白砂山と八間山😀ノゾリキスゲ咲く群馬百名山を登る。
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,222m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
- 山行
- 11:37
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 12:00
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前橋から同駐車場まで、約2時間を要しました。最寄の高速ICは、渋川伊香保ICで、所要時間約1時間30分を見込みます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
梅雨時のため、多少のぬかるみが気になりました。登っても登って現れるピークに、心が折れそうになります。体力に自信がない人は、白砂山まで登るには慎重な判断が必要になると思います。 |
その他周辺情報 | 道中に日帰り温泉が多数あります。又、草津温泉が近いので、ここに宿をとり前泊や後泊すれば、無理のない登山とすることができるのでお勧めです。 |
写真
感想
7/14・15尾瀬長蔵小屋に宿泊し、主に大江湿原周辺のニッコウキスゲを愛で、そこで思いがけない人(女神)との出会いもあり、満足感に浸りながら自宅に戻ったのは7/16の夕方近くでした。(前記尾瀬の記録は、ヤマレコ「尾瀬を満喫😊ニッコウキスゲ咲く湿原に、2人の女神降臨」をご確認ください。)翌7/17はヤマレコアップのために費やし、アップ後ボンヤリ過ごしていると、尾瀬で出会った女神から「ヤマレコ見ましたよ。」なんてメールが届き、心は益々満たされました。が、身体には心地の良い疲労感がないのです。これまで過去2年は、同じ尾瀬行きでも燧ヶ岳登山も行ってきたため、心身の充実感と共に、夏山から秋山登山の訓練にもなっていましたが、今回の尾瀬はよく整備された木道を歩いただけでしたので、無理もありません。そんなわけで、連休最終日の7/18適当な登山のできる場所をヤマレコの山行記録で調べたところ、ノゾリキスゲ咲く野反湖から登る、白砂山にすることとしました。
白砂山は2000m級の山でありますが、私はかってこの山の前衛である八間山に登った経験があり、八間山登山の際はそれほど困難感がなかった記憶でしたので、タカを括った計画を立ててしまいました。これが後ほど大きなツケとなって返ってくるとは、この時点では想像さえしませんでした。
今回の計画ルートは 野反湖休憩所➡地蔵峠➡堂岩山➡白砂山➡堂岩山➡八間山➡野反湖休憩所を約7時間で下山するものでした。
想定外1 妻の体調不良
妻が地蔵峠付近で、力がが出ない旨の申し出をしてきた。
想定外2 飲料水不足
妻に先に白砂山に登り堂岩山に戻るので、堂岩山で待つように言い、出発した。飲料水は妻のバッグに入っていたため、持っていくよう呼び止められたが、進行先に水場があること、堂岩山➡白砂山間はそれほどの距離はないとかってに思い込み、500mlしかない飲料水で済まそうとした。
想定外3 夏山の暑さは半端でない。
標高2000mでも気温は高い。
想定外4 下山に時間がかかり過ぎたため、妻は、私が別ルートを取って下山したと判断したこと。携帯電話は圏外であり連絡の手段がないこと。
想定外が起こした悲運
暑いところに飲料水不足のため、完全に熱中症に罹ってしました。結果両脚交互に襲う痙攣に歩行がままなりませんでした。大袈裟では決してありませんが、一歩が前に出ません。「世界の果てまでイッテQ」の宮川大輔の牛乳祭りを知ってますか?牛乳飲み過ぎで吐いた後、走りたくても次の一歩が出ない状態です。まったく同じ状態でした。命拾いをしたのは、道端でダウンしていたところ、通りがかりの紳士が水を分けてくれたことです。感謝です‼
やっとの思いで八間山にたどり着きましたが、一度罹った熱中症は簡単には快復しません。同山下山中耐えきれず少し日陰で眠りました。目覚め後奮起し歩き、やっと明かりが見えた。ゴール近しと内心喜んだのも束の間、なんとそこは先ほど後にした八間山頂上ではありませんか。完全に方向を過つていました。遭難はこんなふうにして起こるのだとゾツとしました。その後何とか登山口まで辿り着き大事には至りませんでしたが、夏山の恐怖を実体験しました。
皆さん登山に際しては、寝不足、飲料水不足にくれぐれもご用心を‼
ネガチィブな情報を長々書きましたが、ノゾリキスゲ、シラネアオイ、コマクサの咲く良い山です。しっかり計画を立てチャレンジしてみてください。
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