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Yamareco

記録ID: 825427
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

【赤岳】 敗退しました

2016年03月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:10
距離
17.0km
登り
1,273m
下り
1,259m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:15
休憩
0:54
合計
7:09
7:21
41
8:02
8:02
5
8:07
8:07
112
9:59
10:02
49
10:51
11:24
51
12:15
12:30
32
13:02
13:04
48
13:52
13:53
4
13:57
13:57
33
天候 曇り 山頂付近にガス
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口から赤岳山荘まで、スタッドレスで入れると聞きましたが、ここ数日の状況で一変しておりました。美濃戸口に車をとめて出発です。
コース状況/
危険箇所等
今日朝一番の状態では、トレースがかき消されてしまってルートを見つけるのに難儀しました。南沢の橋の所で1時間ロスです。
雪がなければ、スタッドレスのプリウスで赤岳山荘まで行くつもりでした。入り口2−300Mまでトライしましたが、途中スタックすると怖いので、八ヶ岳山荘の駐車場に駐車です。
2016年03月11日 07:19撮影 by  DSC-TX30, SONY
1
3/11 7:19
雪がなければ、スタッドレスのプリウスで赤岳山荘まで行くつもりでした。入り口2−300Mまでトライしましたが、途中スタックすると怖いので、八ヶ岳山荘の駐車場に駐車です。
樹林帯の中を進みます。路面はあいすばーになっているところがところどころあり、歩いて正解でした。
2016年03月11日 07:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 7:24
樹林帯の中を進みます。路面はあいすばーになっているところがところどころあり、歩いて正解でした。
美濃戸山荘に到着です。
2016年03月11日 08:07撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/11 8:07
美濃戸山荘に到着です。
ここから沢に入ります。本当は北沢でルートを予定したのですがトレースが全く無かったので、トレースが比較的残っていた南沢に進みます。
2016年03月11日 08:08撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 8:08
ここから沢に入ります。本当は北沢でルートを予定したのですがトレースが全く無かったので、トレースが比較的残っていた南沢に進みます。
少し青空が広がり、今日の天気に期待が持てそうな。
2016年03月11日 08:20撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 8:20
少し青空が広がり、今日の天気に期待が持てそうな。
この橋が見つからず、誤トレースに導かれてしまい、南沢を一時間も徘徊することに。夏なら一発でわかる場所ですが、新雪でトレースが消えている中、誤トレースが鮮明に残っていたため引きずられてしまいました。GPSはありましたが、北沢のルートを引いていたので、うまく使いこなせませんでした。
2016年03月11日 09:15撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 9:15
この橋が見つからず、誤トレースに導かれてしまい、南沢を一時間も徘徊することに。夏なら一発でわかる場所ですが、新雪でトレースが消えている中、誤トレースが鮮明に残っていたため引きずられてしまいました。GPSはありましたが、北沢のルートを引いていたので、うまく使いこなせませんでした。
トレースはあるものの、結構足を取られます。
2016年03月11日 10:10撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/11 10:10
トレースはあるものの、結構足を取られます。
ようやく横岳が見えてきました。
2016年03月11日 10:23撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 10:23
ようやく横岳が見えてきました。
来てよかったなぁ。
2016年03月11日 10:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/11 10:24
来てよかったなぁ。
2016年03月11日 10:43撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/11 10:43
2016年03月11日 10:43撮影 by  DSC-TX30, SONY
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赤岳も見える。文三郎道にトレースがくっきりと見えるので、地蔵とどちらに進むのか迷います。
2016年03月11日 10:52撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/11 10:52
赤岳も見える。文三郎道にトレースがくっきりと見えるので、地蔵とどちらに進むのか迷います。
2016年03月11日 10:52撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 10:52
行者小屋をあとに。地蔵に向かうことに。
2016年03月11日 11:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 11:24
行者小屋をあとに。地蔵に向かうことに。
この辺りから少しずつ傾斜が厳しくなってきます。この上に登った所で風と新雪でトレースが無くなりそうになっていました。この時点で敗退を決めました。
2016年03月11日 11:59撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/11 11:59
この辺りから少しずつ傾斜が厳しくなってきます。この上に登った所で風と新雪でトレースが無くなりそうになっていました。この時点で敗退を決めました。
下ります。
2016年03月11日 11:59撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 11:59
下ります。
山々の視界も失われていました。
2016年03月11日 12:28撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/11 12:28
山々の視界も失われていました。
ということで、南沢を引き返します。
2016年03月11日 12:32撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 12:32
ということで、南沢を引き返します。
行きに迷った橋です。
2016年03月11日 13:36撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 13:36
行きに迷った橋です。
この黄色い矢印が目印、ですがわかりにくっ。
2016年03月11日 13:36撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/11 13:36
この黄色い矢印が目印、ですがわかりにくっ。
赤岳山荘まで戻ってきました。
2016年03月11日 13:57撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/11 13:57
赤岳山荘まで戻ってきました。
美濃戸口で愛車と合流です。
2016年03月11日 14:32撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/11 14:32
美濃戸口で愛車と合流です。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 ザック サブザック 輪カンジキ アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

冬の赤岳登頂に向けて勢い込んでの出発でした。事前情報ではあまり雪が無いとのことでしたが、ここ数日の寒波で雪が降っており、厳しい行程となりました。

中央道を岐阜から走り、伊那・駒ヶ根あたりから雪景色に。先週まで全く雪がなかったのに・・・。南諏訪で降り、美濃戸口までの車道も凍結しており、少し不安を感じました。美濃戸口の八ヶ岳山荘では雪が降っており、駐車時にお金を払った山荘の方からも今日の赤岳はおすすめしないとの回答を。どうしようか迷うものの、せっかく来たので、せめて赤岳鉱泉か行者小屋くらいまでハイキングしようと決めて出発。

美濃戸口から、北沢に進む予定でしたが、トレースが全く無かったので、人の入っている感のした南沢に。前者のトレースを進みます。しかし、このトレースが道迷いしたものであったらしく、沢を渡る橋を超えて南側の奥に入ってしまいました。赤テープも貼ってあったので、間違えますわな。1時間のロス。途中まで引き返している所で、大変親切な下山者の方にお会いし、道を尋ねたところ、わざわざ橋のところまで連れて行ってくれました。感謝です。ここ、夏なら絶対に間違わないですが。

行者小屋までは先行する登り・下りの方々がラッセル済でしたが、足場は安定しているとは言えません。ということで、行者小屋まで迷いも合わせて、予定より約1時間半遅れての到着です。

行者小屋で完全冬山装備を整えます。そして、文三郎道、地蔵どちらに進むか迷います。元々地蔵予定で行程を組んでいました。しかし、トレースは浅めです。文三郎道は行者小屋からもトレースがしっかりと見えます。しかも難度も比較すると簡単です。悩んだ末、地蔵に向かって歩を進めました。

新雪の中を進むのはしんどいですが、少しずつ高度を上げていきます。しかし、階段を途中まで超えたあたりから、浅かったトレースが徐々に風とさらさらの雪でかき消されていきます。稜線にも人がいなさそう・・・。これは登り切ってもルートファインディングできそうもなかったので、敗退を決めました。2550m付近。あと、全く人がいないところを登るのは少し勇気が入りますね。

とても残念でしたが、新雪のなか、良いお散歩と運動ができました。帰りの林道で色々な方とお話しましたが、この日は敗退された方も多かったと聞きます。しかし中には、主稜線や阿弥陀を突破してきたという方もおりました。

12日からは土日で、天気も回復し、人も増えるので、良い山行が楽しめるのでは無いかと思います。

今月中にもう一度トライする予定です。

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コメント

地蔵のトレース
今朝一番で地蔵尾根通りました。
途中まであった足跡が消えてたのが不思議でしたがそういうわけだったのですね。

ちなみに南沢は早朝の時点でトレースバッチリでしたが行者から阿弥陀方面は全くなく下でラッセルし始めたグループがいました。
2016/3/12 15:38
Re: 地蔵のトレース
コメントありがとうございます。11日の段階では、行者から阿弥陀方面のトレースがバッチリついていました。一晩でかき消されたのでしょうか?

とにかくトレースのある締まった道を期待していたので、新雪に私は少し面食らいました。また11日はほとんど人もいなかったので恐ろしさ倍増というのもありました。なにせ初挑戦でしたので。

来週できれば再チャレンジします。
2016/3/13 9:03
残念でしたね〜
ytomeiさん、初めまして!
12日の朝に2番目パーティーとして地蔵を登りました。天候に恵まれて無事に登頂出来ましたが、11日の厳しさはよ〜く分かります。
12日の朝でも、上部のRFにちょっと戸惑いましたから。
降雪直後のトレースなしの難しさは、土日の完璧トレースを辿るのとは段違いですよね。
次のトライのご成功を祈ります。
2016/3/14 12:14
Re: 残念でしたね〜
コメントありがとうございます。

冬のメッカ、赤岳なのでトレースはあるだろうと思っての計画でした。春の陽気が続いたので、雪も締まっているだろうとの予測をしていましたが、現地についてびっくりです。地蔵にはうっすらとトレースが残っていたのですが、風と新雪でみるみる吹き消されていましたので、2500m付近で早々に切り上げました。

私の様にまだまだ初心者だと、トレース無し、視界なし、ではRFはほぼ不可能なので、下山して正解だったと思います。大体、南沢の時点で迷い込んでいますからね

金曜日という日にちの選定も悪かったですね。登山者が少ないと、ソロで登るのには勇気がいりますね。土日だと、遅めの出立でトレースも期待できますしね。

次週、天気が良ければ、土曜日か日曜日のどちらかに再トライしたいと思っています。
2016/3/14 12:30
プロフィール画像
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