丹沢/鶴巻温泉から大山下社、日向山へ
- GPS
- 06:24
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,700m
- 下り
- 1,632m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 5:32
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
本厚木行きと伊勢原行きのバスがあるが、本厚木行きの方が大分混んでいた。 http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/search?t=0&nid=00128459 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 全般には危険箇所は無いが、下社から見晴台のコース上二重橋手前で落石があった。油断は禁物。 ◆登山ポスト 鶴巻温泉駅周辺には登山ポストは確認できなかったが、広沢寺温泉には無料駐車場に設置されていた。 |
写真
感想
4月に登った大山表尾根を再履修と思ったが下社への水平歩道の誘惑に負け、日向薬師から広沢寺温泉へとエスケープ。どうも鹿島槍からこっち右膝の調子が今一と言うのもある。けど大山山頂を避けたのでまあまあ閑かな山行を楽しめたし、日向薬師辺りでは紅葉も楽しめた。
鶴巻温泉駅からは陣屋等の温泉旅館の脇を抜けて正面に見える尾根を目指す。東名高速を潜ると取り付きになりいきなりの急登になる。少し登って一回折り返すと展望が良くなる。駅から10分ちょっとでこんな所に来られるんだから素晴らしい。でもここは未だ始まり。尾根に出てから西側に吾妻山を目指す。間もなく山頂だ。今日は空気が澄んでいて遠くまで見える。江ノ島や三浦半島もこの標高から良く望める。ここでウィンドブレーカーを脱いだ。この吾妻山の尾根は里山の散歩風情の方も散見されるが、善波峠から念仏山に向かうとぐっと行き交う人の数が減る。
念仏山から高取山の間ではハイカーよりもトレイルランナーの方が出逢いが多い。走るには実に好いコースだと確かに思う。小蓑毛からの道を合わせるとハイカーが少し増える。でも下社からの街道に比べれば閑かなもの。樹々が多いのでスッキリとした絵にはならないものの樹間から見える富士山や山々、湘南の海の風情等景色も好いし。高取山から1時間で蓑毛越に着いて小休止。
それまでは大山山頂を目指す気持ちがあったものの休憩しながら見やっていた下社への水平歩道が何故かとても魅力的に見えて、そう言えば二重橋から先ってもう20年以上前にM子を初めて山に連れて行った時に帰路に通ってから歩いたことが無いな、なんて思っていたらそちらを行く方が有意義っぽく思えて来た。ならば見晴台から下ってこれもM子と登った日向山にも登って、弁天岩を見ながら広沢寺温泉入口BSまで、歩いたことが無い所も久し振りの所も歩けるなぁ、と決めた。
下社まではトレイルランナー1人に逢っただけとこれまた閑かな径だったが、下社に着くとやはり人口密度が急に高くなる。天気は好く、眺めは絶景、紅葉もとなるとそれも当然か。大山山頂も昼時はさぞや混み合うことだろう。こちらに来たのはそれはそれで正解だったかも、と思える。下社から見晴台の間は想像以上にすれ違うハイカーが多かった。二重橋が見えて来る所でカラカラと嫌な音がするので立ち止まると10m程先の岩溝を最大で拳大の石が数個落ちて来た。油断できないな。見晴台は広々とした休憩適地でベンチも多数設置してあった。ここでお昼を食べて日向薬師に向かって降りて行く。
この径は降り始めにはとても展望が好く気持ちいい径だ。やがて九十九折りの下り坂になり日向ふれあい学習センターに向かって降りて行き、林道に出合う。日向の辺りは寺社も多いがそれぞれに紅葉が美事で目を楽しませてくれた。日向薬師に詣でてそれから日向山へと向かう。20年前に登った径は実は今では廃道だったようだ。ざれた急坂を登りきるとトラロープが張ってあった。登りの分岐の所もさりげなく見逃して左側に誘導されるようになっていたが、明示されていなかったが日向薬師の神域として立入禁止にされていると山頂で出逢った地元の方らしい人が教えてくれた。当時は何も無い山頂だったが、今では山頂標識もある。
当時と同じように七曲がり峠へと降りて行くと四つ辻になっていて直進して登って行くと見城山だと言う。聞いたことが無いので登ることとした。最初は急登だけどやがて緩やかになり山頂に達する。立派な説明標識があるのには驚いたが、それによると室町時代には関東平野を見張る場所となっていたとのこと。確かに今では枝葉が多くてすっきりとした展望にはならないがこれらを切り払えば関東平野が一望の下になる。なるほどなぁ。
七曲がり峠に戻り西側に降りて行くと大沢川沿いの林道に出合う。そこを500mも下ると弁天岩だ。最初に目に飛び込むのは対岸の岩場だけど昔よりもスケールが大きく感じる自分に驚いた。弁天岩は相変わらずスケールが大きい。ゲートを潜ると三叉路になるがそこでカボスが100円で直売店で売られていたので買って帰った。玉翆楼の前を通り後はバス停まで歩くだけ。同じ時刻で伊勢原行きと本厚木行きが来てちょっと迷ったけど本厚木に出ることとした。でも伊勢原行きの方が空いているようだし結局小田急に乗るのだからそんなに変わりは無いのかな?
特に盛り上がりも無いハイキングだったが適度に運動になったし、後半は懐かしさを感じながら歩く感じだった。たまにはこんなのも悪くは無いかもしれない。
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