高尾山から陣馬山 今さらですが
- GPS
- 07:03
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,276m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:56
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
この時期、毎年行ってる山スキーにも行きたかったが、気合が乗らず、ふと思いついて、これまで行ったことのない高尾山から陣馬山を歩いてみた。ミーハーみたい、と敬遠していたのだが、齢だし、まあいいかと思った次第。
近所の駅の始発に乗り、高尾山口駅には6時半前に着いた。少し歩いてケーブルカーの駅。ケーブルカーは8時始発ということで、地図を見て、稲荷山コースでまずは高尾山頂上を目指した。それなりの数の登山者とトレイルランナーがいる。稲荷山コースは尾根道で眺望もいいとのことだが、展望が開けたのは途中1箇所だけだった。1時間弱で頂上エリアに着く。けっこうな人がいる。天気はまあまあだが、霞んでいて富士山は見えなかった。小休止後、城山に向かう。この先は奥高尾、陣馬山まで5時間と標識にある。ここからは人も少なくなった。路は登山道というよりも遊歩道でかえって歩きにくい。登山靴でくるところではないと思う。しかし植生は豊富だ。45分ほどで城山につく。大きな茶店に仰天。さっそく、おでんとビールを注文している登山者も多く、この先どうするのだろうと思う。そのまま先に進む。15分ほどで小仏峠に着く。この下に、いつも渋滞で苦しめられる、あの小仏トンネルが通っているのだろうか。以前はここにも茶店があったようだ。明治天皇がここで野点したと碑にあるが、こんなところを通ったのだろうかと思う。景信山に向かう途中、眺望が開け、中央道の下り車線の小仏トンネル入り口で渋滞しているのが見えた。少し歩いて、景信山に着く。ここも大きな茶店が2つあった。東側の眺望が大きく開け、気分がよい。八王子から埼玉方面、さらには上州の山々までよく見えるようだ。ここまで歩き出しから3時間弱。小休止して陣馬山へ。この先は陣馬山から高尾山に向かう人と多数すれ違うようになる。高いところから低いほうに向かうのでそちらのほうが人気のようだ。トレランの人も多い。明王峠で小休止して、1時間半ほどで陣馬山に着く。写真で見た白馬がいた。思ったより小さい気がした。陣馬山にも広い頂上エリアに茶店が3つあり、大勢の人で賑わっている。近くまで車で入れるようで、ここだけで帰る人も多いのだろう。人も多いので小休止して退散する。下りは栃谷尾根を下って藤野駅に向かう。これは正解だった。時間のせいもあるのだろう、もう上がってくる人も少なく、一転、静かな山歩きを楽しめた。登山道が終わると小さな茶畑があった。山のなかで感じる人の暮らしはいいものだ。陣馬の湯エリアに出るが、この先も歩くので今日は風呂はやめにしておこう。駅までは車道歩きだったが、人家の庭先の花を楽しみながら歩いた。藤野駅に着いたらすぐに電車が来そうだったので急いで切符を買う。結局7時間くらいの歩き旅だった。高尾駅で乗り換えた電車には途中どこかですれ違った美女も乗っていた。
帰宅GPSで見ると累積標高差は1600m、侮れないルートであった。
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