藤原岳~御池岳~鞍掛峠(西藤原 周回)


- GPS
- 13:15
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 1,800m
- 下り
- 1,810m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:51
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
体調不良のため今週末の登山は実施が危ぶまれたが、予定していた山域を諦めて近場の山へ行くことに(体調不良でも行くんだなwww)
Day1:
今週末の気温は予報では暖かいと言われていたが、朝は冷え込んでいる。
着衣調整に気を払いつつ大貝戸登山口から登山開始
藤原岳へ
標高800mあたりからは雪が積もっている。
夏道はほぼ出ているが、所々雪を踏んでショートカットする。結局藤原山荘までチェンスパは必要なかった。途中、フクジュソウはないかなと目を凝らしてみたが、、、見つけられず。同日の他の方の山行記録を見るとフクジュソウの写真がアップされていたので咲いていたのは間違いないが、先を急ぐあまりショートカットし過ぎたのがまずかったのか、フクジュソウへの愛が足りなかったのか、、、
藤原山荘でザックをデポし、雪山から突き出た岩峰、藤原岳山頂を目指す。2度目の登頂となる今回、前回は日の出前の登頂だったので今回はしっかりと山頂とそこからの景色を満喫。
藤原山荘に戻り、小屋前で昼食。昼食が済んだら先を急ぐ。
白瀬峠から冷川岳へ
藤原岳を後にし、天狗岩を踏んだら御池岳へ。この天狗岩、藤原岳最高地点なのだが、、、じゃあここが山頂では❓と思うのだがそこは、山頂としての見栄えの差かなあ、、、
天狗岳から先は踏み跡が少ない。あまり行く人はいない❓
踏み跡を頼りにしつつ、地図をにらみつつ雪原をサクサク。気持ちが良い^^
頭陀ヶ平辺りからは雪は少ない。稜線を歩くのだが北東斜面は雪、南西斜面は雪なしと、はっきりしている。登山道も出てたり出てなかったりだが雪は全く問題ない感じ。
白瀬峠に到着。帰りはここから木和田尾登山口に下るのだが、ちょうど同じタイミングで木和田尾から登ってこられる方がいた。なんとなくこれで帰りのルートに安心感を得ることができた。
この白瀬峠からテーブルランドにダイレクトに登る冬道ルートがあるのだが、調査不足なのでスルーして、冷川岳へ向かう。
御池岳へ
冷川岳からカタクリ峠へ向かう。この辺りまでは雪があってもまばらなので特に大きな障害にならなかったのだが、カタクリ峠を過ぎて御池岳七合目標識あたりから状況が変わる。
北東斜面ということで雪の残り方が全く違う。そして急登。さらに踏み跡が少ない。というか、ルートを探ったような跡があってどのルートがベストルートなのかは先行者トレースからは判断しにくい。
まずは踏み跡を頼りに進んでみたが、序盤から激しい踏み抜きで体力をかなり削られた。先行者はスノーシューのようで我々とは装備が違うためコース取りを変えて尾根筋を目指す。しかし、尾根筋ルートから先は、踏み跡を見るかぎり最近では誰も踏み入れてないようだ。
ここで判断。「諦めよう」。このまま御池岳に直登することはリスクが高いと判断し、御池岳北側の緩やかなルートから明日登ることを決め、今日は明日のルートに近づいたところで幕営。
幕営
この判断は良かった。無理せず、15時前にテントを設営し、疲れた身体をいたわりつつ周囲を散策したり、早めの食事をとって星空タイムまでまず寝たり。最高の幕営タイム^^
星空と雪原はとても綺麗だったが、私のiPhoneではあまりうまく写真に収められないのが残念だ、、、
Day2:
夜はかなり強い風が吹いていたが、それなりにちゃんと休めた。稜線上にテント設営してたらえらいことになっていただろうな。朝の気温は3℃。やはり寒いな。
御池岳へ
日の出までテントでゆっくりし、日の出とともに御池岳を目指す。このプラン変更、正解だった。チェンスパで締まった雪をサクサク踏みながら御池岳へ。ほぼ踏み抜きもない。御池岳で朝日を眺めつつ息を整え、テーブルランドを目指す。
テーブルランドへ
広い雪原に私達だけ。贅沢だ。風も穏やかで青空が広がっている。雪はずいぶんと減っているのだろうが良いタイミングできたような気がする。
さてさてドリーネを見に行こうか。ドリーネとはカルスト地形の窪地(雨で石灰岩が侵食されて陥没し窪地化するのだという)らしい。
雪原に現れる窪地が独特の景観を作っており美しいな。
先に進み、「青のドリーネ」に到着。、、、このネーミングの理由がわからん、、、時間とか気候とかによって青く見えるのかな❓
青のドリーネの傍でテント泊をされている方がいたが贅沢だな~^^
鈴北岳へ
奥の平から御池岳に戻り、鈴北岳へ向かう。
鈴北岳からカタクリ峠に戻るプランだったが昨日の苦労があったので鞍掛峠に下り、しんどいが県道を頑張って歩くことにする。
鈴北岳で2度目の朝食。あんドーナツを頬張りながら鈴ヶ岳を眺め、早々にギブアップ^^登り返すのはちょっとしんどいなwww
下山
鞍掛峠に下る。鞍掛峠から県道までの登山道は気を遣うほどにザレていて神経を使う。
この登山道は中部電力の整備路になっているようだが、中部電力さん、大変だな。帰りの県道を下りながら、中部電力の鉄塔点検に行くチームは皆登山が好きなんだろうなとつくづく思った。
登山が好きでなかったら、一歩目から苦痛でしかないからねwww
とりとめもない話をしながら、約10㎞の舗装路歩き。
疲れた、、、
でもとても素敵な山行、そして経験値の上がる山行だった^^
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