白馬乗鞍岳【快特アタック】
- GPS
- 04:00
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 964m
- 下り
- 1,604m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:57
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
今週は栂池に初滑り!
雪不足は深刻だが、今週くらいからぼちぼち降っているようだ。
せっかく栂池まで来たので、天気が良ければ乗鞍岳にアタックしようと装備も持参。
朝方はあまり天気はよくなかったため、あわよくばと行った感じでスキー場へ繰り出す。
2本ほど滑っていると青空が広がり乗鞍も見えてきた。これは行くしかない。
というわけでゴンドラ終点ていそいそとスキーにシールをつけて、先輩方に見送られ出発。
とりあえず高度を稼ぐため第2リフトに乗って、コースの上を横切って尾根に取り付く。
トレースはバッチリでラッセルはなし。少し出遅れたのが不安だったのでかっ飛ばして登っていく。
途中からトラバースに入り、ちょうど早大小屋のあたりでゴンドラ終点からの林道と合流する。
なにやらゾンデなんかを出して雪崩講習らしきことをしている人たちがいた。
とりあえず天狗原に乗るまでは休憩無しで歩き続ける。
それにしても1月とは思えないくらい寒くない。冬山では若干バップなんじゃないかくらい、汗だくになってしまった。
一気に登り詰めて天狗原にでると乗鞍岳が迎えてくれる。
ここでちょっと一息。天狗原も雪が少なく木々が頭を出している。
ちょうどピークから南斜面を滑り降りている人が見える。超気持ち良さそうだ。
ちらほら続くパーティを追うように最後の登りにかかる。
一応、中央付近の岩が出ている微尾根付近を登るが、もっと雪が増え雪崩が怖いときは天狗原から右手に大きく回り込んで尾根筋を忠実に辿る必要があるかもしれない。
登りの途中から視界がガクンと落ち、久しぶりに精神と時の部屋状態。斜度もいまいち分かりづらいくらいだ。
トレースを辿って緩くなったので頂稜フキンまで来たかと思っていると、太陽が見えはじめ少し上のほうにスカイラインが見える。
とりあえずピークへと一段高いところに上がる。
ハイマツの頭が出ていて真っ白とはいかないが、だだっ広い平原で気持ちが良い。
遠くにケルンとボッコが見えたのでそこを目指して歩く。
なぜかこっちの方には人がおらずとても静か。
ボッコのところで休憩していると、さらにガスが飛んで小蓮華山へ続く尾根が姿をあらわす。
名もなきポコだが、端正な円錐状の白い山。
何故か分からないが、白さに泣きそうになった。北海道ノスタルジーかな?
とりあえず、この誰もいない冬山の空間を1人楽しんでピークをあとにした。
さて、ここからはお楽しみのスキー。
東斜面には何本かトレースが入っているが、とりあえず白すぎるので弱層テスト。
スノーソーが無いので、ハンドテストだ。なんか久々に円柱を掘った。
結果は40cmごとに肩の層あり。まぁ、問題無いでしょうってことでシールをそそくさと外しいざ滑走!
膝まで潜りながらも、浮遊感を味わいえ発狂しそうなくらい楽しい!
調子に乗ってガンガン滑っていたら途中で吹っ飛んで頭から雪に突っ込む。
でも全然痛くもないしもう雪と戯れられて最高だった。
あっという間に天狗原まで降りてきてどんどん進む。
ピーク直下には劣るものの天狗原の斜面もなかなか楽しい。
思い思いにスキーを楽しんであっという間に自然公園まで。本当に楽しかった。
途中10人くらいの人たちとすれ違ったときに「渋いの使ってるね〜」と声をかけられる。
まぁ、確かに今の世の中、プラブにジルブレッタで滑ってる人は少数派になってしまったけど、愛着のある装備はなかなか手放せない。(まぁ、金も無いのですが・・・)
しかもこの人、秀岳荘のヒモ締めシールにも気がついてくれた。多分渋いのはこの人も一緒だ。
ちょっと心がなごんだ後はあとは適当に林道を使ってスキー場を目指す。
が、ワックス塗るのを横着したため、なかなかスピードが出ず・・・
しびれを切らしてショートカットに入りずってんコロリンしながら栂池のゴンドラ駅にたどり着き、その後も充実のゲレンデスキーを楽しんだ。
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