聖岳 東尾根より


- GPS
- 31:21
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 2,791m
- 下り
- 2,805m
コースタイム
- 山行
- 13:38
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 13:48
天候 | 二日間共に晴れ☀️ 二日目の午後15時頃から山間部は雪混じりのみぞれが降っていました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沼平ゲートからは14.1kmの舗装された林道 平日に入山した為、関係車両が行き交うので通行注意 聖沢登山口には雪は無く登って行くとチラホラみえてくる。尾根に登り上げるまでは狭い登山道のトラバース地点が続く。東尾根に交わる地点はフィックスロープが何本も渡してあり、また顕著な尾根地形なのでわかりやすい。 尾根に登り上げてからは積雪も増して来て急登が続く。ジャンクションピークに着くと少し傾斜は緩むものの、白蓬の頭の直下100mは再び急登。 ※白蓬の頭には14:08頃着きましたがログ停止を忘れて変な時間になってます。 白蓬の頭から少し進むと森林限界。雪陵のアップダウンを繰り返し岩稜帯を最後に登って奥聖岳へ。 奥聖から前聖は快適な稜線。風は強いです。 |
その他周辺情報 | 白樺荘の温泉を利用 600¥ |
写真
感想
聖岳はこれまでに2回登頂していた。いずれも信州側の芝沢ゲートから。最初は無雪期で上河内~易老岳まで行って下山。2回目はいつかのゴールデンウィークで新雪が降った後の真っ白な峰を登った。
その時に奥聖から見た東尾根が凄く印象的で記憶に残っていた。
南アルプス南部の玄関口である畑薙へはまだ行った事がなかった。理由は明瞭、長野からはめちゃくちゃ遠いから。今回ふとしたタイミングで取れた三連休、しかも南アルプス南部は金曜と土曜の午前中までは晴れ予報。このタイミングを逃すまいと聖岳東尾根に行き先を決め金曜早朝に長野を出発。
・沼平までのアプローチ
・ゲートから登山口までの林道のアプローチ
・登山口から白蓬の頭(幕営地)までの急登のアプローチ
この聖岳東尾根はきっとこの「アプローチ」が核心なんじゃないかな。登ってみてそんな風に思った。
しかし、そんな苦労が全て吹き飛ぶ位の素晴らしい尾根だなとも思う。
2日目、幕営地を4:00頃出発し、まだ暗い稜線をヘッドライトを点けながら歩く。一歩一歩を確実に歩き辺りが白んできた頃に奥聖山頂に着いた。
富士山がどーんと雲の向こうに佇んでいた。
じっとしていると寒いのでゆっくり前聖へと進んだ。前聖の手前から容赦なく風が吹き付ける。久々に冬の洗礼を浴びつつも前聖に到着。
辺りは刻一刻と明るくなり始めるがまだ太陽は姿を現さない。流石にこの風に吹かれている訳にも行かず写真を撮ってすぐに踵を返す。そして再び奥聖に着くといよいよ太陽が姿を現した。
その瞬間に登って来た東尾根に太陽が当たりその全貌がはっきり見えた。ここを登ってきたんだ…と色々な感情が溢れた。
こういう気持ちになれるから山に登るんだろうなぁと思う。時間を掛けてここまで来て本当に報われる瞬間。今回は全てのタイミングが良く、この景色を目の当たりにする事が出来た。
太陽がどんどん昇り、周りの山々を照らしていく。それだけで本当に暖かく感じる。
束の間の至福の時間を奥聖岳で過ごし下山へ。
登り同様、一歩一歩確実に歩き標高を下げて行く。東聖岳から見る東尾根はとても綺麗で印象的な形をしていた。テント場まで戻り少しまったりして下山へ。
聖岳東尾根…色々な面で自分の想像を超える素晴らしい尾根でした。
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