可愛いシレトコスミレ!「知床連山縦走」
コースタイム
羽田7:10〜✈〜8:50女満別空港9:00〜🚌〜9:35網走BT〜(徒歩:ガス購入)〜網走駅10:30〜🚃〜11:14知床斜里14:10〜🚌〜15:10ウトロ温泉15:10〜🚌〜15:26岩尾別・岩尾別YH(宿泊)
【7月23日】
岩尾別YH6:00〜🚖〜登山口6:06→9:26羅臼平→10:30羅臼岳→サシルイ岳→14:30二ツ池キャンプ指定地(幕営)
【7月24日】
二ツ池キャンプ指定地4:30→8:28硫黄岳→12:00湯ノ滝BT→カムイワッカ湯の滝〜🚖〜岩尾別YH(宿泊)
【7月25日】
岩尾別7:50〜(YHの送迎車)〜8:05ウトロ(知床観光船、観光、食事)〜🚌を乗り継ぎ〜女満別空港〜✈〜羽田
天候 | 全日共に晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
船 飛行機
・女満別空港からバスを乗り継ぎ岩尾別YHへ。そこから予約タクシー( 円)で羅臼岳登山口へ 【下山口より】 ・湯の滝BSより、予約タクシー(9000円)で岩尾別へ ・8月に入れば、「カムイワッカ湯の滝⇔ウトロ」のシャトルバス有り 【硫黄岳下山口〜湯の滝 間の通行】 ・斜里町役場に事前申請 ・湯の滝から登る場合は、申請用紙が置いてあり、当日記入できる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山道 ・整備されている。 ・実施日には雪渓あり。硫黄岳手前の雪渓は、歩行慣れしてない場合は 軽アイゼン持参。 ◆キャンプ地 ・指定キャンプ地以外のキャンプ禁止 ・フードボックス:食料、飲み物、ゴミ、使った食器等は必ずこの中に しまう事。 ・食べ物の匂いのしないテント持参。 ・食事の残飯や汁を捨てるのは厳禁。熊を呼ぶことになる。 ・匂いのきつくない食料持参がベスト。 ・調理や食事はテントから離れた所で。 ◆水 ・地図上に記載されている水場は、実施日には全てOK。 ・サシル岳の雪渓、二ツ池キャンプ指定地近くの雪渓の融水もOK。 ・煮沸して使用した。 ◆カムイワッカ湯の滝 ・かかとのあるサンダル持参。裸足では滑る。 ・入口に簡易トイレ有り。 ・現在は、一の滝の少し上までしか入れない(入渓規制ロープが張っ てある) |
その他周辺情報 | ◆ガスの購入 「北欧スポーツ」0152-44-7581 網走BTより徒歩4〜5分 ◆宿泊施設 「岩尾別YH」0152-24-2311 岩尾別BSの近く 現金支払いのみ 素泊り3900円、夕食1500円(特別食2500円)、 朝食 7:00〜、700円(朝食弁当の場合:500円) ◆タクシー 「ウトロ観光タクシー」0152-24-2121 台数が少ないので希望の時間が ある場合は、事前予約の事 ◆「知床観光船オーロラ号」0152-24-2146 硫黄航路(1時間半)@3100円 知床航路(3時間50分)@6500円 |
写真
感想
・当初、チロロ林道からの幌尻岳と知床連山縦走をセットにして計画。飛行機の予約も済ませたが、私の入院手術で全て白紙に戻した。
・幸い、術後の回復も順調。しかし、チロロ林道からの幌尻岳とセットでの山行には、体力的に、まだ自信が持てない。
・そこで、同行者2人にとっては未踏の知床連山のみで再計画。いつも、付き合ってくれるので、今回は、私が付き合うことにした。
・私には学生の時以来の再訪である。覚えているのは、下山してからのカムイワッカ湯の滝。お金が無いので、草鞋を1足買い、友人と片足ずつ分け合って滑りながら登った事。四ノ滝の緑色の滝壺が美しかったけれど、足先しか入れられないほど熱い湯だった。
【7月22日】
・女満別空港ではガスが手に入らない。仕方がないので、網走のスポーツ用品店で購入。バスやJRを乗り継いで、初日は岩尾別YH泊まり。首都圏からだと、さすがに知床は遠い!
・しかし、 ねっとりと肌にまとわりつくような首都圏の暑さとは無縁の、北海道は、からりと乾燥した涼しい別天地!
【7月23日】
・YHで作ってもら朝食用の弁当を食べ、6時予約タクシーで羅臼岳登山口へ。
・しばらく樹林帯のトレイル。途中2か所の水場。良く出ていたが、今の時期ならサシルイ岳の雪渓で給水可能。実際には、二つ池キャンプ場近くの雪渓で給水出来た。あと、1週間ぐらいは大丈夫だろう。
・大沢雪渓あたりから、見事なお花畑。北海道の固有種が次から次と咲き誇り、見とれてしまって歩みが遅くなる。私より若い二人の同行者の意識は、足元の花より、目的地へ飛ぶのだろう。二人に遅れないように私の意識を保持するのに疲れが出てくる。
・羅臼平にはフードロッカーが設置され、食料をその中に保管してザックをデポ。羅臼岳を往復する。
・羅臼岳も、岩稜や礫地を好む高山植物の宝庫。花と雄大な展望を楽しんで下山。いよいよ縦走路へ。
・二ツ池キャンプ指定地までも、天国のようなお花畑!(行った事は無いけれど・・・)
【7月24日】
・今日も晴れ渡った青空。今回の私の目的は「シレトコスミレ」に会う事!
・南岳付近から、目を皿のようにして歩いたが、既に実になってしまった株やかろうじてしおれた花びらを付けた株ばかり。
・でも、ついに、新鮮な花を2輪付けた株に出会えた。清楚で上品な色とたたずまい。決して自己主張する花ではないが、心に沁み込むような姿だ。その後、硫黄岳の基部にかけて、何株か出会えたが、今週辺りで本当におしまいになってしまうだろう。
・硫黄岳の山頂からは、来し方の山々が一望。そして、穏やかな知床山の彼方には、海を隔てて国後のチャチャ岳が見える。
・この日は、カムイワッカの湯の滝で遊び、岩尾別YH泊。
【7月25日】
・岩尾別YHの車でウトロまで送ってもらえる事になり、「硫黄コース:1時間30分」から、「知床コース:3時間50分」に振り替えてもらって、クルージングを楽しんだ。
・船から、知床連山が見渡せた。自分の足で歩いた稜線のスカイラインを目でたどりながら、2日間の行程と景色を反芻した。
・この上ない天候とこの上ない花々に出会えた山行だった。
mizukiさん こんにちは
今年も北海道行くことが出来て、計画とは違うとはいえ何よりでした
そして天気も良くて、日頃の行いの賜物ですね
北海道の花畑は、本州とはまた違ったスケールの大きさを感じます
固有種が豊富ですね
僕も一応行く計画はあるのですが
niiniさん、今晩は。
積極的に山を歩かれていますね。
航空機の予約があるので、遠隔地は週間天気予報を確かめてから出発・・・と、行かない所が困りますね。
今回は、本当にラッキーでした。
シレトコスミレは、ギリギリセーフでした。1週間前位が良かったようですが、これも、ままなりません。
それにしても、外国人が多い! たった一両で走る網走の列車の乗客の6割が外国人! 網走駅で空港行きのバス停についたら、彼らの方が場所をよく把握していて、先に並んでました
あと登りたいのは、幌尻、ウペペサンケ、暑寒別、カムエク。
体力のある内は、まだまだ北海道詣でが続きそうです。
mizuki
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