また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 852874
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

アカヤシオいっぱい 前日光・横根山東面

2016年04月25日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
3.1km
登り
383m
下り
380m
天候 ☁のち少し☀
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
大岩、枯れ葉で一部順路不明瞭(時折、古びた赤テープあり)。稜線近くはカラマツ林の急坂。ハイク初心者のひとり歩きはあまりお奨めできません。
その他周辺情報 「前日光つつじの湯」(登山口から粟野方面へ5〜6キロ下る)
登山口の道標だけは明瞭だが、一歩踏み入ると・・・
4
登山口の道標だけは明瞭だが、一歩踏み入ると・・・
人跡まれな感じで、ちょっと不気味。お昼寝中のヘビさん、いるかなぁ^^;
3
人跡まれな感じで、ちょっと不気味。お昼寝中のヘビさん、いるかなぁ^^;
アカヤシオ、でてきました。これが唯一のお慰み^_^
5
アカヤシオ、でてきました。これが唯一のお慰み^_^
よしよし、可愛いねぇ
39
よしよし、可愛いねぇ
大岩ゴロゴロ、隙間に転落しそう・・・
3
大岩ゴロゴロ、隙間に転落しそう・・・
順路に、苔むしたこの手の丸太組が多い。足元抜けないかヒヤヒヤもの
7
順路に、苔むしたこの手の丸太組が多い。足元抜けないかヒヤヒヤもの
息抜きにスミレさん観賞、こんにちは。
13
息抜きにスミレさん観賞、こんにちは。
こんなスミレもいっぱいでした。
11
こんなスミレもいっぱいでした。
ぽとん、花の命は短くて
6
ぽとん、花の命は短くて
いっぱい咲いています。
5
いっぱい咲いています。
晴れ間になると、淡い感じ。
14
晴れ間になると、淡い感じ。
清楚で上品、お嬢さまって感じかな
49
清楚で上品、お嬢さまって感じかな
これを撮った直後に、岩の隙間に転落(痛)。
46
これを撮った直後に、岩の隙間に転落(痛)。
右も左も、こんな感じの連続で。
6
右も左も、こんな感じの連続で。
こちらポツポツ
丸太組には神経使いました。雨後はツルツルしそう
4
丸太組には神経使いました。雨後はツルツルしそう
まともな山道、ホッとします。
2
まともな山道、ホッとします。
沢に降りると、清い流れ・・・
15
沢に降りると、清い流れ・・・
苔生す沢が涼風を運んできました。
7
苔生す沢が涼風を運んできました。
水辺の岩に佇んで、そぼろ丼いただきます。
28
水辺の岩に佇んで、そぼろ丼いただきます。
帰路、山を下り始めると目に沁みる青葉がつづく。
24
帰路、山を下り始めると目に沁みる青葉がつづく。
ここにもありました、日本の原風景
44
ここにもありました、日本の原風景

感想

前日光の古峰ヶ原高原に近い古峯神社に、火防のお札をいただきに行くことにした。お天気は曇りだが、折角、前日光の山奥まで足を伸ばすので、ほど近い横根山東面のアカヤシオをちょっと覗いてみたい気持ちにもなった。

5〜6年前のこの時季、横根山を訪れた帰路、前日光林道の途上から見上げた横根山東面のアカヤシオ群落は山肌を一面ピンク色に染め、それはそれは見事だった。そんなことを思い出したのであります・・・

歩く人も稀な登山道があるようだが、ハイクの記録は見かけたことがない。山中の様子が定かでないので、不安がないと云えばウソになるが、行けばわかるということで、山用具を車に乗せた。

神社で火防のお札をいただき、舗装の林道途中から前日光牧場に登り上がる枝道に入る。枝道は牧場の手前で通行止めとなる。以前、この通行止めを通してもらったことがあるが、落石が多く、今日も拳大の小岩が路面に転がっていた。

枝道の途中に登山道入口の立札があり、その近くには電波塔の空き地、そこに駐車した。人の気配は全くない。余程の興味がないかぎり立ち入るハイカーは、まずいないのではないかと思う。枯れ木立の斜面上部を見上げると、以前ほどの派手さはないが、果たしてアカヤシオの群落が咲き誇っていた。

人跡稀な山道だけど、まあ行ってみよう。なんか吸い込まれていく感じもする。
山道(らしきもの)に入ると、枯葉と苔生した大岩の光景になった。下方に沢音がするので、少し高巻きの感じもする。苔生して朽ち果てそうな丸太組の足場を何度も渡る。渡っているうちに破損しそうで気が気でない。

上部にチラチラとアカヤシオが見える。大岩を辿ると順路が一部不明瞭になるが、時折立ち止まって、古びれた赤テープを探し登路を探す。登るに従い、アカヤシオの群落が多くなるので、誘惑に駆られて奥へ奥へと進んでいった。

枯れ木立の左右にアカヤシオの群落が次々と現れて、見事だ。至近からお花の写真を撮りたいが、高い枝先に開花するので、撮影もひと苦労。ひとたび順路を外れると、岩の隙間に落ちそう(というか落ちた)。カラダ確保で木々につかまると、枯れ木でバキンと折れバランスを失うことしばしばだった。

登り進むと、稜線近くはカラマツの急坂。新芽が芽吹きはじめていた。この先は井戸湿原あたりにでるのだろう。アカヤシオも見えなくなったので、これを潮に往路を戻ることにした。下り頃には晴れ間もでて、淡いピンクを楽しめた。

登山口近くで沢へ降り弁当を食べた。苔むす沢が美しく、涼風を背に感じながらのお昼となった。今日はひとりのハイカーにも出会わなかった。通年でもこのルートの入山者は数えるほどだろう。

帰路、車道を下り始めて間もなく、年配夫婦(とおぼしき)が車を降りて、アカヤシオを探している光景があった。やはり、知った人しか来ないところだと思う。

アカヤシオ開花の出来不出来には、表年と裏年があるようにも思う。今年は以前ほどの開花ではなかった。まだ時季が早いのか、それとも裏年なのかはわからない。栃木・群馬県境の袈裟丸山はアカヤシオが有名で、ここも満山アカヤシオとなるが、以前に訪れた時は開花がやや少な目だった。

人跡稀な山道も色々発見があって面白い。しかし、他にハイカーもいないことから行動には十分注意したいと思う(ここは携帯通話圏外でもあった)。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1129人

コメント

アカヤシオ
nksanさん こんにちは。

真っ赤なツツジも緑に囲まれるととても鮮やかできれいですが、青空の背景にピンク色のツツジはまさに清楚で上品なお嬢様ですね!

かなり危なそうな登山道?ですが、お怪我はなかったでしょうか?
濡れている時は怖そうです。

目に青葉、新緑がとてもきれいな時期を迎えましたね。
2016/4/27 10:24
Re: アカヤシオ
kazutoさん、こんばんは。
いつもご訪問いただき有難うございます。

今回はお札もらいの延長で、アカヤシオを覗いてきました。
この東面のアカヤシオ風景は、まず知られていませんが、最盛期は一目千金です。
今回は最高潮の1/3以下くらいの感じでしたが、それでも結構楽しめました。

私の知るアカヤシオの豪快さでは袈裟丸山が一番かと思いますが、横根山の斜面は息を呑む光景と思っています。知られていない訳は、アクセスが不便であること、周囲に名の知れた山がないことかと思っています。ハイカーの大方は名の知れた山域へ向かいますから・・・

今回は入山時に曇りでしたので、その様子をうまく写真に納められませんでしたが、次の
機会には、その様子をバッチリとカメラに収めたいと思っています。

ところで、最近はほぼAモード撮影が多いですが、帰宅後にパソコンへ落とし込むとイメージと離れた露出になることが多く、今回も途中でMに切り替え、「絞り」「シャッタースピード」を微調整しながら撮影してみました。それでも撮影後の液晶モニター画像とは違いがありました。なぜ、そうなるのか、もどかしい限りです。機能の理解不足が一番の理由なのでしょうが。そんな調整をしているうちに、岩の隙間にドボンでした!

地震の悲惨な光景を報道で目にして以来、凹んで山歩きの気持ちになれませんでしたが、徐々に現地にも回復の兆しも見えてきて、少し気持ちも上向きになりつつあります。
九州の方々も、不安から解放されて、早く山歩きができるようになればと思っています。
2016/4/27 20:48
Re[2]: アカヤシオ
nksanさん こんばんは。

熊本の地震はだいぶ被害が大きいですね。
報道はほんの一部と思われますので被災された方々はどれだけ困っているかと考えると心痛む毎日です。  また、このたいへんな時に空き巣に入るような人間もいるとはまったく悲しい限りです。

岩の隙間に落ちて怪我がなくてよかったです。
カメラですが、後部モニターは明るさの調整ができるとおもいます。これは問題ないでしょうか? 問題なければ機材の故障も考えられるかもしれません。
また、撮影後の処理でソフトを使い明るさの調整ではどうでしょうか?
暗い時は別ですが、太陽が出ている時はモニター画像での確認はあまりあてにはならないとおもいます。 不安があるようでしたらブラケット撮影(露出+0.3と適正露出と−0.3の三枚の撮影)をしておくのがいいとおもいます。
ここぞという時はやはりRAWでも撮影しておくのがお勧めです。
RAW画像でしたら家で露出調整が可能です。

カメラの改善がなかったり、なにか問題がありましたら、お気軽に連絡くださいませ。
2016/4/27 21:35
Re[3]: アカヤシオ
kazutoさん、いつも丁寧なアドバイスをいただき、大変有難く思っています。
液晶モニターは気持ち明るめにしています。標準の明るさでは、どうも撮影画像が見にくいこともありますので。それと、以前にご教示いただいたブラケットも利用していますが、撮影の都度、段階を微妙に調整することはしていません。また、撮影時にファインダー内のインジケーターで、一応露出の適正は確認していますが、ほぼ適正か気持ち明るめでの撮影を行っているつもりです(被写体ばかりに目が向いて、確認を忘れることもしばしばですが)。それと、WBは天候に合わせ、☀か☁にセットしています。

モニターを気持ち明るめにしていますので、画面と撮影画像との誤差は当然でしょうが、PCに落とし込んだ映像は全般にやや暗めのことが多いかな、とも感じています。

まだまだデジイチ初心者ですので、思いのように撮影できなくても不思議ではないのですが、感動した場面くらいは気持ちよく残したいものです。もっとも、はじめから思い通りに撮影できるなんて虫の良い話はないですよね。貴重なアドバイス、重ねて有難うございました。
2016/4/28 5:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら