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Yamareco

記録ID: 774763
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

毛無岩(沢コースから尾根コース)

2015年12月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
GON-BEE その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:32
距離
7.0km
登り
774m
下り
778m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:11
休憩
0:10
合計
6:21
8:08
181
駐車場
11:09
11:19
190
14:29
駐車場
天候 晴れ、風やや強い
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道場の集落奥、神社の先の登山口手前に4台ほどのスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
【沢ルート】
神社奥の駐車スペースからすぐに登山口の看板があります。最初は植林帯をトラバースし続けますが、踏み跡が細く、ザレた崩壊部分もあり最初から一般登山道のレベルではありません。
樹林帯を過ぎて沢に下りてからはまさに沢登り。登山道なので水線は行かず、へつりと巻きを繰り返して進みます。途中は奇岩あり滝ありで景色は開けなくとも楽しめます。ただ、落ち葉でスタンスが見えないので踏抜きや滑落は注意が必要です。場所によっては腰まで埋まる深さに積もっています。

大まかには右手右手に進んでいきますが、一箇所左手に進む分岐があります。正面に毛無岩が見えるので直登したくなります。(やってできないことはないのかも)
左手にイデミ岩峰が見える明るい樹林帯に入れば相沢越は目の前です。適当に尾根を拾って上がります。

(途中、造林小屋がある二股で正面に見える岸壁にロープのようなものがぶら下がっているのが見えました。とても登り降りできるようには見えないのですが、登れるのでしょうか・・・)

【相沢越〜縦走路分岐】
相沢越からは浅間山方面が見えてテンションアップです。千ヶ平分岐に上がると毛無岩も見えてきて一層盛り上がります。が、本番はここから。30〜60cmくらいの幅のナイフリッジが現れます。難しさはないもののかなり高度感があり、風の強いエリアなのでふとした突風には要注意。毛無岩山頂も少し崩壊している箇所があり気は抜けません。山頂からは360度の大パノラマが楽しめます。
毛無岩からの下りも手がかりの少ない急斜面で、やはり結構な高度感があります。ロープがあったほうが安心できると思います。縦走路分岐までも岩峰の登り返しが二度ほどありました。そのつど緊張感のある下りとなりました。
下降点の毛無岩東コルはそれまでと打って変わって広くなっているので、分かりやすいと思います。ただ、そこからの下りも尾根を拾ったりトラバースしたりと、ルートミスには注意が必要。テープ類はありますが数は多くありません。
途中にいくつか見える岩峰に登ると、毛無岩が良く見える展望台があります。普通に下っていくと見落としますが、毛無岩の岸壁がもっとも良く見える場所だと思います。広くはありませんが、ここで三人で昼食を取りました。

【縦走路分岐〜登山口】
最後の最後までザレの急下降が続き、落ち葉やドングリがこれでもかと敷詰められています。ルートも尾根を乗換え乗換え進むので、迷いやすいと思います。尾根を辿ったら100mの断崖絶壁という場所も。左手に植林帯が現れて、沢へ下る分岐に来てようやく一安心と言った感じでした。沢に出たらゴールはすぐそこです。落差のある砂防ダムに出たら右手の沢へ進み、水道施設に向かって斜面を登ると林道に出ます。水道施設から沢ロースの登山口までは5分もかからずに戻れます。
道場神社横の道を上がった先の駐車スペース。8時の時点で2台。
2015年12月05日 08:08撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 8:08
道場神社横の道を上がった先の駐車スペース。8時の時点で2台。
ひたすら沢沿いに登る沢コース。しょっぱなから渋めのトラバース。
2015年12月05日 08:22撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 8:22
ひたすら沢沿いに登る沢コース。しょっぱなから渋めのトラバース。
Fixは頼りないトラロープにリングボルト。もちろんあるだけマシ。
2015年12月05日 08:24撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 8:24
Fixは頼りないトラロープにリングボルト。もちろんあるだけマシ。
雰囲気のある滝。手前の紅葉がイイ感じ。
2015年12月05日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 8:27
雰囲気のある滝。手前の紅葉がイイ感じ。
沢沿いに進んでいくと正面に聳え立つ岩峰。よく見るとロープのようなものが・・・残置?上級すぎる・・・
2015年12月05日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 8:49
沢沿いに進んでいくと正面に聳え立つ岩峰。よく見るとロープのようなものが・・・残置?上級すぎる・・・
岩峰の右手に回りこむように右股へ。作業小屋が目印。
2015年12月05日 08:54撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 8:54
岩峰の右手に回りこむように右股へ。作業小屋が目印。
しばらく行くと雫を垂らすような滝。とりあえず浴びる→寒い。
2015年12月05日 09:21撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 9:21
しばらく行くと雫を垂らすような滝。とりあえず浴びる→寒い。
針葉樹林帯を抜けると膝まで埋まるような落ち葉のラッセルが各所に。スパッツがあると良かった。
2015年12月05日 09:49撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 9:49
針葉樹林帯を抜けると膝まで埋まるような落ち葉のラッセルが各所に。スパッツがあると良かった。
植林帯と広葉樹林帯の違いが良く現れる樹種構成。日が当たる広葉樹林帯は暖かい。
2015年12月05日 09:51撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 9:51
植林帯と広葉樹林帯の違いが良く現れる樹種構成。日が当たる広葉樹林帯は暖かい。
針葉樹林帯は吹き抜ける風の音が不安な気持ちにさせてくれる。
2015年12月05日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 9:52
針葉樹林帯は吹き抜ける風の音が不安な気持ちにさせてくれる。
緩やかに沢を詰めて相沢越へ。ここから稜線歩き。
2015年12月05日 10:19撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 10:19
緩やかに沢を詰めて相沢越へ。ここから稜線歩き。
相沢方面は破線ルートすらないのですが・・・
2015年12月05日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 10:25
相沢方面は破線ルートすらないのですが・・・
千ヶ平分岐へ。快適な尾根歩き。
2015年12月05日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 10:24
千ヶ平分岐へ。快適な尾根歩き。
千ヶ平分岐を過ぎると一気に眺めが良くなります。めざす毛無岩もドカーン。
2015年12月05日 10:42撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 10:42
千ヶ平分岐を過ぎると一気に眺めが良くなります。めざす毛無岩もドカーン。
稜線から ぼっこり飛び出る 毛無山
2015年12月05日 10:43撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1
12/5 10:43
稜線から ぼっこり飛び出る 毛無山
奇岩があちこちに。大抵浮いてる。
2015年12月05日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1
12/5 10:41
奇岩があちこちに。大抵浮いてる。
毛無山直下のナイフリッジ。下りには使いたくない・・・
2015年12月05日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 10:53
毛無山直下のナイフリッジ。下りには使いたくない・・・
時折吹く風が恐怖感を倍増させます。慎重に。
2015年12月05日 10:58撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 10:58
時折吹く風が恐怖感を倍増させます。慎重に。
振り返れば絶景。ここまで来れば一安心。
2015年12月05日 11:01撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:01
振り返れば絶景。ここまで来れば一安心。
毛無岩標識。山頂はもう少し先。
2015年12月05日 11:02撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:02
毛無岩標識。山頂はもう少し先。
妙義山方面も良く見渡せています。
2015年12月05日 11:02撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:02
妙義山方面も良く見渡せています。
毛無岩頂上。狭いし風は強いし岩は脆くてとにかく怖い。でも景色は最高。
2015年12月05日 11:07撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:07
毛無岩頂上。狭いし風は強いし岩は脆くてとにかく怖い。でも景色は最高。
風の弱いうちに、いざポーズ!
2015年12月05日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
2
12/5 11:04
風の弱いうちに、いざポーズ!
風が吹くとほんと嫌な感じ。
2015年12月05日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:05
風が吹くとほんと嫌な感じ。
あちこちに奇岩。これぞ西上州。
2015年12月05日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:05
あちこちに奇岩。これぞ西上州。
よく晴れて、風さえなければ暖かい山日和。
2015年12月05日 11:14撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:14
よく晴れて、風さえなければ暖かい山日和。
頂上を後にしてのくだり。これがまたザレで滑りやすい細尾根の急降下。木や石の少ないところはほんとに気を使いました。
2015年12月05日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:37
頂上を後にしてのくだり。これがまたザレで滑りやすい細尾根の急降下。木や石の少ないところはほんとに気を使いました。
いくつかの登り返しを経てようやく下降点。広いコルが目印。
2015年12月05日 11:42撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:42
いくつかの登り返しを経てようやく下降点。広いコルが目印。
この斜面も膝上ラッセル。軽いけど踏跡を完全に隠してくれる。
2015年12月05日 11:45撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 11:45
この斜面も膝上ラッセル。軽いけど踏跡を完全に隠してくれる。
第2展望台から毛無岩。ここで昼飯にしました。
2015年12月05日 12:51撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 12:51
第2展望台から毛無岩。ここで昼飯にしました。
まだまだ微妙な岩場の処理が続きます。トラロープ掴むのも怖いし、掴まないのも怖いし。
2015年12月05日 13:00撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 13:00
まだまだ微妙な岩場の処理が続きます。トラロープ掴むのも怖いし、掴まないのも怖いし。
落ち葉が地面を隠しているのもいやらしい。
2015年12月05日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 13:01
落ち葉が地面を隠しているのもいやらしい。
尾根を辿ったり巻いたり。間違えて断崖絶壁に飛び出してしまうこともしばしば。
2015年12月05日 13:16撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1
12/5 13:16
尾根を辿ったり巻いたり。間違えて断崖絶壁に飛び出してしまうこともしばしば。
地図と現在地の確認はこまめに。
2015年12月05日 13:45撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 13:45
地図と現在地の確認はこまめに。
判別しづらいペイント。ここも気づかず尾根を直進すると行き詰る。
2015年12月05日 13:45撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 13:45
判別しづらいペイント。ここも気づかず尾根を直進すると行き詰る。
上の下降点から沢へ。ここまで来てようやく一安心。ってほぼ終わってる。
2015年12月05日 14:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 14:05
上の下降点から沢へ。ここまで来てようやく一安心。ってほぼ終わってる。
砂防ダムまで出たらすぐに林道に上がって登山口に戻れます。
2015年12月05日 14:18撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
12/5 14:18
砂防ダムまで出たらすぐに林道に上がって登山口に戻れます。
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