岩櫃山 [鼻レコ真田丸 お城の跡地で捕まえて♥]

2016年03月19日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.8km
• 登り: 675m
• 下り: 658m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:50

12:10 一本松登山口
12:50 13:10 岩櫃山
14:00 14:00 密岩通り登山口
15:00 15:00 一本松登山口
15:00 ゴール地点

鼻かみタイム多数。　あんころ餅休憩時間含む。　わりとスタスタ。

天候

雨上がりの空はいつも花粉　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道353号線　東吾妻あたりベイシアとかあるあたり　おおぎやラーメンを右手にその向かい側を左折。道なりに登っていくと登山口看板アリ。　真田丸ののぼり旗がたくさんあるのでまようことはまず無し。
雪全くなし。ノーマルタイヤでOK。

コース状況／危険箇所等

前夜の雨で岩場若干滑り気味。落ち葉の下はヌタヌタ。　あちゃ〜来なければ良かったなぁと思うような箇所は無し。
猪4人家族目撃。かなり息が荒かった。
3月現　花粉トルネード。花粉症の方は特攻隊の意気込み必要。

その他周辺情報

入ってないけど岩櫃温泉アリ。　コニファー岩櫃という立派な宿泊施設アリ。
国道沿いの焼肉店のあおぞら　ランチのカルビラーメンは昨今更に激辛になった。

写真

天気予報が悪かったから朝起きて掃除洗濯、パンツ干していたら雨があがった！　シゴト所要が沼田にあったから上半身だけスーツ来て1件打ち合わせ。。ブランチに沼田住宅街にある寂れたうどん屋　岡林にて、腹ごしらえ。

寂れているけど次から次へとお客さん入ってくるし、なんだか人気のお店みたいです。メニューはこれだけ。出てきたら並んでしました。

天ぷらうどん。￥500-
昔　おばあちゃんちで食べたうどんみたいでした。
そういえば沼田も真田丸ゆかりの地なんだよな。のぼり旗たくさんありました。

さてさて、気を取り直し、信号待ちでササッと着替えながら、東吾妻方面へとクルマを走らせます。
朝の曇天から一転、晴れてきました。雨だと思ったからこの山にしたのにな・・・。雨なら若干花粉も弱くなろうにと。

メインの駐車場は50台くらい置けます。先日シゴト中に迷って！？来てみた時には平日なのに満車近かったんですけどね。天気予報のせいで今回はすいていました。ボク以外のクルマは観光目的の城址見物だったようです。一台のクルマの中で若い男女がチュウなどしておりましてムカつきました。（羨ましいともいうが）

登山口付近には新設されたキレイなトイレがあります。
チュウを見せつけられたら、なんだかお腹がグルグルなりだしたので新設の便器が割れるほどの一発！快心の一撃を食らわせてからのスタートです！　爽快気分を空が物語っています。

無人の案内所？みたいな小屋もありまして、
（自販機は伊藤園でした。）
ここで雪山ならアイゼンを装着的なのでしょうが、今回は花粉舞い散る里山なのでマスクに帽子サングラス装着です。

中には様々なパンフレットがありました。コースマップもありましたので地図いらないと思います。
長澤まさみちゃんの写真の載っているパンフがあったらお守りがわりに胸のロケット（古っ）に仕込んで登ろうと企んでいたのですが、一枚も見当たりませんでした。残念。

工事現場みたいな登山口です。
観光の人たちも同じところから入って行きます。
一瞬　立ちはだかる杉の木に怯みましたが、シカトしての入山です。シカトするもすでにくしゃみしまくりんぐ。

こんなコト書いてありますが、もうぜんぜん心配ありません。
心配したほうがいいのは花粉です。
すでに鼻水ダダ漏れ。

ムムッ！　やっぱり杉だらけやんけ！分かってはいたけれどやっぱり怯む。　杉、大杉連！　
いやはやこんなことで怯んではいかんのじゃあ！（by草刈正雄）
江戸時代の人とか戦国時代の人って花粉症あったのかなぁ。

左に行けば観光ハイキングコース。一瞬迷いました。この時点で入山して5分すでに6回も鼻かんでますから。　でも一応ヤマレコラーの端くれ、右に進みました。

両脇に巨大な岩を見ながら枯れ沢を登っていきます。
秋のような落ち葉がなんともロマンチックなカンジもしますが、くしゃみ連打。たくさん鼻をかみたいのだけれど、残りの山行時間のことも考えてティッシュの使用量も考えなければなりません。これを人はティッシュファイティングという・・・。

妙義にも似ているような似ていないような、そんなカンジのところもあります。ミニ妙義といったところでしょうかね。
鼻水ダラダラに付け加え汗もダラダラ。もう何がダラダラ垂れているのかわかりません。

風が抜ける巨岩の隙間にて。
足が短い者ほど、このような事をして無理をしてみたくなるというものです。
しっかしこんな巨岩に囲まれ岩溝にかこまれたお城はさぞかし難航不落だったろうなとちょっと思いにふけりました。
自分だったらどこから攻め入ろうかと思うも、想像もつきませんでした。

ほどなくすると岩櫃山の山頂が見えてきます。
表から見る岩櫃山の印象が大きかったのですが、裏側から見る山頂もいいですネ！もー裏モノ大好きですから。

山頂手前の岩にはちゃんと鎖が付いているので安心です。
鎖があるよ！的に写真撮っていますが鎖無くとも通過できます。特にキケンというカンジではありせんでした。
でも、しっかりと鼻をかんでから挑んだほうがいいと思います。

んで山頂到着です。貸し切りです。
ドロボーでしょうか？歌舞伎でしょうか？
ルパン三世の如く盗んだのはあなたの心です！と言いたいところですが下着泥棒か、吉牛で無銭飲食したくらいのコソドロにしか見えないのが我ながら残念でありません。
追っ手に感ずる？ビーチク立ってるし・・・。

マジメに山頂標識。

マジメに情熱のケルンポーズ　JKP（絶壁バージョン）

見下ろせば吾妻の農村集落。
母さん元気ですか？ボクは元気です。そんなセリフが似合う眺めです。
ガタンゴトン　ガタンゴトン　JR吾妻線の電車の音が故郷を思い出させるかのようです。　地元県内なんだけどね。

標高は低いものの眺望は開けていまして見事なものです。

とりわけボクの気持ちに刺さったのは白砂山でした。
通行止めで閉ざされた野反湖あたり、今頃はどうなっているのだろう？春になったらきっと会いに行くぜ！と心の中でつぶやきました。

んでおやつです。
今日のおやつは　新潟県十日町市にお住まいのカンジキ履いて旦那にキック　さんからのリクエストであんころ餅と緑茶です。
真田丸の風情に負けぬよう準備しました。
山で始めて餅系食べてみましたけどこれだけでも　けっこう力がでるので驚きました。

ドロボーだっであんごろモジぐらいぐうざ。（鼻つまり語）

訳・ドロボーだってあんころ餅くらい食うさ。

おやつあとの一服。
オトコは黙ってマールボロー。
鼻栓しているので吸いづらいですが、もう喉がかゆくてかゆくて、メンソーレのスースー感が喉に気持ち良いのです。
長生きするにはそろそろタバコやめなきゃなりませんなぁ

ってワケで、iiyuさん　お誕生日おめでとうございます！
岩櫃山の頂より愛を込めて！
ボクも70歳過ぎても元気に山登りできるようにがんばりたいと思いました。

山頂を後にします。
山頂からの下りも特にびびるようなところでもありません。岩櫃山は岩で危ないというう印象があるようですがまったくもってありませんのでご安心を！（県知事　ご褒美ください）

もし帰宅して裸にエプロンのカワイイ奥さんが待っていてくれるなら左に行きピストンでの下山のほうがいいと思います。
ボクにはそんなの無いので右に行きました。ピストンとは無縁です。

山頂から見下ろしたここんところが気になったので

小枝をかき分け登ってみたら先のほうが絶壁だったので、引き返しました。行きはヨイヨイ　降りはちょっと泣きそうになりました。

右にそれて正規ルートへ。

ちょっと寄り道です。

鷹ノ巣遺跡は弥生人の人骨や石器が岸壁を掘った穴から出てきたところらしいいです。　なんでこんなところに掘ったんでしょうか。さぞかし土手が好きだったんでしょうね。ご察ししました。

猿の腰掛けみたいなのあったり、

石門みたいあったり、

夢の架け橋ならいいんだけど・・・。

その先には人妻パブがあると念じながら渡ったらあっという間に通過できました。　下向いていたら鼻水がたくさん垂れました。

あとは杉林の中。コレイチバンの強敵！　怯むなよ！
怯んだら　こちらの負けじゃ！
ひたすら前進あるのみじゃ！（by草刈正雄）

枯葉の下はヌタヌタで（joumousanzansanさん調）
ちょっと降りづらかったです。　ってか岩櫃山のルートはメインは北側で南面はあんまり足跡ついていないノネ！

南面の登山口に降りてきちゃいました。

農村地帯を通り抜けて、

オッサン無意味に地図広げてみたり。
（マジメにカラスが鳴いていたわ・・・）

畑の中にはふきのとうが花びら100回転ほど。

梅の花も可憐で見事！　☆素敵☆
（今度オレ、花レコでデビューを飾ろうかと県議会に打診中）
（鼻レコか・・・）

杉の葉っぱも赤くなって情熱系
（マジ笑えない）

この集落の人たちは裏山にこんなのそびえ立っていて、どんな気持ちになるんだろうなぁ　と思いました。

こんな集落の中も歩きます。

普通の農家の納屋に気遣いがありまして、
ありがたく一本頂戴しました。

軽くで細くで丈夫だったので直ぐにお気に入りになりました。
地元の方の心意気になんだかこころも和みます。

んで再度別の登山口につきます。ここから再度登りかえしです。

ここは岩櫃山の足元で、武田さんを迎え入れるために3日間で築き上げたという建物跡です。　すごいなぁ

築き上げた職人の汗のオイニーがするかと思って嗅いでみました。　違う、
ボクはプロフィールにもあるように大昔の人の築いた石垣を見るとエレクトしそうになるという癖を持っているのです。
感動しました。

そこから登っていくと本丸跡へとつづくのですがこれがまた急でして。　ここを登って攻め入るなど考えもしないような急登でした。　ゼーゼーしているうちにヤラれてしまいます。

やっと北側の本社丸方面に戻りましたが、枯葉やや深くルートを見失いそうになりますのでご注意を。

岩峰の尾根歩きは快適でした。

んで、山頂取って、岩櫃山周回してきてやっと最後の岩櫃城跡地に到着です。周回しなければ10分くらいでここまでこれます。

本丸前でJKP。
（おまるバージョン）
もう幾千のくしゃみをしたろうか？幾千のティッシュをつかったろうか？　ポケットの中には湿ったティッシュてんこ盛り。
足は元気なれど、

気力は底尽きかけ。
こんなにもハードな山行は無かったと振り返ります。花粉にお手上げ。
山行記録はここまで。

帰り道、伊香保のグリーン牧場でアイスクリーム買いました。
運転は花粉でヤラれ鼻水はおろか、片目も開かない状態になりまして難航しました。岩櫃に毒を盛られたかと思うほどでした。

帰宅後　即効でシャワーしてスッキリし、
駆けつけ一杯は、昨年末に漬けておいた柚子ウィスキー。
これを解禁にしまして、

ソーダで割った　柚子ウィスキーのハイボール。
シュワシュワ感のの中に柚の香りが漂って、飲みすぎてしまう。
うめぇーなー。参るなぁー。困ったなぁー。

あとは、買ってきた牧場のアイスクリームにストレートでかけて食べてみました。皮の渋みが引き立って、ビタースイートなカラメルみたいな味になりました。もらってきたドライアイスで演出してみました。
美味しかったです。

ご自由にどうぞと、頂いてきた竹の杖。
とてもシックリきたのでこれからのお供にしようかと。
ドリルで穴を開けまして。、

紐を通して結び目溶かして、

ストラップ付けてみました。
これから愛用したいとおもいます。

いやはや参った。参りました。岩櫃山。
なにが参ったって、花粉に参った。
でもコンパクトに収まった色んな楽しみ方のある楽しい山でした。
これで真田丸の見方も変わるかな？

追記：　県民ならみんな知ってる上毛カルタの　せ

立派で趣のある懐深い山でした。
ぜひ皆様もグンマへ！いざ！

装備

個人装備

マスク。ティッシュは多めに。

感想

ゲスト

足元はなんども通っているけれど登ったことの無かった興味も無かった岩櫃山。真田丸ブームの昨今、グンマ県民が行ったことがないのはどうかと思っていました。どうせなら標高も低いことだし雨でも降って人少なく花粉も落ち着く間合いを見計らって行ってみようと思いまして実行。天気予報もあってか貸し切り状態。でも雨上がりで晴れてきて花粉がすこぶる快調で。鬼のような攻撃にあいました。こんな意味でもやっぱり難航不落でした。
山自体はコンパクトながらも色んな要素が詰まっていて、そこに劇中当時の人々の大変さの気持ちも相まって色んな感情が生まれたので飽きずにすごすことができました。
お手軽で楽しくも、花粉には参った降参だった鼻レコでした。
グズグズ・・・。

コメント

ゲスト

岩櫃山鼻レコ🌼
素晴らしい鼻レコ👃ありがとうございました。(^-^)
私も、40年来の花粉症なので、両方の鼻の穴にティッシュ詰め込んで、レコ見ていました。(苦ぴ〜。)😣
それにしても、杉林の中に突入していくとは、さすが、真田魂とでもいうのでしょうか、いゃ〜感動しました。😱❕
私も、これから暫く、下の穴ばかりでなく、上の穴の心配もしなければと思うと憂うつになります。(^O^)
でも、岩櫃山のことが分かって良かったです。全国のレコラーの真田丸ファンは、喜んでいると思います。🙌
私的には、Ericさんのグラサン、マスク姿が最高でした。では、また。👋

ゲスト

FUKUSIMAさん Re: 岩櫃山鼻レコ🌼
４０年とはもうベテラン花粉しょラーなのですね。グンマはなんだかしらないけれど杉ばっかりで色気もへったくれもありません。福島はどうなのでようか？春の山は賑やかな人気の雪山におとなしく行っておいたほうがいいのかもしれませんね。でも昨今そんなところばかりだったのでたまには静かな貸し切り山も良かったですよ。
上の穴には栓出来ますが下の穴には栓できませんもんね。こればっかりはいたしかたない。
花粉症の方たちはこの時期どのような対策を講じているのか気になるところでもあります。
岩櫃山は岩稜が入り組んだような迷路のような山でした。再訪したいと思っています。
グラサン・マスクで山ってのもなんだかんぁってカンジですがしょうがないですもんね。こんな方たちがレコにたくさんでてくる事を楽しみにしているボクでした。
コメントありがとうございました〜！

上毛三山(2nd SEASONS)

花粉で難攻不落！
お疲れ様でした、Ericさん！難攻不落の岩櫃山、やはり花粉攻撃でしたか！今の時期は特に猛攻撃‼厳しいですね〜(汗)ホント、昔の人は花粉症とかあったのかな？

でもなかなか面白そうな山ですね！妙義は無理でも、岩櫃山なら大丈夫ですかね(汗
)
ヌタヌタは本来ヌカヌカが正しいと思います(笑)なぜかヌタヌタと表記してしまうのです・・・。ヌタとは方言、群馬ではなく山形県の言葉らしいのですが(間違っていたら山形県の皆様スミマセン！)あれ？僕は群馬で産まれ育ったのでは・・・。上毛かるたもイマイチ理解していない似非群馬県民なので、追放された際は、福島県か山形県に亡命希望です(笑)

ゲスト

joumousanzanさん Re: 花粉で難攻不落！
ヌカヌカなんですね。確かにヌカ漬けのヌカはヌカヌカってカンジですもんね。
なくごはいねーがぁー　ってなナマハゲの役、joumousanzanさん似合うかも！？です。
ヌカヌカいねーがー　　これからの春雪解けの季節の山行の決まり文句になりそうな気がしますね。
今、真田丸を見終えました。　物語が岩櫃城から上田城に移る直前にギリ登頂できて良かったです。あのような低山でも敵からの侵入を防ぐにはとても優れた場所であることを身を持って体験できました。joumousanzanさんもぜひ！　　
ボクは長澤まさみちゃんが幽霊でもいいから和服姿で現れて欲しかったです。
谷川や武尊などの賑やかな雪山もいいですけど。　花粉攻撃には正直参りましたが、地元グンマにこのような里山があることを誇らしくおもいました。

いいゆ

ありがとうございます。わざわざ岩櫃山からのご声援！
Ｅｒｉｃ　１９７４さん
ありがとうございます。わざわざ岩櫃山からのご声援！
とっても面白いヤマレコはますます快調ですね。
これからが楽しみです。

ゲスト

iiyuさん Re: ありがとうございます。わざわざ岩櫃山からのご声援！
岩櫃山山頂にて失礼いたしました。
iiyuさんのような味わいのあるレコを目指しております。
若輩者なのでいつも大脱線してしまっている自分がいます。
これからも場数をこなし 場数をこなし バカ図をこなし立派な還暦を迎えられるよう精進したいと思う所存でございます。還暦になっても成長せずに、このままでは年金が差し押さえられそうなので・・・。　どこかでお会いできること恐縮ながらたのしみにしております。
コメントありがとうございました。