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Yamareco

記録ID: 773645
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

神坂神社から富士見台〜横川山

2015年11月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:28
距離
19.7km
登り
1,258m
下り
1,259m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:11
休憩
1:06
合計
7:17
7:49
46
8:35
8:37
20
8:57
8:57
34
9:31
9:33
19
9:52
9:57
8
10:05
10:09
48
10:57
10:57
21
11:18
12:05
26
12:31
12:31
49
13:20
13:24
7
13:31
13:31
11
13:42
13:44
19
14:03
14:03
12
14:15
14:15
50
15:05
15:05
1
15:06
ゴール地点
霧氷が現われてからは全く真面目に歩いていませんので参考程度に(^^ゞ
天候 晴れのち曇り 微風
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
名古屋方面から園原ICを出てヘブンス園原方面へ左折(右折は昼神温泉方面)
すぐに橋の手前を右折(神坂神社方面・その他諸々の施設の看板あり)
神坂神社の駐車場までは全面舗装路(ただし今後本格的な降雪があるとかなり怖い道になります)
コース状況/
危険箇所等
全般によく整備されています
あえて言えば、富士見台から横川山の鞍部辺りのトラバース道は幅が狭く、凍結や積雪があるときは少し注意が必要かもしれません
その他周辺情報 温泉宿ですが日帰り入浴もOKな「野熊の庄 月川」
http://gessen.jp/
少し足を延ばせるなら昼神温泉郷で温泉&食事できます
http://www.hirugamionsen.jp/
神坂神社の階段を上がります
2015年11月29日 07:41撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 7:41
神坂神社の階段を上がります
神社脇から東山道へ
2015年11月29日 07:42撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 7:42
神社脇から東山道へ
すぐに林道に出合います
ブナコースとの分岐でもあり右折してカラマツコースへ
2015年11月29日 07:46撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 7:46
すぐに林道に出合います
ブナコースとの分岐でもあり右折してカラマツコースへ
50mほどで登山道入口
2015年11月29日 07:47撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 7:47
50mほどで登山道入口
桧の植林と自然林が交互に続く道を登ります
落葉した自然林は明るい
2015年11月29日 08:02撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 8:02
桧の植林と自然林が交互に続く道を登ります
落葉した自然林は明るい
暗い植林では雪が残ってます
2015年11月29日 08:27撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 8:27
暗い植林では雪が残ってます
傾斜が緩みカラマツとダケカンバへ移行
2015年11月29日 08:30撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/29 8:30
傾斜が緩みカラマツとダケカンバへ移行
ブナコースと合流します
2015年11月29日 08:35撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 8:35
ブナコースと合流します
ブナコース入口は展望地
霧氷を確認してガッツポーズ
2015年11月29日 08:35撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 8:35
ブナコース入口は展望地
霧氷を確認してガッツポーズ
稜線下カラマツ林のトラバース
薄っすら霧氷
2015年11月29日 08:43撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 8:43
稜線下カラマツ林のトラバース
薄っすら霧氷
池の平という道標があるところ
ダケカンバに霧氷が見られだします
2015年11月29日 08:48撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 8:48
池の平という道標があるところ
ダケカンバに霧氷が見られだします
ちょっとした湿地の木々に霧氷
2015年11月29日 08:59撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/29 8:59
ちょっとした湿地の木々に霧氷
牛集牧柵
2015年11月29日 09:08撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 9:08
牛集牧柵
いよいよ本格的に霧氷の景色が展開
恵那山は相当白い
2015年11月29日 09:12撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:12
いよいよ本格的に霧氷の景色が展開
恵那山は相当白い
ふり返るとこの景色
2015年11月29日 09:15撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:15
ふり返るとこの景色
この先に期待が高まります
2015年11月29日 09:19撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:19
この先に期待が高まります
今季の初霧氷に足が全然進まなくなりました
2015年11月29日 09:23撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:23
今季の初霧氷に足が全然進まなくなりました
カメラを仕舞う間がない
2015年11月29日 09:24撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:24
カメラを仕舞う間がない
期待以上の青空も
2015年11月29日 09:24撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:24
期待以上の青空も
何度も振り返ります
2015年11月29日 09:24撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:24
何度も振り返ります
あれに見えるは大川入山か
むこうは今日は大盛況かな
2015年11月29日 09:26撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:26
あれに見えるは大川入山か
むこうは今日は大盛況かな
満開
2015年11月29日 09:28撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:28
満開
静まり返った萬岳荘
2015年11月29日 09:32撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:32
静まり返った萬岳荘
萬岳荘の周囲は白い森
2015年11月29日 09:34撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:34
萬岳荘の周囲は白い森
富士見台へむかいます
2015年11月29日 09:34撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 9:34
富士見台へむかいます
メルヘンの丘?
2015年11月29日 09:37撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:37
メルヘンの丘?
また足が止まりだす
2015年11月29日 09:37撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:37
また足が止まりだす
今日は立ち寄らなかった神坂山
2015年11月29日 09:44撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 9:44
今日は立ち寄らなかった神坂山
稜線の道標にウイングが
2015年11月29日 09:48撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
11/29 9:48
稜線の道標にウイングが
恵那山
2015年11月29日 09:50撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:50
恵那山
恵那山と神坂小屋
2015年11月29日 09:53撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:53
恵那山と神坂小屋
南アルプス全開
2015年11月29日 09:55撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:55
南アルプス全開
中央アルプスも真っ白です
2015年11月29日 09:56撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:56
中央アルプスも真っ白です
富士見台山頂
2015年11月29日 09:59撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 9:59
富士見台山頂
富士見台に到着
凄い時間がかかった(笑)
2015年11月29日 10:04撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 10:04
富士見台に到着
凄い時間がかかった(笑)
横川山へむかいます
池は全面氷結
2015年11月29日 10:14撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/29 10:14
横川山へむかいます
池は全面氷結
素晴らしい縦走路へ突入
南木曽岳には霧氷はほとんどない?
2015年11月29日 10:17撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 10:17
素晴らしい縦走路へ突入
南木曽岳には霧氷はほとんどない?
白いオブジェと南アルプス
2015年11月29日 10:17撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 10:17
白いオブジェと南アルプス
御嶽山も姿を見せた
2015年11月29日 10:19撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 10:19
御嶽山も姿を見せた
この縦走路は落葉樹が多い
いろんな樹形の霧氷が楽しい
2015年11月29日 10:20撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 10:20
この縦走路は落葉樹が多い
いろんな樹形の霧氷が楽しい
誰の足跡もない絶景ロードを進みます
2015年11月29日 10:21撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 10:21
誰の足跡もない絶景ロードを進みます
最低鞍部あたり
2015年11月29日 10:36撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 10:36
最低鞍部あたり
横川の名水
2015年11月29日 10:39撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 10:39
横川の名水
クリスタルな森
2015年11月29日 10:49撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 10:49
クリスタルな森
目指す横川山
2015年11月29日 11:00撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 11:00
目指す横川山
横川山からの中央アルプス方面
残念ながら予報通り曇ってきました
2015年11月29日 11:19撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 11:19
横川山からの中央アルプス方面
残念ながら予報通り曇ってきました
富士見台と恵那山
2015年11月29日 11:51撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 11:51
富士見台と恵那山
光を失った霧氷の森
これで足を延ばす気力は失せました
2015年11月29日 11:51撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 11:51
光を失った霧氷の森
これで足を延ばす気力は失せました
富士見台へ帰ります
灰色の空〜
2015年11月29日 13:09撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 13:09
富士見台へ帰ります
灰色の空〜
帰りも白い森を抜けて
2015年11月29日 13:52撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 13:52
帰りも白い森を抜けて
分岐からはブナコースを
最初は実に気持ちのいい自然林
2015年11月29日 14:21撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 14:21
分岐からはブナコースを
最初は実に気持ちのいい自然林
すぐに植林オンリーとなりガッカリ
植林の谷はやはり崩落しやすいか?
2015年11月29日 14:31撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 14:31
すぐに植林オンリーとなりガッカリ
植林の谷はやはり崩落しやすいか?
最後は落ち葉の積もった林道歩き
2015年11月29日 14:45撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/29 14:45
最後は落ち葉の積もった林道歩き
神坂神社に帰還
2015年11月29日 15:04撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/29 15:04
神坂神社に帰還
後続ハイカーはなかったようで
2015年11月29日 15:05撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/29 15:05
後続ハイカーはなかったようで

感想

 昨年夏の初めにヤマレコに登録してみたものの、記録の投稿は3か月すら続かずギブアップ。ひたすら皆さんの記録を読むだけの人に徹しておりました。
 ところが最近、過去1年以内に一定の情報量のある記録をアップしていないからという理由で、スマホサイトでの検索機能が制限されるようになってしまいました(お金さえ払えば問題ありませんが)。
 だからというわけでもないんですが、久しぶりに記録をアップすることにします。

【神坂神社〜富士見台高原口】
 神坂神社までのアクセス路は、本格的な冬になれば降雪の後などツルッツルに凍結するので怖くてなかなか足が向きません。ところが、まだドライ路面を安心して走れるこの時期に恵那山界隈の山々に霧氷の便りが届き、このコースでの霧氷ハイクを楽しむにはまたとないチャンスです。
 というわけで、ここ数年すっかりこの時期この界隈の人気者となってしまった大川入山はパスして神坂神社へとやってきました。紅葉も散り果てた11月最終日曜日、駐車場には先客はたったの一台きり。
 先発する先客2人組を見送りながら、こちらも準備をして出発します。神坂神社の階段を上がると、すぐに神社左わきに東山道(富士見台登山道)の道標。これを入ります。
 植林の道はわずかな距離で林道に出合います。帰路に使う予定のブナコースとの分岐でもあり、ここを右のカラマツコースへと進みます。50mほど先に登山道入口。
 しばらくは桧の植林のつづら折れを登りますが、やがて落葉広葉樹の自然林が交互にあらわれるようになります。陽射しの差しこむ明るい雑木林は放射冷却の冷え込みで霜柱が見られ、暗い植林では先日あたりの雪がまだ消えずに残っていました。
 1471.7m三角点あたりで傾斜が緩み、カラマツとダケカンバの道に。ここまでもそうでしたが、整備された登山道はすこぶる快適です。
 左手からブナコースが合流して恵那山方面の展望が開けました。稜線の木々には期待通り、しっかり霧氷が張り付いているのが確認できます。
 なお記録作成でGPSのログを登録したら、勝手に富士見台高原口と出てきたのでその名称をそのまま使わせていただきましたが、実は富士見台高原口というのがどのあたりなのか確認はできておりません。ブナコースが合流した先すぐあたりかな?とは思いますが。

【富士見台高原口〜萬岳荘】
 てっぺんに薄っすらと残った霧氷がキラキラ光るカラマツ林のトラバース道を快適に進み、やがてダケカンバが目立ち始めるようになると霧氷は徐々に濃いものになってきます。
 そして牛集牧柵を抜けるといよいよ本格的な霧氷の景色が展開します。ほとんど水平な広い道が続きますが、カメラをバッグにしまう間がないほどの絶景の連続で全然先に進むことができません。
 カラマツが山肌を支配することの多いこの山域ですが、この区間は大きなダケカンバをはじめとした落葉広葉樹の勢力が強く、まさに満開の桜の様相に。
 神坂神社の駐車場で2人組を見かけて以来、他のハイカーに出会うこともなく素晴らしい霧氷を存分に堪能することができ、ここを選んで正解だったと一人ニンマリです。
 そのまま登りらしい登りもないまま、冬支度を済ませ白い森を背景にたたずむ萬岳荘に到着しました。神坂峠からのハイカーで賑わっているかと思いきや、意外にも大きな三脚とカメラを構えたカメラマンが一人きり。

【萬岳荘〜富士見台】
 いつもは神坂山を経由して富士見台山頂へ向かうのですが、今日は霧氷に加えて素晴らしい展望も期待できるようです。予報では午後から天気は下り坂、その展望を見逃してはならないと気が焦る。そんなに時間は変わりはしないとは思いつつ、富士見台山頂直行ルートを選びます。
 富士見台へ向けて笹原に霧氷の木々が散りばめられた高原を登りだすと、後方から朝見かけた2人組ハイカーの姿が。コースタイムの長いブナコースを登りに取ったのか、はたまた萬岳荘で休んでいたのかは定かではありませんが、2人組の目的地である富士見台山頂まで少しの会話も交えながら前後して歩くことになりました。
 この区間、伸びやかに広がる笹原の高原に霧氷の森、そしてこの寒波で白銀と化した中央・南アルプスの峰々の大展望が広がり簡単には進ませてもらえません。
 ふつう、こんな光景が展開する状況であれば頬を切り裂かれるような冷たく強い風が絶え間なく吹いているものですが、今日はほとんど無風に近い。その平和なコンディションがいっそう気持ちも歩みものんびりさせてくれます。
 想定よりずいぶん時間をかけて富士見台山頂へ。当然のこと、文句のつけようのない大展望。北アルプスこそまだ天候は回復途中のようですが、南アルプスはずらり一直線、真っ白に輝く中央アルプスは意外な近さ。御嶽山に乗鞍岳も肉眼ではしっかり確認できました。

【富士見台〜横川山】
 霧氷の付き具合次第で横川山・南沢山方面へ足を延ばす予定であったし、まだしばらくは青空も持ちそうだったので富士見台山頂での滞在もそこそこに、一人北へと縦走路へ足を踏み入れます。
 途中にある小さな池は全面氷結、常緑樹の霧氷をくぐって爽快な縦走路を緩く下っていきます。富士見台を目的地にしても、少なくともここまでは足を延ばしておくべきだと言える絶景が広がります。
 高度を落とすとドウダンツツジの霧氷が美しい森の中のトラバース道に。残念なことに、ここで予報通り灰色の雲が広がってきました。まだ横川山までは距離もあるし引き返そうかとも思いましたが、道中にランチ適地がないのでとりあえず横川山までは行くかと腹をくくって先を急ぎます。
 横川の名水もガラス細工のような霧氷の木々の中。道幅が狭く浅く積もった雪で滑りそうなトラバースを進むと再び展望の笹原の横川山への登り。
 陽射しがあったなら間違いなく足止めをされそうな、緑の笹と霧氷の木々のコントラストが美しい景色が広がっています。
 風がなく気温も高めなため、凄い勢いで霧氷が降ってくる中を汗をかきながら横川山に到着です。予想外なことに山頂は1〜2人の真新しい足跡だけ残して無人でした。
 空はもうすっかり灰色に支配されて、これ以上先へ進む気力は萎えました。シートを広げここでランチタイムとします。
 横川山山頂に滞在中、登ってくるハイカーはいませんでした。

【下山・ブナコース】
 天気の崩れも気がかりなので、今日は短い滞在時間で下山開始。光を失った山肌はもう、カメラを向ける気にはさせてくれません。うら寂しささえ感じる暗くなった笹原の道を富士見台に向けて登り返し、まだ色濃く霧氷の残る萬岳荘からの水平道を急ぎ、ブナコースへ。
 ブナコースとは言っても、この山域ですから大規模なブナ林などあるわけでなく、雑木林の中にポツポツと散見されるくらいです。ですがなかなかに気持ちのいい自然林の道ではあります。
 ただ登りに使ったカラマツコースと違うのは、あるところから全くのオール植林の道になってしまうことでしょうか。植林に植え替えられた谷は崩落しやすいのか道が落ち、桟道が付けられているところもありました。
 最後は落ち葉の積もった林道を歩き自分の車だけがポツンと残された神坂神社の駐車場に帰還しました。


 ヤマレコの影響で(←間違いない)人気集中の一部の山を避けて選んだコースでしたが、思惑通りとても静かに美しい景色を堪能でき満足度の高い山遊びになりました。

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