愛鷹山 越前岳 千束川周回が氷の縦走路の御褒美に…
- GPS
- 06:58
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 732m
- 下り
- 749m
コースタイム
天候 | 曇り。とても春とは思えない寒さ…… |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年の3月25日、私は高場所尾根南側の赤淵川源流部で滑落しました。診察してくれた先生曰く「頑丈な体に生んでくれた両親に感謝するんだねぇ」。頭部だけで20針以上縫合。おまけに全身打撲。下山しきれず氷点下の赤淵川の川岸で一泊…さらには心配した家族が会社と警察・消防に連絡してくれっちゃったから、会社では大騒ぎ、警察が出動して捜索する騒ぎとなってしまいました…大いに反省しております………
ってことで、去年の事を忘れようと今日は会社を休み愛鷹山へ来ました。今日のルートにはどうしても高場所尾根を入れたかった。そう、去年は赤淵川源流部の谷筋を詰めてこの尾根に抜けたかったからです。でも去年の滑落時にはGPS破損とカメラ紛失で記録は残っておらず。滑落した時の記憶も残っておらすだったので、今日上から谷筋を見て、どのあたりで落っこちたのか見極めようという考えがあったんです。
細かいことは覚えていないので、滑落したあたりの谷の源頭部を写真で撮影しましたが、やっぱり解りません!だからもう追求することは諦めました。
それよりも、昨晩家の周辺では雨が降ったのですが、愛鷹山北麓では雪だったようですね。勢子辻口に行く間に、道路に温度計があるのですが、表示は「0度」でした。一気に1月位にまで気候が戻ってしまいましたね。早朝登山口に到着した時には、富士山は見えていたのですが、越前岳から呼子岳への縦走路は雲の中でした。縦走路の白さが見えていたらひのきの森から最短距離で行ったのですが、わからなかったのでで越前岳の杓子尾根から越前岳を目指しました。
通常時でしたらなんの事ない尾根ですが、雪があったのでツメの部分でちょっと苦戦しました。でもお助けロープが新しくなっていたのでロープ通りに登っていきました。以前自分が通っていたルートとちょっと違いますが、いいルート取りだと思います。
越前岳でカメラをグルッと回してから呼子岳方面へ。この縦走路の木々が完璧に凍っていました。今まで何度もこの光景を見ようと通ってはいましたが、これだけすばらしい状態で見るのは初めてでした。もう心ウキウキで高場所分岐まで歩きました。途中氷のシャワーを期待していましたが、気温の低さと曇り空の影響でほとんど氷は落下せずでしたね。高場所分岐でカメラを回している時に、周辺の木々で氷が落ちていました。
高場所分岐から高場所入り口ですが、分岐から高場所までは詰め部分の検証をするため写真を撮りまくっていました。高場所で休憩して下山を始めたのですが、登山道周囲の笹が払われていて歩きやすきなっていました。感謝感謝です。
また、富士山は雲の向こうに隠れていましたが、このルートで富士山が見える場所で撮影はしました。このルートがおもしろそうだと感じた方で富士山を見てみたい方は、ルート図と写真撮影ポイントを併せてもらえば、どこで富士山が良く見えるかわかると思います。
春だというのにダウンジャケットを持っていたのですが、タイムラプス撮影中は寒くて寒くて…ダウンジャケットのお世話になっていました。
杓子尾根
縦走路
高場所尾根
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