毎日寒〜い年末のてくてく 概ね山陽道 後半（ 井原〜西広島)

2015年12月29日(火) 〜 2015年12月31日(木)

• GPS: 56:00
• 距離: 131km
• 登り: 1,027m
• 下り: 1,060m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:39
• 休憩: 0:46
• 合計: 13:25

6:05 井原 歴城荘
7:15 7:15 備中、備後国境
7:55 8:05 備後国分寺
8:49 9:05 神辺宿 山口屋
15:35 15:55 千光寺
16:05 16:05 尾道駅
19:30 糸崎駅

2日目

• 山行: 11:27
• 休憩: 0:31
• 合計: 11:58

6:10 糸崎駅
6:49 7:20 三原城
8:22 8:22 備後、安芸国境
11:30 11:30 貞丸古墳
12:30 12:30 河原坂峠
14:14 14:14 田万里宿
16:40 16:40 松子山峠
18:08 西条宿

3日目

• 山行: 9:53
• 休憩: 3:14
• 合計: 13:07

6:10 西条宿
7:20 7:20 飢坂峠
8:55 8:55 大山峠
11:20 11:55 瀬野 山月 お昼
13:35 13:35 海田市
15:25 16:00 広島駅脇 宿
16:25 16:25 胡子神社
16:30 16:45 本町
17:07 17:12 平和記念公園
17:33 19:17 西広島 寿恵廣 夕食
19:17 西広島駅

天候

29 晴れ、30 晴れ、31 晴れ、曇り、やや小雨

アクセス

利用交通機関：

電車

電車
29夜、30朝 尾道〜糸崎

宿
29 尾道 ヤドカーリ ドミトリー
30 西条 サンライズ21
31 広島 akicafe inn ドミトリー

コース状況／危険箇所等

西国街道、旧山陽道の標識が希薄で道迷いのリスクは高い。
4日目は糸崎駅直前で臨海側に行ってしまい、駅に行くのに2km以上はロスし、寒さと相まって辛かった。
5日目は竹原市西端から西条までが難易度高い。分水嶺が市堺でないのがより難易度をあげており、現在地がわかりづらいし、そこからの松子山峠道は著しく分かりにくい。呉への自動車専用道からの入口、新道と合流する池付近しかり。合流後は道なりで大丈夫。
6日目は交通量と広島の町の賑やかさに圧倒される。

西国街道は概ねですので、正規ルートは他の方のレコでご検討を。

その他周辺情報

4日目
朝一 出発から2時間の福山市神辺町はお勧め。
江戸以前の備後の中心は福山ではなく、その北の神辺
でした。立派な国分寺と八幡宮があり、神辺城跡がえり、比較的しっかりした宿場あり。また、本陣が現存していて曜日が当たれば 見学できるようです。後に頼山陽を輩出した茶山の塾跡あり。茶山にちなんだ茶山饅頭がとてもおいしくお勧めです。
あとは尾道名物 千行寺は期待に応えてくれる絶景だった。そこから隣駅 糸崎までがとても遠かったですが、夕景がきれいでした。
5日目 新幹線の造成のためといえ、三原駅の敷地、ホームの高さが三原城天守台になります。北側の堀と石垣が見事です。北側の出口には小早川隆景像があります。関ヶ原直前 前田利家がなくなり、豊臣方の抑えが効かなくなってといわれていますが、本当は隆景公が亡くなって毛利が制御できなくなっているところを狙われたように思います。
小早川家の元来の城 新高山城と高山城は本郷宿から沼田川側に川を挟んで門のようにそびえています。
余裕がある方はご覧になられるといいと思います。
本郷〜西条は道なき道のルートを3回は歩きます。
激藪なのは竹原市新庄町の東側。
また、松子山峠も分かりにくいです。本当の難所は三つ目の峠越え手前の竹原、東広島境界と国道2号を越えるまで。道迷いをしてロスりました。迷路です。あと、呉西条道路を越えてから山道に入るところ、明治道との合流になる溜め池付近が本線が非常に不め明確で分かりにくい。堤に沿えば明治道に合流し、きれいに整備され、リボンや標識があるまともな道になります。呉西条道路からここまでが肝です。道なりに進むと西条の街に至ります。
6日目 瀬野のお好み焼き屋 美味しかった。大山峠越えからなんにもなかったがやっと街道筋に食堂を発見。どんどん人が増えていって、なかなかの人気店のようです。
広島駅を越えると本当に街中を歩きます。胡町通り、本町通りのアーケードなどとてもいい感じです。人が多くて多くてどうにもなりません。それほどの大都会の中心地ということです。道なりに西へ進むと横手に原爆ドームや平和記念公園が見え、だんだん郊外になって、橋を何度も渡って西広島に至ります。
西条から八本松への峠、八本松から瀬野への峠は分かりにくくてなかなかに厳しいです。

写真

12/29 6:11

岡山西端　井原を出発

12/29 7:04

高屋宿の街並み。井原からここまでの間が分水になっていますが、ここの高屋宿までは岡山県

12/29 7:13

広島まで三十里二十八間。つまり124kmという意味。まだまだ長いぞ、あと3日はかかるぞという意味。

12/29 7:14

境界。ついに備後に入る。長かった岡山県も終わり。

12/29 7:16

高屋宿の先から。
美しい朝焼け

12/29 7:58

国分寺脇に上御田八幡神社
国分寺の御守りに八幡宮というケースは多いらしい。

12/29 7:59

国分寺脇には道しるべが
どうも街道筋から移されたらしい。ここでは意味をなさない。

12/29 7:59

国分寺脇には道しるべ　その2

12/29 7:59

ごっついです。カッチョいいので、文意を横に添えておいて欲しい。

12/29 8:00

八幡の周り

12/29 8:01

八幡の周り 妙に立派

12/29 8:03

備後国分寺　門

12/29 8:05

備後国分寺　本堂

12/29 8:45

250年くらい前からの塾とのこと。廉塾の説明

12/29 8:46

廉塾の碑

12/29 8:47

街道筋で突然畑。ここが廉塾跡

12/29 8:49

茶山饅頭　有名のよう。開店9時からだが入れてもらった。上品なおばあさまが一生懸命あーでもないとやってくれ、私の番まで、10分はかかったが、歩きまくりのみにはよい休憩だった。

12/29 8:50

茶山饅頭　賞状1 恐ろしく古く左端の名前は宮様である。

12/29 8:55

茶山饅頭　鶴瓶のサイン 鶴瓶の家族で乾杯にロケで来たとのこと。神辺の街では有名店である証なのだろう。

12/29 9:04

茶山饅頭　立派なお店。
良いところを引き当てた。

12/29 9:04

茶山饅頭　ポスター

12/29 9:05

茶山饅頭　賞状2,3
賞は伊達でなく美味でした

12/29 9:05

神辺宿の町並み

12/29 9:07

神辺の酒蔵

12/29 9:11

神辺本陣

12/29 9:12

神辺本陣　拝観できる曜日が決まっているのでご注意を。福山城築城前はこちらが中心だったそうです。雰囲気は抜群によいです。

12/29 9:21

神辺のお城跡。駅から望む。

12/29 9:51

神辺で橋を渡ります。

12/29 10:32

上は山陽道（高速）、堤防は道路

12/29 10:54

三本松バス停。堤に沿うと福山の町、ここから逸れて福山市松永の今津宿を目指す

12/29 11:31

この道狭いのに交通量が多くて難儀。山陽新幹線下まで来ました。

12/29 13:13

今津宿本陣跡。

12/29 13:17

今津の本陣相当のお寺との事

12/29 14:13

旧字で近道とある。
しまなみ海道のICへの道に至る。

12/29 14:43

ICを横目に防地峠に至ると横にこの標識が。尾道は奉行所があったので尾道は天領だったのかと思っていたが、よくよく調べると譜代福山藩と外様芸州藩の境。ここにはお互いに見張り場があったとか。幕藩体制とへ冷戦なりということのようです。

12/29 14:43

防地峠　突き抜けるのが正解

12/29 14:44

防地峠から尾道へ降りる階段にて
尾道の町、奥は瀬戸内の島々か？

12/29 14:46

防地峠から下りきった所
坂ばっかりに寺ばっかりで西の鎌倉の風情。

12/29 15:03

尾道の市街に下りきった。正面は山陽本線と国2

12/29 15:10

噂の千光寺。ロープウェイの山麓駅がこの辺り。

12/29 15:11

尾道は街道筋が概ねアーケードになっています。

12/29 15:14

千行寺道　脚にきているので行かないつもりだったが、真正面にこんなに近くにあると行かずにはいられない。

12/29 15:17

長い踏み切り待ちを経て石段へ。待ちも脚休みにはなったか。
観光地でダブルストックでかつかつ駆け上がるのは私しかいなかった。

12/29 15:20

三重塔を見下ろす。いい眺め

12/29 15:20

ついに尾道水道が見えた。向島との橋が関門橋のようにみえる。美しい。

12/29 15:20

向島側にはドッグがずらり。尾道側には街がずらり。間の尾道水道は運河か川にしか見えない。

12/29 15:24

奇岩　三重岩とのこと

12/29 15:24

お大師様です。
真言宗なのかな？→やはり真言宗で単立とのこと。
お向かいにお四国、石鎚が見えればさもありなん。お向かいにお四国が見える土地柄からか真言宗寺院が山陽も多い気がする。

12/29 15:25

向島西寄り。右の山は因島かな？

12/29 15:25

瀬戸内の島の奥にうっすら四国の山々が

12/29 15:26

なんとか岩

12/29 15:27

正面は尾道東から防地谷、防地峠。ここを越えてきたこととなる。

12/29 15:28

ロープウェイのケーブル。眼下にロープウェイ乗り場と尾道市街東側

12/29 15:30

尾道 千光寺の鎖場の上 美しい。が、石鎚山というからには男鎖を復活させないと本家は登れないと思う。

12/29 15:30

石鎚大権現とある。

12/29 15:31

男鎖跡。跡といわず制限付でいいから敷設してほしいと思う。そこまで難しくはないと思う。
一般観光客が真似して事故られたら困るのであえて女鎖とした。

12/29 15:34

斜度はないが石鎚名物　丸輪鎖を少年たちが一生懸命登る。
自分はさくさく岩登り

12/29 15:34

つくづくきれい

12/29 15:35

直下の丸岩、お寺を望む

12/29 15:35

向島の裏にも島々が広がっている模様。あがった分だけ眺めがよくなる

12/29 15:37

尾道水道と南西に広がる島々。逆光だが美しい

12/29 15:39

男鎖を上から望む。鎖さえあればなんてないのだが、万が一があると下は墓石で危険ではある。

12/29 15:39

光がかかってなおよろしい

12/29 15:41

下から岩場全体を見る

12/29 15:43

男鎖跡　このフェンスに脚をかけると登れなくもなさそうだった。

12/29 15:43

こんな感じ。

12/29 15:54

尾道市街に戻りました。奥は向島への渡し

12/29 15:58

奉行所跡。尾道は幕府直轄？
→芸州藩でよいらしい。防地峠にこれより芸州藩領があったが、その西側はあくまで芸州藩だったようだ。

12/29 16:05

尾道港へ向かうきらびやかな船。遊覧船と思われる。

12/29 16:05

尾道駅前。奥に尾道城

12/29 16:54

尾道〜三原には正面に見える山を海岸線から巻く必要あり。国2、国2バイパスが合流し、著しく交通量が多い。早く木原バイパスが開通されることを祈る。静岡の由井並みに山が海に迫り交通のアキレス腱と見えた。

12/29 17:02

三原市木原の浜辺より

12/29 17:02

三原市木原の浜辺より瀬戸内の島々と夕景

12/29 17:19

糸崎東方の港湾から因島と因島大橋かな？

12/29 17:19

糸崎東方の港湾から尾道市街

12/29 17:19

糸崎東方の港湾から　夕景

12/29 17:19

糸崎東方の港湾から　右に糸崎、左に瀬戸内の島？または呉への半島？きれいな夕景だった。
ここから糸崎駅までが遠くてきつかったのだが日没につき写真なし。4日目は糸崎駅で終了とした。

12/30 6:50

宿は尾道が多いのと、山陽本線の車庫である糸崎を境に広島側と福山、岡山側という運行体系ゆえ、糸崎で打ち切ったのは色々と良かったようだ。
第5日目は始発で戻って糸崎から。三原の市街に丁度夜が白む7時前となり好都合だった。ここは三原　大手門跡

12/30 6:55

三原城天守台の石垣と堀を横目に歩く。

12/30 6:59

小早川隆景の像
毛利元就の跡の毛利を支えた知将。知恵の少しでも分けてもらいものだ

12/30 7:01

三原駅高架脇からの三原城天守台の石垣。新幹線の高架が石垣を跨ぐすごい構造。

12/30 7:10

三原城元来の縄張り　三原駅、三原港手前あたりは皆城内だったよう。そして入り口は三原駅構内のほかにない。

12/30 7:12

三原の小早川家築城経緯がある。この城は軍港を兼ねていた。

12/30 7:14

三原城天守台からお堀

12/30 7:15

西方　堀の下　左が隆景公の像になる。

12/30 7:16

天守台と新幹線ホームは同じ高さ。

12/30 7:19

三原城の本丸が駅になったと図

12/30 7:25

三原港　瀬戸内の島へのフェリーターミナル

12/30 7:25

港の向かいが三原駅。至近である。

12/30 7:28

三原港の船たち

12/30 7:34

三原港からの朝焼け

12/30 7:42

朝焼けに包まれる三原への川と街。川が光輝いてきれい

12/30 8:21

三原の先 備後、安芸国境
吉備国を三日ちょい歩いたことになります。遠かった…。

12/30 8:22

備後、安芸国境は広大三原キャンパスの脇

12/30 10:22

本郷の沼田川　橋より。高山城とその東の山がいい感じで、登頂意欲を掻き立てる

12/30 10:27

川の左が新高山城跡、右が高山城跡。
これらが三原城築城前の小早川の城だった。
天然の門といった雰囲気

12/30 11:09

雲ひとつないド快晴。
気持ちいいです。

12/30 11:09

太陽の回りに何もなし。
さすが瀬戸内

12/30 11:23

古墳がいっぱい。
御年代古墳を目指したが途中で道間違えた。
貞丸1,2が見れたのでよかったと思う。

12/30 11:30

安芸に入り、本郷宿で山陽本線から別れると古墳が数多く広がります。古墳 一

12/30 11:30

古墳 一の石室

12/30 11:31

貞丸1,2の案内

12/30 11:31

古墳 2の石室

12/30 11:32

古墳 二 の中。

12/30 12:05

古墳群の先は国2と藪化した西国街道の二択が西条の街までずっと続きます。1つ目の薮道

12/30 12:15

一つ目終わり

12/30 12:15

こんなところの脇に出ます

12/30 12:35

広島空港への道から逸れると藪と化した西国街道となります。
いよいよ藪道スタート。

12/30 12:38

ここが一番分かりにくくて嫌だったかも。薮漕ぎがきつい。

12/30 12:38

なんとなーく道が見える。

12/30 12:44

竹原市旧新庄町側は結構まとも。

12/30 12:46

竹原市旧新庄町側は結構まとも。　石畳の跡あり

12/30 12:58

竹原市旧新庄町の集落。東　大坂・西　広島

12/30 12:58

竹原市旧新庄町の集落。北　三次・南　竹原

12/30 12:58

竹原市旧新庄町の集落からは如何にも街道筋といった風情に戻り一安心

12/30 12:59

抜けてきた道は河原坂峠というらしい。

12/30 13:13

細谷一里塚跡　ここで昼休憩

12/30 14:09

茗荷の清水というところ

12/30 14:11

田万里の茗荷の清水というところ。小さい魚がぴちぴち動き回る。

12/30 14:14

間の宿　田万里　竹原市田万里にある。このあたり山深いが案内が比較的充実

12/30 15:08

赤瓦の祖。ここから国2を越えて行く山陽道がどう行けばよいのか分かりにくいですので心してください。

12/30 15:59

呉道路を抜けたところ。ここまでは舗装道。
植え替えた二本木があり、反対が西国街道となる。西国街道街道一里塚を移し、新しく植林したものとのことです。

12/30 15:59

これが松子山峠道のサインです。道から一里塚を見て、反対を向くとこうなっていますので西国街道入口とかいてなくとも感で気づけるかと。

12/30 16:03

一応リボンあり。

12/30 16:13

登山道という風情。雰囲気は悪くない

12/30 16:13

ときおりまとも

12/30 16:20

この道で正解だったらしい

12/30 16:38

松子山峠の湿原。開けてきてやや落ち着けます。
この直前の池の堤で、堤に渡るところが難所。堤から下流方面に踏み跡があり、間違えやすいです。正解は堤に向かって突っ切ればよいです。人用の橋くらいかけてくれてもいいんでないかいと思います。お気をつけを。

12/30 16:39

松子山峠到着

12/30 16:43

池があるとともに、ロープが道を示してくれる。
もう迷う心配はない。

12/30 16:53

舗装路に出ました。下界に帰れる目処が立った。

12/30 16:54

西条から松子山峠への道。ここから峠まではよく整備された林道です。

12/30 17:09

西条の市街が見えました。明るいうちに街が見えるところまでこれると思ってなかったのでひと安心です。あとは道なりで西条の街にぐんぐん下って突入します。
三原市本郷以来街らしい街がないぶん大きな街が見えて落ち着きます。かつての旅人もそうだったのでしょうか？

12/30 18:01

酒蔵の街　西条を代表する銘柄　賀茂鶴の煙突

12/30 18:06

酒蔵横丁　どこも閉店していた

12/30 18:08

西条駅到着。この後駅前で飲んで食べて5日目は終了。

12/30 19:43

代わりにここで5日目を終了。　西条駅脇のお店 路。料金表示がなく不安もなくはなかったですが、人のいい老夫婦がやっているのでまあ大丈夫だろうと見ましたが、格安でした。
何でもかんでも美味しかったし寒かった中おでんと燗酒がありがたかったです。

12/31 6:10

6日目。道間違えで西条駅前へ。ここからは迷いようがないので改めてスタート。

12/31 7:10

飢坂というところにて。朝焼けの西条の街。

12/31 7:17

飢坂…痛々しい話が語源のよう。

12/31 7:21

飢坂　終わり

12/31 8:18

一度降りて八本松という集落に出る。この先大山峠を越えると住所上は「広島市」になる。
実際は人が多く住む住宅街から長い谷あいになるので、寧ろ広島市側の方がド田舎である。

12/31 8:42

国2バイパスをくぐって大山峠へ向かう。大山峠は標識充実で気楽です。ここまでが実は嫌らしく、うっかり住宅街に迷い混みました。

12/31 8:54

大山峠は道の整備状況良好です。難はここから街までが遠いこと

12/31 9:11

西側の峠入り口に到着

12/31 9:38

瀬野にて　吉田松陰は何度も通ったよう。

12/31 10:17

立派な道しるべ　右　海田市、広島　左　熊野跡、呉

12/31 10:18

立派な道しるべ　左　八本松、西条、右　熊野跡、呉。ここあたりにコンビニがあり、やっとそれなりに人がいる地に。
交通の要衝でもあります。

12/31 11:17

瀬野をすぎると県道となる。安芸山陽道の標識が時折導いてくれる。

12/31 11:39

瀬野 というか、安芸区中野のお好み焼き。美味しかったしこれで700円程度と格安。
さすが本場ですね。

12/31 11:54

注文が多いようでした。店舗で食べる人もいますが。この時間には客は10人はいました。

12/31 11:55

このお店。ここまで道中に食べ物屋がなかったのでいろんな意味でありがたかった。

12/31 13:36

海田市脇本陣とのこと

12/31 13:38

海田市の旧家

12/31 15:22

広島到着。シンボルの広電です。右には広島駅。
ここが寝処なので軽量化と着替えしつつ、まだ時間がはやいので、先に行きます。

12/31 16:00

改めて広島市街の西国街道を行きます。

12/31 16:13

京橋を渡ります。

12/31 16:24

えびす通り東端。このあたりは所謂夜の街のようです

12/31 16:25

胡子神社　毛利先祖の大江広元を祭ってます。

12/31 16:30

本町　にぎわってます。ここのパルコそばの好日山荘でなくなったストックの先側を購入。

12/31 16:44

本町　こんな広場も。待ち合わせ場所のようです。

12/31 17:07

平和記念公園のある中島ゾーンへ

12/31 17:08

原爆ドームです

12/31 17:09

平和のなんとか

12/31 17:10

平和記念公園前の広場

12/31 17:33

西広島手前のこの店 寿惠廣で事実上打ち止め。

12/31 19:17

年越しそばなどなど色々食べました。久保田の萬寿 900円は実に良心的だと思う。美味しかったです。

12/31 19:26

大田川を渡ります。

12/31 19:36

西広島駅到着。
宿に戻って翌日の宮島　弥山　初日の出山行に備えます。

1/24 12:02

三原市東町の日本酒　酔心では賀茂鶴と二分するほどどちらかの銘柄の看板や商品がありました。
酔心、いいです。何気に関東・東海で普通に買えます。
今まで気づかなかったけど美味い！

撮影機器：

Xperia Z SO-02E SONY

感想

HHH

前半からの続きです。
4日目に井原から三原市糸崎、5日目に糸崎から東広島市西条、6日目に西条からは広島という行程で、西広島駅まで行って広島市街を堪能しました。
4日目の見所は何といっても尾道　その中でも「ザ 尾道」である千光寺に行って、鎖場の岩に登り、瀬戸内の島々を見渡しました。なかなかの絶景でここだけは寄り道してよかったと思います。また尾道から糸崎への間に美しい海岸を見れて満足です。なお、糸崎駅直前で道間違えで泣きを見ましたがしょうがなし。
4日目は井原から高屋宿、備後国分寺、隣の八幡神社、神辺城跡に美しい神辺宿。
そこからは川に沿って狭くて交通量の多い道を福山市松永まで延々歩き、防地峠を越えて尾道へ。
ここまでの見所は神辺宿かと思います。西国街道で唯一本陣が現存し拝観可能のところ。廉塾という学問所があり、そこからは頼山陽を輩出したとの事でした。塾を開いた菅茶山にちなんだ茶山饅頭がとても美味しくお勧めです。街並みもよく残っておりいい感じだと思います。
5日目は糸崎駅から三原城跡、三原港、本郷の高山城・新高山城跡、安芸古墳群、3つの薮道の峠、これらを経て西条の街へ。本郷から西条までは本当に何もなく厳しいものがありますが、それゆえに西条の町が見えたときは救われた気持ちになりました。
吉備国は備前、備中、備後なので、三石手前の船坂峠から、三原市の広島大学キャンパスまでとなります。3日強の日数がかかりその長さに絶句しました。
三原城は立派な堀と石垣がありますが、如何せん新幹線の高さにあり、痛々しい姿に見えます。すぐに海なので詮方なしなのでしょうが。
毛利元就没後の約25年を支えた三男　小早川隆景像がありました。
本郷宿先には沼田川への門かのように高山城跡、新高山城跡が聳え立ち、これまた見事でした。芸州本郷のこれら2城が三原の前の城となるのですが、見るからにすごいお山です。
そこから西条までは薮道3回で距離もあり、遠くてしんどかったです。しかし、狙い通り無事西条の街につくことができました。先人のレコに感謝です。

6日目は飢坂峠、大山峠と歩き、広島市安芸区中野まで降りてくるとやっと町らしくなります。そこで食べたお好み焼きは最高でした。店に入ったときは客は他に1人しかいなかったのに帰るときには10人はいたでしょうか。
そこから海田町、府中町、再び広島市ときて広島の住宅街から街中に近づいてきます。そして広島駅東で線路をくぐるといよいよ広島の町へ入ります。
以降、西国街道は多くの橋を渡りながら、胡町、八丁堀、本町　広島きっての市街を経て平和記念公園を突き抜け、最後の橋で大田川を渡ると西広島駅に至ります。
ずっと田舎道を来た分、中国地方の中心地　広島市街は眩いばかり。
一方で修学旅行以来だった原爆ドームと平和記念館を橋から眺めることができました。
なお、大晦日の夕食は西広島手前の食べ物屋。置いてある調理済のものを眺めてオーダーする斬新なスタイルに、同じく置いてある酒を指差して頼むといった要領。ここもまた、6時を越えると人が増えてきていい感じでした。

ここまでの6日で足首、膝、臀部と痛めて苦しいので、街道は西広島で打ち止めとします。6日で併せて290km弱。日が短い中、朝方は必ず、夕方も最後のちょっとで毎日ヘッドライトをつけての行程でした。最低気温は毎日0℃前後と寒さが厳しかったです。そういう意味ではお山を避けたのは賢明だったかとは思います。
やり切った感はありますが疲労も厳しいので、宮島行った後に西広島から廿日市までつめる予定でしたが中止しました。

大晦日は一度宿で早々と寝て、早起きし、元旦の宮島 弥山 初日の出山行に挑みました。宮島 弥山 初日の出山行は別レコにします。

コメント

うみさま

あとでゆっくりと見ますが
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
で、時間がないので一つだけ。
備中・備後国境の碑なんですが、大正８年なのに新しいですな。
何でこんなこと言うかといいましたら、昨日目にした、奈良街道暗峠下の道標が同じく大正８年製やのに、むっちゃ新しく見えたもので

HHH

Re: あとでゆっくりと見ますが
気に止めてなかったので、遂に岡山突破というほうが大きかったのですが考えてみるともう百年弱。妙にきれいすぎるというのは確かにそうかもしれませんね。
ちなみに高屋〜神辺は街道筋が比較的よく残っており、雰囲気がとても良かったです。

うみさま

千行寺道 脚にきているので行かないつもりだったが、真正面にこんなに近くにあると行かずにはいられない。
むっちゃわかりますです(笑)

HHH

Re: 千行寺道 脚にきているので行かないつもりだったが、真正...
半年前に、伯耆大山・石鎚山・四国剣と回った帰りに尾道からのしまなみを見たかったのですが、向島を通過して気づいたら福山手前。なので、尾道らしい景色を一回は見ようと。
防地峠からは海が見えず、その先の島もいまいちなので千光寺は寄らざるをえないかと。
階段から見上げると近いし大して高くもないしでじゃあ行くかと。ここで足を痛めた気もするので何ともですが。でも、ここさえ行けば、ひとまず尾道行ったぞとは言えるかと。
千光寺への石段道は、山行く感覚でいえばちょろっと上がるだけで突然景観が良くなってお手軽に絶景が見える贅沢な道と思います。
しまなみと呼ばれる芸予諸島を見れて来て良かったと思いました。