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Yamareco

記録ID: 917914
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ハイキング
関東

白砂山と八間山😀ノゾリキスゲ咲く群馬百名山を登る。

2016年07月18日(月) [日帰り]
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その他1人
GPS
--:--
距離
17.0km
登り
1,222m
下り
1,218m

コースタイム

日帰り
山行
11:37
休憩
0:23
合計
12:00
6:00
70
スタート地点
7:10
7:20
130
9:30
9:30
10
9:40
9:40
15
9:55
9:55
17
10:12
10:12
45
10:57
11:10
410
18:00
ゴール地点
体調不良のため、白砂山山頂以降は時間を記録していません。あくまで参考としてご覧ください。情けない話ですが、白砂山登頂後間もなく両脚交互に痙攣を起こし、下山完了までに沢山の時間を要しました。山で体調を崩せばこんなタイムになりますよ。とご理解頂ければ幸いです。

天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野反湖休憩所に第1・第2駐車場があります。
前橋から同駐車場まで、約2時間を要しました。最寄の高速ICは、渋川伊香保ICで、所要時間約1時間30分を見込みます。

コース状況/
危険箇所等
梅雨時のため、多少のぬかるみが気になりました。登っても登って現れるピークに、心が折れそうになります。体力に自信がない人は、白砂山まで登るには慎重な判断が必要になると思います。
その他周辺情報 道中に日帰り温泉が多数あります。又、草津温泉が近いので、ここに宿をとり前泊や後泊すれば、無理のない登山とすることができるのでお勧めです。
駐車場から野反湖とノゾリキスゲ(学名ニッコウキスゲ以下同じ。)が眺望できます。
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駐車場から野反湖とノゾリキスゲ(学名ニッコウキスゲ以下同じ。)が眺望できます。
出発からしばらく単調な車道を歩きます。ただ、道の端には様々な花が咲いていて飽きることなく歩が進みました。
ハクサンフウロ(白山風露)


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出発からしばらく単調な車道を歩きます。ただ、道の端には様々な花が咲いていて飽きることなく歩が進みました。
ハクサンフウロ(白山風露)


ウスユキソウ(薄雪草)谷川岳で出会ったホソバヒナウスユキソウの弟のような雰囲気でした。
ウスユキソウ(薄雪草)谷川岳で出会ったホソバヒナウスユキソウの弟のような雰囲気でした。
指名手配1
氏名経歴不肖のため、情報提供お願いします。
指名手配1
氏名経歴不肖のため、情報提供お願いします。
指名手配2
氏名経歴不肖のため、情報提供お願いします。
2
指名手配2
氏名経歴不肖のため、情報提供お願いします。
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
指名手配3
氏名経歴不肖のため、情報提供お願いします。
2
指名手配3
氏名経歴不肖のため、情報提供お願いします。
アカモノ(赤物)の実
アカモノは可憐な花です。
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アカモノ(赤物)の実
アカモノは可憐な花です。
ハンノキ沢を渡ります。ここから先急登続きです。気温も上昇する予報です。さあ!ルビコン川を渡ってしまったぞ!もう引き返せない‼
ハンノキ沢を渡ります。ここから先急登続きです。気温も上昇する予報です。さあ!ルビコン川を渡ってしまったぞ!もう引き返せない‼
サルノコシカケの一瞬ですかね?
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サルノコシカケの一瞬ですかね?
ここにもキノコが生えていました。
ここにもキノコが生えていました。
イワオトギリ(岩弟切)その緑と黄色のコントラストが心に和みます。
イワオトギリ(岩弟切)その緑と黄色のコントラストが心に和みます。
指名手配4
氏名経歴不肖のため、情報提供お願いします。
指名手配4
氏名経歴不肖のため、情報提供お願いします。
熊笹の間を登ります。
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熊笹の間を登ります。
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)が沢山はえています。開花の時期は素晴らしい写真が撮れそうです。
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ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)が沢山はえています。開花の時期は素晴らしい写真が撮れそうです。
クルマユリ(車百合)
尾瀬でオニユリとコオニユリの違いに閉口したばかりなのに、もう一花増えました。コオニユリより更に小ぶりな印象です。
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クルマユリ(車百合)
尾瀬でオニユリとコオニユリの違いに閉口したばかりなのに、もう一花増えました。コオニユリより更に小ぶりな印象です。
急登です。暑いです。長い道のりです。
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急登です。暑いです。長い道のりです。
ゴゼンタチバナ(御前橘)谷川岳で見かけるゴゼンタチバナに比べると小ぶりです。
ゴゼンタチバナ(御前橘)谷川岳で見かけるゴゼンタチバナに比べると小ぶりです。
人が下ってきます。行き合う人に笑顔がありません。それほどキツイ山なんですね。
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人が下ってきます。行き合う人に笑顔がありません。それほどキツイ山なんですね。
ノゾリキスゲが疲れた心身を癒してくれました。
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ノゾリキスゲが疲れた心身を癒してくれました。
美しい花々の先に目指す山頂があります。
美しい花々の先に目指す山頂があります。
自信がありませんが、ウツボグサ(靫草)ですかね?
自信がありませんが、ウツボグサ(靫草)ですかね?
白砂山頂上ですが、生憎ガスッて視界不良。本来ならば苗場山、岩菅山、白根山、赤城山、榛名山、上州武尊山、谷川連峰の眺望の素晴らしさが売りの山なのに残念です。
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白砂山頂上ですが、生憎ガスッて視界不良。本来ならば苗場山、岩菅山、白根山、赤城山、榛名山、上州武尊山、谷川連峰の眺望の素晴らしさが売りの山なのに残念です。
ノゾリキスゲの先が白砂山頂上です。よく行って来たなーと自分に言っていました
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ノゾリキスゲの先が白砂山頂上です。よく行って来たなーと自分に言っていました
ドウダンツツジ(灯台躑躅)です。
ドウダンツツジ(灯台躑躅)です。
ギンリョウソウ(銀竜草)所によっては黒ずみ溶けかかっていました。
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ギンリョウソウ(銀竜草)所によっては黒ずみ溶けかかっていました。
最後のピーク八間山。白砂山からここまで4時間以上を要しました。ヘロヘロです。下山は更に困難を極めました。
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最後のピーク八間山。白砂山からここまで4時間以上を要しました。ヘロヘロです。下山は更に困難を極めました。
撮影機器:

感想

7/14・15尾瀬長蔵小屋に宿泊し、主に大江湿原周辺のニッコウキスゲを愛で、そこで思いがけない人(女神)との出会いもあり、満足感に浸りながら自宅に戻ったのは7/16の夕方近くでした。(前記尾瀬の記録は、ヤマレコ「尾瀬を満喫😊ニッコウキスゲ咲く湿原に、2人の女神降臨」をご確認ください。)翌7/17はヤマレコアップのために費やし、アップ後ボンヤリ過ごしていると、尾瀬で出会った女神から「ヤマレコ見ましたよ。」なんてメールが届き、心は益々満たされました。が、身体には心地の良い疲労感がないのです。これまで過去2年は、同じ尾瀬行きでも燧ヶ岳登山も行ってきたため、心身の充実感と共に、夏山から秋山登山の訓練にもなっていましたが、今回の尾瀬はよく整備された木道を歩いただけでしたので、無理もありません。そんなわけで、連休最終日の7/18適当な登山のできる場所をヤマレコの山行記録で調べたところ、ノゾリキスゲ咲く野反湖から登る、白砂山にすることとしました。
白砂山は2000m級の山でありますが、私はかってこの山の前衛である八間山に登った経験があり、八間山登山の際はそれほど困難感がなかった記憶でしたので、タカを括った計画を立ててしまいました。これが後ほど大きなツケとなって返ってくるとは、この時点では想像さえしませんでした。
今回の計画ルートは 野反湖休憩所➡地蔵峠➡堂岩山➡白砂山➡堂岩山➡八間山➡野反湖休憩所を約7時間で下山するものでした。
想定外1 妻の体調不良
妻が地蔵峠付近で、力がが出ない旨の申し出をしてきた。
想定外2 飲料水不足
妻に先に白砂山に登り堂岩山に戻るので、堂岩山で待つように言い、出発した。飲料水は妻のバッグに入っていたため、持っていくよう呼び止められたが、進行先に水場があること、堂岩山➡白砂山間はそれほどの距離はないとかってに思い込み、500mlしかない飲料水で済まそうとした。
想定外3 夏山の暑さは半端でない。
標高2000mでも気温は高い。
想定外4 下山に時間がかかり過ぎたため、妻は、私が別ルートを取って下山したと判断したこと。携帯電話は圏外であり連絡の手段がないこと。
想定外が起こした悲運
暑いところに飲料水不足のため、完全に熱中症に罹ってしました。結果両脚交互に襲う痙攣に歩行がままなりませんでした。大袈裟では決してありませんが、一歩が前に出ません。「世界の果てまでイッテQ」の宮川大輔の牛乳祭りを知ってますか?牛乳飲み過ぎで吐いた後、走りたくても次の一歩が出ない状態です。まったく同じ状態でした。命拾いをしたのは、道端でダウンしていたところ、通りがかりの紳士が水を分けてくれたことです。感謝です‼
やっとの思いで八間山にたどり着きましたが、一度罹った熱中症は簡単には快復しません。同山下山中耐えきれず少し日陰で眠りました。目覚め後奮起し歩き、やっと明かりが見えた。ゴール近しと内心喜んだのも束の間、なんとそこは先ほど後にした八間山頂上ではありませんか。完全に方向を過つていました。遭難はこんなふうにして起こるのだとゾツとしました。その後何とか登山口まで辿り着き大事には至りませんでしたが、夏山の恐怖を実体験しました。
皆さん登山に際しては、寝不足、飲料水不足にくれぐれもご用心を‼

ネガチィブな情報を長々書きましたが、ノゾリキスゲ、シラネアオイ、コマクサの咲く良い山です。しっかり計画を立てチャレンジしてみてください。




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