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Yamareco

記録ID: 785230
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

英彦山深部 福太郎から双戸窟・泉蔵坊跡・白岳・梵字岩・811m ・玉屋神社

2015年12月29日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:50
距離
10.3km
登り
932m
下り
925m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:22
休憩
0:23
合計
7:45
8:30
68
スタート地点(福太郎下)
9:38
9:38
50
玉屋神社道出合い
10:28
10:28
45
双戸窟
11:13
11:13
63
智室川渡渉
12:16
12:16
6
泉蔵坊跡地
12:22
12:45
29
泉蔵坊上の露岩尾根(昼食)
13:14
13:14
35
白岳
13:49
13:49
64
梵字岩
14:53
14:53
24
811m
15:17
15:17
48
16:05
16:05
10
16:15
ゴール地点(福太郎下)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R500からしゃくなげ荘側へ右折し福太郎めんべい工場下に駐車
コース状況/
危険箇所等
●双戸窟:"九大生物研究所"分岐標識から10mほど先の"W"と
"自然母樹林" 標識付近の脇道から墓地を横切って下ると短い2列の杉並木がある。杉並木の左側に目印の荷紐・テープが続くところが双戸窟への分岐地点。杉並木を通って下ると"九大生物研究所"への道に出てしまうので注意。
●泉蔵坊跡地:智室川から地形図点線の旧道を歩いた、尾根を越えて凹道を下り小さい沢に着く、そこから先は目印が見当たらず。尾根始点の右側の小さい谷を登り詰めると横方向に棚道みたいな跡があり、右に尾根を巻く様に歩き谷合いの湿地の平地に下った(これが正規ルートか定かではないが)。平地は棚段になっている様で石垣跡も見られる。左寄りにある沢をしばらく登ると、石積みの側溝と小道、左に石垣が始まる。途中、坊跡と見られる石垣の空き地がいくつかあり、最上段の広い敷地に弘法大師像と簡素な小屋がポツンと立つ、ここが泉蔵坊跡地。そのまま登ると玉屋神社道に出合う、
●天狗の鼻:梵字岩下の智室社の裏から2漣の錆びた鎖を伝って登り、棚地に上がると右手に大岩が二つ見える。奥の根元に不動明王像がある岩が"天狗の鼻"らしい(表示は見当たらず)。岩を左に回り込むと玉屋見口
に下る踏み跡と岩の裏手に上がる道に分かれる。岩は垂直に見える露岩で、突起が手がかり足がかりになるが、高所が苦手な人は1人で登るのは止めた方がよいと思います。雨や雪で滑りやすい時も。落ちたら怪我では済まなさそう。
その他周辺情報 英彦山大権現への大南林道はまだ車両通行止めでした。歩行者は歩けるようです。(スミマセン、英彦山大権現には”歩行者通行注意”の標識があったのですが、まだ歩行者も通行止めの様です) *
福太郎と上仏来山を見ながらスタート
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福太郎と上仏来山を見ながらスタート
智室川沿いの山道の花(コショウノキ、ジンチョウゲ科、胡椒ではない・・) *
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智室川沿いの山道の花(コショウノキ、ジンチョウゲ科、胡椒ではない・・) *
渡渉地点を通過し玉屋神社登山道に出合い、左、奉幣殿方向へ
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渡渉地点を通過し玉屋神社登山道に出合い、左、奉幣殿方向へ
九大生研分岐の10mほど手前の脇道から墓所へ下り・・
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九大生研分岐の10mほど手前の脇道から墓所へ下り・・
墓所を斜め右に通過し
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墓所を斜め右に通過し
杉並木手前から左へ(前回は杉並木から九大生研道に下ってしまった)
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杉並木手前から左へ(前回は杉並木から九大生研道に下ってしまった)
目印や添田町赤黒杭をたどり露岩展望台に到着
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目印や添田町赤黒杭をたどり露岩展望台に到着
露岩からの眺望、眼下は智室川の深い谷
3
露岩からの眺望、眼下は智室川の深い谷
右下方に・・
携帯電話の電波塔先端が見える、その左下の白い建物が福太郎かも
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携帯電話の電波塔先端が見える、その左下の白い建物が福太郎かも
尾根を先に行くと露岩の上に岩がある
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尾根を先に行くと露岩の上に岩がある
岩を通り過ぎて岩の下に下ると双戸窟
2
岩を通り過ぎて岩の下に下ると双戸窟
ここに一時隠れ住んだ平家落人の官女たちは、白岳の絶壁をどんな思いで眺めただろう
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ここに一時隠れ住んだ平家落人の官女たちは、白岳の絶壁をどんな思いで眺めただろう
左に下る露岩尾根と別れ、右側の目印からV字谷へ下り、2つの墓石に出合う
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左に下る露岩尾根と別れ、右側の目印からV字谷へ下り、2つの墓石に出合う
墓石の道を右に巻いた先の鞍部が上仏来山登山口、右は九大生物研方面
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墓石の道を右に巻いた先の鞍部が上仏来山登山口、右は九大生物研方面
墓石の道に戻り、道がはっきりしない谷を地形図の破線を辿って下り・・ *
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墓石の道に戻り、道がはっきりしない谷を地形図の破線を辿って下り・・ *
途中、露岩を左に巻いて谷筋を下り、凹道から渡渉地点に着いた。ほぼ地形図の破線上・・ *
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途中、露岩を左に巻いて谷筋を下り、凹道から渡渉地点に着いた。ほぼ地形図の破線上・・ *
渡渉後、地形図破線の玉屋神社への旧道へ。荒れた道を登り尾根を越えて始まる広い凹道を下り・・ *
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渡渉後、地形図破線の玉屋神社への旧道へ。荒れた道を登り尾根を越えて始まる広い凹道を下り・・ *
沢に出合う、目印は見当たらず左の広い道らしい方へ登ったが、旧道破線から外れ引き返して右の谷へ *
3
沢に出合う、目印は見当たらず左の広い道らしい方へ登ったが、旧道破線から外れ引き返して右の谷へ *
谷を登りつめて右へ回り込み、湿地の平地に降りて左側の小沢を遡ると・・ *
2
谷を登りつめて右へ回り込み、湿地の平地に降りて左側の小沢を遡ると・・ *
石積みの側溝と石垣が始まる *
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石積みの側溝と石垣が始まる *
石垣と側溝沿いを登り、広い敷地跡に出ると弘法大師像と簡素な社、この辺一帯が泉蔵坊跡地らしい *
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石垣と側溝沿いを登り、広い敷地跡に出ると弘法大師像と簡素な社、この辺一帯が泉蔵坊跡地らしい *
小屋の中は鳥系の2体の従者を従えた仏さま・・
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小屋の中は鳥系の2体の従者を従えた仏さま・・
裏手のすぐ上に見えた稜線に登ると露岩の展望地があった、ここで景色をながめながら担々麺とおにぎりで昼食休憩
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裏手のすぐ上に見えた稜線に登ると露岩の展望地があった、ここで景色をながめながら担々麺とおにぎりで昼食休憩
昼食後、尾根筋を登る、途中、朝の露岩展望台が見えた
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昼食後、尾根筋を登る、途中、朝の露岩展望台が見えた
頂上部の大石、標識はないがココがあの三角ピークの断崖絶壁、”白岳”山頂だろう(772m) *
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頂上部の大石、標識はないがココがあの三角ピークの断崖絶壁、”白岳”山頂だろう(772m) *
左は切れ落ちた深い谷、フカフカの尾根道を下る
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左は切れ落ちた深い谷、フカフカの尾根道を下る
左に表参道の稜線が見える
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左に表参道の稜線が見える
玉屋神社道の”三ノ山峠”に降りて左へ、智室川沿いを鬼杉道まで遡る
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玉屋神社道の”三ノ山峠”に降りて左へ、智室川沿いを鬼杉道まで遡る
鬼杉道を右へ、智室社鳥居から梵字岩への階段を登る
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鬼杉道を右へ、智室社鳥居から梵字岩への階段を登る
智室社と梵字岩へ
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智室社と梵字岩へ
梵字岩の3つの梵字
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梵字岩の3つの梵字
智室社の裏から2つの鎖で上の岩棚に登る
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智室社の裏から2つの鎖で上の岩棚に登る
左側の岩窟は・・”今熊野窟”? *
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左側の岩窟は・・”今熊野窟”? *
”無上道”の表札と2体の仏像 *
2
”無上道”の表札と2体の仏像 *
岩だなへ引き返す、磨崖仏は確認出来ず、右の2つの大岩のどちらが”天狗の鼻”だろうか(右側の岩が天狗の鼻だった・・) *
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岩だなへ引き返す、磨崖仏は確認出来ず、右の2つの大岩のどちらが”天狗の鼻”だろうか(右側の岩が天狗の鼻だった・・) *
左の岩は下がオーバハングし登れそうにない、右の岩の根元に不動明王像
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左の岩は下がオーバハングし登れそうにない、右の岩の根元に不動明王像
2つ目の岩を回り込むと道があったので登ってみる
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2つ目の岩を回り込むと道があったので登ってみる
登れるか、そのあと降りれるか・・、突起をつかみ足掛かりに登る・・
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登れるか、そのあと降りれるか・・、突起をつかみ足掛かりに登る・・
さっきの岩窟に影が届いている、標識はないが多分ここが”天狗の鼻”だろう
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さっきの岩窟に影が届いている、標識はないが多分ここが”天狗の鼻”だろう
絶景、英彦山中岳、南岳
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絶景、英彦山中岳、南岳
上宮の屋根上の一部が剥がれているのが見える
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上宮の屋根上の一部が剥がれているのが見える
目線を右に移動・・
目線を右に移動・・
さっき歩いた白岳と、その奥に上仏来山・・
2
さっき歩いた白岳と、その奥に上仏来山・・
下りはなお怖い・・
1
下りはなお怖い・・
何とか岩を降りて”玉屋見口”のある峠に降りた
2
何とか岩を降りて”玉屋見口”のある峠に降りた
玉屋見口標識から登り、両側谷の露岩を渡る
1
玉屋見口標識から登り、両側谷の露岩を渡る
右は智室の深い谷
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右は智室の深い谷
次の露岩は望雲台みたいな鉄柵があった、ただし錆びて一部切れている
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次の露岩は望雲台みたいな鉄柵があった、ただし錆びて一部切れている
切れ落ちた白岳と上仏来山、この辺も眺望がいい
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切れ落ちた白岳と上仏来山、この辺も眺望がいい
811m標高点に登り着き標識から左へ下る、右尾根にも三ノ山峠に下る目印あり
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811m標高点に登り着き標識から左へ下る、右尾根にも三ノ山峠に下る目印あり
次のピークが”四王寺山”かな・・(710m) *
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次のピークが”四王寺山”かな・・(710m) *
大きな岩山は右を巻く道があった


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大きな岩山は右を巻く道があった


小ピークに上がる
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小ピークに上がる
ここは玉屋神社の崖上らしい、下を覗いたが神社の境内は見えず
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ここは玉屋神社の崖上らしい、下を覗いたが神社の境内は見えず
斜面の目印を辿り、峠に降りて玉屋神社に下る
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斜面の目印を辿り、峠に降りて玉屋神社に下る
黒岩山北西尾根の岩壁とスロープがよく見える *
黒岩山北西尾根の岩壁とスロープがよく見える *
玉屋神社上の峠から左の尾根へ上がると、小さな祠があった
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玉屋神社上の峠から左の尾根へ上がると、小さな祠があった
その先も露岩が続く、錆びた鎖と切れた手すりがあった。鎖を伝って降りる、その後ルートを外れ2,3つ谷をトラバースし・・
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その先も露岩が続く、錆びた鎖と切れた手すりがあった。鎖を伝って降りる、その後ルートを外れ2,3つ谷をトラバースし・・
何とか予定した尾根に移動し下ると英彦山大権現裏手に出た
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何とか予定した尾根に移動し下ると英彦山大権現裏手に出た
ようやく福太郎下にたどり着いた
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ようやく福太郎下にたどり着いた

装備

個人装備
地形図 GPS コンパス(念のため) 昼食 行動食 飲料 その他
備考 GPS軌跡は大きく飛び跳ねた部分を修正しています。

参照資料:筑豊100山パーフェクトガイド 英彦山

感想

 最初、前回見過ごした双戸窟に回り、その後、智室川渡渉地点から地形図点線の玉屋神社への旧道に入り、迷いつつ泉蔵坊跡地に着き、背面の尾根から白岳に登り、梵字岩、天狗の鼻、811mを経て、玉屋神社に立ち寄り帰りました。
 双戸窟は、玉屋神社道から行く場合は、墓地下の杉並木手前から左に行くのがポイントです。天狗の鼻は見晴らしがよかったですが、ロープなど無く危険と背中合わせで、慣れない人は無理して登らない方がいいと思います。また同じところにあるはずの 魔崖仏がどれかわからずじまいで少し心残りです。
 帰りは、玉屋神社上の尾根を下ったのですが、途中で別尾根に乗ってしまい、少し迷走しGPSを点けっぱなしで下り(その前もかなり点けていたので)林道に出るところで充電アラームが鳴り、危ないところでした。本体の6割ほどで高いが予備バッテリーは必携だなと思いました。

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コメント

-tk2さん。
初めまして、maltenと申します!
少し古いレコにコメントしてます。
奉幣殿から鬼杉方面へ行く際、玉見口の看板があり、少し分け入って見た事があるのですが、左右の切れ落ちた場所に出て引き返した記憶があります。
このレコを見て、あの先はこーなってるんだ!と初めて知りました!
ありがとうございます(^^)
しかし、なかなか大変なルートですねー(苦笑)
→玉見口以外にも怖いルートをたくさん行かれてるし💦
2018/1/10 22:16
Re: -tk2さん。
maltenさん、はじめまして。
古いレコにコメント頂きありがとうございます。
 英彦山のいろいろなルートを歩きましたが、参考にしたのが「飯塚六四会」さんの「筑豊100山パーフェクトガイド」PDF資料です。この資料がきっかけで自分なりのルートも歩く様になり英彦山にはまりました。

 なお、著者ご本人から了承を得てメルアドを下記レコのコメント欄に記載しています。多くの方に参照頂くのがご希望と思いますので必要でしたら直接メールで飯塚六四会さんに連絡頂ければ対応下さると思います。英彦山以外にも筑豊各山の沢山のメイン・マイナールートを3冊の本にまとめられています(非売品)。
(参考)雪の英彦山 滝巡り 2017年01月14日(土)のコメント欄
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1046279.html
(参考までメルアド再掲)飯塚六四会さん:[email protected]

 なお、別の古いレコに拍手を頂いたことに最近気が付きました。おかげでヤマレコで初の30ポイントに達することが出来ました。
ありがとうございました。
2018/1/11 8:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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