小雪舞う静寂の西穂高岳
- GPS
- 06:31
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,183m
- 下り
- 1,131m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:28
天候 | 小雪のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・第1・第2ロープウェイ連絡(新穂高温泉〜西穂高口) 往復2,900円 ※6kgを超える荷物がある場合荷物券(往復600円)が必要 ※モンベルカード提示で300円割引 ※コンビニでJTBの割引チケット購入可能。往復2,300円! 冬季時刻表(12/1〜3/31) ・始発(第1ロープウェイ)9:00 ・終発(第2ロープウェイ)16:15 http://shinhotaka-ropeway.jp/price/#eigyou |
コース状況/ 危険箇所等 |
・まず第一に天候を十分チェックして登山の判断をする。晴れの日でも強風の場合、立っていられないぐらいの風が吹くので要注意。 ・日帰りするためにはタイムマネジメントが重要。引き返すリミットをしっかり決めておく。ただし、いざとなれば山荘泊するぐらいの気持ちを持って臨んだ方が良い。いずれにしても最悪の場合(下山時のロープウェイ運休など)も考えて予備日は設けておく。 ・ルートについては先行者がいる場合はそのルートを眺めて問題なさそうならついていけば良いが、必ず正しいルートとは限らないので自分でも確かめながら登らないといけない。 ・先行者がいない場合は自分でルートファインディング、場所によってはラッセルしなければならなくなるので、上級者以外は日帰りはかなり難しいと思われる。 |
その他周辺情報 | 温泉は新穂高温泉、平湯温泉など多数あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
2015年、登り納めは小雪舞う静寂の西穂高岳。
今年の2月に快晴の中、はじめて登った冬の西穂高岳。
あれから7月にも登り、今回で1年間で3回目です。
天気予報はコロコロ変わり、結局はあまり良い天気ではなかったので、2月に登った時よりも色々な意味で難易度が高い山行となりました。
基本的には天気が良くないと登らないと決めていますが、2週間ぶりのお休みでできれば登りたかった、天候も回復傾向ということで、雪山練習にと行ってきました。
ロープウェイの駅から山荘までは前日泊の方たちとずいぶんすれ違いました。昨日はきっと景色が良かったことでしょう。
ただ、途中、団体で一人登山者が背負われて降りて行きました。急病人だったのでしょうか。
さて、山荘までは勝手知ったる道ですが、いつきても山荘までの急登はきつい。喘ぎながら西穂山荘に到着。ここでアイゼンを装着、トレッキングポールをピッケルに持ち替えます。
また、バラクラバを被ってヘルメットを着用し、先日買ったばかりのゴーグルを装着。まだ初冬?厳冬期に比べて全然寒くない。
山荘からはハイマツが露出しているので基本的には夏道を歩く。残念ながらあまり視界がなく、他の山などは見えないので、足元を見ながら歩く。
独標手前もほとんど岩が露出している夏道を登る。アイゼンで岩を登るのは少し嫌な感じがしました。
独標から先も雪が少なく、岩が露出している箇所、先日の雨で凍っている箇所もあり、吹き溜まりでは踏み抜きもあって、慎重に歩きましたが自分にとっては良い経験になったと思います。
ロープウェイ始発組の登山者は3人で、うち1人のお兄さんが先行してくれたおかげでルートファインディングにそれほど時間をかけずにすみました。大変、ありがたかったです。
今日の登頂者は、その先行者と私の2人だけだったかな?
先行者の方には全然追いつけなくて山頂直下の雪壁ですれ違い。
登頂して思わず「よしっ」とガッツポーズ。独り占めの山頂!ただし、眺望なし(笑)
静かな山頂で記録写真だけ撮って、暖かい飲み物を飲んで早々に下山を開始しました。
下山時は視界が悪くて、山頂から独標までの間で2回ほどルートがわからなくなって立ち止まりました。トレースも消えていましたが、慌てず地図と地形をみて対応しました。
夏・冬と何回も来ている山ですが、視界不良となると方向がわからなくなりますので、もっと事前に入念に地図を読み込んでおいた方がよかったかもしれません。
独標まで戻ってきて「ふーっ」と安堵の深呼吸をしました。
しかし、2月よりもずいぶんタイムが遅いです。西穂高口に戻って来た時は足がプルプルしてました(笑)
秋以降の山行不足のツケでしょうか?
景色は残念でしたが、緊張感あり、疲労感ありで達成感のある登り納め山行でした!
追記
先行のお兄さんはヤマレコユーザーのsouさんだったことを帰ってからレコを読んで知りました。トレース助かりました!ありがとうございました!
nao_somaさん、初めまして。
視界の利かない中、雪岩ミックスは大変でしたよね
下山時に違う方向に降りてくことが2,3回あったので後を追って迷わせてないか少し心配でした。無事下山された様でなによりです^−^
こちらこそありがとうございました。
souさんが先行してくれなければ、良くてピラミッドピークまでだったかもしれません。
それにしても健脚ですね!ルーファイしながらあのスピード、すごいです。
西穂ラーメンうらやましい・・・。私は間に合わなかった(笑)
souさんのレコにコメント入れさせていただきました。
これからもレコ楽しみにしています。
nao_somaさん、おはようございます。
nao_somaさんに先行して歩く人かぁ〜、相当健脚だなぁと思っていたらsouさんでしたか。
納得です。
西穂へはなかなか足が向きませんが、今度は白山でお会いしましょう。
ソウマ君も一緒に。
おはようございます!
西穂行く度に、Sanchanさんのお知り合いに出会いますねー。
souさん、ルーファイしながらあのスピードですからスゴかったですよ。
そうですね、来年こそは白山へ!
nao_somaさん、いや青レンジャー#1さん、こんにちは♪
積雪期の西穂へ早々の出動お疲れ様でした
今年は雪が遅いので、山荘から独標まではまだ夏道なんですね
今シーズンは行けるかどうか微妙ですが、できれば晴天狙いで行きたいですね。
視界の悪い中では歩ける自信はありませんので・・・
これからの冬山シーズン、お互い安全に楽しみましょう〜
vino_rossoさん、こんにちは!
待ちきれずに出動しちゃいましたよ!
でも、やっぱり快晴の日に限ります。
一人で西穂のギザギザを歩くのは流石に緊張しましたー。
それに比べてゴレンジャーの時は心強かったです(笑)
年明けは赤岳、唐松岳あたり狙ってます!
安全に冬山楽しみましょう!
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