武奈ヶ岳 (上林新道〜スキー場跡〜金糞峠)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,017m
- 下り
- 1,000m
コースタイム
9:12−水場ー9:17
9:50−青ガレ下ー9:55
10:41−金糞峠ー10:46
11:06−上林新道四辻ー11:15
12:02−コヤマノ岳
12:28−山頂ー12:52
13:08−八雲が原分岐
13:23−スキー場ー13:28
13:42−八雲が原ー13:47
14:16−金糞峠ー14:21
14:50−青ガレ下ー14:55
15:15−水場ー15:20
駐車場着ー15:36
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
◆ 今日の天気予報は、午前中曇り、午後は青空も見えると言ふことで、夜中に雨が降るのは分っていたが、朝起きて見るとまだ雨が降っている。どうしようかと考えたが、予報を信じて、登山口に着いても降っていたら帰ってこよう、と思って雨の中を出発する。こんな事今までには無かった事だ。
◆ 京都まではどんよりとした雨雲だったが、湖西道路に入ると明るくなり、やっと夜が明けたと言ふ感じになって、比良の登山口が近くなると、北の方に青空も見えてきた。引き返さなくても良さそうだ。
◆ 今日は、平日でしかも雨が降っていたのか、駐車場には私意外には一台のみ。こんなに少ないのは記憶に無い。
◆ 正面谷の水量は殆ど増えていない。昨日の雨は大した事無かったようだ。対岸の楢の紅葉はもう枯れてしまって、先週の美しさが嘘のようだ。
◆ 青ガレは雨で岩が湿っていたが、水が溜まってはいなかった。でも滑らないように慎重に登る。
その上の金糞谷は殆ど何時もと同じで、変わった所はなかった。
◆ 今日は、ヨキトウゲ谷でなく、上林新道にする。ヨキトウゲ谷に入って暫くすると、上林道の四辻に出る右岸への徒渉点がある。ジグザグの道を二回折り返すと四辻に着く。
ここから急坂が続くので一休みしていると、後ろの杉林の斜面でガサガサと音がする。振り向くと黒いものがこちらへやってくる。はじめは熊かと思ってビックリしたが、よく見ると猪だった。私に気が付いたのか北の方の谷の方へ走って行った。
先日も正面谷で子供連れの猪を見たが、六甲の猪に比べて半分位の大きさだ。今日は一匹だった。牙はなかったが多分オスだと思う。
◆ 六甲山では、登山道の脇であまり人が踏んでいない、柔らかい所を一杯掘り返して、登山道が穴だらけになり、歩き難い所が沢山ある。
比良山でも最近この掘り返しが目に付くようになってきた。そかし、比良山では掘り返し方が小さく浅い。これは矢張り体が小さいからだろうか? それに、掘り返しをそれ程多く見かけないのは、固体数がまだ少ないからだろうと思われる。
◆ 上林新道は真ん中あたりから上になると、傾斜が幾分緩やかになり、ブナの林になる。中峠までの尾根もそうだが、この辺りからコヤマノ分岐までのブナの林は何時来ても素晴らしい。春先の新芽の頃、夏は青葉で日陰ができ、秋の紅葉。今は全く何もないが、それでも此処の林は見事と言ふほかない。これからは樹氷が素晴らしい。比良山で私の最も好きな場所だ。
今夜から一雨あるらしいので、気温が下がって明日は初雪がみれるかも。昨年は、12月10日に来た時は、山頂からこの辺りにかけて、積雪20〜30cmはあったので、今年は暖かい。
◆ 山頂には誰もいなかった。曇りで展望もなかった。釈迦岳や蓬莱山がぼやけて見えた。風は先週より幾分冷たかったが、東側のお地蔵さんの下は風が当たらず、WBを着るまでもなかった。
弁当を食べ終わった頃、二人連れの若者が登ってきた。何ぼ平日とは言え、山頂で一人で弁当を食べたのは、何十年も前から来ているが、初めてのような気がする。
◆ 下りは、先週初めて通ったコヤマノ岳からスキー場に出る近道を、もう一回詳しく調べる為に行くことにする。
分岐の標識から、前回よりも早く登山道よりも北に寄って、尾根の上を下って行く。しかし、尾根が広く立ち木を避けながら何処が中心か分からずに下りて行くと、突然狭いが深い沢に出くわした。沢を越えるには上に引き返して上を右に回るか、それとも20〜30m下って浅くなった処を越えて、その分を右に登り返すかどちらでも良かったが、後者を選ぶ。次の時は、この谷を避け、通り越してから尾根上に出た方が良い。
前回は、それから尾根が狭くなり、ピークの左(北)側の中腹をトラバースして、余り高度を下げないようにして進んだが、足場が狭くて通りにくかったので、今回はも少し手前から高度を下げて進んだら、ピークの向う(東)側に出て見たら、下げ過ぎて少し登って登山道にでた。
この二つの中間くらいが一番楽なようだ。
◆ 八雲が原で一休みしていると、昼からは一層天気は良くなる筈なのに、気が付いたら頭の上が真っ黒な雲で覆われている。雨が降るかも知れないと思ったが、何とか降られずに金糞峠に着いた。
途中、丸木で作った橋が九つあるが、その七番目の橋には木の葉が一杯引っかかっていた。この橋が一番水面から低い所に架かっているが、先週に降った雨はかなりの量だったことが分る。でも綱で括り付けられていて流されなかったようだ。
もうそろそろ雪の季節ですね
気をつけられますように
old ・・さん、今日は。
今年は暖かいですね。何時頃根雪になりますかね。
>雨の中を出発する。こんな事今までには無かった事だ。
どの様な心境の変化か計り知れないけど、前向きな感じがして私も嬉しいです!
deja さん、今日は。
コメント有難うございます。
心境の変化?・・と言ふ訳ではありませんが、登山口に着く頃には雨は止むと言ふ確信があってのことです。INや衛星打ち上げ、コンピュータの発達等世の中の進歩のお陰ですね。
雨の中を登る積りは全くありませんよ。私の山行は週一がノルマなものですから、天気が不順だと何時行くか悩みます。
今日は六甲に行ってました。昨日は一日雨が降って、明日もまた雨らしいので、何だかせわしいですね。
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