停
12:52 高尾駅

全体的にバリルートだった為、ベンチマーク地点の名称を私が独自に入力しました。
正式名称かは些か自身はありませんが、時刻は正確ですので参考になれば幸いです。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

発：高尾駅
着：高尾駅

コース状況／危険箇所等

▼八王子城山　太鼓曲輪尾根ルート：　取り付き部分を発見するのが一番難しい。中宿橋を見つけるためには、少々強引さが必要。大きな梅の木が目印で、奥の竹やぶに突入していくのが吉。それ以外は尾根を外さずに行けば問題なし。第一堀切以外は楽に越せるルートが用意されている。北高尾山稜合流直前が少し急。
▼北高尾山稜から摺差BSまでの下りルート：特筆事項無し。途中から舗装道路ですこし物足りないくらい。
▼日影乗鞍尾根【小仏城山北東尾根】：これも踏み跡明瞭。尾根を外さなければ特に問題ありません。只、ダラダラと長い登りが続くので結構体力的にも精神的にも思っていたよりかはきついかもしれません。
▼小仏城山⇒510m圏峰⇒寶珠寺【バリルート】：一部急な部分がありますが、基本線尾根を外さなければ危険個所無し。但し、途中二か所ほど尾根が分岐するポイントがあるので事前に着地点を確定し、コンパスかGPSで方角を確認するのが吉。墓地手前の最後の坂は、木が伐採されていて、手掛かりがなく慎重に下りる必要があると感じました。

その他周辺情報

今回のケースでは、11時チョイ前の小仏城山山頂は、そんなに混んでいない感じで、茶屋のテーブルには座ることが出来ました。早めの昼食をここで済まして、高尾方面へ向かうのも一つの手でありましょう。

写真

11/29 6:15

また日の出が遅くなっているのが分かると思います。先週は同時刻、同場所で朝焼けがありましたが、今回は高尾街道途中で朝焼けに遭遇しました。

11/29 6:17

高尾駅発のハイキングで、始めて20号線を横切り高尾街道に進みました。敷島橋です。

11/29 6:37

城山大橋の交差点で高尾街道に分かれを告げ、都道61号線方向へ進みます。暫く進んだら『宮の前』信号を左折。軍手が写り込んでしまっているのは御愛嬌と言うことで。

11/29 6:37

宮の前信号を左折したところ。

11/29 6:40

このポイントが重要。大きな梅の木と竹藪が目印。私有地っぽい水田に沢山踏み跡ついていたけど、入って大丈夫なのかしらと少し心配になりましたが、強引に竹藪へ突入します。

11/29 6:45

中宿橋です。不思議な橋で、両端がどこにつながっているのかイマイチハッキリしない。ハイカー以外誰が使うのか、興味があります。

11/29 6:46

橋を渡ってすぐ正面の斜面を登るのかなあと思案しているところ。あまり気乗りしないので何気なしに右をみると・・・。

11/29 6:47

赤いテープ発見。こちらに取り付きやすい登山口がありました。特別な知識でもないのですが、私のハイカースキルも少しは磨かれてきたのでしょうかと少し嬉しくなった瞬間でした。

11/29 6:49

取り付き部分はトラロープを使って登りましたが、一端尾根に出てしまえばこんな感じ。踏み跡明瞭な穏やかな道です。

11/29 7:03

太鼓曲輪尾根の一番最初のピークです。

11/29 7:07

ピークから下ります。やはり踏み跡は明瞭です。

11/29 7:11

二番目のピークです。

11/29 7:22

消えかかっている道標。でも、あるだけありがたい存在だと思います。バリエーションルートを経験してから本当にそう思います。

11/29 7:25

さあ、太鼓曲輪尾根名物、堀切の出現です。第一堀切。

11/29 7:25

思ったより高低差がある。これだけ尾根を削られたら確かに敵の進軍は滞りますよね。

11/29 7:26

第一堀切は迂回路はなかったと思う。ここを慎重に下ります。

11/29 7:27

下りて第一堀切を見上げたところ。人だけでなく、より物資の運搬が阻害される気がします。

11/29 7:32

片堀切。イマイチ工事前のオリジナルの地形が想像つきません。こっちから見たらもっとなだらかな登り坂だったのかしら？

11/29 7:36

倒れてから結構時間が経っていると思われる木の傍に、

11/29 7:36

標識がありました。この標識ははっきりしている。この時は気が付きませんでしたが、ここら辺に八王子城山尾根への分岐があるからここに標識があるんでしょうねえ。倒木は分岐の良い目印かもしれません。

11/29 7:39

第二堀切です。

11/29 7:42

左に迂回路があります。

11/29 7:43

掘割の底から。それほど高低差は無いけど、障害物としては十分でしょう。

11/29 7:46

第二堀切を越えてすぐ第三堀切。

11/29 7:46

これは規模がでかい。

11/29 7:46

迂回路で下に下りることができます。

11/29 7:48

第三堀切の底から。規模がでかいので両岸を一枚の写真に収めきれませんでした。

11/29 7:53

第四堀切です。

11/29 7:56

第四堀切の底から見た八王子城山。

11/29 8:01

第五堀切を上から覗き込んだところ

11/29 8:11

北高尾山稜合流手前に、太鼓曲輪尾根唯一の眺望が良いところがあります。分かりにくいのですが今週も高尾からスカイツリーが見えました。

11/29 8:16

北高尾山稜に合流です。合流手前が少し急でした。ここから逆方向に下るときは少し注意がいるかも。

11/29 8:26

しばらくすると荒井・摺差BS方面へ下りるルート【JCT 西・東ルート】が分岐。摺差BS【西ルート】を選択します。所要時間約50分とのこと。

11/29 8:38

途中マイナーピークがありそうな雰囲気だったので寄り道

11/29 8:36

そこで見えた景色はこんな感じでした。

11/29 8:41

道標があって分かりやすい道です。

11/29 8:43

JCT西・東ルートの分岐点。摺差BS方面へ向かいます。ここから旧甲州街道まで舗装路です。

11/29 8:44

左に見えている尾根のどれかが、これから登る日影乗鞍尾根【小仏城山北東尾根】でしょう。正面中央辺りの稜線がくぼんだ所が小仏峠と思うのですがどうなんでしょうか？

11/29 8:51

標識に従い摺差BS方面へ

11/29 8:51

階段を下りてからトンネルをくぐります。

11/29 8:52

摺差名物のとうふの看板が見えます。

11/29 8:57

旧甲州街道と合流しました。旧甲州街道から見た合流部分。備忘録の為、撮影しました。奥の方に小さな神社あり。

11/29 9:05

日影林道から日影乗鞍を目指します。

11/29 9:10

日影林道から日影乗鞍への分岐点。写真に写っている電柱【中継支6】の手前より日影沢を渡渉

11/29 9:11

植物保護を訴える看板と明確な踏跡。ここから日影沢を渡ります。

11/29 9:11

比較的大きな石を伝って、靴を濡らすことなく日影沢を渡ることができます。

11/29 9:25

屈曲点なのですが、上を見上げると・・・

11/29 9:28

マイナーピークの予感。少しだけ寄り道。

11/29 9:23

こんな感じのマイナーピーク。野生動物観察の為のカメラが設置してありました。

11/29 9:38

446m圏峰です。平らなピーク。

11/29 9:43

北高尾山稜が見えます。おそらく一番左の尖がったピークが高ドッケ。【撮影場所特定でき無かった為、地図上には配置していません】

11/29 9:59

八王子大月線高尾分岐の11番鉄塔。スマートで可愛らしい鉄塔です。

11/29 10:04

日影乗鞍に到着しました。

11/29 10:05

日影乗鞍にある図根点

11/29 10:12

日影乗鞍尾根【小仏城山北東尾根】道中の目印の一つの東京農工大学同窓会の植林記念看板

11/29 10:12

ここら一体が東京農工大学によって植林されたのでしょうか？

11/29 10:20

先程別れた日影林道と再び合流しました。

11/29 10:45

小仏城山山頂付近より。向こうに見えているのが高尾山かしら。

11/29 10:46

山頂で小休止後、日影林道終点まで再び戻り、今度は小仏方面に進みます。本日の最後の目標510m圏峰に向かいます。

11/29 10:49

この看板から右に入ります。

11/29 10:57

尾根を外さないように進めば概ね問題無いのですが、ここは尾根線が分岐しています。実際白い紐と赤いテープが別の方向を指示しています。今回は赤いテープの方に行きました。ここは事前に良く調べてコンパスなりGPSを携帯して進路をしっかり確認した方が良いでしょう。

11/29 11:05

踏み跡は明瞭です。

11/29 11:09

進行方向左手に見えている山。おそらく景信山。

11/29 11:11

これは事前の下調べでは引っかからなかった看板。目印はあまり必要のないルートですが、一切道標がないのでやはり今進んでいる道が間違いないという確証をくれる目印はバリルートではありがたい存在です。次回は目印として役立ってくれること必至です。

11/29 11:19

510m圏峰に到着です。こんな山頂標識も味が合っていいですよね。

11/29 11:19

510m圏峰の全体像。広い平らな山頂です。

11/29 11:22

写真撮り忘れましたが、もう一か所進行方向を確認した方がよい地点がありました。この標識のおかげで進んできた道が間違っていないことがわかり心強いです。

11/29 11:30

あの尾根が先程登ってきた小仏城山北東尾根でしょう。
【↑多分違うかな　後日付記】

11/29 11:46

墓地が見えて着地点の見当がつく頃から始まる最後の急な下り。木が伐採されていて手がかりもなく下りに結構気を使います。下り切ってから急な坂を見上げたところです。

11/29 11:49

終着点の寶珠寺に到着です。小仏発のバスが出たばっかりだったので、ここから高尾駅まで歩きますが、本日の私の冒険はここまで。お疲れさまでした。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 携帯 時計 タオル カメラ 熊除けの鈴

備考

トレッキングポール欲しいなあ。

感想

A93Ot4MFH

前回の反省を踏まえて、バリルートに挑戦する時の下準備をしっかりやって行ったおかげで、今回は道に迷い不安な思いをすることはありませんでしたが、今回の道が簡単だったからかもしれません。ハイキングスキルが上昇したと自惚れることなく、次回もバリルートに挑戦するのであれば、事前の下調べをしっかり実施していこうと思います。