滋賀県ナンバー2と真っ向勝負！厳冬期の金糞岳を完全周回(^_^)v

2016年02月06日(土) [日帰り]

• GPS: 10:05
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,255m
• 下り: 1,261m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:47
• 休憩: 0:19
• 合計: 10:06

5:05 スタート地点
7:20 7:24 滝谷頭
8:02 8:03 奥山
9:16 9:16 ゴロウ頭
9:55 9:57 県境尾根分岐（八草出合い）
10:32 10:32 白倉岳
10:52 10:52 白倉峠
11:17 11:19 金糞岳
12:23 12:23 小朝の頭北方コル
12:32 12:32 坂内村登山道合流地点
12:51 12:51 小朝ノ頭
13:26 13:33 連状口（鳥越林道／中津尾根出合い（960m））
14:01 14:04 小森口（鳥越林道／中津尾根取り付き（650m））
14:27 14:27 白谷口（追分）
15:10 15:10 鳥越林道入口（滋賀県側）
15:11 ゴール地点

天候

雨のち雪、ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

痩せた尾根を落ちないように注意すれば、特に危険と感じる場面はありませんでした。
白倉岳直下の下りは急斜面です。
このコースは全長17キロ、標高差1000mを超える体力勝負のルートです。
今年は雪が少ないので、多くの藪に苦労させられました。

写真

2/6 6:01

長丁場を想定して5時半からスタート。
後から思えば、ここは気が締まるナイトで良かった。

2/6 6:41

夜明け。
今日の天気は期待できない。

2/6 8:20

天気予報は晴れだけにガックシ・・・
何にも見えねぇ〜(*_*)

寒いな〜。
ここは稜線上。当然北風が吹き抜く。

登山道はこの状態。

2/6 8:27

これがまだ序の口の方でした・・・

2/6 8:35

下調べの通り、雪が少ないことが裏目にでて藪が行く手を阻む。

2/6 8:36

この藪地帯が精神的に疲れを伴うことに。

2/6 9:17

相変わらず天気は、雪降ったり止んだりのガス。
青空と一緒に見たかった霧氷。

2/6 9:22

見れば見るほど体が冷える！

黙々と、だらだらと。
じわりじわりと疲れを伴う登り。

景色が見れたら疲れは半減したかもしれない。

ここは例年雪庇が育つ場所なのかな。
止まると寒いので、足早に通過。

同じような写真ばかり(笑)
相方とお互いに頑張っている証を写真に残しあう(笑)

そろそろ体力的にもしんどい領域に入る。
今回は足も痛み出したが、今出来ることは「歩く」のみ。

2/6 10:06

めちゃめちゃしんどい！！
正にノックダウンしそうな疲れでした。

2/6 10:06

でも、これを望んで今回の金糞岳に挑む決意したのでした。
うっすらと金糞岳が、あの方向に見えました。

2/6 10:06

幸い雪は締まって歩きやすい。
一歩ずつ登れば、必ず山頂まで着けるって初心を思い返しました。

2/6 10:18

行く手には微妙な斜面とがずの景色。
天気さえ良ければ・・・

2/6 10:22

最初の目標である白倉岳の最後の登り。

2/6 10:31

無心で登るが・・・

2/6 10:32

ピークを示す標識や三角点は雪の中？？

2/6 10:36

ここから下り。
このルートのドМな地形。
最後の金糞岳を前に、下らされる（涙）

2/6 10:51

ふと右を向くと・・・
初めて両尾根中央の沢が見えた！
少しテンションが上がる！

2/6 10:52

白倉岳から下ったコル。
かなりの急斜面を降りてきました。
ここは慎重に降りないと滑落すれば、かなり下まで落ちてしまいます。

2/6 11:07

最後の登りを向かえる。
辛そうな相方。

めちゃめちゃ苦しい！！
本気登山でしか使わない2本の杖。
脚も腕もパンパンです（涙）

最後の力を振り絞る！！

2/6 11:16

ついに捉えた！
滋賀県ナンバー2の標高金糞岳ピーク！
握手してお互いの頑張りを称え合う。

2/6 11:16

この山しんどかったな・・・
グローブを噛みしめ、久しぶりのガッツリ登山登頂に自負する！

2/6 11:19

三角点。
この時期は例年雪の中に埋まっているようです。

2/6 11:58

下山開始。

あっ！景色が拓けてきた!(^^)!

思わず立ち止まり。
初めての眺望を楽しむ。

2/6 12:02

湖北の山から長浜や琵琶湖まで見えました。

2/6 12:10

頑張ったご褒美を、ようやくいただいたような気がした景色に見えました。

2/6 12:25

少し視界が確保された下山道！
こんな人工物もありました。

2/6 12:36

下山道から見えた登り返しのピーク。
林道へ逃げたら楽でしたが、ここまで来たら完全周回を成し遂げるためにも、登ることを決意！

2/6 12:52

ここまで来たら残すは下りだけ♪

2/6 13:27

尾根を降りると何回か林道を横断します。
奥には登りに使ったなが〜い尾根。
よー登ったわ・・・

2/6 13:34

おっ！
ここから歩きやすい下りかな？？？
期待して進むが・・・

2/6 13:37

すぐに藪地帯にぶち当たる（涙）
精神的にボロボロ・・・

2/6 14:04

それでもめげずに頑張って下る！
最後の林道を横断して。

2/6 14:17

ようやく沢に出た！！

2/6 14:24

変化あると気分も晴れますね♪
相方は水が気になるようです(笑)

2/6 14:58

その後は地獄の林道歩き・・・
肉体も精神的にもボロボロ((+_+))

2/6 15:09

高山キャンプ場にある登山マップ。
こんなさわやかなイラストとは相反して、とてもとてもキツイ登山でした。
今回の所要時間は約9時間40分。
自己満ですが、よー頑張ったと思います。

2/6 15:10

お疲れさまでした(*^^)v

撮影機器：

ARROWS A 301F SoftBank FCNT

感想

Rila

いつかは登りたかった滋賀県のナンバー2金糞岳。
雪は少ないと言えど、厳しいシーズンに完全周回して制覇することが出来ました。
とにかく金糞岳は遠かった・・・
辛かった！脚が痛かった！！((+_+))

でも金糞岳に勝つことが出来た事は、今後の自分の中でも自信につながりました。
今後、また登りますか？って聞かれたら・・・
答えは「ノー！」って即答するくらい、しんどかったです(笑)

でも、天気が晴れ確定なら行きたいですかね(笑)
また数年後の厳冬期にチャレンジしたいです。

コメント

jyunntarou

お疲れ様でした('◇')ゞ
金糞は、無雪期に上がったことがありますが、それでも結構キツイ山でした。雪が少ないので藪で苦しみましたね
しかし、見事な登頂に下山 　おめでとうございます。
これからも　ナイスなチャレンジ楽しみにしております。

Rila

Re: お疲れ様でした('◇')ゞ
jyunntarouさん
コメントありがとうございました！
無雪期の金糞岳はすでに経験済ですか!(^^)!

すっかり最近ユルい登山に慣れてしまい、今回は自分を奮い立たせるために半無理やり相棒を誘って今回の山に挑戦しました。

まだまだjyunntarouさんにはおよびませんが、たまには本気登山を通じで自分磨きに精進したいものです。

aya21

お疲れ様〜
何て言うドM登山なの (；ﾟДﾟ)
10時間も恐ろしい！
それも、景色があんまり変わらないし…

RYOSUNに一度行っとく？って言われましたが、丁重にお断りいたします_(._.)_
私は、次の日行った鍾乳洞？に行きたいなぁ〜‼

Rila

Re: お疲れ様〜
今回の金糞岳はレコの通り楽しみはほとんどない(笑)
登山って景色を見ることで、疲れ具合が変わるもんやね。

aya21ちゃんも一度挑戦してみたら？(笑)
眺望あれば、きっと絶景の山行なると思うで！

次の日の河内の風穴は、天然記念物の鍾乳洞らしい。
３月には豊富に咲き乱れる福寿草を見に鍋尻山に登るといいと思うよ( ..)φメモメモ