那須岳 電車で日帰り（茶臼岳→朝日岳→三本槍岳）

2016年04月02日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.5km
• 登り: 720m
• 下り: 1,230m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 1:17
• 合計: 5:43

10:45 那須ロープウェイ山頂駅
10:50 10:51 牛ヶ首山頂分岐
11:00 11:01 大岩
11:07 11:09 那須岳三角点
11:12 11:18 那須岳
11:32 11:32 山頂口
11:35 11:35 硫黄鉱山跡
11:45 11:48 峰の茶屋跡避難小屋
12:07 12:08 恵比寿大黒
12:17 12:18 朝日の肩
12:24 12:29 朝日岳
12:36 12:36 朝日の肩
12:40 12:40 熊見曽根
12:45 12:46 1900m峰
12:58 13:03 清水平
13:11 13:12 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
13:32 13:45 三本槍岳
13:59 14:00 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
14:10 14:10 赤面山分岐
14:54 14:55 マウントジーンズスキー場分岐
15:32 16:05 北温泉
16:10 16:12 北温泉手前駐車場
16:28 北温泉入口

写真撮影、装備の取り外し、温泉入浴の時間以外はほぼ休憩なしで移動。雪のある箇所ではペースが落ちたとはいえ、何かトラブルがあれば黒磯駅に戻るバスに乗り遅れる可能性もありました。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■東京-黒磯間は青春18きっぷを利用
■黒磯-那須岳山麓間は路線バス利用
■往路のみロープウェーを利用

コース状況／危険箇所等

剣ヶ峰東壁には距離は短いものの雪渓トラバースがあり。

その他周辺情報

下山途中に北温泉に立寄りました。明治時代に建築された味のある湯治宿です。帰りに宇都宮駅で途中下車し、宇都宮名物の餃子を楽しみました。

写真

4/2 5:32

5：30 中目黒駅のホームで乗り換え待ち
日の出が早くなり、登山者には嬉しいですね
目黒川沿いの桜は満開でした

4/2 6:12

上野駅から6：49発 宇都宮駅行き快速に乗ります

4/2 9:13

宇都宮駅で各停に乗り換え
9：10 黒磯駅到着

4/2 9:19

駅前のバス会社の窓口でバスチケットを購入
9：25発のバスに乗りました　
登山者は私1人、バスも空いていました

4/2 10:24

10：20 那須岳ロープウェー山麓駅に到着
黒磯駅からバスで1時間弱

4/2 10:25

山頂付近の天気はあまりよろしくないようです

4/2 10:47

10：40発のロープウェーに乗りました
約5分で山頂駅到着
乗客は約20名、内 登山者は5〜6名でした

4/2 10:47

10：45 登山開始
観光客の皆さんも茶臼岳頂上を目指します
そんな軽装で大丈夫なのかな？

4/2 10:47

先日の降雪で雪が残っています
例年に比べると雪の量はかなり少ないようです

4/2 10:50

牛ヶ首山頂方面との分岐点

4/2 10:55

大きな火山岩

4/2 11:00

山頂のガスは取れそうにないです

4/2 11:00

ガスガス

4/2 11:07

指導標には三角点まで3mの表記が

4/2 11:08

指導標のすぐ後ろにありました　タッチ！
最近三角点フェチになったみたい…

4/2 11:10

鳥居が見えてきました
頂上かな？

4/2 11:12

茶臼岳山頂到着

4/2 11:12

今回の山行の安全を祈願

4/2 11:14

記念撮影@茶臼岳山頂
トゥース！

4/2 11:17

晴れていれば遠く太平洋や筑波山が望めるそうです 残念
朝日岳山頂を目指し出発

4/2 11:28

火口の縁を周り、朝日岳方面へ左に折れます

4/2 11:37

火山地形の中を進みます
くじゅうや大雪山に似た感じ

4/2 11:40

避難小屋が見えてきました

4/2 11:45

標高を少し下げると見通しがよくなりました

4/2 11:46

峰ノ茶屋後避難小屋到着

4/2 11:48

剣ヶ峰が間近に見えます
東側を巻いて進みます

4/2 11:51

雪渓をトラバース
足場が不安定な箇所もあり慎重に進みます

4/2 11:53

一つ超えるとまた次のトラバース
気温も高く雪崩れないか心配です

4/2 11:54

ひょえ〜
滑落するとただではすみませんよ…

4/2 11:59

難所をパス
ガレ場を登ります

4/2 12:08

剣ヶ峰の肩にある鞍部から右へ

4/2 12:10

鎖場のトラバース
雪が残っていたら大変なことになっていました

4/2 12:17

朝日の肩到着
朝日岳へはここで右折

4/2 12:18

頂上への最後の登り

4/2 12:24

朝日岳頂上到着

4/2 12:26

記念撮影＠朝日岳山頂
こちらもガスっており眺望はゼロでした

4/2 12:40

次の目的地 三本槍岳山頂を目指し出発

4/2 12:45

1,900m峰

4/2 12:48

長い雪渓の下り坂
軽アイゼンを着けようか迷いましたが、雪の状態が良かったので着けずに進みます

4/2 12:51

清水平が見えてきました
薄日が差しています

4/2 12:58

湿原保護の木道
先に三本槍岳が見えます

4/2 12:59

清水平のベンチに到着

4/2 12:59

ちょっと休憩

4/2 13:04

栃木・福島県境の山が見えます

4/2 13:11

北温泉との分岐点
三本槍岳は左です

4/2 13:27

這松、シャクナゲ、笹の混じった潅木帯を進みます

4/2 13:30

融雪が進んでおり何度か雪を踏み抜きました
深い穴も多くあり注意が必要です

4/2 13:32

那須岳最高峰の三本槍岳頂上に到着

4/2 13:32

残念ながらこちらも眺望ほぼなし
東北地方の山々を見たかったな

4/2 13:33

方位盤
晴れると富士山も見えるの？

4/2 13:34

頂上部全景

4/2 13:36

記念撮影＠三本槍岳山頂
三山縦走達成です！ やった〜〜

4/2 13:42

下りは軽アイゼンを装着
下山口の北温泉を目指します

4/2 14:00

先ほどの朝日岳方面と北温泉方面の分岐点まで戻りました
北湯方面は左　ノートレースです

4/2 14:03

ラッセルの心配をしましたが雪はあまり残っていませんでした

4/2 14:04

しかし、登山道はぬかるみ足元はドロんこ状態です

4/2 14:24

天気が回復してきました
白河の町が遠くに見えます

4/2 14:25

那須岳山頂部はまだガスの中

4/2 14:26

気持ちのいい尾根道です

4/2 14:30

先ほど乗った那須岳ロープウェーが見えます

4/2 14:31

青空が広がってきました

4/2 14:33

飛行機雲が…

4/2 14:35

美しい風景…
来て良かった…

4/2 14:44

森林帯に入ります

4/2 14:41

山桜はまだ蕾でした

4/2 14:45

やっと茶臼岳と朝日岳が姿を現しました

4/2 14:54

スキー場最上部近くの分岐

4/2 14:54

美しい樹林帯が続きます

4/2 15:19

北温泉まであと少し
熊出没注意の看板が多くありました

4/2 15:30

北温泉に到着

4/2 15:30

北温泉横の細流
那珂川となるのだろうか

4/2 15:32

日帰り温泉は大人700円
内湯・露天・屋外プールの3つの湯が楽しめます

4/2 16:19

北温泉からバス停までは舗装された道を進みます

4/2 16:19

道端にはたくさんのフキノトウが芽を出していました

4/2 16:28

北湯入口バス停到着
北温泉から25分ほどかかりました

4/2 16:30

バスの待ち時間があったので、バス停前のベンチで乾杯！
登山の後は本日のもう一つの目的、宇都宮餃子の旅へ出発

4/2 19:33

宇都宮駅で途中下車
こちらがかの有名な餃子像ですね

4/2 19:51

中心部にある二荒山神社
夜桜を楽しむイベントが行われていました

4/2 19:53

二荒山神社前にある「来らっせ本店」に伺いました
宇都宮にある餃子店各店の味が一度に楽しめるお店です

4/2 20:04

焼き餃子3皿、水餃子1皿、生ビール1杯で1,950円とリーズナブル

4/2 23:29

今回は青春18きっぷ利用の旅です
新幹線でワープしたい欲求を抑え、帰りも宇都宮線快速で東京に戻りました
自宅近くの夜桜もきれいでした

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

装備

個人装備

長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え 靴 ザック アイゼン 行動食 非常食 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ 必需品の缶ビール

感想

taamako

　
先週の雲取山に続いて電車で日帰り登山第2弾。
青春18きっぷが1回分残っていたのでちょっと遠くの山に日帰りで登りたいと計画。那須岳か山梨の茅ヶ岳にするか迷いましたが、中央線沿線の登山が続いたので那須岳に決定しました。

雪山登山を期待していましたが、茶臼岳山頂まではほとんど残っていませんでした。三本槍岳付近はある程度雪が残っていたものの、急速に融けている様子。那須岳にも春はもうそこまで来ているようでした。天気が曇りの予報だったためか、登山者が少なく静かな山行が楽しめました。最奥部の三本槍岳を当日登ったのはトレースから見ておそらく3・4人ほどだったと思います。終盤には天気が回復し、素晴らしい眺望が楽しめたのは嬉しい誤算でした。

今回のコースですが、東京からの在来線での日帰りは時間的にかなりタイトです。住む地域や新幹線を使うなどすれば1時間早く登山開始できますが、コースタイムのペースだと何かトラブルがあれば帰りのバスに乗り遅れる可能性があります。

硫黄の匂いや典型的な火山地形、点在する温泉群。以前よく登っていた大分のくじゅうの山々を思い出しました。