瀬戸内を歩く 3

2016年04月19日(火) 〜 2016年04月23日(土)

• GPS: 45:50
• 距離: 181km
• 登り: 1,768m
• 下り: 1,755m

コースタイム

1日目 7：17岩屋港-12：19八浄寺-14：36津名ハイツ
2日目 5：22津名-9：55鮎原南谷-15：11福良港-観潮クルーズ-16：32福良港-17：59伊毘
3日目 7：32鳴門公園BS-11：05栗田漁港-13：54讃岐相生駅-16：06三本松
4日目 5：18三本松-8：58羽立峠-11：10牟礼トンネル-14：15高松港
14：57-ホテルチェックイン後土庄散策(エンゼルロード他)-17：23ホテル
5日目 5：00土庄-8：40草壁本町-バスとロープウエイで寒霞渓往復-10：33草壁本町-12：00坂手港-13：51映画村-14：12分教場前-バスで坂手港へ

天候

4/20は雨、その他は曇りまたは晴れ

コース状況／危険箇所等

一般道路で危険はなく、食料品の調達も容易です。

写真

4/19 7:15

明石港から淡路島の岩屋港へ渡航です。ジェノバラインは自動二輪が乗船できない理由がわかりました。横揺れが激しく、しっかり自己の手で保持できるのは125cc以下のバイクと自転車が限界のようです。

4/19 7:26

西行や平家物語で知られる月の名所“絵島”です。

4/19 7:30

鳥居がなければ神社とは思えません。岩屋神社です。
境内に渡哲也奉納の石柱がありました。彼の父は淡路の人で本人も小学校はこの近くだそうです。

4/19 8:21

大きな公園です。入り口は山の方にありましたが、開園前でスルーしました。

4/19 8:45

翼港で見かけたクラゲ群

4/19 8:57

磯の楽園は行き止まりで、元の位置に戻ってきます。

4/19 9:22

得体の知れない物体が並んでいます。「三洋エナジー東浦」の敷地です。かってはフェリーターミナルだったようです。

4/19 9:42

淡路島と言えば玉ねぎを連想します。瓦も忘れていません。

4/19 10:23

なんだろう？

4/19 10:23

淡路の地酒“千年一”でした。

4/19 10:29

標柱。神戸、明石、岩屋、福良とあります。
福良方面へ進みます。

4/19 10:36

淡路島では水道メーターが変わっています。地表から30cmくらいの所にあります。
那覇でも類型を見ましたが、塀に組み込まれていたり、目盛りを上ではなく横から読む向きでした。

4/19 10:47

廃墟となっている平和観音寺の大仏。
100mもあり、神戸から見えるとも。

4/19 11:15

試運転中に沈没した潜水艦の殉難碑。

4/19 12:18

八浄寺。山門は淡路特産のいぶし瓦でしょう。
お寺だけにいろいろな飾り瓦を使用しています。
瓦の名称がわかれば、もっと楽しいだろう。

4/19 12:55

佐野新島の一角は太陽光発電所です。
大阪湾に面していくつもの人工島があります。
佐野新島、生穂新島、志筑新島、塩田新島と島名不明だが翼港のある島などです。
橋で接続されているので、すべて歩いてみました。

4/19 14:03

お好み焼きが好物なので、こちらで昼食です。
外食チエーンのようです。良かったです。

4/19 15:39

ホテルにチェックイン後周辺を散策してみました。
奇怪な形状に近づいてみました。
音楽専用のしづかホールでした。折角なので淡路のいぶし瓦で葺いて欲しかった。

4/19 15:42

洋風な一角です。

4/19 15:59

淡路ワールドパークで初日は終わりです。

4/20 6:33

献燈が出てきたので、伊弉諾神社は道なりです。

4/20 6:38

独特な外観は線香の孔官堂の工場でした。

4/20 6:40

立派な瓦屋根です。

4/20 6:54

淳仁天皇ゆかりの地も多いです。
妙京寺です。

4/20 7:10

伊弉諾神宮は日本最初の神社です。天照大神に全権を譲った後、伊弉諾、伊弉冉二神が隠居された地点です。
予定より早く到着したので御朱印をいただくのに45分ほど待ちました。

神がかりとはこのことか！古代人の知恵に驚愕である。
伊弉諾神宮の正確な東西南北に主要神社があり、夏至と冬至の太陽の運行方向4地点にも主要神社がある。

4/20 7:53

伊弉諾神宮の御神田です。

4/20 8:00

ソーラーパネルが乱雑に並んでいると思ったが、近づけば意味のある科学的な配置であった。

4/20 8:04

切通しと架橋が同地点にあるのは初めてである。

4/20 8:26

ため池が多いのは讃岐とばかり思っていたが、淡路島はあまりに多いので調べてみました。
淡路島には22,797個もありました。
高松市と三豊市を合わせても5,833個です。
ため池も整備されていると美しいです。

4/20 8:39

淡路瓦に見とれます。

4/20 8:47

内陸部で起伏の多い道ですが、段々畑が美しいです。

4/20 8:59

現役に水車です。

4/20 9:29

淡路市と洲本市の市境を越えた辺りです。
島を感じさせません。

4/20 9:35

豪邸でなくても、何軒も並ぶ瓦屋根に惹かれます。

4/20 10:49

お正月のしめ縄飾りは三が日を過ぎると片づけるが、橙だけは次のしめ縄飾りまで飾られます。特に福良地区に多いです。

4/20 11:01

MK鋼の名は知っていても三島徳七博士は知りませんでした。

4/20 11:42

淡路瓦のモニュメント

4/20 11:48

淡路島には神様に関係がある地名も多い。
なかなか読めないが「倭文(しとり)」もそうである。

4/20 13:02

日本発祥の地、おのころ島神社。

4/20 13:38

野辺の宮は淳仁天皇を祭神としています。

4/20 13:56

玉ねぎの収穫風景。

4/20 14:40

収穫前の玉ねぎ。

4/20 15:43

福良港から日本丸で観潮クルーズに出かけました。

4/20 15:57

鳴門海峡大橋です。

4/20 16:05

渦潮です。

4/20 16:05

4/20 16:05

4/20 17:41

福良港から伊毘へは山を越えます。
伊毘の西にある沖の島が見えます。

4/21 7:27

3日目です。
南淡路ICでは高校生以上が通学に高速バスを利用していました。これは島内用で、乗客は少なかったが徳島に向かう便は一人で2席を占有した状態で満席でした。

4/21 7:35

大鳴門海峡を越えます。

4/21 7:41

一駅だけのバスで大毛島に上陸です。
丁度、雨が降り始めため雨支度をして出発です。
『大鳴門橋』は日本の道100選に選ばれていますが、歩行者は通行出来ません。

4/21 7:52

蜂須賀公はここで観潮はできても、橋は見れませんでした。現代人は少し幸せです。

4/21 7:56

四国では自然歩道を“四国のみち”と言うようだ。
公園から抜けて駐車場の方へ行きます。

4/21 8:36

堀越海峡を越えて島田島からウチノ海を眺めています。

4/21 9:49

小鳴門海峡を越え、四国側から島田島を眺めています。

4/21 10:10

珍しいです。橋の親柱に県庁までの距離が表示されています。32.5Km。

4/21 13:17

美しく撮影できていますが、20年ほど前に建設された三津トンネルの内壁は無数のヒビワレがありました。

4/21 13:35

伊能忠敬上陸地点です。

4/21 13:35

朝から小雨が降り続いているためでしょう。

4/21 14:05

讃岐は三温糖の産地です。昔の砂糖締め車が製糖会社の前にありました。

4/22 6:25

女島と丸亀島

4/22 6:46

天気は悪いが絵のような景色です。

4/22 7:17

右端は「奉納大乗妙典日本廻国」供養塔です。
観音霊場や四国遍路に倣って、日本全国六十六ヶ国に法華経を納経して満願した記念に建立されています。

4/22 7:28

鶴羽駅に近い場所ですが、自転車で来た中学生？がスクールバスに乗り換えて通学しています。

4/22 7:54

津田の松原は気に入りました。

4/22 7:55

ユーモアがあり笑えました。

4/22 8:00

山城の石清水八幡宮の方向を向いているのでしょうか？

4/22 7:59

遥拝所の石台に賽銭？が載っていた。まったく無作為とも思えない作品のような形状でした。
私も五重に御縁があるように55円で作品に参加しました。

4/22 8:04

何年か前に全国の松原サミットがあったようです。各地の松原が移植されていました。

4/22 8:08

値上り松。

4/22 8:12

美しい松林です。

4/22 8:15

見てよし、歩いてよしです。

4/22 8:24

津田駅近くの旭町の住宅地は驚くほど道が狭いです。
島の漁師町でもこれほど狭い道路は珍しいです。
軽自動車と自転車のすれ違いは無理です。

4/22 8:25

自転車一台がやっとです。

4/22 9:01

東かがわ市から高松市に入るには羽立峠、天野峠と羽間？峠を越えなければいけません。

4/22 9:08

坂道は自転車も大変です。

4/22 9:37

横浜から徒歩旅に来ている同好の士です。お互いに遍路道を歩いているわけではありません。彼は歴史街道がメインだそうです。写真は固辞されたので後姿を。

4/22 11:56

本来の遍路道は屋島や五剣山を越えますが、遍路用の標識がありました。

4/22 12:27

正しく屋根の形をしています。屋島。

4/22 14:15

高松城の艮櫓。
高松港はお城の鬼門に当たります。

4/22 14:59

フェリーで土庄港に着きました。

4/22 15:41

エンゼルロードの中余島、大余島に向かうのですが、余島姓のお宅がありました。

4/22 16:03

満潮になると海面に隠れ通行できなくなります。
干潮の前後3時間が通行可能です。

4/22 16:08

大余島は全島が神戸YMCAの施設ですが、関係者の方にお願いして少しだけ入島させてもらいました。

4/22 16:13

行きよりも海面が低くなり、海藻類が現れ滑りやすいです。

4/22 16:25

若い子は岩ではしゃいでいました。

4/22 16:30

外国ツアーにも人気のようです。

4/22 16:54

世界一狭い土渕海峡です。
最小幅は9.93mです。走り幅跳びの世界記録が1m伸びればジャンプできます。

4/23 5:27

明日は神懸山、坂手港方面に歩きます。

4/23 5:28

陸軍船舶特別幹部候補生隊(若潮部隊)が小豆島にあったそうです。

4/23 7:43

オリーブ公園は開園前でも自由に入園できるので助かりました。
日本でのオリーブの原木です。

4/23 7:45

オリーブの森。

4/23 7:45

先人は段々畑を作るのに苦労したことでしょう。

4/23 7:54

天気が良くなって気持ち良いです。と言って曇りです。

4/23 8:07

小豆島は醤油の町でもあります。
各所で醸造用の古樽を見かけます。

4/23 9:38

草壁本町から寒霞渓でバスとロープウエイで往復しました。徒歩ルートからは削除してあります。

4/23 9:48

寒霞渓から内海湾の眺め。
中央部に横に広がっているのが田ノ浦半島。
左側の括れが岬の分教場や映画村、その奥に見えている島は福部島と思えます。

4/23 9:51

長西英三郎は小豆島の醤油王と呼ばれ、、また寒霞渓が島外の人に買収されそうになったとき、多額の寄付をし、買収を防いだそうです。

4/23 9:59

中学港の修学旅行で訪れた寒霞渓ともお別れです。

4/23 10:55

先月は春場所の琴勇輝、甲子園の小豆島高校と島全体が大盛り上がりだったことでしょう。

4/23 11:06

島の各所には、瀬戸内国際芸術祭の作品が展示されています。この時期は丁度、オフですが、展示場の案内は各所に残っています。7月18日から夏会期のためでしょう。

4/23 11:20

丸金記念館は当日は無料開放でした。

4/23 13:44

岬の分教場バス停です。

4/23 13:47

岬の分教場

4/23 15:01

壺井栄が勤務していた坂手郵便局前のポスト。
これは瀬戸内国際芸術祭を記念したモニュメントで郵便物の差出はできません。受け口は閉じていました。

4/23 15:12

妙な物体は、芸術祭の展示物でした。

4/23 18:04

ジャンボフェリーで明石海峡大橋を通過しました。

4/23 18:51

港町神戸がもうすぐです。
瀬戸内の旅に続き、明日からは大阪湾岸の旅です。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR400 カシオ

感想

ア?ドッポ

「瀬戸内を歩く 3」は淡路島の岩屋港から島を徒歩縦断して、南淡路島ICからバスで鳴門公園前まで移動する。再び徒歩で大毛島、島田島を経て四国に入り、高松港へ向かう。高松港から四国フェリーで小豆島へ渡る。
土庄から草壁を経て坂手港まで徒歩。途中草壁本町より寒霞渓への往復はバスとロープウエイを利用した。
坂手港から映画村へは分教場の先生のように自転車にする予定だったが、レンタル屋が臨時休業のため、往路は徒歩、帰路はフェリーの時刻があるのでバスに変更した。ウオークルーズ(歩きと船)は制約が多いと感じました。今回の旅では淡路島、讃岐、小豆島の違いを体感できたが、適切に表現できないのがもどかしい。