安達太良山冬将軍到来〜くろがね小屋♨
- GPS
- 30:48
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 825m
- 下り
- 812m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:27
- 山行
- 2:52
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 2:59
2日目:山頂に向かって行ったもののガスとルートロスで他の登山者とも撤退して下りました
天候 | 29日:曇り、頂上部は強風吹雪ホワイトアウト 30日:曇り時々晴れ頂上部はガスで見えず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※積雪量20〜30cm(ところどころ50cm以上) ゲレンデはトレースを追っていきました 山頂駅〜山頂部は雪が深くなり片足分埋まります つぼ足で進みましたが、わかん、スノーシューが必要と思われます 山頂部〜峰の辻にかけて 強風でトレースが埋まりルートを探すのに必死でした 右の沢に下りていかないように斜面を下ると ロープや目印などが見つかります ルートを外すと思いっきり踏み外し腰まで埋まります 灌木のない場所を歩くと何とかルートらしきものに辿りつけました 峰の辻からくろがね小屋にかけてははっきりとトレースがあります くろがね小屋〜奥岳登山口までは踏み固められていますが アイスバーンになっている個所もあるので滑り防止のため 軽アイゼンがあればいいと思います |
その他周辺情報 | くろがね小屋くろがね温泉日帰り¥410 ※http://www.tif.ne.jp/soumu/kurogane.htm 岳温泉:光雲閣※http://www.kounkaku.co.jp/spa/ 日帰り温泉&食事セット¥1750 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ダウン上下
スキンケア用品
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感想
冬の安達太良は初めて訪れました。
過去二回ほど紅葉期と夏の終わりに訪れたことはあります。
同行者と山歩きしながら話題に出た
TVの特集で紹介されたくろがね小屋の温泉に行ってみたいと思いました。
あだたらエクスプレスは今お休みで
ゲレンデについたトレースを辿りながら歩く久しぶりの雪の感触にわくわく(^^♪
山頂部に近付くにつれ
青空が出てきたり、着雪した風景がとても綺麗で
ナナカマドの実の赤色が白い風景に映えて見ごたえありました。
風景を楽しんでいたのは仙女平分岐のあたりまで。
何組か風が強くて山頂まで行けずにどんどん下山してきます。
先行する山岳会の4人パーティがわかんで踏み固めて
トレースをしっかりつけてくれてすっかり頼ってしまっていましたが
途中で引き返してもはや前を行く者が見えなくなりました。
2人、くろがね小屋に向かったというのを聞いていたので
つぼ足トレースを辿って(こちらもつぼ足です)
股下まで埋まりながらもトレースに安心して前に進んでいました。
山頂部になると
風が強くなり冷たくなり
もはや何にも見えないホワイトアウトになり(@_@;)
山頂や牛ノ背や馬ノ背なんてとても進める状態ではない!!
くろがね小屋に行こうと
風に消えたトレースを探してうろうろし、
地図を見てGPSで位置を確認して、消えつつある目印を見つけては
ルートの予測を立てながら前に進む時間がとても長く長くかかったような気がする…(~_~;)
実際、ルートロスしたのはほんの十数分で
その間、遭難とか低体温症とか
“八甲田山死の彷徨“とか“エベレスト3D”の嵐の映像とか(笑)
いろんな事が頭をよぎり、
止まっていては凍てつくのでとにかく歩いて進まなければいけない状態。
夏山の時の地形の記憶を頼りに
右側の谷筋に下りていかないよう、斜面に平行に下りるようにすると
目印ロープや岩の赤マークなどが見えてきたので助かりました。
ホワイトアウト…周囲が真っ白で凹凸感も遠近感も奪われてしまいます。
ほんの数分間でも恐怖を味わった瞬間でした。
くろがね小屋に着いた時はもうすっかり脱力して(ふやけて(笑))
ストーブの温かさ、温泉に入り生きていることの有難さを深く深く感じ入りました。
温泉でまったりとして
美味しいカレー食べて
小屋番さんや他の宿泊者の楽しいお話を聞いて
お布団と毛布をかぶって眠れることのなんと幸せさ!
天国と地獄、一寸先は闇という言葉を忘れてはならない
ピンボケし始めた頭に記憶にしっかり刻まれました。
<(`^´)>
先行してトレースを残して下さった方々に感謝します。
そして冬将軍が訪れた安達太良山、
山の神様が警鐘を鳴らし、
しっかりと山の恐ろしさを味わわせてくれたことにも敬虔な気持ちになります。
meikenさん、おはようございます。
やはり安達太良行かれたんですね
先週末、安達太良はどんな具合だろうか、と思いましたが、こちらはのんびり泉ヶ岳でした
やはり数百メートルの標高差は雪の量もかなりの差ですね
そして名物の強風とホワイトアウト
やはり厳しい世界です
だからこそ「くろがね小屋」の一夜は天国なのですよね
この季節の「くろがね小屋」、温泉に入りに行って見たいものです
安達太良名物、強風とホワイトアウト味わってきました
当初の予定は表登山口から登り、鉄山、箕輪山を経て野地温泉に下りるプランでした。(夏山のプランですよ〜 )
当日、二日前に予約を入れていたくろがね小屋の小屋番さんから電話があり
人があまり入らない表登山口はラッセルで時間がかかる、
鉄山、箕輪山も多分下りられないので奥岳登山口から来て下さいと言う事でした。
小屋番さんの有り難いアドバイスに従い、奥岳登山口周回となりましたが
とんでもない雪中行軍となってしまいました。
でも、くろがね小屋はとっても寛げます。
ここに来るだけでもいいです、また行きたいです
私もこの日は安達太良に行こうかと思ってましたが、予報で風が厳しそうだったので、結局は里山まったりハイクに変更してしまいました。
やっぱり風は厳しかったようですね、でもくろがね小屋でまったりと寛がれたようで、良かったです
安達太良は厳冬期も入山者が多いので、安心して登れます、今度は天気のいい時に、是非再チャレンジしてください、
安達太良の雪山…レコでたくさん拝見してきましたが
やはり、半端ない、厳しい風の洗礼を受けてしまいました
晴天の安達太良山を知っているので
同行者に是非とも安達太良の山の良さを見せたかったのですが
とんでもないホワイトアウトに寿命が縮んだ思いです。
くろがね小屋はとってもいいですね
通年営業している温泉小屋は全国に三か所しかないそうで
ここの魅力を充分味わってきました。
くろがね小屋でのんびりするのもいいですね。
また行きたいですが冬の時期の週末はすでに予約でいっぱいだそうです。
Meikenさん、初めましてnyancoと申します。
翌日に安達太良山に登っていました!
登りのルートが一緒でして、峰の辻までのトレースに
頼りながら歩いていました
峰の辻から突然にしてトレースがなくなったので、
一緒に歩いていたHomeさんに不思議なことが起きた
と講義していました。トレースの持ち主はだれ?
と思っていたのがMeikenさんのレコで解明できて
ほっとしました。
天候が安定せず、お互いになかなかな山登りを経験した
様子でとても共感ができました(勝手にすみません )
Meikenさんも仰る通り、山の神様が警鐘を鳴らしてくれたのですね。
私もこれからの雪山登山は心して挑みたいと思えました。
コメントありがとうございます。
峰の辻分岐から嵐に乗ってくろがね小屋へ下りました。
実はあのあたり
ものすごい強風でトレースが消されてしまい、
見る見るうちに地形が変わりつつあるようでした。
とっても危ない状態でしたよ
homeさんのご案内、御指導の甲斐あって楽しまれたようですね
くろがね小屋の"やまちゃん”、楽しい方でしたね
温泉もカレーも very nice!です
次は晴天の、安達太良山を是非訪れてみてくださいね〜
yonejiyさんへのコメントを読ませていただきました。
積雪が少なければ、こちらだったんですか?
表登山口から野地温泉へ
健脚meikenさんの安達太良連峰縦走編も見てみたかったような
またの機会によろしくお願いします
表登山口からまたは、和尚山経由で野地温泉へ…
もちろんくろがね小屋に泊まって二日間のプランですよ〜
夏山の時期に再度このプランでトライしてみようと思います。
homeさんの安達太良山、
地図上で縦にも横にも斜めにも縦走してみたいです
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