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Yamareco

記録ID: 916247
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山から富良野岳!大雪山十勝連峰縦走

2016年07月06日(水) 〜 2016年07月09日(土)
 - 拍手
GPS
76:35
距離
68.1km
登り
4,623m
下り
4,941m

コースタイム

1日目
山行
5:35
休憩
0:25
合計
6:00
10:00
100
姿見駅
11:40
11:50
95
旭岳
13:25
13:35
80
北海岳
14:55
15:00
60
白雲岳
16:00
白雲避難小屋
2日目
山行
9:50
休憩
1:30
合計
11:20
4:00
210
白雲避難小屋
7:30
7:55
75
忠別岳
9:10
9:20
70
五色岳
10:30
10:45
205
化雲岳
14:10
14:50
30
トムラウシ
15:20
南沼キャンプ地
3日目
山行
10:30
休憩
1:10
合計
11:40
4:00
80
南沼キャンプ地
5:20
5:20
290
三川台分岐
10:10
10:35
155
双子池キャンプ地周辺
13:10
13:55
105
オプタテシケ
15:40
美瑛富士避難小屋
4日目
山行
10:10
休憩
0:35
合計
10:45
3:50
110
美瑛富士避難小屋
5:40
5:45
155
美瑛岳
8:20
8:40
60
十勝岳
9:40
9:45
145
上ホロカメットク
12:10
12:15
140
富良野岳
14:35
十勝岳温泉登山口
天候 全行程を通して恵まれた晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旭川空港からタクシーで旭岳ロープウェイ乗り場へ(約9000円)
旭岳ロープウェイ(1800円、片道ハイシーズン)
富良野町営バス(500円)
コース状況/
危険箇所等
ロープウェイ姿見駅〜旭岳
しっかりと整備されている道です。上部にいくと火山の砂利が滑るので降りは注意が必要です。

旭岳〜白雲岳避難小屋
火山の道でゆるやかなアップダウンです。途中いくつか雪渓がありますが斜度も緩いので問題ないと思います。白雲岳山頂直下の雪渓だけ斜度があるので注意してください。

白雲避難小屋〜化雲岳を経てトムラウシ岳
〜化雲岳までは緩やかな稜線です。忠別岳と五色岳の間のみアップダウンあります。トムラウシはヒサゴ沼分岐を過ぎると岩がゴロゴロと登場します。本体手前に急登あり。トムラウシ自体も急な昇り降りになります。

南沼キャンプ地〜オプタテシケを越えて美瑛富士避難小屋
三川台までは問題のない道です。そこからツリガネ山までは笹薮が濃い目、オプタテシケまでアップダウンを繰り返します。コスヌマプリ〜双子池キャンプ地までも笹薮で足元が見づらいです。オプタテシケの登りルートは迷ったため不明。美瑛富士避難小屋まではベベツの登り以外はほぼ降りですがガレ場もあるので歩きにくいです。

美瑛避難小屋〜富良野岳を経て十勝温泉
登山道ははっきりしていて問題ありません。十勝岳周辺はガス時ルートミス注意。標識はたくさんあります。十勝岳を越えて富良野岳への道はアップダウンあります。富良野岳〜十勝岳温泉登山口までは問題のない登山道です。
おはようございます!
ロープウェイを降りて憧れの大雪山が目の前に
2016年07月06日 10:06撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 10:06
おはようございます!
ロープウェイを降りて憧れの大雪山が目の前に
今なお煙をあげる力強い旭岳
2016年07月06日 10:22撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 10:22
今なお煙をあげる力強い旭岳
登頂!
ガスも回復傾向で良い感じです
2016年07月06日 11:45撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 11:45
登頂!
ガスも回復傾向で良い感じです
ジムカデ!
見てみたかったんですよ♪( ´▽`)
2016年07月06日 11:56撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/6 11:56
ジムカデ!
見てみたかったんですよ♪( ´▽`)
メアカンキンバイ
花弁の中心部が赤みがかってないのが特徴です
2016年07月06日 12:30撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 12:30
メアカンキンバイ
花弁の中心部が赤みがかってないのが特徴です
大雪山のお鉢平
ホントに広い山なんだなぁ
2016年07月06日 12:50撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/6 12:50
大雪山のお鉢平
ホントに広い山なんだなぁ
イワウメ満開!
足元を見ながら歩くのが楽しい!
2016年07月06日 12:50撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 12:50
イワウメ満開!
足元を見ながら歩くのが楽しい!
エゾタカネスミレ
下の花びらがコマノツメとは大きく違いますね
2016年07月06日 12:56撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 12:56
エゾタカネスミレ
下の花びらがコマノツメとは大きく違いますね
それにしても綺麗だなぁ
前方は北鎮岳だろうか
2016年07月06日 13:34撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 13:34
それにしても綺麗だなぁ
前方は北鎮岳だろうか
あおいちゃんもご機嫌です
2016年07月06日 13:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/6 13:28
あおいちゃんもご機嫌です
エゾオヤマノエンドウ
葉っぱの具合がちょっと違うかもなあ
2016年07月06日 13:58撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 13:58
エゾオヤマノエンドウ
葉っぱの具合がちょっと違うかもなあ
エゾコザクラ
ハクサンコザクラに比べて色味が濃いんです!
2016年07月06日 14:19撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 14:19
エゾコザクラ
ハクサンコザクラに比べて色味が濃いんです!
エゾハクサンイチゲ
これは…違いがよくわからないや笑
2016年07月06日 14:24撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/6 14:24
エゾハクサンイチゲ
これは…違いがよくわからないや笑
白雲岳の平野部とピーク
2016年07月06日 14:47撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 14:47
白雲岳の平野部とピーク
白雲岳から見た旭岳
これぞまさしく北海道ゼブラ!
2016年07月06日 15:00撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
7/6 15:00
白雲岳から見た旭岳
これぞまさしく北海道ゼブラ!
これから歩く稜線
トムラウシやオプタテシケもバッチリ
2016年07月06日 15:00撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/6 15:00
これから歩く稜線
トムラウシやオプタテシケもバッチリ
ミネズオウ
北海道の子は紅が強いので違う花みたい
2016年07月06日 15:13撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
7/6 15:13
ミネズオウ
北海道の子は紅が強いので違う花みたい
エゾツガザクラ
これこれ!これがたくさん咲いてると北海道なイメージ!
2016年07月06日 15:34撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/6 15:34
エゾツガザクラ
これこれ!これがたくさん咲いてると北海道なイメージ!
白雲避難小屋
すでにテントがいくつか張ってあるなぁ
2016年07月06日 15:39撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/6 15:39
白雲避難小屋
すでにテントがいくつか張ってあるなぁ
テントを張ってトムラウシ方面を眺める
明日は長い行程になりそうだε-(´∀`; )
2016年07月06日 18:06撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/6 18:06
テントを張ってトムラウシ方面を眺める
明日は長い行程になりそうだε-(´∀`; )
ジンヨウキスミレ
絶滅危惧種ですが、まぁ大雪山にはいっぱい咲いてるよね笑
2016年07月07日 04:14撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 4:14
ジンヨウキスミレ
絶滅危惧種ですが、まぁ大雪山にはいっぱい咲いてるよね笑
裾野に広がる森が目覚める
美しい光景
2016年07月07日 04:35撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/7 4:35
裾野に広がる森が目覚める
美しい光景
キバナシオガマ!
今回一番お会いしたかった\(//∇//)\
陽光に照らされて美しいです
2016年07月07日 05:03撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
7/7 5:03
キバナシオガマ!
今回一番お会いしたかった\(//∇//)\
陽光に照らされて美しいです
ホソバウルップソウ
まるでラベンダーのようにいっぱい咲いている
2016年07月07日 05:03撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
7/7 5:03
ホソバウルップソウ
まるでラベンダーのようにいっぱい咲いている
チングルマ
何となく花が大きい気がする〜
2016年07月07日 05:13撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 5:13
チングルマ
何となく花が大きい気がする〜
イソツツジ
純白のブーケみたいで可愛い
2016年07月07日 05:25撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 5:25
イソツツジ
純白のブーケみたいで可愛い
イワヒゲ
ホント種類豊富な稜線です
2016年07月07日 05:37撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 5:37
イワヒゲ
ホント種類豊富な稜線です
コマクサ
これは7月半ば以降が見頃っぽい
2016年07月07日 05:59撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 5:59
コマクサ
これは7月半ば以降が見頃っぽい
振り向いて大雪山
あー、何でこんなに綺麗なんだぁ
2016年07月07日 06:31撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 6:31
振り向いて大雪山
あー、何でこんなに綺麗なんだぁ
忠別岳ももうすぐです
2016年07月07日 06:39撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 6:39
忠別岳ももうすぐです
忠別!
化雲岳の山肌が超綺麗\(//∇//)\
2016年07月07日 07:35撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 7:35
忠別!
化雲岳の山肌が超綺麗\(//∇//)\
エゾイチゲ
ヒメイチゲをグレードアップさせたような感じです
さしずめ女王イチゲかな
2016年07月07日 08:13撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/7 8:13
エゾイチゲ
ヒメイチゲをグレードアップさせたような感じです
さしずめ女王イチゲかな
化雲岳へ
気持ち良い木道を歩く
2016年07月07日 10:05撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 10:05
化雲岳へ
気持ち良い木道を歩く
ホソバウルップとエゾコザクラの共演
2016年07月07日 10:10撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 10:10
ホソバウルップとエゾコザクラの共演
化雲岳!
ここからの景色もいいねぇ
2016年07月07日 10:36撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 10:36
化雲岳!
ここからの景色もいいねぇ
本当に残雪模様が綺麗でたまらない
2016年07月07日 10:38撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/7 10:38
本当に残雪模様が綺麗でたまらない
トムラウシ方面
今までなかった巨石がゴロゴロし始めた
2016年07月07日 11:11撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 11:11
トムラウシ方面
今までなかった巨石がゴロゴロし始めた
この辺りはもう少し時期が進めばシコタンソウとか咲きそうだなぁ
2016年07月07日 11:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/7 11:32
この辺りはもう少し時期が進めばシコタンソウとか咲きそうだなぁ
ヒサゴ沼
降りると体力的に厳しいから見るだけ笑
2016年07月07日 11:42撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 11:42
ヒサゴ沼
降りると体力的に厳しいから見るだけ笑
クモマナズナかな?
北海道に咲くのかな?
2016年07月07日 13:10撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 13:10
クモマナズナかな?
北海道に咲くのかな?
北沼とトムラウシ
あとちょっと!
2016年07月07日 13:35撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/7 13:35
北沼とトムラウシ
あとちょっと!
トムラウシ登頂!
つ、疲れた・・・
2016年07月07日 14:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/7 14:57
トムラウシ登頂!
つ、疲れた・・・
旭岳からここまで、、、よく歩いたなぁ
2016年07月07日 14:47撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/7 14:47
旭岳からここまで、、、よく歩いたなぁ
これから歩く十勝連峰
まだまだ歩くんだなぁ(;'∀')
2016年07月07日 14:45撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/7 14:45
これから歩く十勝連峰
まだまだ歩くんだなぁ(;'∀')
翌朝!
オプタテシケ山の存在感がはんぱないっす
2016年07月08日 04:57撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
7/8 4:57
翌朝!
オプタテシケ山の存在感がはんぱないっす
チシマフウロが咲いてた
色身も薄いからトカチフウロかもしれません
2016年07月08日 05:31撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/8 5:31
チシマフウロが咲いてた
色身も薄いからトカチフウロかもしれません
今日のハイライトは間違いなくオプタテシケ山
そこにつながる稜線もいい味だしてるぅ〜
2016年07月08日 05:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
7/8 5:32
今日のハイライトは間違いなくオプタテシケ山
そこにつながる稜線もいい味だしてるぅ〜
ここは大雪十勝で一番人が通らない部分だと思います
笹薮はこんな感じです
2016年07月08日 05:42撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/8 5:42
ここは大雪十勝で一番人が通らない部分だと思います
笹薮はこんな感じです
満開イソツツジ!
お花に元気をもらって頑張ります
2016年07月08日 06:31撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
7/8 6:31
満開イソツツジ!
お花に元気をもらって頑張ります
振り返るとトムラウシも少し遠くなってきました
2016年07月08日 08:36撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/8 8:36
振り返るとトムラウシも少し遠くなってきました
道を間違えて、おそらくこんな感じに登りました
2016年07月08日 09:08撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/8 9:08
道を間違えて、おそらくこんな感じに登りました
オプタテシケ!
目の前にするとその大きさに驚きます
2016年07月08日 09:08撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
7/8 9:08
オプタテシケ!
目の前にするとその大きさに驚きます
圧巻の眺め
2016年07月08日 10:34撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/8 10:34
圧巻の眺め
山頂!
いやぁ・・・疲れた(;´・ω・)
2016年07月08日 13:59撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/8 13:59
山頂!
いやぁ・・・疲れた(;´・ω・)
赤みがかってるイワウメ
2016年07月08日 15:09撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/8 15:09
赤みがかってるイワウメ
美瑛富士の避難小屋
あとちょっと!
2016年07月08日 15:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/8 15:32
美瑛富士の避難小屋
あとちょっと!
綺麗な夕日
つらかった三日目も無事にクリアすることができました
2016年07月08日 19:11撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/8 19:11
綺麗な夕日
つらかった三日目も無事にクリアすることができました
いよいよ最終日!
美瑛岳からです
2016年07月09日 05:44撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 5:44
いよいよ最終日!
美瑛岳からです
十勝岳かっこよすぎぃ!
今日はあそこを越えて富良野岳だぁ
2016年07月09日 05:45撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
7/9 5:45
十勝岳かっこよすぎぃ!
今日はあそこを越えて富良野岳だぁ
振り向くと歩いてきた道が・・・
ほんとによく歩いたんだなぁ
2016年07月09日 05:45撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 5:45
振り向くと歩いてきた道が・・・
ほんとによく歩いたんだなぁ
すっかり山の雰囲気がかわって火山の岩山になりました
2016年07月09日 06:24撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 6:24
すっかり山の雰囲気がかわって火山の岩山になりました
十勝岳手前の鋸岳
山頂は岩でかっこいいなぁ
2016年07月09日 07:29撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 7:29
十勝岳手前の鋸岳
山頂は岩でかっこいいなぁ
砂と雪
ちょっと寂しいな
2016年07月09日 08:00撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 8:00
砂と雪
ちょっと寂しいな
十勝岳
さすが百名山の人の多さ
2016年07月09日 08:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/9 8:32
十勝岳
さすが百名山の人の多さ
十勝岳を越えると富良野岳も見えます
あそこがゴールだ!
2016年07月09日 08:51撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 8:51
十勝岳を越えると富良野岳も見えます
あそこがゴールだ!
上ホロカメットク
この山かっこいいな
2016年07月09日 09:24撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 9:24
上ホロカメットク
この山かっこいいな
エゾコザクラから力をもらってがんばって登ります
2016年07月09日 10:40撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/9 10:40
エゾコザクラから力をもらってがんばって登ります
そして目の前には富良野岳
とうとう富良野岳だけになりました
2016年07月09日 10:54撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 10:54
そして目の前には富良野岳
とうとう富良野岳だけになりました
ウコンウツギ
これはツクバネウツギじゃない!
2016年07月09日 11:05撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/9 11:05
ウコンウツギ
これはツクバネウツギじゃない!
富良野岳!
とうとうここまで来ました
2016年07月09日 12:21撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 12:21
富良野岳!
とうとうここまで来ました
感慨深いなぁ
2016年07月09日 12:13撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/9 12:13
感慨深いなぁ
キバナシャクナゲ
道中ずっと応援してくれた花
2016年07月09日 12:38撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 12:38
キバナシャクナゲ
道中ずっと応援してくれた花
エゾハクサンイチゲの斜面
2016年07月09日 12:39撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/9 12:39
エゾハクサンイチゲの斜面
あそこがゴールの十勝岳温泉
正直足はボロボロです(;´・ω・)
2016年07月09日 13:21撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7/9 13:21
あそこがゴールの十勝岳温泉
正直足はボロボロです(;´・ω・)
ゴール!
お疲れさま自分
2016年07月09日 14:39撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
7/9 14:39
ゴール!
お疲れさま自分

感想

憧れの北海道!大雪山から十勝連峰の富良野岳までをつなぐ大縦走

今回は手記を書きながら歩いたので手記から感想を記載します
おじさんの恥ずかしい独り言ですが・・・

一日目
飛行機、タクシー、ロープウェイと乗り継いで、大雪山旭岳たどり着いたとき、僕はたまらなく嬉しかった。
憧れていた北海道の山々を歩くことができる。嬉しさで高ぶった気持ちの前では縦走用ザックの重さなど関係なかった。
姿見駅を出発するとさっそく、エゾコザクラやエゾツガザクラが咲いている。君たちに会いたくてここまで来たよと思いながら歩く。
旭岳は今なお煙を噴出している火の山だ。その力強さを自分の中にも取り込むように一歩一歩しっかり踏みしめて歩いた。
旭岳の山頂について少しすると雲が晴れてきて、大雪山の全貌が現れた。大きい、なんて大きい山なんだろう。いくつもの頂が目の前にあった。
その頂を渡り歩いて北海岳、白雲岳と進んでいく。白雲岳から見た旭岳の残雪模様はとても美しかった。白雲岳避難小屋のテント場は雪のため狭く、今回持ってきた非自立の軽量テントは張りづらかった。混んでいる事を予想していたので、タクシーで少しでも早く来て正解だったのかなと思いながら一日目を終えた。

二日目
避難小屋から忠別岳までの道はなだらかで、広々としている。先には忠別岳、五色岳〜化雲岳、その奥にはトムラウシがあった。
このなだらかな稜線はお花もたくさん咲いていて、今回一番会いたかったキバナシオガマやコマクサ、ホソバウルップソウがたくさん咲いていた。お花に目移りしてしまいつい足が止まってしまうが、今日の宿泊地であるトムラウシの南沼キャンプ地はずっと先だ。
花を楽しみながら、それでも気合を入れて歩き続ける。忠別岳に着き、そこから見た五色岳〜化雲岳の稜線は素晴らしかった。土肌と残雪と緑が生み出すトリコロール、その奥にそびえるトムラウシ。近づいてますます分かるトムラウシの登りを意識した場所だった。
ヒサゴ沼の分岐から本格的にトムラウシの登りに差し掛かる。ここまでの行動時間は7時間、疲れも感じている。トムラウシのガレ場に苦労しながら登った。手前の急登は特につらかった。
トムラウシに登りきって見えた景色はちょうど半分の景色だった。来た道に目をやれば悠然とそこにある大雪山やそれに続くなだらかな稜線。
行く道にはオプタテシケを筆頭に巨大な山が立ち並んでいた。
ここまで来たのだ。そしてこれからなのだ。

三日目
化雲岳やトムラウシから見た巨大な山、オプタテシケ。今日はこの山を越えるのだ。その手前にはいくつかの峰が並んでおりアップダウンがある。さらには今回のコースで一番山深いエリアになるので笹が繁茂している。足元が悪いので、木の根や石に気をつけながら進んでいく。
一つづつピークを越えるたびにより大きくなるオプタテシケ。最後になるコスマヌプリを越えたとき、その巨大で端麗な山容に息をのんだ。
後ろの山は見えない。僕の目の前にはオプタテシケしかない。
双子池キャンプ地周辺の雪渓で道を失ってしまった。一つ赤テープがあるのだが、続く先が見当たらない。雪渓の上部で人工的な光を見つけたので雪渓を登る。それは古びた銀マットで正しいルートを指し示すものではなかった。
しかし斜度のある雪渓を降りることに恐怖を感じた。山深い道中ということもある。雪渓から藪を漕ぎ、ガレ場に移る。ガレ場に出てしまえば登山道を外れていてもピークを目指せるだろう。ガレ場と藪を渡り歩いてオプタテシケの前峰に辿り着いたのは、コースタイムより一時間も後だった。
山頂で休憩をしているとき、美瑛方面から登ってきた方からビールを一口いただいた。とても美味い。ビールと、優しさが染み渡った。
その方とは美瑛富士の避難小屋でも一緒で、山の話をしたり、一緒に夕日を眺めた。山の厳しさや、人の優しさを強く感じた三日目となった。

四日目
この日は美瑛岳〜富良野岳まで歩く最終日。昨日お世話になった方々にお礼を言って美瑛岳に向かう。ここからの十勝岳はとても美しかった。また歩いてきた大雪山やトムラウシも見える。おそらくこの先に進めば、この美瑛岳が壁となってこの景色は見えなくなるだろう。
十勝岳を目指していると、すれ違った人に「最終日ですか?お疲れ様」と声をかけられた。最終日という言葉が妙に胸に残る。そうなのだ、今日で終わってしまう。素晴らしい道を歩いた日々が終わってしまうのだ。
十勝岳には多くの人がいた。比較的登りやすそうな百名山、さすがの名山だ。
上ホロカメットク、三峰山と歩いてとうとう富良野岳を前にした。
もう富良野岳しか僕の前にはない。
分岐に縦走ザックをデポして、アタックザックで軽快に登る。エゾハクサンイチゲとエゾコザクラが僕を歓迎してくれているようだった。
そして富良野岳の頂上に立つ。ここが最後のピークだ。
来た道を振り返る。十勝岳までの稜線、その先の稜線は見えないが、遠くに大雪山が見えた。あそこから、ずっと、ここまで。
歩いてきたという自信と達成感が押し寄せる。さあ、後は降る道だ。
いよいよ足も痛く、ゆっくりのペースで降る。14時半を過ぎてようやく下山。この縦走を僕は歩ききったのだ。

素晴らしい景色があった。美しい花が咲いていた。暖かい人との出会いがあった。間違いなく、僕は幸せだった。

最後までこんな恥ずかしい日記を読んでいただき、ありがとうございます

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コメント

9月に縦走計画中です
初めまして。貴重なデータと手記に感銘を受けました。おひとりで行かれたのですか?来月7日から二人で同じコースを予定してます。初日はやはり白雲避難小屋泊のほうがいいようですね、タクシー代9千円の価値はありそうですね。ひとつ教えてください、ちなみにザックの重さは出発時は何キロでしたか? 
2016/8/30 5:07
Re: 9月に縦走計画中です
そう言っていただくと嬉しいです!ありがとうございます(*'ω'*)
そうですね、朝早くスタートできないのであれば白雲避難小屋が有力だと思います。僕はスタート時23kg程度でした。もともと4泊5日で歩く予定だったのでちょっと重めですかね(;'∀')
9月に登られるということなので水の確保が気になります。場所によっては水が枯れているかもしれないのでヒサゴ沼やトムラの北沼あたりでは補給が必要になるかもしれないですね。
美瑛富士避難小屋は水は確保できないと思います。7月半ばで地図に載っている水場は枯れており、雪渓の融雪水を使いました。
とても素晴らしい縦走路だと思います。oni2kaさんの山行が素敵なものになりますようお祈りします(^O^)
2016/8/31 21:31
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