房総 滝根入沢 (敗退）

2015年12月19日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 219m
• 下り: 218m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:30

8:15 保台ダム
8:55 9:15 林道終点入渓点
9:55 9:55 二俣
11:00 11:00 標高110m巻き
12:35 12:35 沢にもどる
12:50 12:35 撤退点
13:00 14:00 尾根(昼食)
15:30 保台ダム

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場所　
保台ダムサイト駐車場利用　トイレ有り。車はここまででゲートがあり先には行けません。10数台可。8:00で8割方埋まっていた。釣り人、猟師さん達の車のようだ。
往路 5:10浦安-湾岸市川IC-君津IC-7:40保台ダム
復路 16:00保台ダム-君津IC-首都高浦安IC-18:30浦安
ガス代 270÷9=30×120=3600円 有料代1670×2+510+210×2=4270 交通費計7,870円 1000プール 残高13000

コース状況／危険箇所等

倒木と泥濘の為困難を極める。我々は入渓後4時間をかけても3分の1ほどしか進めず時間切れで敗退した。
14年の大雪の為倒木が多数発生。今年9月の集中豪雨で多量の土砂が流入して倒木に塞がれた土、枯葉が川床に堆積して泥濘化したもよう。メタンガス発生して、どぶ川を歩いているようだった。

下山に使った尾根の元登山道らしきものは途中から尾根を外れ谷に下りています。谷に入ると道型は不明となり2箇所ある沢の渡渉点前後は消えてます。沢を遡行時にはまったくわからず通り過ぎていました。
はじめは谷に向かう道に入らず尾根を忠実に進もうとしましたが、小ピークを越えるびに急斜面の下降になり、戻って谷道に入りました。
この谷道は歩く人もなく、いのししの掘り返し等でくずくずの道で近い将来消滅するでしょう。

この時期は猟師さんが入るので注意が必要。黒い服で藪を漕いでいると撃たれます。

写真

12/19 8:16

保台ダムサイトを出発。後ろに写る犬の散歩の方は地元の猟師さんで、今朝3人パティー1組と単独のハンターが入っているそうで、パティーの猟場を詳しく教えてくれた。kaito

12/19 8:17

保台ダム。快晴だが北風が吹き抜けしびれる寒さ。沢に入るのがくじけそう。kaito

12/19 8:38

登山道入口今日のルート確認

12/19 8:53

林道終点が入渓点。
途中で単独のハンターさんに会い、今日はこちらにハンターは入っていなとの情報をくれる。ダムサイトのおじさんと同じで安心した。銃声は聞こえていたので心配していた。kaito

12/19 8:54

入渓点から続く尾根は元清澄山大周遊コースの入口。この登山道、地形図には載ってない。ハイキングに来てみるかな。kaito

12/19 9:12

沢の入口に到着 準備します

12/19 9:15

入渓準備完了！ハーネスはいらないかな？と思ったが念のため。ところが、ガッチリに使うことに！kaito

12/19 9:13

左は登山道 いきなり暗い沢からスタート

12/19 9:20

入渓直後は澄んだ水が流れる穏やかな沢で高齢者の沢ハイクにぴったりの感じでした。kaito

12/19 9:20

今日は天気が良いのですが樹林帯に遮られ日が入りません

12/19 9:24

今日は寒いので濡れずにいくぞ！kaito

12/19 9:27

ゲゲゲー！行く手に倒木群が！kaito

12/19 9:28

何とかくぐっていけそう。kaito

12/19 9:30

くぐったり、またいだりしながら倒木群を越えて行く。kaito

12/19 9:30

倒木帯が続く。kaito

12/19 9:30

倒木に塞がれ淀んだ沢は沢床が泥濘化している。kaito

12/19 9:35

また手強い倒木帯が！kaito

12/19 9:37

倒木の隙間をくぐり、またぐ。kaito

12/19 9:39

ここは綺麗な沢床が続く。kaito

12/19 9:43

このあたりまでは明るい感じの沢です。kaito

12/19 9:43

足首程度の流れの中をのぼっていく。kaito

12/19 9:51

倒木を抜けました。

12/19 9:55

最初の二俣。入渓からわずかな距離ですが1時間もかかっている。kaito

12/19 9:55

二俣からは両岸が切り立ったゴルジュになる。kaito

12/19 9:56

ゴルジュを行くkaname女史とsu爺。kaito

12/19 9:58

またまた倒木が行く手を塞ぐ。kaito

12/19 10:00

完全に倒木が埋まり沢床が見えない。kaito

12/19 10:00

うんざりする倒木なかなか先に進めない

12/19 10:04

kai爺が膝まではまった所入ってみないと分からない

12/19 10:04

倒木で塞がれた沢は田んぼのように泥濘化している。1歩1歩が大変時間がかかる。kaito

12/19 10:04

写真ではわかりづらいが泥田の中を歩いている。kaito

12/19 10:07

通過困難な倒木帯。kaito

12/19 10:10

滝ではなく、倒木帯を巻く。kaito

12/19 10:13

ここは左端を抜けられる。kaito

12/19 10:17

ここはどこを行く？kaito

12/19 10:18

紅葉も残っています

12/19 10:21

滝だ！ここまでまっ平な沢だったが、ここで2mぐらい標高を稼ぐ？kaito

12/19 10:21

滝に感激して写真を撮るsu爺。kaito

12/19 10:22

綺麗とはいえないがナメ

12/19 10:27

そしてまた倒木帯。kaito

12/19 10:29

倒木帯を行くkamane女史。kaito

12/19 10:37

小滝の上をダムのように塞ぐ倒木。kaito

12/19 10:47

両側が切り立ち水が溜まっている沢。kaito

12/19 10:51

ここは左はじを何とか行く。kaito

12/19 11:02

ついに行き詰る。標高110m沢が西に直角に曲がる手前。沢床は蓮田のごとく、泥濘にももまで埋まり前進は困難に！両岸はドロの垂壁でへつりもできない。kaito

12/19 11:10

またしても倒木

12/19 11:12

戻って高巻くことに。手前右岸から巻くが大高巻になってしまった。kaito

12/19 11:54

沢からは上がれたが、以後沢は高い垂壁で30mロープでは降りられず、枝沢の源頭まで押し上げられた。kaito言

12/19 11:55

枝沢の源頭部がやや急でロープを出す。懸垂するほどではないのでごぼう下り。kaito言

12/19 12:08

枝沢を下降中。傾斜はゆるく滝もなく順調だったが！kaito

12/19 12:10

最後、本流に降りるところで滝が現れた。滝の落ち口はナメで支点がとれない！kaito

12/19 12:20

手前の倒木を支点に落ち口におりる。ここはごぼう。kaito言

12/19 12:26

kai爺の懸垂下降

3mほどのナメの直滝で上部倒木からでは30mロープでは足りず10m補助ロープを足し1本で懸垂。kaito言

12/19 12:36

無事滝を降りる。kaito

12/19 12:36

本流に戻りました。この大高巻に1時間以上かかる。kaito

12/19 12:41

そして、また倒木が行く手を阻む。kaito

12/19 12:44

越えてもまた倒木に埋まる沢。沢床が見えない。kaito

12/19 12:48

まだ半分しか来ていません笑うしかない

すでに13:00近く、これ以上進めば明るいうちに戻れない可能性があるので撤退決定。kaito言

12/19 13:01

左岸の枝尾根が傾斜がゆるそうだったのでエスケープする。kaito

12/19 13:01

10分ほどで登山道らしきものが残る尾根にでられた。kaito

12/19 13:10

かんぱ〜い

12/19 13:11

敗退に乾杯！物足りないsu爺でした。kaito

12/19 14:00

14:00明るいうちに下山しましょう！kaito

12/19 14:02

出発

12/19 14:36

この看板だけのサザンカ園？kaito

12/19 14:47

元は登山道だったらしい道を下る。バリエーションルートと思った方がよい。kaito

12/19 14:47

倒木に埋まる谷を見下ろす。kaito

12/19 14:59

花木園。ここも看板のみで、なければ分からずに通過するようなところです。kaito

12/19 15:02

林道に合流。kaito

12/19 15:16

s

12/19 15:31

明るいうちに戻れました。kaito

12/19 15:31

到着

撮影機器：

FinePix XP150 富士フイルム

感想

カイG

高齢者初心者向き沢ハイクと言うことで楽勝モードで臨んだ滝根入沢でした。
毎度ですが、我々には厳しかったですね 。
今年の関東東北豪雨でも流れなかった倒木群、しばらくは残るでしょう。
入る場合は沢登りではなくアスレチックでもやるつもりでどうぞ。
我々のリベンジは生きている内には無理なので、絶対にないでしょう。

su_

初めての滝根入川残念ながら途中敗退となりました。
ダム到着後準備中に猟をやられる方多いようでに声をかけてもらい
数人が山に入っている事を知り　狩りの場所範囲を教えて貰いました。
沢はとても清流とは言えない沢でした倒木が水の流れを堰き止め滞留し
土が粘土質のヘドロ状態になって歩行するのも困難な場所も多く
今回は倒木とヘドロに悩まされた沢になり日没前の下山困難と判断
撤退となりました。

コメント

がんこ屋☺️

うひゃ〜、これはダメですね
皆さんこんばんは
レコを拝見していて気持ち悪くなりました
沢歩きはやっぱり清流に限りますね

毎度の事ですが、かいと隊の皆さんの探求心には頭が下がります
年内、まだ沢に行かれますか？

カイG

Re: うひゃ〜、これはダメですね
お久しぶりです。記録はよく拝見させてもらってますが。
滝根入沢、中流部は全部倒木で埋め尽くされている感じでした。
沢床も枯葉が堆積し、それが腐敗してメタンガスが発生、場所によってはももまでもぐる有様でヘドロが溜まったドブ川状態！
ただ地形が複雑で読図の面白さがありました。
巻いたり、枝尾根から逃げたりと、敗退ではありましたが自分なりには完璧な登山が出来た思いがあり満足してます。
沢、あと一回尾根をへだてた北側のキンダン川に行くつもりです。こちらは最近、kamog先生の生徒さんが入っているので大丈夫そう。
今冬は今のところ雪が少ないようで、この機会に地元千葉の沢を少しやろうかと。
しかし、一回雪山行ったらそっちばっかになるかも？
gankoyaさん、最近私の知り合いとのコラボ多いですね。そのうちお会いできるかな？
私、来年はいよいよ還暦！数字的には中年じゃなくて高齢者になりますかね。とかく非難の的になりやすいので事故を起こさず、もう少し頑張りたいと思います。