鳳凰三山リベンジ。ドンドコ沢から鳳凰小屋泊にて
- GPS
- 27:06
- 距離
- 19.5km
- 上り
- 2,436m
- 下り
- 2,435m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 7:40
天候 | 晴れのち曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは青木鉱泉からのドンドコ沢。樹林帯の中の登り一辺倒の急登です。登山道が狭いところ、全身使って登るところもあり注意が必要ですが、危険箇所はあまりありません。 鳳凰小屋から地蔵岳はザレた砂の急登なので心が折れる事でしょうw下りは楽しい。 鳳凰小屋から観音岳までは急登、観音岳〜薬師岳は強風の稜線ですが、寒さ対策していれば怖く無いです。 薬師岳から中道はこれまた心が折れるひたすらの下り。ガレてたり、滑りやすいところもあるのですが、やはり精神力が切れる事が一番の注意。 このルートを登る人は相当なMではないかとw |
その他周辺情報 | 鳳凰小屋のテン場は広くありません。20〜30張り 小屋の方は普通に親切で、南アルプス天然水もじゃかじゃか出てます。 ワインにこだわりがあるようで、\3,500ほどでしたが美味しかったです! トイレは外に3つあり、トイレットペーパー完備でゴミ箱に捨てる系です。水をフットペダルで流すので比較的清潔な感じですが、ティッシュが山盛りになると匂いがきつくなります。しょうがないですね。 心無い人が、ティッシュを便器に入れしかも流さないままの人がいました。馬鹿め 下山後は青木鉱泉に入ろうかとも思ったのですが、蕎麦も食べたいという事で、武田乃郷 白山温泉で汗を流し、併設の蕎麦屋で自分は先生オススメのうどんを食べてしまいました。ボリュームがあって美味しかった。 蕎麦はもりそばしかなく、ちょっと残念。温泉は狭く設備もあまり無いですが、露天があるのと、施設が新しいのが良かったです |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テント
シュラフ
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感想
梅雨なのに週末好天予報…二週連続テン泊行っちゃいます!
という事で、この度は3月雪の時にチャレンジもリタイアした鳳凰三山に行く事にしました。
3月で自分の体力レベルでは日帰りは無理と分かっていたので、青木鉱泉からのドンドコ沢ルートで、鳳凰小屋テン泊。その日のうちに地蔵岳はクリアしておき、翌日は観音〜薬師を経て、中道で下山というコースをチョイス。
土曜朝8時頃青木鉱泉に着くと駐車場はあと数台という状況でした。サクっと準備して早速登り始めると、分かってたけど序盤からなかなかの急登。
本来は滝を見ながらドンドコ登るのでしょうが、できるだけ滝は音から想像するだけにして寄り道せず登ります。
ひーひー
そうすると突然枯れた河のような風景のところに出て、そこを頑張って登ると鳳凰小屋に到着。受付で\800を払ってテント場を見ると既に20張りくらいはありましたが、まだスペース的には余裕。できるだけ無駄なスペースができぬよう場所を決めてテントを設営しました。
そしていよいよ地蔵岳アタックです。
分かってます。分かってましたがザレた急登は小休止後には更にきつく、途中で何度も明日にしようかと言う悪魔のささやきと戦って、そして勝ちましたw
地蔵岳はその由来となった地蔵群も含めて、そそり立った岩のオベリスクが登山者を引きつけるわけですが、それはもう立派なものでしたw
てっぺん立ちできるそうなんですが、今はロープが切れているとの事。ちょっとチャレンジもしてみたかったですが、眺めるだけにして鳳凰小屋に戻ります。下りは砂を滑りながら下りる感じで楽しいです。
そして鳳凰小屋のテン場は隙間のないくらいにテントが張られてました。隙間のない隙間で先輩と晩御飯。今日は先輩がもつ鍋、自分は焼きそばです。カット野菜をちゃんと炒めて作りました。だんだんとテン泊食事もバラエティ豊かになってきてます。
おつまみに持ってきた、きゅうりやトマト、サラミにチーズたらを見て、やっぱり買うでしょと鳳凰小屋こだわりのワインをいただきます。ボトルで\3,500くらい。確かに美味しかったです。
そしてまだ明るいうちに各テント寝に入りますが、18時半の時点でいびきの合唱が始まりやれやれです。
自分は日が暮れるまで空を眺めてぼーっとしたりして過ごしました。
さて、テン泊3回目。過去2回はいずれもほとんど眠れずでしたが、今回こそと耳栓をして寝に入りましたが残念。耳栓ごときではガマガエル達の咆哮はガードできないようです。うつらうつらしては目覚めるを繰り返し、やっぱりまんじりとしない夜を過ごしました。隣のモンベルの1Pが凄まじかったのですが、中からゴジラが2頭出てきて驚きました。まいりましたw
二日目は4時に起床、5時過ぎに出発。観音岳に向かいます。ここもやっぱり急登。朝からしんどいなーと思いながらえっちら登って稜線に出るとだいぶ強風です。ですが、素晴らしい景色に感動でした。南アルプスの峰々、遠くに八ヶ岳や富士山を眺め、最高の眺望を楽しめました。
少しガスが出てきた頃、薬師岳から中道を下山します。
ここも覚悟はしてましたが、基本樹林帯のうんざりする急下りで、延々楽しまれない下りを下りますw途中5人の登る人に出会いましたが、相当変態だと思いますww
というくらい中道は急登です。
疲れて足元が怪しくなる頃ようやく麓へ。ただし、青木鉱泉まで樹林帯を40分歩くのですが、これが地味にしんどかったです。
この頃はガスも出て小雨がぱらついてましたので、天気に関してはかなりバッチリなタイミングになりました。
さて、青木鉱泉で温泉に入ろうかとも思いましたが、ちょっと綺麗な所に行こうと、韮崎IC近くの日帰り湯で汗を流し、併設の蕎麦屋でうどんを食べて帰りました。このうどんがまた美味しかったのです。
先週に引き続き天候に恵まれ楽しいテント泊山行を楽しめました。
次は八ヶ岳を狙いたいと思いますが、7月には今日見た北岳にも登ります。
あー山っていいな〜
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