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Yamareco

記録ID: 876806
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ハイキング
比良山系

武奈ヶ岳 (上林新道〜山頂〜イブルキノコバ「尾根道」〜金糞峠)

2016年05月19日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.0km
登り
995m
下り
965m

コースタイム

 正面谷駐車場発 8:37
 8:59−水場ー9:04
 9:36−青ガレ下ー9:41
 10:24−金糞峠ー10:41
 10:58−上林新道四辻ー11:03
 11:51−コヤマノタケー11:55
 12:19ー山頂ー12:41
 13:12-イブルキノコバー13:17
 13:31−八雲が原ー13:36
 14:05−金糞峠ー14:15
 14:41−青ガレ下ー14:45
 15:03−水場ー15:13
 駐車場着 15:28
 
 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土・日・休日は JR比良駅より、イン谷口までバスの便があります。

感想

 ◆ 今日の天気予報は、15〜28度。今年初の28度だ。
 と言っても、五月は未だ空気が乾いていて、涼しい。
 連休前から先ずタムシバに始って、イワウチワ、石楠花、イワカガミ、シロヤシオ、ヤマツツジと、先週からは正面谷のタニウツギも咲き出した。これから梅雨入りまでは、ブナの新芽も美しく、一年中で最もいい季節だ。

 ◆ 何時もの事だが、歩き出すと皆んなに追い抜かれ、金糞峠に着くのは一番最後だ。腹が減ってきたので、お菓子を食べてるとまた M さんに会った。もう堂満岳に行ってきたとのこと。明日も来るので今日はもう帰ると言っていた。私は週一回がやっとの事だ。

 ◆ 今日はイブルキ経由で下りる積りなので、今日もヨキトゲ谷から上林新道に入る。四週連続だ。全く飽きが来ないのが不思議だ。道の特徴もよく覚えた。
 コヤマノ岳のブナも、先週から新芽が出始め、今が一番いい時季だ。

 ◆ 山頂では少し風があり、涼しかった。ただ紫外線がきついので、帽子をかぶり、襟を立て、袖を伸ばして弁当にする。
 遠くは霞んで展望は良くない。伊吹も見えなかった。多分黄砂の影響と思われるが、何万年の昔から黄砂と一緒に飛んでくる栄養分のお陰で、日本近海には魚が多いと読んだことがあるので、一概に黄砂を責める訳にもゆかない。それに、日本国内のPM 2.5 約 4000 万トン/年 の内の10%が黄砂と言ふことなので、最近の見通しが悪い空は、国内の PM 2.5 が原因かもしれない。

 ◆ 帰りはイブルキへ向かう。この前谷道を下ったので、今日は冬道(尾根道)を下る。コヤマノ分岐を通り越し、道が谷に向かって下り始める所から谷道に分かれて、踏み跡の薄い尾根の上を左に進む。この尾根はイブルキノ橋の上まで真っ直ぐに伸びていて、右側が谷道で左側が広谷に出る谷になっている。
 
 ◆ 道は急な坂を小さくジグザグに下って行くが、左側の谷には絶対に入らないことだ。’14年の3月、地元の滋賀県在住の T さん(60代)が、武奈ヶ岳の帰りに遭難して、車は正面谷に置いているのに、ガリバー村に通じる八池谷のオガサカ分岐付近で、4月になって発見されたことがある。
 この時 、T さんが何故そんな所へ行ったのか話題になったが、勿論誰にも分らない。私はこの尾根道を下りて、雪があるので道が分らず、知らず知らずの内に左(北側)の谷に入り込んで、広谷に出て八池谷に突っ込んだと思っている。

 ◆ イブルキノコバから八雲が原には、南に下ってゆく。途中小さな谷を3つ渡るのだが、右側の山から水が染み出して道が悪い。でも暑くなるとスキー場跡は下れないし、仕方が無い。
 八雲が原には誰もいなかった。これは珍しい。此処にはたいてい誰かがいるのだが・・。
 そして、今の時季は此処には池のイモリ以外何にも無い。矢張りススキと雪がある時がいい。昨年は、5月の終わりと6月の初めにカッコウの鳴き声を聞いたが、今年はどうだろう。
 先日ヤマレコの日記に、安曇野には例年より早く郭公の飛来があったと言ふ記事があったが、今年も聞きたいものだ。

 ◆ ダケ道はうっとおしいので、深谷源流沿いの道を金糞峠に向かう。流れに沿った気持ちのいい道だ。私の足で30分かかる。9箇所にボランティアの方が丸木の橋を架けてくれていて、歩き易くなっている。
 金糞峠からは下るだけだが、足場が悪い所は下りが難しい。注意してゆっくり下る。 水場では何時ものように水を汲み、ストックを洗う。

 ◆ それに、先週に初めて気が付いた黄色い大きな花。大山口から直ぐ下の右岸の広場に植えてある花の名前が分らなくて、カメラが無いので教えて貰うことも出来ず、困っていたら、今日私と同じルートを、同じ様な時間に武奈に行かれた neko-obaba さんの記事の中に、写真が出ているのを見つけた。
 今日も未だ一杯花をつけていた。「黄レンゲツツジ」と言ふそうだ。花の形は普通のツツジと同じく漏斗状だが、兎に角大きい。それにその黄色の色が目が覚める様な鮮やかさで、とても美しい。
 ただ、葉っぱがレンゲツツジと全く違うので、皆目見当が付かなかった。
 neko さん、有難うございます。

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コメント

お話できなくて残念でした。
esnerさん、おすすめしてもらっていたヨキトウゲ谷を歩きに行った日に、ごく近くを歩かれていたとは
好天と新緑を私も満喫してきました。

ところで、大山口のキレンゲツツジなのですが、あれは自生のキレンゲツツジではなく品種改良された園芸種だと思います。
ご指摘のように葉の形が違いますし、護岸工事がされた小広場に植わっていたことから考えて、過去に人の手によって植栽されたものではないかと推察しています。
なので、厳密な意味ではキレンゲツツジと呼ぶのは不適切なのかもしれません。
2016/5/23 23:46
Re: 大山口の黄レンゲツツジ
neko さん、今晩は。

 確かにあの黄レンゲツツジは、植物図鑑等を見ても、野生のものと葉っぱが少し違いますね。私も、護岸工事の際に植えられたものだと思います。花も少し大きく、派手な気がします。

 ヨキトウゲ谷は、ダケ道に比べるとずっと面白いでしょう。最近随分荒れて歩き難くなりましたが・・。

 それにしても、自分でルートを選び、しかも一人で遠くまで色んな所によく行きますね。この日も、一人で北尾根を下りて行くのを見た時、凄い人がいるなぁ・・と、感心して見ていました。
2016/5/24 23:26
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