天狗岳（八ヶ岳）〜北と南の八ヶ岳〜

2016年06月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.0km
• 登り: 784m
• 下り: 780m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 2:10
• 合計: 6:50

5:40 唐沢鉱泉
6:50 7:10 第１展望台
7:30 7:40 第２展望台
8:10 8:30 西天狗岳
8:40 9:00 東天狗岳
10:00 11:00 黒百合ヒュッテ
12:30 唐沢鉱泉

登山前に奥蓼科にある御射鹿池を撮影。
唐沢鉱泉を起点に周回。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：調布IC 01:10〜諏訪南IC 03:45
帰り：小淵沢IC 16:00〜調布 19:30

コース状況／危険箇所等

前日の雨により、岩が濡れて滑りやすい。

その他周辺情報

日帰り温泉：唐沢温泉

写真

御射鹿池
凛とした空気の中、緑だけが響いていた。

唐沢鉱泉を出発。

標高を一気に上げる。
久しい登山のためか息切れが激しい。

序盤は茎の森と呼ばれるだけあり、いたるところで茎が生き生きとしている。

第1展望台に出ると、景色が一気に広がる。
ここからは南八ヶ岳らしい急峻で開放的な絶景。
そして梅雨らしくない快晴の青空。

赤岳の存在が際立って目立つ。

約1年ぶりの赤岳遠望。
以前見たときと何一つ変わっていなかった。

幾つかのアップダウンを繰り返し、最後のガレ場を登る。

西天狗岳2,646m
山頂は穏やかな形をしているため、広く休憩するには最適だろう。

東天狗岳へ。
八ヶ岳南北縦走路の通り道になっているためか、重装備の登山者が目立つ。

東天狗岳。
西天狗岳と比べ、狭い岩場となっている。

トイレに行きたいということで黒百合ヒュッテを目指して歩を進める。

とんがった東天狗岳と丸みを帯びた西天狗岳。
北八と南八のいいとこ取りを象徴とするような二つの山。

黒百合ヒュッテ。
カフェ併設の綺麗な山小屋。
働いている人も綺麗なのは必然か。

パンケーキ（ショコラ味）とコーヒーのセットを注文。
受け取る際、「ごゆっくり」と優しい一言をくれる。
窓際で過ごした時間はここでなければ味わうことができないとすぐに感じた。

唯一咲いてたクロユリ。
不気味な色だ。

唐沢鉱泉まではひたすら森の中を下る。
日が昇り、気温も上昇。
もう夏だな。と感じていたら濡れた岩で滑った。

たまたま居合わせた唐沢鉱泉の従業員によると、唐沢鉱泉の源泉は飲めるとのこと。
シュワッとするため、焼酎で割ると美味しいとか。

新緑の唐沢鉱泉で汗を流す。
コインロッカーは返却式の表示があるにもかかわらず、返却式は一つだけでその他は有料という黒ひげもびっくりするシステム。

原村で遅い昼飯を食べ終え、東京へ向けて出発した。
今日の終わりを告げる夕日も真っ赤に染まった。
最高の1日だった。帰りの渋滞がなければ。

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ

感想

y_matsu

南八ヶ岳の急峻な斜面と北八ヶ岳の原生な森の二つの顔を持つ天狗岳。
梅雨の晴れ間。クロユリの開花。茎の世界。
僕たちはその日、いるべき場所にいたことを実感した。