天城山(万二郎岳・万三郎岳) 〜富士の展望があるかを検証する日本百名山76座〜
- GPS
- 04:27
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 649m
- 下り
- 657m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:22
天候 | 晴れ→曇り気味 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山者用駐車場のトイレは冬季閉鎖中なので、途中のホテルハーヴェスト天城高原でお借りしました。 天城山のバッチもこちらの売店で購入(2種類…鹿・もみじ)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪ほとんどなし。危険個所なし。 朝の霜柱が昼間に融けて登山道はドロドロになるのでゲイターが有効。 |
その他周辺情報 | 行きは伊豆の国市から。小田原厚木道路から箱根新道までコンビニなし。途中の伊豆スカイラインを通った場合は朝食抜きになるところだった。 天城高原周辺の道路は凍結注意の案内が出ていたが、道路に雪はほとんどなかった。念のためスタッドレスタイヤで走行しましょう。 帰りは、天城高原→伊豆スカイライン熱海峠→箱根峠→箱根新道→小田原厚木道路→圏央道と走ったが、寄り道なしで走行すると圏央道の菖蒲PAまでガソリンスタンドがない。 |
写真
感想
天城山の山行計画は2年前から立てていたが、ようやく実行の日を迎えた。なかなか実行しなかったのは展望が期待できない山と聞いていたから。そこで、今回は天城山から富士山が見えるポイントを探すことにした。
天城高原ゴルフコースは冬季休業中で、駐車場のトイレも水道も使えない。準備をホテルハーヴェスト天城高原で済ませ、駐車場に着いたらすぐに出発した。
登山道に雪はほとんどない。去年はこの時期でも積雪はあったのだろうが、今年は暖冬で全国的に積雪量は少なく、標高の低い天城山には積もらないようだ。降雪直後であれば霧氷を楽しめるのだろう。雪も花もない山行は久しぶりだが、登山口付近では鹿の群れが出迎えてくれた。
天城山と呼ばれるが、万二郎岳(ばんじろうだけ)、万三郎岳(ばんざぶろうだけ)、遠笠山など天城高原の山々の総称で、最高峰は万三郎岳。ゴルフ場からの場合は四辻からの周回が一般的で、我々は時計回りで周回する。
まずは万二郎岳に向かう。わずかに南側が開けた斜面からは富士山が見えた。おそらく冬季限定の展望だろう。四辻から登ること45分、万二郎岳に登頂。南側に樹木の開けた場所があるが、見えると思っていた海はぼんやりとしか見えなかった。
続いて万二郎岳から万三郎岳に向かう。万二郎岳から下ってすぐの岩場が一番の展望台で、樹林帯の影響を受けずに富士山が見えた。快晴なら「おー!」となるところだが、気温上昇のためかもやっとしていて「うーん」となった。やはり冬は気温が低い方が良い。馬の背から少し先に進んだところで鹿に遭遇。じーっと見られたので見返したが逃げなかった。人との遭遇に慣れているのだろう。
花の咲いていないシャクナゲのトンネルを抜け、万三郎岳の頂上に立つ。周囲は樹木に囲まれて展望はないが、立派な一等三角点と、北の少し開けたポイントから見える富士山がこの山のセールスポイントだろう。
山頂からの下りは八丁池への分岐を右折。木の階段を下ったら、あとは斜面を延々と横切り四辻に戻る。こちらは展望がないので黙々と歩くしかない。ここまで出会った登山者はわずか1組2名。晴れた日本百名山としては寂しいほど閑散としていた。四辻からゴルフ場に戻るとき1組の初老の夫婦が登っていったが、明るいうちに戻れたのだろうか。
結局、富士山が見えるポイントはわずか。そのほとんどは冬季限定だろう。次回登るとしたら八丁池からの縦走としたいものだ。
天城山は富士山が近いのにあまり見えなかった印象があるのですが、お写真のとおり主に6箇所あるのですね!
天城山は既に3回も登ってしまったので、大体の場所は何となく分かりますが、富士山の見える場所は把握していませんでした。
なかなかの情報かと思いますよ♪
日本百名山は76座ですかぁ〜。
3/4を突破しましたね。
次はラッキーセブンな感じの77座目ですね。
どちらへ登るのか楽しみにしております。
お疲れさまでした。
ayamoekanoさん、おはようございます。
天城山から富士山はそれなりに離れているので、南アルプスや丹沢のように「どーん!」という感じには見えませんでしたが、やはり見えると得した気分になりますね。
77座目は、現時点では石鎚山を予定しています。もしかしたらその前に大峰山か大台ヶ原かも。北海道と九州をどう攻略するかが悩ましい。
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