白馬鑓温泉ルート（山スキー）

2016年04月30日(土) [日帰り]

• GPS: 08:46
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,936m
• 下り: 1,938m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:11
• 休憩: 1:19
• 合計: 8:30

6:10 猿倉登山口駐車場
6:11 6:23 猿倉荘
7:02 7:12 水芭蕉平
7:24 7:24 猿倉台地（1502m）
8:05 8:19 小日向のコル（1824m）
9:29 9:29 白馬鑓温泉小屋
10:41 11:09 大出原
12:36 12:36 白馬鑓温泉小屋
13:31 13:40 小日向のコル（1824m）
13:54 13:55 猿倉台地（1502m）
14:01 14:02 水芭蕉平
14:35 14:39 猿倉登山口駐車場
14:40 ゴール地点

天候

晴れのち曇りのち雪／雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉駐車場利用（天候不順のためか満車にならず）

コース状況／危険箇所等

・積雪は猿倉台地から
・小日向のコルから湯ノ入沢登り返し地点はまだ十分積雪あり
・2500mくらいからアイスバーンとなり、クトーも効かないためアイゼン歩行に切り替え
・稜線手前で天候急変、強風で危険を感じたため、登頂は断念し、ここから滑降。
・鑓温泉までの上部は雪も締まっていてこの時期らしからぬ上々のコンディション。
・鑓温泉から下は（小日向のコル前後を含む）ザラメだが、極端に滑りにくいことなし。全般的に急斜面が無く、快適な斜度が続く。
・登り返しは200m程度で約30分。シールでぐんぐん登れる。
・猿倉台地は藪スキー。雪が無くなってツボ足になってからは、道が川と化しており、水濡れ注意。

写真

4/30 6:29

朝は見事な晴れでした。

4/30 7:13

猿倉台地まで登ってくると雪がつながります。

4/30 7:49

猿倉台地上部
小日向のコルへは正面の斜面を途中から左に入ります。

4/30 7:49

こちらは長走沢
まだジャンクションピークからの滑降可能のようです。

4/30 8:29

小日向のコルから
杓子岳と白馬鑓ヶ岳。その間が杓子沢。鑓ヶ岳山頂からのルートを観察。なかなか手強そう。

4/30 8:29

そして目指す鑓温泉方面
積雪状態に問題は無さそう。

4/30 8:29

唐松岳と八方尾根
唐松沢も上部は十分滑れそう。

4/30 8:49

湯ノ入沢への下降ルート
朝で凍っているので快適ではないですが、条件が良ければ結構楽しめそうな斜面です。

4/30 8:56

湯ノ入沢に降り立ったところ
鑓ヶ岳東面の岩稜が荒々しい。右は杓子沢。

4/30 8:56

こちらが湯ノ入沢
登り易そうな傾斜です。

4/30 9:43

鑓温泉の流れ出し。
突然温泉が湧いていて、なんだか不思議な感じ。

4/30 9:51

鑓温泉を上から振り返る。
湯船が露出しているわけではないのですね。

4/30 9:51

鑓温泉から上部もひらすら沢状地形を詰めていきます。

4/30 11:44

俄かに天気が怪しくなってきました。
このあと沢地形から尾根状のコブに登るとバリバリのアイスバーンとなり、アイゼン歩行となります。

4/30 11:44

こちらは天狗山荘方面の斜面
正直この辺どこでも滑れそう。しかし風が強い。
気温も氷点下となったようで、ペットボトルの水が凍り始めました。

4/30 12:03

鑓ヶ岳山頂がそこに見えますが、強風のため本日はここで撤退決定。

4/30 12:03

アイゼン歩行で安全な位置まで下がり、ここからスキー滑降に。

4/30 12:29

慎重にアイスバーンを下りきると、なかなか締まって快適な雪質に。斜度もドンピシャ。

4/30 12:41

選考するベテランのお二人。相当なスキーの腕前でした。

4/30 12:57

鑓温泉附近まで下ってくると、ずいぶんたくさんのスキーヤーが入山していてビックリ。さっきまで3人しか居なかったのに。

4/30 14:02

小日向のコルからはもう山頂は見えません。雪がちらつく中続々とスキーヤーがやってきます。さすがGWの白馬。

4/30 14:06

白馬方面もご覧の有様。

4/30 14:45

鑓温泉登山口まで帰ってきました。

5/1 7:37

翌日は雨天のため、予定していた大雪渓からの白馬岳は中止に。帰りの車窓から八方にかかる虹を発見し、思わず車を止めて撮りました。

撮影機器：

FinePix XP60 富士フイルム

感想

yy0419

　29日の冬型の気圧配置が終わったらしばらく安定すると思っていたのですが、やっぱり白馬は新潟の天気に近いのでしょうか。30日昼頃から急変し、雲が出てきて風が強まり、雪が降ってきました。（麓は雨）当日は北アルプス各地で遭難が多発したようで、途中撤退して良かったです。5月1日も平地は晴れなのですが、猿倉は夜通し雨が降り、朝7時まで待って回復の見込みが無いため、山行中止しました。
　鑓温泉ルートは登り返しこそあるものの、急登が無く登り易く、滑り応えも十分で、翌年以降鑓ヶ岳山頂からの滑降リベンジしたいと思います。