黒森山（岩手県紫波町）深沢コース〜峠コース：カタクリ開花

2016年04月10日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.0km
• 登り: 643m
• 下り: 628m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:22
• 合計: 3:32

11:12 万寿坑口
11:42 11:42 姥湖水明神
11:47 11:47 ガロの滝
12:08 12:08 尾根取付き
12:44 13:06 黒森山
13:42 13:42 笠松展望台
14:01 14:01 ガロの滝
14:07 14:07 姥湖水明神
14:44 14:44 万寿坑口
14:44 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道396号から県道208号に入って万寿坑口駐車場を目指します。
途中にある「黒森山登山口」の看板に従って進むと、重石登山口へ行ってしまいますので注意。
万寿坑口駐車場に数台駐車可。トイレあり。登山口に登山ポストあり。

コース状況／危険箇所等

道標もあり、特に危険な所はありません。

写真

4/10 10:50

「黒森山登山口」の看板に従って車を走らせると、黒森山北側の重石登山口へ行ってしまう。再度、来た道をバックして万寿坑口駐車場へ向かう。

4/10 11:09

万寿坑口駐車場へ無事到着。

4/10 11:06

周辺の案内図。昭和の初めまで金山だったとの事。

4/10 11:07

駐車場そばにトイレあり。

4/10 11:12

なにやら芸術作品が並ぶ道をスタート。

4/10 11:14

右の虫壁林道に入る。看板後ろに登山ポストあり。記入者は少ないようだ。

4/10 11:25

水道施設あり。後ろは皆伐された山林。

4/10 11:26

案内図。

4/10 11:32

道路に動物のフン。この後、山中で何度か見かける。クマのフンにしては小さいので、キツネかタヌキ？

4/10 11:35

カタクリがあちこちで開花。ただ、群落は無く広範囲に散らばっている。

4/10 11:42

姥湖水明神の水場。飲んでみましたが、美味しいです。

4/10 11:47

ガロの滝。ここから深沢（みさわ）コースに入ります。

4/10 11:47

左が深沢コース。右に600mで峠コース。

4/10 11:48

さて、入渓します。

4/10 11:52

何度か沢を横切りますが、特に問題ありません。

4/10 11:57

山頂までの距離を記載した看板がでてきます。

4/10 11:58

カタクリはあちこちに。

4/10 12:03

沢沿いは明るくて気持ちが良い。

4/10 12:07

ここから尾根に取りつきます。

4/10 12:26

明るい尾根道。赤松が多い。

4/10 12:40

山頂が近づくと、北側の重石コースと合流。振り返って見たところ。

4/10 12:43

山頂直前のコース案内板。作者：クマ太郎ー

4/10 12:44

山頂にはベンチがあります。もう、誰も居ませんでした。

4/10 12:44

展望図。

4/10 12:44

三角点にタッチ。

4/10 13:04

山頂標識が無いので、これで我慢。

4/10 12:45

乙部三山の朝島山（左）と鬼ヶ瀬山（右）。岩手山、姫神山は霞んで見えない。

4/10 12:45

朝島山アップ。昨年登りました。

4/10 12:45

残るは鬼ヶ瀬山だけ。

4/10 13:00

山頂で見かけた蝶？蛾？
【追記】後から調べたら、ヒオドシチョウのようです。

4/10 14:15

こちらは下山時に見つけた。カタクリの蜜を吸ってましたが、蛾のようです。
【追記】ご指摘を受けて調べたところ「ヒメギフチョウ」でした。

4/10 13:06

昼食も終わり、峠コース（直進）に向かいます。

4/10 13:06

峠コースは表示無し。この看板が目印。

4/10 13:07

こちらにもカタクリがチラホラ。

4/10 13:32

峠コースはこの石積みが長く続きます。馬の放牧用の柵替わりだそうです。

4/10 13:39

蛇紋坂の表示。蛇紋岩が使われているのでしょうか。

4/10 13:44

笠松展望台に着きました。

4/10 13:43

枝が伸びて、展望はありません。木々の間から見ても、大した景色は無いようですが。

4/10 13:50

峠コースを下って、峠の広場に出ました。林道が交差しています。ただ、車が通った形跡はありません。

4/10 14:01

深沢コースの出発点まで戻って来ました。

4/10 14:06

カタクリの傍に咲いていた白い花。

4/10 14:12

午後になると、カタクリの花が大きく開いていました。

4/10 14:25

後ろからエンジン音。バイクが2台追い抜いて行きます。

4/10 14:36

虫壁林道入口に無事帰って来ました。

4/10 14:46

看板を見ると、岩手大学の彫刻アトリエだそうです。

4/10 14:49

せっかくなので、万寿坑口を見学させてもらいました。（無料です）

4/10 14:52

万寿坑口です。

4/10 14:52

中は800m先まであるそうです。

4/10 15:00

約100m進んで、見学者はここまで。奥には柵があって、お酒の貯蔵庫になってました。入口を振り返ったところ。

4/10 15:11

天井にはコウモリが一杯。

4/10 15:11

案内人は、坑口の隣に住んでおられる方。丁寧に説明して頂きました。

4/10 15:23

金鉱石の現物。10Kgほどありますが、金の含有量は僅か。

4/10 15:57

1時間以上滞在して、お別れしました。

撮影機器：

IXY 140 CANON

感想

abek3

　スキーと孫のお守りのため奈良から盛岡へ来て4週間。スキーは雪が少なくなって、今シーズンは終了。
　今日は手近な里山として、乙部三山の一つ黒森山へ向かう。午後から天気が回復するとの予報だったので、遅い出発としたが登山口を間違えるなどして、出発が11時過ぎとなる。ちょうど降りて来た単独行者に話を聞くと、万寿坑口からは彼一人、重石コースから二人登って来ていたとの事。この日の登山者は自分を入れて四人だった。

　林道入口にある登山ポスト（ノート式）に記入して出発。渓流沿いに40分ほど歩いてガロの滝に到着。登りは沢沿いの深沢コースとして、下りは峠コースとした。
　この時期、少しづつ芽吹きが始まり、雪は既に無い。登山道にはカタクリがあちこちに散らばっていて、開花し始めたところ。一枚葉の幼葉が多いので、将来は群落が期待できるが、現状は開花がチラホラ。ただ、かなり広範囲に分布している。
　沢は細く、数回の横断は特に問題ない。やがて、沢を離れて尾根に取りつくと明るい赤松林が続く。少しの急登で開けた山頂へ。北側が展望良く、独り占めの山頂で昼食を取りながら山座同定。ただ、岩手山や姫神山などは霞んで見えない。残念。
　下りは低い石壁が続く峠コースを降りて、ガロの滝で周回完了。後は来た道を戻って駐車場へ無事帰還。
　せっかくなので、万寿坑口を見学。入坑したあと、往時の写真などを見せてもらった。無料なので機会があれば是非見ていただきたい。

　黒森山は手軽に登れて、コースも変化があり楽しめた。乙部三山で残るは鬼ヶ瀬山のみ。これも近々訪れてみたい。

コメント

はる

蛾じゃないです〜
突然失礼しますm(__)m

有名なギフチョウだと　

おじゃましました

abek3

Re: 蛾じゃないです〜
harunikki さん、ご指摘ありがとうございます。
調べました。No.31の写真はギフチョウの仲間の「ヒメギフチョウ」でした。
分布域からみて（ギフチョウ の北限は山形県）、ほぼ間違いなさそうです。
勉強になりました。