あまくなかった鍋嵐（丹沢）

2016年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: 06:57
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,107m
• 下り: 1,249m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 0:37
• 合計: 7:05

8:39 土山峠
10:41 10:41 猿ヶ島(猿島)
12:13 12:15 能ノ爪
12:55 13:20 鍋嵐
13:47 13:47 能ノ爪
14:01 14:10 物見峠
15:39 15:40 煤ヶ谷
15:44 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

本厚木東口より7:50発、宮ヶ瀬行きバス 土山峠で下りました。

帰り、煤ヶ谷 バス停が近いですが、清川村役場までひとつ分歩いています。
道の駅があるので、トイレが使えます。

小田急宮ケ瀬フリーパスを使うとバス代が半額くらいお得になります。

コース状況／危険箇所等

危険ヶ所だらけです。
読図能力が高い人でないと難しいコースです。
道の崩れもあり、山慣れしてない人はぜったい入らないでください。

写真

2/28 8:00

本厚木駅東口から宮ケ瀬行バスに乗ります。
本数はかなり少ないです。

2/28 9:08

土山峠でおります。

2/28 9:09

バス停の裏側から歩き始めます。

2/28 9:10

座禅石だそうです。

2/28 9:10

座禅石の全体像

2/28 9:18

ダムに架かる橋を眺めながら歩きます。

2/28 9:27

ここから山道へ入ります。

2/28 9:27

最初はまずまずの路です。

2/28 9:35

ここは道が崩れていますが，慎重にあるけばなんとか渡れました。

2/28 9:35

先のほうにアルミパイプの橋が架かっています。

2/28 9:38

が、その手前は道が水没しています。
ここが一番の難所。
かなり上のほうからトラバースするのが安全です。
足元から土が崩れて、わたしは危うくダムの藻屑になりかけました。

で、これがそのダムの藻屑になりかけた直後の写真。リーダーと後ろを歩いていたメンバーさんに助けられました。
上をトラーバースしていたメンバーさんが写してくれました。

2/28 9:50

2/28 9:50

橋も横倒しになってます。

2/28 9:51

道が水没してるところを振り返って。

2/28 9:53

さっき見えていたパイプの橋。

2/28 9:59

やれやれ一安心。

2/28 10:14

2/28 10:27

2/28 10:35

P525に着きました。

2/28 10:48

後ろに丹沢主脈が見えています。

2/28 10:55

痩せ尾根が続きます。
落ちないように慎重に。

2/28 11:03

鍋嵐が見えてきました。
でもまだまだ遠い・・

2/28 11:04

此処を登れが猿が島です。（P617）

2/28 11:11

三角点は三等でした。

2/28 11:13

お休みどころの木

2/28 11:13

こんな風に座れます。

樹の根っこにしっかりつかまって！

2/28 11:14

2/28 11:32

あと1時間半で着くかなぁ〜〜

2/28 11:44

祠が埋もれています。

2/28 11:44

2/28 11:48

大岩のピークです。（P597）

2/28 11:55

ご神木のような巨大モミの木があります。

2/28 12:32

雪はほんの少し残っています。

2/28 12:32

ここを登りきれば。。

2/28 12:33

え〜〜、まだまだ。。。
「p617はあっちだよ」という案内板

2/28 12:34

広い尾根にでました。

2/28 12:35

ずっと鹿柵、バラ線があります。

2/28 12:37

2/28 12:41

2/28 12:46

やっと能の爪に着きました。

2/28 12:52

大山三峰

2/28 13:12

こちらは振り返ってみたピーク

2/28 13:12

あと少し。

あと少しだよ！

2/28 13:24

やったー！
着いたよ♪

2/28 13:24

2/28 13:25

ゴジラの背のほうを示すテープがいっぱい。

2/28 13:45

テープにもナベワラシと書いてあります。

2/28 14:02

2/28 14:17

帰りも足元不安定なトラバースが続きます。

2/28 14:18

2/28 14:21

お助けロープが一ヶ所付いています。

2/28 14:24

物見峠のほうへ行きます。

2/28 14:24

2/28 14:29

2/28 14:33

物見峠に着きました。

2/28 14:33

大山三峰方面へ行かれる方はご注意を。

2/28 14:38

一般道なので安心と思ったら

2/28 14:51

気を付けましょう。

2/28 14:51

看板通りかなり崩れています。
上からも小石の落石がありました。

2/28 15:12

2/28 15:12

2/28 15:20

鹿柵を潜り抜けます。

2/28 15:34

煤ケ谷方面へ。

2/28 15:49

2/28 15:50

また鹿柵です。

2/28 15:52

2/28 15:54

白梅がよい香り。

2/28 15:54

2/28 15:54

ここまで来て、前に逆方向から三峰へ行ったことを思い出しました。（それまで忘れてた）

2/28 16:06

お寺さんの前に出ました。

2/28 16:07

2/28 16:14

煤ケ谷バス停よりひとつ歩いてバス停脇の道の駅に寄りました。
綺麗なトイレがあります。

2/28 16:28

バスはほぼ1時間に一本です。
お疲れさまでした。

撮影機器：

Optio RS1500 ペンタックス

感想

usakorinn

東丹沢の鍋嵐です。

前々から登ってみたいと思っていました。
今回、いつものちょーベテラン丹沢の案内人Kさんと仲間で歩いてきました。
ここは東丹沢詳細図には「自粛要請あり」と書かれています。
当然、登山道はありません。
ゴジラの背のほうに下りる人もレコでは見ますが、わたしたちは無難なコースへ。
でもでも、ちっとも無難じゃないです。
指導票は当然ほとんどありませんし、テープのたぐいは着いてはいますが、間違えやすいところもたくさんありました。
長い痩せ尾根も何か所もあり、鹿柵のバラ線に引っ掛けないよう慎重に歩きました。

何より、歩き始めの宮ケ瀬湖でわたしは湖に落ちかけました。
足元の土がすーと音もなく崩れて止まらない！
あれよあれよと言う間に、下に体がずり落ちて行きます。
左にあったしっかりした樹の根に両手で捕まりました。
リーダーが足元を確保してくれて、後ろを歩いていたメンバーが手を貸してくれて引っ張ってくれました。

道のりも長く、気力も体力も必要です。
時々聞こえるハンターの鉄砲の音と犬の吠える声にも注意が必要です。

今回は何度か鍋嵐を歩いているリーダーと一緒でしたので無事に行けましたが、低山でも危険はいっぱい。
山は高さではないとしみじみ感じました。

コメント

kametaku

念願の鍋嵐へ行かれて良かったですね＾＾
東丹沢では神秘な山と言われ、一般登山者があまり足を踏み入れない静かな鍋嵐（ナベワラシ）も、大分踏み跡がついてきました。
ただ、熊が出たり、カモシカも出現しますから、やはり自粛すべき山で良いかも知れませんね。
お疲れ様でした。

usakorinn

Re: 念願の鍋嵐へ行かれて良かったですね＾＾
kametaku さん、コメントありがとうございます。
楽に行けないのはわかっていたのですが、やはりカンタンでなかったです。
誰でも入れるような山でないことを今回は実感しました。
それだからこそ、達成感もありましたし、行ってよかったと思っています。
でも、もう少し慎重に行動すればよかったと反省しました。

半袖隊長👕

usakorinnさん、
ナベワラシであって、ナベアラシではないのですね。
拙者はもちろん行った事はありませんが、詳細図に「自粛要請あり」と記載されているので気にはなっていました。

宮ヶ瀬湖畔の道といい、けっこう難儀するルートですね。
安易に行かない方がいいけど・・・気になる

　 隊長

usakorinn

半袖隊長さま
鍋嵐は、昔は毒草が生えていたという言い伝えもあるそうです。
今でも人を寄せ付けない雰囲気のある山だと思います。

山で林業の方に会ったり、ゴジラの背のほうに下りて警察官に見つかったりするとかなり厳しいご注意を受けるそうです。
地形的に迷いやすい、危険ヶ所多数の山だからでしょうか？

それでも魅力なんです。
だから行きたくなってしまうのでしょうね。