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Yamareco

記録ID: 880380
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ハイキング
東海

安倍峠・奥大光山・大光山(安倍峠から草木)シロヤシオ満開

2016年05月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
polluxab その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:48
距離
9.6km
登り
710m
下り
1,383m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:12
休憩
0:34
合計
6:46
9:17
9:18
55
10:13
10:14
29
10:43
10:50
30
11:20
11:21
45
12:06
12:26
88
13:54
13:58
72
15:10
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
安倍峠駐車場に車を停めて、登ってきた林道豊岡梅ヶ島線をそのまま進行方向に向かいます。
車両通行止めゲートを越えてしばらくすると、県境の標識。
安倍峠駐車場に車を停めて、登ってきた林道豊岡梅ヶ島線をそのまま進行方向に向かいます。
車両通行止めゲートを越えてしばらくすると、県境の標識。
県境の標識を過ぎてすぐに安倍峠への降下点があります。
2016年05月22日 08:32撮影 by  SO-01H, Sony
5/22 8:32
県境の標識を過ぎてすぐに安倍峠への降下点があります。
安倍峠。窪地を横断します。
安倍峠。窪地を横断します。
この日初めて見えた富士山
前衛直下の天子ケ岳、長者ケ岳、天狗岳、北へ稜線を辿り、トンガリ山頂の熊森山、雪見岳、金山、長めの登りを経て毛無山、タカデッキ、雨ケ岳。さらに左奥、大菩薩嶺。
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この日初めて見えた富士山
前衛直下の天子ケ岳、長者ケ岳、天狗岳、北へ稜線を辿り、トンガリ山頂の熊森山、雪見岳、金山、長めの登りを経て毛無山、タカデッキ、雨ケ岳。さらに左奥、大菩薩嶺。
シロヤシオが満開です。
本当にキレイ!
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シロヤシオが満開です。
本当にキレイ!
シロヤシオ、アップ。
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シロヤシオ、アップ。
アップその2
2016年05月22日 09:24撮影 by  SO-01H, Sony
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5/22 9:24
アップその2
バラの段
微妙に長く、やや急な坂のアップダウンを繰り返して到着。
ネコの額くらいの広さ。
2016年05月22日 09:27撮影 by  SO-01H, Sony
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5/22 9:27
バラの段
微妙に長く、やや急な坂のアップダウンを繰り返して到着。
ネコの額くらいの広さ。
ワサビ沢の頭
快晴で暖かながらも風は涼しく、今日は本当に最高の気候です。バラの段から尾根東側には何カ所か崩壊している部分があります。
ワサビ沢の頭
快晴で暖かながらも風は涼しく、今日は本当に最高の気候です。バラの段から尾根東側には何カ所か崩壊している部分があります。
シロヤシオとミツバツツジ、白と赤、そして新緑の競演
奥の方に笊ケ岳
2016年05月22日 10:21撮影 by  SO-01H, Sony
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5/22 10:21
シロヤシオとミツバツツジ、白と赤、そして新緑の競演
奥の方に笊ケ岳
ミツバツツジもキレイ!
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ミツバツツジもキレイ!
聖岳が顔をのぞかせてくれました
聖岳が顔をのぞかせてくれました
大笹の頭
ここからは快適な稜線歩きになります。
2016年05月22日 10:46撮影 by  SO-01H, Sony
5/22 10:46
大笹の頭
ここからは快適な稜線歩きになります。
三河内集落、安倍の大滝方面への分岐
'16年版の山と高原地図では、安倍の大滝への道が今年中に開通する、という表示がありましたが、そうなるといいですね。
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三河内集落、安倍の大滝方面への分岐
'16年版の山と高原地図では、安倍の大滝への道が今年中に開通する、という表示がありましたが、そうなるといいですね。
奥大光山
「静岡の百山」は大光山ではなくこちら。
稜線上の通過ポイントですが、このすぐ横、東側に昼食をとれそうなちょっとした場所があります。
景色は全く見えませんけどね。
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奥大光山
「静岡の百山」は大光山ではなくこちら。
稜線上の通過ポイントですが、このすぐ横、東側に昼食をとれそうなちょっとした場所があります。
景色は全く見えませんけどね。
黄金の湯が見えます。
安倍東山稜の登山後でよく皆さん使われているようですね。
ちょっと混みすぎな時があるので、梅ケ島温泉やコンヤ温泉など他の温泉に浸かりに行っています。
いろいろな温泉地や温泉宿を体験するのも楽しいです。
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黄金の湯が見えます。
安倍東山稜の登山後でよく皆さん使われているようですね。
ちょっと混みすぎな時があるので、梅ケ島温泉やコンヤ温泉など他の温泉に浸かりに行っています。
いろいろな温泉地や温泉宿を体験するのも楽しいです。
こんなガレを何回か通ります。
2016年05月22日 11:50撮影 by  SO-01H, Sony
5/22 11:50
こんなガレを何回か通ります。
右側に写っているのが登山道
足元注意!
右側に写っているのが登山道
足元注意!
富士川側の風景も絶景
富士川側の風景も絶景
大光山頂に到着
刈安峠・草木分岐方面が見えています。
奥大光山頂のちょっと大きいバージョン。
木々の間から景色がちょっと見える、かな?
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大光山頂に到着
刈安峠・草木分岐方面が見えています。
奥大光山頂のちょっと大きいバージョン。
木々の間から景色がちょっと見える、かな?
大光山頂の三角点
奥大光山方面を見ています。
大光山頂の三角点
奥大光山方面を見ています。
刈安峠分岐
大光山頂から1分
このあたり少し広くなっているので、ここでお昼。
奥に十枚山と下十枚山が見えています。
刈安峠分岐
大光山頂から1分
このあたり少し広くなっているので、ここでお昼。
奥に十枚山と下十枚山が見えています。
大光山から草木方面へ向かって少し行くと、こんな素晴らしい風景が広がります。位置的には↓
上河内岳/聖岳/赤石岳/悪沢岳
    布引山/笊ケ岳
  大谷嶺    八紘嶺  
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大光山から草木方面へ向かって少し行くと、こんな素晴らしい風景が広がります。位置的には↓
上河内岳/聖岳/赤石岳/悪沢岳
    布引山/笊ケ岳
  大谷嶺    八紘嶺  
大谷嶺、八紘嶺の左には山伏
2016年05月22日 12:54撮影 by  SO-01H, Sony
5/22 12:54
大谷嶺、八紘嶺の左には山伏
さらに草木方面に進むと、安倍東山稜の山々が。
素晴らしい風景です。
次回来ることがあったら、ここから安倍峠へピストンかな。
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さらに草木方面に進むと、安倍東山稜の山々が。
素晴らしい風景です。
次回来ることがあったら、ここから安倍峠へピストンかな。
支稜から植林帯に入っていきます。
標識にはここから大光山まで30分と書いてあります。
支稜から植林帯に入っていきます。
標識にはここから大光山まで30分と書いてあります。
角度としては十枚山くらいでしょうか。
つづら折れを下ります。
スキーのショートターンならぬ、山道のショートターン?
角度としては十枚山くらいでしょうか。
つづら折れを下ります。
スキーのショートターンならぬ、山道のショートターン?
つぶれた岩の小屋
この手前から沢の音が聞こえてきています。
つぶれた岩の小屋
この手前から沢の音が聞こえてきています。
さらに下ると、水場の小屋
すぐ横に沢があります。
さらに下ると、水場の小屋
すぐ横に沢があります。
水場の小屋前の沢
水が冷たくて気持ちいい!
水場の小屋前の沢
水が冷たくて気持ちいい!
東峰分岐
峠っぽくなってます。
東峰への踏跡はついています。
2016年05月22日 13:54撮影 by  SO-01H, Sony
5/22 13:54
東峰分岐
峠っぽくなってます。
東峰への踏跡はついています。
このあたりの山域で大きな崩壊があったようで、以前の登山道は崩壊地手前でぷっつりと切れています。
崩壊地を避けるように新たに登山道を整備してくださってあります。
2016年05月22日 14:00撮影 by  SO-01H, Sony
5/22 14:00
このあたりの山域で大きな崩壊があったようで、以前の登山道は崩壊地手前でぷっつりと切れています。
崩壊地を避けるように新たに登山道を整備してくださってあります。
大カツラ
このあたりでヒル発見。
この手前の渡渉箇所は、登山道が180度転回する感じ。
渡渉後、登山道は崖につけられた狭い道になっています。
その後、つづら折れで大カツラまで来ます。
2016年05月22日 14:53撮影 by  SO-01H, Sony
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5/22 14:53
大カツラ
このあたりでヒル発見。
この手前の渡渉箇所は、登山道が180度転回する感じ。
渡渉後、登山道は崖につけられた狭い道になっています。
その後、つづら折れで大カツラまで来ます。
最後の渡渉ポイント。
ケルンを目印に。
2016年05月22日 15:00撮影 by  SO-01H, Sony
5/22 15:00
最後の渡渉ポイント。
ケルンを目印に。
堰堤まで来ました。
堰堤の右側を通って、その先に見える林道へ進みます。
2016年05月22日 15:04撮影 by  SO-01H, Sony
5/22 15:04
堰堤まで来ました。
堰堤の右側を通って、その先に見える林道へ進みます。
堰堤を越えれば、すぐにゴール。
登山ポストからすぐに駐車場所です。
お疲れ様でした。
デポしてあった車で、出発地の安倍峠駐車場へ。
温泉は、梅ケ島「湯心の宿 旅館いちかわ」さんへ。
日帰り温泉500円也。パーティで独占。ゆったりさせていただきました。おかみさんが感じいいです。
2016年05月22日 15:13撮影 by  SO-01H, Sony
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5/22 15:13
堰堤を越えれば、すぐにゴール。
登山ポストからすぐに駐車場所です。
お疲れ様でした。
デポしてあった車で、出発地の安倍峠駐車場へ。
温泉は、梅ケ島「湯心の宿 旅館いちかわ」さんへ。
日帰り温泉500円也。パーティで独占。ゆったりさせていただきました。おかみさんが感じいいです。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト ストック

感想

安倍東山稜の山、大光山。竜爪山、真富士山、青笹山、安倍峠と続く安倍東山稜の中で、やや厳しめの登山道、また、比較的順番が後になって登られる山の印象を持っていました。今はシロヤシオの時期でもあり、実際にはどんな感じなのか行ってみました。

大光山・奥大光山のPHをしようとすると、草木集落もしくは三河内集落(安倍の大滝方面)からの登山ルートになっていますが、山と高原地図によれば、草木集落からは急坂、三河内集落からは○危マークにザレ、ガレ、キレット、崩壊地などの注意が表示されており、私のような初心者が気楽に行ける感じではありません。
ただし、安倍峠からの縦走であれば高度差もなく、WEBで集めた情報では比較的易しめの印象を持ち、草木集落からの急坂も下山であればと思いましたので、今回は車2台を使用、草木集落奥、タチ沢の砂防堰堤手前に1台デポし、安倍峠駐車場(トイレのある方)から大光山まで縦走し、草木へ下山するプランとしました。

当日は快晴、シロヤシオが満開で、素晴らしい山行になりました。

ルートを進みながら気が付いたこと、感じたことは次のようなことです。

1.草木集落へは、バス停「池尻橋」を右折してください。「山の宿・P・くさぎ里」さん方面です。
・手前のバス停「草木」付近で、右折して草木集落方面へ行くことができる道がありますが、'16年5月現在途中で落石通行止めになっています。
・草木集落を進んだつきあたりの交差点に「大光山」の表示あり。左折して(右折すると「草木」バス停からの道ですが通行止めになっています。)、タチ沢砂防堰堤手前のログハウス(横に「通行止め」の表示あり)の手前に、何台か駐車可能な空き地?があります。そこから登山ポスト、砂防堰堤まで大した距離はありません。

2.安倍峠駐車場からは、林道豊岡梅ヶ島線を山梨側に向かい、車両通行止めのゲートを通り越してしばらくすると安倍峠への降下点があらわれます。
・駐車場の表示(←八鉱嶺・安倍峠→)は位置の関係?で、あたかもトイレの裏の踏跡の道が安倍峠方面に見えます。

3.安倍峠から大光山のピストンの場合は、終盤にキツイところが出てくるので御注意。
・安倍峠からワサビ沢の頭までは、狭い尾根の急なアップダウンが連続します。行きはまだ体力もあるのでマシですが、帰りの終盤でこれはキツイかなと思いました。草木へ下山したので、実際には体験していませんが。

4.バラの段以降、東側が崩壊地になっているガレが出てきますので、御注意を。
・登山道の下が崩れてスカスカになっているところもありました。登山道を確認しながら進まれた方がいいと思います。

5.安倍峠から大光山のピストンの場合でも、大光山頂から草木方面へ少し進んでください。
・安倍峠から大光山頂まで、八紘嶺・大谷嶺・山伏や南アルプスの峰々、十枚山以南の安倍東山稜の展望が素晴らしく開けるところはあまりありません。大光山頂から草木方面へ少し向かっていくと、片方ずつですが素晴らしい風景を見ることができます。大光山頂からそのまま安倍峠へピストンをしていたら気付かないところでした。

6.大光山から草木は長く、また狭道でなかなかタフです。
・下山後、草木からのルートを登りで使う気にはなれませんでした。稜線から植林帯の中を下りますが、ショートターンのジグザグ道が何回も出現します。崩壊した岩小屋、水場の小屋、東峰分岐、崩壊地、何度かの渡渉、大カツラ、とイベント?はいくつかあるのですが、それらをつなぐ部分がことごとく同じようなつづら折れになっています。
・二度目の渡渉箇所の渡渉後の部分に、沢をそのまま登っていく踏跡があります。下りのときは問題ないのですが、登りのときは黄色の登山道の看板をよくご覧ください。
・つづら折れなだけではなく、片側崖に無理やりついているような狭い道も多いです。大カツラ手前(といってもけっこう手前ですが)の渡渉後の部分は特に狭いです。崩壊地のところも山岳連盟の方々かボランティアの方々が崩壊後に整備してくださったと思われるつづら折れです。足元にご注意を。
・砂防堰堤手前でタチ沢を渡渉することになりますが、渡渉箇所が一見わかりづらいかもしれません。渡渉箇所から向こう岸を見るとケルンがありますので、そちらへ渡ってください。

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