また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 820925
全員に公開
ハイキング
葛城高原・二上山

二上山〜いにしえに思いを馳せて 

2016年03月01日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.8km
登り
785m
下り
767m
天候 曇りときどき雪
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
万葉の森駐車場
いつものように「万葉の森駐車場」からスタート
2016年03月01日 12:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
1
3/1 12:21
いつものように「万葉の森駐車場」からスタート
ろくわたりの道へ
2016年03月01日 12:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 12:24
ろくわたりの道へ
岩橋山 葛城山方面
2016年03月01日 12:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 12:33
岩橋山 葛城山方面
ダイトレ合流 雌岳には向かわず左へ
2016年03月01日 12:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 12:41
ダイトレ合流 雌岳には向かわず左へ
旧ダイトレ出会い
2016年03月01日 12:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 12:45
旧ダイトレ出会い
大木
2016年03月01日 12:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 12:46
大木
ここから新道ルートへ
2016年03月01日 12:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 12:47
ここから新道ルートへ
新町
2016年03月01日 13:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 13:01
新町
二上山城の堀や土塁があるといわれていますが
さっぱりわかりません
2016年03月01日 13:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 13:02
二上山城の堀や土塁があるといわれていますが
さっぱりわかりません
展望台 ここにも
2016年03月01日 13:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 13:04
展望台 ここにも
少し霞んでいます。富田林・太子・羽曳野方面
2016年03月01日 13:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3
3/1 13:05
少し霞んでいます。富田林・太子・羽曳野方面
今日のお昼は、手抜きカレー鍋
2016年03月01日 13:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
13
3/1 13:20
今日のお昼は、手抜きカレー鍋
展望台の裏にあるベンチ
屋根まで設置されて豪華になってきました
2016年03月01日 14:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
4
3/1 14:15
展望台の裏にあるベンチ
屋根まで設置されて豪華になってきました
2016年03月01日 14:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:17
山頂看板や神社の裏側
2016年03月01日 14:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:19
山頂看板や神社の裏側
尾根に削平・盛土された平面か
2016年03月01日 14:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:22
尾根に削平・盛土された平面か
葛木坐二上神社
2016年03月01日 14:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:26
葛木坐二上神社
二上山城の本丸があったといわれる頂上付近
2016年03月01日 14:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:27
二上山城の本丸があったといわれる頂上付近
本丸は東西170mの西高東低の二段になる大きな典輪だったそうです。
2016年03月01日 14:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:27
本丸は東西170mの西高東低の二段になる大きな典輪だったそうです。
大津皇子の墓 二上山城の東端 
2016年03月01日 14:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:33
大津皇子の墓 二上山城の東端 
油断大敵! 頭をこの倒木でうって、転倒。痛みで数分間立てませんでした
2016年03月01日 14:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
2
3/1 14:39
油断大敵! 頭をこの倒木でうって、転倒。痛みで数分間立てませんでした
おおせ坂から
2016年03月01日 14:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:43
おおせ坂から
馬の背
2016年03月01日 14:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:46
馬の背
馬の背から祐泉寺へ
2016年03月01日 14:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 14:47
馬の背から祐泉寺へ
途中の水場からのトラバースの先に、見えてきました十三重石塔
2016年03月01日 14:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
2
3/1 14:54
途中の水場からのトラバースの先に、見えてきました十三重石塔
右下は柱頭でしょう。銘文等もありません。手がかりがありません。
2016年03月01日 14:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
2
3/1 14:57
右下は柱頭でしょう。銘文等もありません。手がかりがありません。
祐泉寺尾根からみた十三重石塔
2016年03月01日 14:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
1
3/1 14:59
祐泉寺尾根からみた十三重石塔
急登の途中にある石垣
2016年03月01日 15:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:05
急登の途中にある石垣
探してみるとあちらこちらにあります
2016年03月01日 15:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:05
探してみるとあちらこちらにあります
ここにも
2016年03月01日 15:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:06
ここにも
削って平面になっているような
2016年03月01日 15:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:06
削って平面になっているような
ここも平面です
2016年03月01日 15:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:14
ここも平面です
雌岳の下の東屋
2016年03月01日 15:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
1
3/1 15:15
雌岳の下の東屋
削平面
2016年03月01日 15:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:15
削平面
雌岳からの眺望
2016年03月01日 15:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
2
3/1 15:16
雌岳からの眺望
雌岳直下 段々になっています
2016年03月01日 15:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:16
雌岳直下 段々になっています
雌岳山頂
2016年03月01日 15:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3
3/1 15:22
雌岳山頂
岩屋峠まで降りてきました
2016年03月01日 15:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:29
岩屋峠まで降りてきました
右のダイトレで竹内峠へ
2016年03月01日 15:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:30
右のダイトレで竹内峠へ
原岳方面へ
2016年03月01日 15:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
1
3/1 15:35
原岳方面へ
万歳城があったといわれる原岳山頂
2016年03月01日 15:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
1
3/1 15:42
万歳城があったといわれる原岳山頂
よりみちひろばとして整備されています
2016年03月01日 15:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
2
3/1 15:44
よりみちひろばとして整備されています
ここもフラットです
2016年03月01日 15:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:43
ここもフラットです
雌岳・雄岳が望めます
2016年03月01日 15:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
1
3/1 15:43
雌岳・雄岳が望めます
山口神社へ下ります
2016年03月01日 15:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:47
山口神社へ下ります
植林地帯を進みます
2016年03月01日 15:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 15:50
植林地帯を進みます
道路と出会います。
2016年03月01日 16:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 16:04
道路と出会います。
當麻山口神社
2016年03月01日 16:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 16:06
當麻山口神社
前方に鳥谷口古墳があります。大津皇子の墓ではないかとの諸説があります。
2016年03月01日 16:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
1
3/1 16:08
前方に鳥谷口古墳があります。大津皇子の墓ではないかとの諸説があります。
大池
2016年03月01日 16:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3
3/1 16:13
大池
祐泉寺 左へ
2016年03月01日 16:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 16:23
祐泉寺 左へ
無理やり見たら崩れたハートに見えないこともない
2016年03月01日 16:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
5
3/1 16:39
無理やり見たら崩れたハートに見えないこともない
岩屋峠へ戻ってきました
2016年03月01日 16:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 16:39
岩屋峠へ戻ってきました
岩屋
2016年03月01日 16:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
1
3/1 16:43
岩屋
高松塚の石切り場
2016年03月01日 16:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 16:47
高松塚の石切り場
お地蔵さん
2016年03月01日 16:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
1
3/1 16:54
お地蔵さん
駐車場に帰ってきました
2016年03月01日 16:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 510 IS, Canon
3/1 16:56
駐車場に帰ってきました
撮影機器:

感想

何気に楽しく登っている二上山。
ひょんなことから、十三重石塔をあらぬところで見つけてしまいました。
二上山の十三重石塔は鹿谷寺が有名ですが、そこまで古くはなさそう。
いったい誰が建立したのでしょうか?

いろいろと二上山に関する文献やネットを調べていくとこれが結構面白い。
2000万年前の火山爆発で今の形になった二上山。
大和(奈良)側から見ると西方浄土の入口として信仰の対象になっていました。
謀反の疑いをかけられ自害させられた大津皇子。
皇子の死を嘆き悲しんだ姉の大伯皇女が詠んだ「うつそみの 人なる我や
明日よりは 二上山(ふたかみやま)を 弟背(いろせ)と我が見む」
という万葉集の歌は有名です。
他にも、日本最古の官道「竹内街道」、當麻寺に伝わる中将姫の伝説など
興味深い出来事が多い。

そのなかでも、雄岳にあったという「二上山城」にひかれます。
城郭を築いたのが楠木正成で、河内国七城のひとつであるといわれています
が確証はないようです。
足利幕府の管領、細川政元の命をうけ、赤沢朝経が明応8年(1499年)に
この山城を拠点として大和を制圧。
永正4年(1507年)に細川政元が暗殺されると赤沢氏も没落。
その後、天文8年(1541年)河内守護代の木沢長政が改修したとされています。
山城は雄岳の山頂にあり、東西170m二段にもなる長大な曲輪で、
いまでも帯曲輪、空堀、土塁が確認できるそうです。
雌岳にも城郭があったといわれ、数段の腰曲輪も確認できるそうなので、
今回の十三重石塔や石垣もこの城郭に関係あるのかもしれません。

今回は、二上山城の遺構を確認に行ってきました。
城郭跡や案内板もないので、城があったとはほとんど知られていないような
気がします。
城郭マニアの皆さんなら、どこが曲輪、空堀や土塁跡だとわかるのでしょうが、
いまは整地されたり、樹木に遮られたり、面影はほとんどありません。
でも、山を削って平らにした場所が何段もあるのがわかりました。
また、万歳山城があったとされる原岳にも立ち寄りましたが、
ここも荒れていたのでよくわかりませんでした。

十三重石塔を調べていくうちに、二上山の知らない歴史に触れることができました。
新たな二上山の魅力を発見です。
何度ものぼりましたが、今回はいにしえに思いをはせる登山となりました。

気になる十三重石塔はもう少し調べてみます…

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1028人

コメント

お久しぶりです!
こんばんは、stayさん。
ご無沙汰してます。
二上山の色々な道歩き、お疲れさまでした。
原岳への道は、この前三十三間山が中止になった時に
歩きました。二上山とは思えないようなしっかりした
山歩きでした
このままどんどん暖かくなるのかな  
アイゼンを要るのか要らないのかわからないような
山歩きはもういいですわ
またご一緒したいです。
お疲れさんでした。
2016/3/3 19:51
Re: お久しぶりです!
katatumuriさん こんばんは♪
こちらこそご無沙汰です。
二上山の新たな課題解決は難しそうです
でも山城があったとはビックリでした。
まだまだ登りごたえありそうですよ
またご一緒しましょう。
コメントありがとうございました。
2016/3/3 22:15
有言実行ですね〜
こんばんわstayさん
二上山の歴史、肉と野菜、もちろん酒にしか興味がわかない私ですら、何気に興味が・・・
二上山も奥が深いですね〜
気になるのが、中将姫ですが、確か駅前にある餅屋が中将餅だったような・・・
関係あるんでしょうか!?
2016/3/3 20:49
Re: 有言実行ですね〜
yokoyanさん こんばんは♪

二上山の歴史も興味深いでしょう?
今までと違う思いで登れそうです。
中将姫の伝説は継子いじめのお話。
実在していなかった説もありますが、
一晩で當麻曼荼羅を織り上げたりするスーパーお姫様。
當麻北共同墓地内にお墓があって、ここも花崗岩で造られた
十三重石塔があるので、二上山のものと何か関係あるのかな
と思ってます。
中将餅は、この中将姫にちなんでつけられたそうですよ。
おいしいヨモギ餅です。
2016/3/3 22:29
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら