鹿島槍ヶ岳


- GPS
- 19:55
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,077m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:37
天候 | ほぼ晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
難しい山行だった。
予定では鹿島槍ヶ岳→(パラグライダーによる飛行)→剱沢二股→三の窓尾根or池ノ平山→剱岳→伊折のつもりだった。このルートのトライは去年に続き3回目。予報では1/18以降は驚異的な好天続き。最近の自身の体力、装備最適化のレベル的に今回は行けるだろうと考えていた。
結果的には天候の問題(強風→ガスで視界不良)で予定していた20日のテイクオフができず撤退した。しかし後から考えると撤退せず鹿島槍ヶ岳山頂で一泊して翌21日朝にテイクオフするという手もあり得た。それは天気予報的にそれなりに現実的で現地でもそう認識していたと思う。なぜそうしなかったのか現地で色々無意識に考慮していたであろう事情を言語化してみる。
・体力の不安
19日に異常にバテた。予定では冷池山荘近くまで行く予定で実際トレースもしっかりしており荷物も30kg程度と大して重くなかったので行けても不思議はなかったが謎の疲労感に苦しみ即日撤退を考えながら気合でなんとか高千穂平にたどり着く有様だった。これにより自分の体調に疑念を抱くことになり二日目の判断が保守的になりやすかった(2日目はそれなりに回復していたがそれも主観でしかなく1日目にバテたという事実から来る懸念は拭いきれなかった)。
謎バテの原因として最も有力なのは前泊で消耗したこと。18日夜から19日早朝にかけて大谷原入口で前泊した際にツェルトを張らず露営したところ夜中に寒さで寝付けなかった。体温維持のため心拍数が安静時よりかなり高くなっていることも感じていた。そのせいで体内の糖や脂肪が消費されてバテたのではないかと思っている。
・予報の不確実性
予報は外れる可能性があるし21日の朝一にテイクオフ条件が整うという予報とそうでない予報があった。どの予報でも昼ごろにはテイクオフできそうだったがそれだと予定日数(最長5日)に収まらなくなる可能性がある。
・三日目のテイクオフを想定していなかった
山行二日目にテイクオフするという計画で半ば思考ロックされていた。3日目にずれ込んだ場合どう動くかを事前に練っていなかった。これが一番大きいかもしれない。
・基本4日へのこだわり
自分はこの計画は首尾よく行けば4日で完遂できると考えており、テイクオフというスタート以前の段階でいきなりその可能性を放棄することを嫌ったのかもしれない。だとしたら反省が必要。
・完璧主義
4日完遂問題以外にも今回色々不手際があり納得いっていない部分があった
・終電チャレンジしたくなる病
乗換案内を確認したところ、すぐ撤退すればギリギリ当日中に帰れそうだった
※大谷原入口の露営時の冷え
気温はマイナス10度くらいだった。下はアスファルトだがR値6.5のマットと冬用シュラフがあれば露営で全く問題ないだろうと考えた。R値6.5のマットはネイチャーハイクの15000円のやつでこれが正直かなり怪しい。ただ、就寝前に若干空腹を感じていたのでそれが原因の可能性もありマットのせいかどうか結論はでていない
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