白いカタクリを巡る角田山
- GPS
- 05:50
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,222m
- 下り
- 1,221m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
桜尾根からの予定を団体様の勢いに狼狽えしまい変更して灯台もやり過ごして小浜にまわる。小浜の駐車スペースも満車状態でいつも人気の角田山だか今日は飽和状態である。登りはじめるとさすがに小浜コースは人がまばらでマイペースで足を運べて気兼ねなく花を探せる。そうだ今日はいつもの山行きとは違い白いカタクリを探しに来たのだ!! 尾根に取り付きしばらく行くと大盛況の山の意味が判った。この山の凄さは見渡すもの全てがカタクリで斜面一面がムラサキ色に染ることだ。目を皿にして探すが見つからない。白いカタクリは数万本に一本と言われているがもっと確率は低いのではと疑ってみたくなる。そんな中この日最初の一本を木の陰に隠れているのを見つけた。小振りだが完璧のまっ白で美しい。
灯台コースに合流した後、去年4〜5株見るとこが出来た梨の木平まで下って見たものの、ムラサキの色素が抜け切らない個体一本しか見られなかった。(登山道わきにあってリボンで目印がされていた。) ※今だに姑息な盗掘をして個人的に鑑賞する時代遅れの不心得者がいるとしたら即刻改めて貰いたいものだ。
気を取り直して折り返すが他のコースからの合流もあり三望平から先山頂方向はなかなか進まない。一旦ほたるの里に下りる。ここでは小浜や灯台コースのような密集する群生地はないがゆっくり万遍なく探したが見つける事は出来なかった。
もう昼を過ぎて登山客も落ち着いてきた頃ほたるの里から登り返すがもうバテテて足が上がらない。その分じっくり探せたせいかほかのカタクリに隠れるようにひっそり咲いているのを見つけた。花弁の根元とおしべに色素は残るがこれでなかなかいい個体だ。
バテタので途中のあずま屋で休憩。カレーパンと月餅食べてから歩き出すもすぐ疲れてまた途中から五りん石方向に下った。足の回復を待つようにのんびり歩いて、五りん石の登山口から観音堂に上り返し山頂に辿り着くも目も疲れてて見つける事が出来なかった。
桜尾根を下る。なんと言っても角田山の中でいちばん見応えのあるムラサキ色の斜面に圧倒され驚くしかない。これに気を取られ過ぎていると踏み外しそうで本当に危険だ!
尾根の途中から東側の沢に下りて見た。道の両側を白いテープを張って立ち入りを規制して管理している。カタクリも楽しめたが雪割草もまだ沢山残っていた。急坂を降り切ると小さな沢が流れていてご丁寧に靴を洗うブラシまで掛けてあった。ここで作業道路に出て道なり車に戻った。
一日探し回って3株は多いのか少ないのか判らないが何かを探す楽しさは堪能できた。
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