厳冬期 白山

2016年02月24日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 41.8km
• 登り: 2,287m
• 下り: 2,285m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:41
• 休憩: 1:08
• 合計: 15:49

0:01 風嵐ゲート
3:00 3:20 市ノ瀬ビジターセンター
5:30 5:50 別当出合
8:32 8:40 甚之助避難小屋
10:27 10:27 白山室堂
11:20 11:20 白山
13:10 13:30 別当出合
15:50 ゴール地点

0.00 510m 白峰ゲート発
1.24 640m 百万貫岩
3.00 830m 市ノ瀬
5.30 1240m 別当出合
6.43 1500m 中飯場
8.32 1970m 甚ノ助ヒュッテ
10.00 2320m エコーライン稜線
10.27 2470m 室堂
11.20 2702m 白山山頂
11.48 2702m 白山山頂発
13.10 1240m 別当出合
13.35 830m 市ノ瀬
15.50 510m 白峰ゲート

天候

雪のち晴れ　ガスあり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白峰ゲートからスタート

コース状況／危険箇所等

林道出だしで30cm雪切れ多く難儀　雪はやはり少なめ　今年の白山は賞味期限短い

その他周辺情報

杉ノ子温泉
花川の冷きのこそば最高

写真

2/24 3:44

雪の中黙々と片道16kmの林道をチビラッセル

2/24 0:22

こんな難儀な場所も多い

2/24 2:49

市ノ瀬まで3時間

2/24 5:04

さらに別当出合まで2時間半

2/24 5:55

闇夜の一本橋　凍っていて恐かった

2/24 7:08

1500mの中飯場

2/24 7:26

ようやく夜が明ける　長かった

2/24 8:01

素晴らしい景色が出て来たよ

2/24 8:02

山は来てみないと分からない

2/24 8:03

ウーンマンダム

2/24 8:05

白山最高

2/24 8:09

YSHRが行く

2/24 8:13

さぶが行く

2/24 8:29

スズケンが行く　甚ノ助小屋　やはり雪は例年より1m少ない

2/24 8:38

降雪直後はやはり素晴らしい

2/24 8:45

エコーラインへ

2/24 9:03

ラッセル

2/24 9:16

エコーラインまでもうちょい

2/24 8:58

砂防新道見下ろし

2/24 8:59

別山がドーーーン

2/24 9:16

風紋と別山

2/24 9:22

スズケンと別山

2/24 9:56

さぶと白山

2/24 9:47

YSHRと白山

2/24 9:56

弥陀が原

2/24 10:30

室堂だ

2/24 10:34

室堂大鳥居　やはり雪は少なめ

2/24 10:33

大鳥居にて

2/24 10:52

さあ白山へ　待ってなさい!!　氷化斜面は難儀だった

2/24 11:11

白山中腹にて

2/24 11:11

ピークが見えた

2/24 11:23

ようやくゴールだ

2/24 11:23

11時間かかりました　もうヘトヘト

2/24 11:27

さぶとスズケン　もゴール

2/24 11:25

山頂の景色

2/24 11:26

奥社へお参りに

2/24 11:46

奥社だよ　全員集合

2/24 11:51

山頂からまずYSHR　凍った斜面エントリー

2/24 11:55

スズケンも行く

2/24 12:00

YSHR

2/24 12:02

さぶ

2/24 12:05

スズケン

2/24 12:18

観光新道大斜面はガスになった

2/24 12:30

下るとこの景色

2/24 12:42

別当出合でデポ回収

2/24 14:07

帰りの林道　もう板を脱ぐのも疲れた

2/24 15:53

白峰ゴール　16時間の闘い

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

PowerShot S120 CANON

感想

YSHR

厳冬期も残すところ今週一杯、天気予報は悪かったが修行しに行こうとスズケン、さぶの三人で白峰から降雪直後の白山を目指す事にした。自宅を出たのは午後10時半、白峰0時発の約束である．0時前には皆着いて予定通り出発．片道16kmのなるい林道歩きを修行と言わないで何と言おう．

雪不足のため林道は所々切れておりその都度板を脱がなければならないので難儀だ．

それにしても眠い単調な林道は歩きながら眠る．脳の半分起きていれば大丈夫だ．

林道は雪が多いほうがどんなに楽だろう．百万貫まで1時間半、市ノ瀬まで3時間疲れた．早くも小指が痛くて辛い．市ノ瀬で大休止、雪はやはり少ない、ここから斜度は増し林道はカット出来るところはカットさらにチビラッセルは続く。さぶは絶好調、スズケンも相変わらず元気一杯、おじさんは痛い足を引きずって気合いのみで頑張って付いて行く．林道は自分のペースで歩かないと小指がさらに痛くなるのでペースは控えめ

別当出合まで5時間半、もうお腹一杯です．それにしても今日は寒い日です．ここで早くも地獄ダウンに身をまとう．恐怖の一本橋は凍っている箇所もあり慎重に行く．

対岸に渡ると雪は豊富で中飯場までガンガン登って行く．ここでも大休止、空は何となく青空っぽい、山は行かなきゃ分からない．甚ノ助手前から快晴になって来た．修行改め天国気分．今日も来て良かった．神のご加護だろうか

甚ノ助からエコーラインに登り上げると純白の白山がドーーーーン、素晴らしい．室堂手前から氷化＋氷斜面が出て来た．室堂の大鳥居は半分出ていてやはり今年は雪不足、室堂から山頂までが難儀だった．氷の斜面をクトーを効かせて根性の登り、スリップしたら瞬時にウィペットしかない。山頂までは経験の差が出ていつの間にか僕が先頭に出た．

さあ山頂が見えた．YSHR、さぶ、スズケンの順にゴール．まずは奥社でお参りをしてシールを剥ぐ．今日も山頂から氷の斜面をエントリー、転けたら室堂まで真っ逆さまだ．まず僕がエントリーして雪の状態を確かめる。スズケン二番手、三番手のさぶまさかの転倒、若さが出た、ヤバイ、ウイペットで何とか止めた．見ててハラハラでした．

あっという間に室堂まで下りて、あとは観光新道下大斜面にエントリー、時折ガスが出て、スズケン酔いそうだと言うがこんなのまだ全然ヤバくない．下部に下りるにつれ雪が腐って来た。斜面を滑っていていきなりストップスノー、派手に一回転前転して無事着地。

別当出合に着いてここでデポを回収してあとは白峰までまた16kmの根性の歩き．帰りは体力より気力の闘い、さぶが先行する．走りなら敵わないがスキー歩行ならと一度は追い抜くがやはり若さには勝てず、見えなくなったらモチも下がりマイペースで行くか．

さてようやくゴールのゲートが見えた．今日も頑張りました．しめて16時間弱の完全燃焼でした．

この修行あと何年出来るだろうか．