【撤退】経ヶ岳(ラッセル地獄に苦しみ8合目まで。仲仙寺からピストン)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 1,330m
コースタイム
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その後、県道476号→県道203号と走り、伊那市考古資料館まで。 ■駐車場 伊那市考古資料館&仲仙寺P 10台 無料 バス用の広い駐車場もあるのですが、そちらも停めて大丈夫なようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況(危険箇所など) ※2016/03/20時点です [駐車場〜仲仙寺] お寺周辺が若干分かり難い印象でした。 駐車場からは坂道を上がり、突き当たると本堂。 脇道から無理やり上がって登山道に入ってしまったのですが、正面の階段を登り、本堂を前に右手に進むのが正解のようです。 [仲仙寺〜4合目] 凍結・積雪なし。 前半は分岐が多めですが案内標示や赤テープはしっかり付いているので、迷う心配はありません。 結構な距離を歩かされるので体力勝負かと思います。 4合目直前のトラバースは足元に気をつけて歩いてください。 [4合目〜5合目] 凍結・積雪なし。危険箇所は特にありません。 [5合目〜6合目] 途中から雪があります。 冬季はあまり人が入らない山のようで、少しの積雪でも踏み抜きます。 アイゼン、わかん、スノーシューなど、必要です。 [6合目〜7合目] 積雪は30〜50cm程度。 急登を登りますが、時々道が分かり難いです。 印や踏み跡を辿っていく感じになりますが、踏み跡は薄めだと思うので現在位置を確認しながら進んでください。 (この日は5人入山していたので、その分の踏み跡は付いています) [7合目〜8合目] 積雪は30〜70cm程度。 ツボ足だと腿あたりまで踏みぬくこともあります。 長い急登歩きです。わかんでも時々踏み抜きます。 ここで時間も体力もなくなってきたので撤退としました。 [8合目〜] この日、テント泊の方が2人いましたので、僅かな踏み跡は付いているかと思いますが、8合目までよりも柔らかな積雪が多いようです。 (先行していたソロの方談。この方も8.5合目で撤退しています) 状況に気をつけながら進んでください。 |
その他周辺情報 | ■温泉 羽広温泉 みはらしの湯 600円 10:00-21:30(最終受付20:30) http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd6/index.php?id=2 JAFカード提示で1割引になります。 |
写真
感想
joeさんと20日にてんきの様子を見て、経ヶ岳に行きましょうということになった。甲斐大和の道の駅で待ち合わせた。ここはいい合流場所になる。
経ヶ岳は伊那市の仲仙寺は1200年前に建立され由緒ある寺である。その寺の境内から登山道が始まる。道の状況はjoeさんの説明に詳しい。経ヶ岳は仲仙寺の羽広観音本尊の経緯から「経ヶ岳」となずけられたみたい。
200名山のガイドブックを見て、ちょっと距離はありそうだけど楽勝かなと考えていた。レコを見てスノーシューは一応持っていくことに。アイゼンは軽でいいと思った。最近3月はほとんど山に行っていない。3月後半の山の回数は少ない。今まで3月から4月にかけてインドに行くことが多かったからだ。
ともかく曲もjoeさんにお任せで、安心して山に入る。天気は大丈夫そうだが、中央道から見たときは雲が多かった。高速出口から仲仙寺は近く、市営の歴史資料館が今日は休館日のようなので、車をそちらに止めた。下の駐車場にカップルの登山者がいた。
我々は用意を済ませて、7時半ごろに歩き出した。お寺の階段を避けて右手に向かうが、結局は境内の中から登山道が始まるのだ。お寺の正面に戻って観音様にお参りしてから出かける。4合目までは柔らかな土の道で冬の裸木の中を行く。夏なら樹木の葉に覆われる道となるだろう。4合目まで尾根の右側を巻いていたが、左に移って尾根の中腹を巻くようにいくが5合目ヵら尾根道になり雪が出てくる。6合目の手前でアイゼンを付けた。ただ6合目と7合目の間でスノーシューに履き替えた。雪が思った以上に多く、またトレースも薄かった。
「雪多いよね」と私。
「先日降った雪のせいでしょう」とjoeさん。joeさんも雪の多さに驚いた。7合目までは、まあ、こんなものかと思ったが7合目から8合目の登りはいい加減くたびれた。スノーシューで登るのも結構つらい。
途中で下ってくる男性にあった。joeさんが尋ねると彼は
「8合半くらいまで行ったけど、雪が深いのと道が不明なのであきらめて降りてきたんですよ」という。
8合目から下って、ここまで20分かかったというから、まだ先は長い。
結局1時間25分もかかって8合目と思しきピークに出る。ここに黒い石柱の頭だけが出ていた。ここは「鹿かしらの頭」と呼ばれている。
ここで天井が青空になった。まちがいなく展望がいい。正面に黒沢山分岐のピークがあり、その左に経ヶ岳のピークがあった。眼下には伊那谷の町が見える。振り返ると雲間から多くな雪山が現れた。木曽駒ケ岳のピークだ。これだけで今日は満足だ。石柱のわきで昼食をとることにして、今日はここまでとする。
まもなくしてカップルの登山者が現れた大きな荷物なので「テントですか」と聞くと「そうです」と答えた。
「トレースありがとうございました」と二人に礼を言われる。我々がかなりはっきりとトレースをつけてきたからだ。
二人は8合目の樹林のわきにテント場を作って、明日山頂へ行くという。
我々は二人に挨拶して午後1時20分に下山する。
「下ってみるとずいぶん急じゃない?」と私。スノーシューでがんがん下るけど、7合目まで40分もかかる。7合目で、大福を持っていたのを思い出す。
「ダイフク!」と言ってザックから出して二人で食べる。うまい!
ダイフクの力で6合目の途中で軽に替えて、5合目で軽も外して4合目まで一気に下る。4合目から長い。小走りに駆け下る雰囲気で4時過ぎに寺に戻る。45分で下った。
仲仙寺の中を覗き込むがガラスに外の光が反射して、中は見えなかった。
庭に大きなしだれ梅があって、白い梅が満開だった。
joeさんが鐘つき堂に入って鐘をつく。大きな音がしない。戻ってきたので「ちいさいじゃん」と言ったら、
「静かに突いてください」と書いてあったから、だって。
山頂に行けなかったのは残念だけど、山の様子がわかってよかった。
今回はリコーのアクションカメラを初めて使った。結果はどうだろうか。
joeさんのおかげで安心して山に入れた。ありがとう。
いずれ、この山も再度登らないといけない。
上りか下りか忘れたけど途中でスノーシューをはいたまま倒、体をねじった。左の背中の下の部分が痛いのだ!
hagureさんと2人で、としてはの2度目のコラボです。
3連休、土曜と月曜に予定があるため、歩きに行くとすれば日曜日限定。
元々、別の山を考えていたのですが、天気予報と睨めっこして西の山へ登ることにしました。
天気予報ではくもりのち晴れ。
向かう道中、南アや八ヶ岳はキレイに見ていたので中央アルプスもいいかもしれない…なんて淡い期待を抱いていたのですが、実際はそこまで奮わず、予報通りに午後から青空。
標高の高い場所では先週前半に一度降った雪が思った以上に残っていてコースタイムよりだいぶ時間が掛かってしまって途中でタイムアップ。
8合目までで引き返すことになりましたが、その8合目からは大きな経ヶ岳と木曽駒ヶ岳を望むことが出来たので満足♪
落葉樹がかなり多い印象でしたので、秋の紅葉の頃とかいいのではないかと思います。その頃にまた歩きに行こうかな…。
積雪PHでのリベンジもしたいのですけどね(笑)
コメント
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joeさん hagureさん こんにちは。
お疲れ様でした、誘って貰ったのに同行出来なくてごめんなさい。
すごい雪ですね、そこから上はもっとですね。やっぱり2000越えるとまだまだ厳しそうですね、里は春でも高い所は冬山の気持ちが良さそうです。
お寺は古くて由緒あるお寺の様ですね。
今回は無理でしたが、リベンジ誘いますから行きましょう。
やはり、長野の2000mは、ですね。今年は雪が少ないほうだからあったらさらに苦戦かもでした
To:yumesoufさん
こんにちは!
ちょっと読みの甘かった2300m峰でした
山頂までは行けませんでしたが、雪山の感触はたっぷりと楽しめたので今回はこれでOKかなと思います。
雰囲気は分かったので、次回は山頂まで行きます!
お二方のラッセルの
人力の賜物を使わせていただき
山頂までの体力を残せました。
また何処かでお会いできますことを
楽しみにしております。
有難うございました。
てくてくB
To:abut-tamsonさん
こんにちは!
先日はお疲れ様でした。
思っていた以上にラッセルを強いられる、体力勝負な山行でしたね。
重装備ですとより大変そうです。
無事、山頂を踏めたようで良かったです
また、何処かでお会いしましたらよろしくお願いします。
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