雨飾山(途中敗退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 763m
- 下り
- 763m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
あまり人が入っていなく、登山道は不明瞭でした。 道間違いで敗退しました。 |
写真
感想
前日、唐松岳の途中まで行き、雪も少なかったので、風は強そうでしたが天気は良さげなので、白馬の宿から近く、以前から一度行ってみたいと思っていた、雨飾山までサックと行こうと出かけました・・・。
前日夜に思いつきで、雪も少ないだろうし、百名山だから登山者も多いと?安易に考え、殆ど調べもしなく気軽に行きましたが・・・・終始雪道でした。
雨飾は日本海と立山が一望できると以前から宿の主人に聞いており、快晴の中、楽しみにしながら歩きましたが、早出のためか?先行の登山者も居なく、僅かなピンクリボン・ペンキマーク・微かなトレースを頼りに歩きました・・・。
道が不明瞭で、途中から目印が分からなくなり、微かなトレースを追いかけ歩いていたら、途中からトレースが消え、登山道を間違えたかな?と思いつつ、引き返すか?迷いましたが、稜線まで出れば、姫川からの登山道と合流するだろうという甘い考えで、ひたすら急な雪渓を登り続け、途中から背丈より高い急な藪漕ぎ(1時間)との戦いでした・・・何回も滑り落ちそうにながら、藪をロープ替わりにひたすら登りました。
ようやく稜線に出るも登山道はなく、反対側は落ちており、引き返しました。
登りでアイゼンを付けなかったため、下りにアイゼンを付けようとするも、急道でザックを下すところがなく、アイゼンも付けられず、後ろ向きで約1.5時間歩き、ようやく、登山道まで辿り着きました・・・途中40〜50m滑落、20〜30m滑落2回。
登山道では無いところを、約3時間程ウロウロしていました・・・。
登山道まで戻るも、体力、気力がすべてなくなり、登頂は断念しました・・・。
<総括>
2,000m弱なので、前日の登山で雪が少ないだろうと?軽アイゼンだけで、ピッケルも持たず、また、思い付きで殆ど調べず、行ってしまった、自身の山に対する、甘さを痛感しました。
下山後も、自身の不甲斐なさに悔しくて、たまりませんでした・・・。
下山後、あまりにも悔しく、宿でしっかり調べ、翌日リベンジしようと思いましたが、天気が、今一で断念しました。
低山ですが、日本海側の山は雪が多いと、改めて実感しました。
山歩きを初めて約8年ですが、登頂以前の問題で、自身の不甲斐なさに、今までで、一番情けない山歩きとなりました・・・。
年内に、必ず、準備をして、リベンジしようと思います。
ただ、本当に怪我をせずに良かった・・・。
残念ながら、今年のGW北アルプスでは山が荒れ、沢山の遭難者が出ました・・・自身も今回の反省含め、しっかりとした準備・装備と計画をして、今後は山と向き合わなければいけないと、改めて思った山歩きでした。
PS・・・翌日、大町山岳博物館に行き、北鎌での、松濤明さんの遺書(メモ帳)の展示を見て、涙目になってしまいました。
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