TTT(丹沢to高尾) 渋沢駅〜高尾山口駅


- GPS
- 09:28
- 距離
- 53.2km
- 登り
- 4,097m
- 下り
- 4,078m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
渋沢駅 5時32分着 ■帰り 高尾山口駅 15時17分発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■渋沢駅〜西野々 ・塔ノ岳までは特に問題なし ・塔ノ岳から蛭ヶ岳は木道が霜で湿っている、凍結した地面の土が溶けつつ有り泥濘状態になっているといった点が要注意 ・蛭ヶ岳から姫次までは、残雪が凍結して滑る箇所が稀に有ったので要注意 ■西野々〜石砂山〜石老山〜嵐山〜千木良 ・石砂山付近は上り下りともに滑りやすい地面なので注意。 ・特に石砂山から牧馬峠に向かって下るルートの冒頭はかなり危険を感じた。 ・牧馬峠から石老山への登山道の入り口は相当注意していないとまず見逃すと思う。 ■千木良〜小仏城山〜高尾山〜高尾山口駅 ・高尾山からの下山では6号路を使用したが、沢沿いの道ということで路面が湿っている点のみ注意 |
その他周辺情報 | ・西野々バス停付近にコンビニ有り ・石老山から下山以降はロード部分で随所に自動販売機有り飲料の補給が可能 ・高尾山口駅付近は売店多数 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
|
---|---|
備考 | ■飲料 ・800mLのボトルを一本持参し大倉尾根起点の水場で満杯にする ・西野々のコンビニで950mlのアクエリアス購入 ・相模湖プレジャーフォレスト入口付近の自動販売機で600mlのアクエリアス購入 ・下山時に若干残っていた程度で、前半の丹沢エリアでは標高が高く寒くてあまり水分を消費しなかったが、後半の石砂山以降では気温も上がり標高も低いのでかなり水分を消費した感覚。 ■食料 ・渋沢駅ー大倉間のコンビニでおにぎり4個購入 ・西野々のコンビニで弁当(400kcal程度)を購入してその場で食事 ・西野々のコンビニでおにぎり3個購入 ・おにぎりは丹沢山、蛭ヶ岳、姫次、小仏城山、高尾山口駅で1個ずつ消費 ■服装 防寒着は持参していたものの上下とも1枚(手袋、アームウォーマー、半袖Tシャツ、ロングタイツ)で問題無かった。 |
感想
先週時点の天気予報でこの週末は天気も良く気温も上がりそうなので、以前より計画していたTTTを実行してみることにした。なるべく日没前にゴールしたいので自宅最寄り駅の始発列車に乗車して渋沢駅に向かい5時40分頃渋沢駅を出発。事前の目論見としては最悪でも14時間、妥当なところでは12時間、調子が良ければ10時間程度。前半の丹沢部分の縦走は過去に2度実行していて勝手がわかっているし、後半はエスケープ手段も多々あるので、無理せずいけるところまで行こうと考えていた。
■丹沢エリア(渋沢駅〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜西野々)
渋沢駅から大倉までのロード部分の走りの調子がいつもより良い感覚が有り(仕事が忙しくて平日ランニングできず疲労が溜まっていないだけ)、今日は調子が良さそう。長丁場なので無理しない方が良いのだが、大倉〜塔ノ岳までの自己ベストを狙うべく割と頑張って上る。結果としては78分弱で自己ベストだったのだがそれは後から分かったことで、山行中は大倉の通過タイムを勘違いして85分と認識しており若干がっかりしていた。
その後の塔ノ岳〜丹沢山、丹沢山〜蛭ヶ岳はどちらも自己ベストの認識が有ったので、やはり今回は調子が良さそうで高尾山口までゴールできるだろうと自信を付けるも、塔ノ岳だけ遅かったのはなぜだろうなどと考えていた。蛭ヶ岳の時点で上りの獲得標高は2000m程度でちょうど今回のコースの半分であり、とりあえずは一山超えたなと思いながら下り開始。西野々までの下りは走れるところが多くとても快適。5時間弱で西野々に到着することを目標に下り、4時間40分ほどで到着。
■石砂山・石老山エリア(西野々〜石砂山〜石老山〜嵐山〜千木良)
コンビニで少し長めの休憩を取り、これ以降は初めてのルート。登山口の分岐を間違えそうなので地図をチェックしながら。これまでの疲労に加えて地面が滑りやすく、石砂山の上りは難儀した。標高600m程度でそれまで走っていた丹沢エリアの半分以下にも関わらず、なかなか辛い。一方で下りも滑りやすく、TTT完走という目的が無ければもう来なくて良いかなと思ってしまった。
次の石老山は登山道の入り口が非常に分かりにくいが、上り始めてしまえば石砂山よりはましな印象(一応この部分はヤマレコでは破線ルート)。石砂山と異なり山頂には多くのハイカーがおり、実線ルートで訪れる方は結構いるのだろう。
そして、次の嵐山は標高400m程度だが、ここも上りはかなり辛かった印象。登山口から山頂まで2.2kmの道標が有ったので大したことないだろうと思っていたがそんなことは無かった。また、道中で高速道路や相模湖プレジャーフォレストのアトラクションが上の方に見えて、それらよりも低いところにいるにもかかわらず登山道で苦しんでいるのが馬鹿みたいに思えてしまった。
■高尾山エリア(千木良〜小仏城山〜高尾山〜高尾山口)
13時頃に千木良を出発。小仏城山から高尾山までは大して上らないはずだから、実質これが最後の登りだと思い頑張るが途中で思うように力が出なくなり、中途半端だが何にもないところで5分ほど休憩。休憩後は少し持ち直すも10分ほどでまた力がでなくなってきて流石に疲労が溜まってきたかというところだが、その後少しして何とか小仏城山に到着。山頂は多くのハイカーで賑わっていた。売店も有ったが補給食は残っているのでそのまま高尾山に向かう。小仏城山から高尾山までの道は緩やかな階段でそれまでと比較して非常に快適でほどなくして高尾山に到着。高尾山からの下山では1号路よりは人が少ないのではと思い6号路を選択し、傾斜はそれほどきつくなく快適にランニングして無事高尾山口駅に下山。出発してから9時間30分でのゴールで、これは自分でも驚き。
■総括
今回は終始非常に調子が良く、割と早いうちから10時間切りを狙えるのではと思いながら進み、石砂山・石老山エリアで失速気味だった気がするが、千木良を出発する当たりでは10時間切りをほぼ確信することができた。加えて大倉-塔ノ岳で80分を切れたことも良かった。
一日で色々な山を堪能できて思ったことはやはり丹沢の登山道の整備具合が素晴らししいということ。階段や木道は単調で飽きるかもしれないがペースは上げやすいことを実感した。丹沢エリアを通過した後に、石砂山・石老山等の歩きづらい箇所を歩いて特にそう感じた。
TTT完走できたことで体力面の自信になったことと、標高1500m位であれば積雪の心配も無くなってきているので、これから少しずつ今シーズンの遠征の計画も立てていきたい。
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