藤原岳の霧氷を満喫【木和田尾から頭陀ヶ平、天狗岩、山上台地】


- GPS
- 09:03
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 1,176m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 9:03
天候 | 曇り時々晴れ 【気温】巡視路入口:2℃ 頭陀ヶ平:2℃ 登山口休憩所:6℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【木和田尾(巡視路)】 ・巡視路入口〜子向井山〜R201鉄塔:トレースが残っていました。 谷を離れNo.205鉄塔に向かう山腹の捲き道に入る辺りから積雪20cm 以上で、No.205鉄塔以降は滑り止め推奨です。 ・R201鉄塔〜白瀬峠分岐〜頭陀ヶ平:トレースはありません。 L203鉄塔を過ぎると一気に積雪が増します。 【県境稜線】 ・頭陀ヶ平〜天狗岩:トレースはありません。 ・天狗岩〜藤原山荘:先行者(1〜2名)のトレースが残っていました。 天狗岩〜山上台地〜大貝戸八合目にかけて積雪は60cm以上。 【大貝戸コース】 ・七合目を下った辺りから緩んでシャーベット状の雪質になり、 四合目以降はグズグズになり、所々で地肌が現れます。 |
写真
装備
個人装備 |
チェンスパイク:No.204〜R201鉄塔間で使用。
スノーシュー:R201〜天狗岩〜藤原山荘間で使用。
アイゼン:山上台地〜大貝戸4合目間で使用。
|
---|
感想
木和田尾を歩くのは昨年の紅葉時期以来だ。年が変わり出遅れた感じだが
先日の寒波で駐車に支障が出るほどの積雪らしい。
状況次第で天狗岩をピストン、できれば山上台地から大貝戸への周回を
計画しよう。
巡視路入口から早速トレースの残る雪の木和田尾は初めてかもしれない。
No.205鉄塔を素通りしたトレースが合流した辺りからスノーシューで
固められた雪がカチカチに凍り始めたのでチェーンスパイクを履き
No.204鉄塔が建つ尾根に乗ると遠望は叶わず烏帽子岳〜伊吹山が展望
できる程度だった。
しっかりと残るトレースを追って子向井山からR201鉄塔に出ると
更に展望は広がるが霊仙山〜伊吹山の姿は霞んでいた。
好展望が自慢の尾根だがどうやら今回は伊吹山辺りが限界のようだ。
冷たい風に吹かれながらスノーシューに履き替え、風に飛ばされて
トレースが薄くなった白瀬峠分岐から鉄塔を追うように尾根を辿ると
県境稜線には霧氷が輝いていた。期待もしていなかっただけに一気に
テンションが上がる。焦る気持ちを抑えて斜面を直登し、県境稜線に
乗り上げると尾根筋は霧氷のトンネルに、南斜面には霧氷の林が
出来上がっていた。
頭陀ヶ平の三角点まで上がると更に霧氷のエリアが広がり、天狗岩に
続く稜線には霧氷がびっしりと付いていた。
見通しが悪いと迷いやすい広尾根だが今は明るくていい条件だ。
忠実に尾根を辿り青空に映える霧氷を愛でながら天狗岩に到着する。
藤原岳の最高地点から展望丘、竜ヶ岳、御池岳を眺め、煌めく霧氷を
満喫して時計を見るとまずは計画通りなので、今朝の物と思われる
出来立てのトレースを拝借して藤原山荘へ向かうことにする。
カルスト地形の稜線から霊仙山を振り返り、イルカ岩に立ち寄って
藤原山荘の重い扉を開けると数名の先客が食事中だったが、
充分テーブルに余裕はあった。カップ麺をすすりデザートを食べて
山荘を出た後は展望丘をパスして山上台地の霧氷を求めて散策してこよう。
コメント
この記録に関連する登山ルート

いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する